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198.様子が変なスノーラ達
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それからも、何回か攻撃が部屋に入って来ちゃって、僕達の結界の中にも攻撃が入って来ちゃったけど。でもみんなで頑張って黒い物の攻撃を消して、僕達は時々お茶を飲んで。
それからちょっとだけクッキーも食べました。僕達だけじゃないよ。ローレンスさん達やユイゴさん達も、見張りはちゃんとしないといけにからね。順番にクッキーやお煎餅、小さいケーキみたいな物を食べたり。食べた後は、飴を舐めながら元の場所に戻って。疲れている時は甘い物が1番。それにお腹が空いてたら力が出ないもんね。
もちろんスノーラ達も食べに来ました。食べに来た? うん食べに来たよ。その時はバディーとユイゴさん達が外に出て戦ってくれて。でもスノーラ達は食べながらも、時々攻撃をしていました。
えとね、ユイゴさんや他のハイエルフさん達が、ぽんぽんお菓子を投げて。それをパクッ!と空中でキャッチするスノーラ達。それでモグモグしながらディアブナス達を攻撃したの。コレイションが馬鹿にしているのかって、怒っている声が聞こえました。
別に馬鹿にしてないよ、みんな真剣に戦ってるんだから。でもスノーラ達がみんな止まっちゃったら、すぐにそっちが攻めてくるんだから、そうなっちゃったんだよ。静かに待っててくれるの? 絶対違うでしょう?
そしてそんな攻撃をしていた僕達。スノーラ達が急にお部屋に戻って来ました。今の段階でコレイション以外ここにいる黒ローブは、全員完璧にやっつけたよ。ご飯を食べたスノーラ達が復活して、ささっと倒しちゃったんだ。でも…。
「しゅのー、どちたの?」
『レン、ルリ、アイス』
戻ってきて、すぐに僕達の結界の中に入ってくるスノーラ。そして僕達の事を抱きしめて、にっこり笑ったんだ。スノーラの次はドラゴンお父さんが入ってきて、ドラちゃんの頭をなでなで。僕達の頭もぐいぐい撫でてくれたよ。
スノーラもドラゴンお父さんもどうしたの? 何か様子が変。僕はもう1度スノーラに聞いてみました。
「しゅのー、どちたの?」
『そろそろ限界のようだ。だが兄達があれを終わらせるまで、絶対にお前達は守る。あれが成功すれば…。その後はディアブナスを封じるだけだ』
そう言ったんだ。それからもう1回僕達を抱きしめた後、結果理から出て行こうとして。僕は慌ててスノーラを止めます。それで急いで魔力を引きだしてってお願いしました。スノーラはすぐに外に出でないとって言ったけど。だからだよ。だから早く魔力を引きだして!
僕はスノーラの足にギュッと抱きついて、スノーラを行かせないようにします。それを見ていたドラゴンお父さんが、スノーラに早く魔力を引きだしてやれって言ってくれて。
『早くしろ。そんなに時間がない。レン達の結界を張り直さなければ』
『…分かった』
スノーラは困った、でも何だ?って顔をしながら、すぐに僕の魔力を引きだしてくれました。やった事ないし、できるかも分からないけど、僕はスノーラとドラゴンお父さんの手を握ります。そして、今引き出してもらった魔力がスノーラ達に流れるように。
「ひーりゅ!!」
大きな声でそう言いました。何か嫌な予感がする。そう、スノーラ達は僕達にハッキリ言わなかったけど。スノーラ達の様子や、バディーやユイゴさん達の様子を見たら。
きっともう結界がもたないんでしょう? ずっと僕達を守ってくれていた結界。何回もスノーラ達が張ってくれた結界。でも少し前から破られる事が多くなった結界。
その結界が破られるんだね。これからはこのお部屋の中は、激しい戦いになるはず。さっきまでのお外と一緒。僕達の結界は破られないように、張り直してくれるみたいだけど、いつまで持つか分からないんでしょう?
でもスノーラ達は、まだまだ諦めていません。今この部屋に居ない、何処かへ行ったお兄ちゃん達とケビンさん、それからバディーの仲間達のこと。スノーラ今言ったよね、兄達があれを終わらせるまでって。
きっとお兄ちゃん達は、ディアブナスを止めるための、何か大切なお仕事に外に行ったんだ。それが何かは分からないけど、とっても大切な事のはず。それでそれが終わるまで、スノーラ達はディアブナスを止めて。
じゃあ、その後は? 封じるだけだって。それをするにも、力をいっぱい使うはず。
ずっと戦っているスノーラ達。よく見れば洋服がボロボロに、魔獣姿の時も、身体中が傷だらけだったの、僕ちゃんと分かってるからね。
スノーラもドラゴンお父さんもヒールは使えるけど、自分には使えない。お互いにやろうと思っても、戦っている最中にヒールなんてできるわけなくて。それにヒールに力を使うなら、全部戦いに使った方が良いよ。
じゃあ今ヒールができるのは? それは僕です。ユイゴさん達は…分かんない。ただ、僕はヒールだけはできるからね。ここで僕がヒールをやらないで誰がやるの。
だから僕はスノーラに魔力を引きだしてって言ったんだ。それからできるか分かんないけどって言ったのは、怪我を治すと同時に、体力とか魔力とかも回復しないかな?って。
僕は怪我を治すイメージと、体力と魔力が回復するイメージも魔力に乗せて、スノーラ達に流しました。
それでねイメージしてたからね、目を瞑っていたんだど。ルリの綺麗って声が聞こえて、僕はフッと目を開けました。
「ありぇ?」
僕も思わず声を出しちゃいました。今まで数回しかヒールをやってないけど、またヒールが違うような? 顔を上げてよく見る僕。そうしたらビックリしているスノーラ達と、やっぱりビックリしているローレンスさん達とバディー、ユイゴさん達がいて。みんな、外見てなくて大丈夫?
それからちょっとだけクッキーも食べました。僕達だけじゃないよ。ローレンスさん達やユイゴさん達も、見張りはちゃんとしないといけにからね。順番にクッキーやお煎餅、小さいケーキみたいな物を食べたり。食べた後は、飴を舐めながら元の場所に戻って。疲れている時は甘い物が1番。それにお腹が空いてたら力が出ないもんね。
もちろんスノーラ達も食べに来ました。食べに来た? うん食べに来たよ。その時はバディーとユイゴさん達が外に出て戦ってくれて。でもスノーラ達は食べながらも、時々攻撃をしていました。
えとね、ユイゴさんや他のハイエルフさん達が、ぽんぽんお菓子を投げて。それをパクッ!と空中でキャッチするスノーラ達。それでモグモグしながらディアブナス達を攻撃したの。コレイションが馬鹿にしているのかって、怒っている声が聞こえました。
別に馬鹿にしてないよ、みんな真剣に戦ってるんだから。でもスノーラ達がみんな止まっちゃったら、すぐにそっちが攻めてくるんだから、そうなっちゃったんだよ。静かに待っててくれるの? 絶対違うでしょう?
そしてそんな攻撃をしていた僕達。スノーラ達が急にお部屋に戻って来ました。今の段階でコレイション以外ここにいる黒ローブは、全員完璧にやっつけたよ。ご飯を食べたスノーラ達が復活して、ささっと倒しちゃったんだ。でも…。
「しゅのー、どちたの?」
『レン、ルリ、アイス』
戻ってきて、すぐに僕達の結界の中に入ってくるスノーラ。そして僕達の事を抱きしめて、にっこり笑ったんだ。スノーラの次はドラゴンお父さんが入ってきて、ドラちゃんの頭をなでなで。僕達の頭もぐいぐい撫でてくれたよ。
スノーラもドラゴンお父さんもどうしたの? 何か様子が変。僕はもう1度スノーラに聞いてみました。
「しゅのー、どちたの?」
『そろそろ限界のようだ。だが兄達があれを終わらせるまで、絶対にお前達は守る。あれが成功すれば…。その後はディアブナスを封じるだけだ』
そう言ったんだ。それからもう1回僕達を抱きしめた後、結果理から出て行こうとして。僕は慌ててスノーラを止めます。それで急いで魔力を引きだしてってお願いしました。スノーラはすぐに外に出でないとって言ったけど。だからだよ。だから早く魔力を引きだして!
僕はスノーラの足にギュッと抱きついて、スノーラを行かせないようにします。それを見ていたドラゴンお父さんが、スノーラに早く魔力を引きだしてやれって言ってくれて。
『早くしろ。そんなに時間がない。レン達の結界を張り直さなければ』
『…分かった』
スノーラは困った、でも何だ?って顔をしながら、すぐに僕の魔力を引きだしてくれました。やった事ないし、できるかも分からないけど、僕はスノーラとドラゴンお父さんの手を握ります。そして、今引き出してもらった魔力がスノーラ達に流れるように。
「ひーりゅ!!」
大きな声でそう言いました。何か嫌な予感がする。そう、スノーラ達は僕達にハッキリ言わなかったけど。スノーラ達の様子や、バディーやユイゴさん達の様子を見たら。
きっともう結界がもたないんでしょう? ずっと僕達を守ってくれていた結界。何回もスノーラ達が張ってくれた結界。でも少し前から破られる事が多くなった結界。
その結界が破られるんだね。これからはこのお部屋の中は、激しい戦いになるはず。さっきまでのお外と一緒。僕達の結界は破られないように、張り直してくれるみたいだけど、いつまで持つか分からないんでしょう?
でもスノーラ達は、まだまだ諦めていません。今この部屋に居ない、何処かへ行ったお兄ちゃん達とケビンさん、それからバディーの仲間達のこと。スノーラ今言ったよね、兄達があれを終わらせるまでって。
きっとお兄ちゃん達は、ディアブナスを止めるための、何か大切なお仕事に外に行ったんだ。それが何かは分からないけど、とっても大切な事のはず。それでそれが終わるまで、スノーラ達はディアブナスを止めて。
じゃあ、その後は? 封じるだけだって。それをするにも、力をいっぱい使うはず。
ずっと戦っているスノーラ達。よく見れば洋服がボロボロに、魔獣姿の時も、身体中が傷だらけだったの、僕ちゃんと分かってるからね。
スノーラもドラゴンお父さんもヒールは使えるけど、自分には使えない。お互いにやろうと思っても、戦っている最中にヒールなんてできるわけなくて。それにヒールに力を使うなら、全部戦いに使った方が良いよ。
じゃあ今ヒールができるのは? それは僕です。ユイゴさん達は…分かんない。ただ、僕はヒールだけはできるからね。ここで僕がヒールをやらないで誰がやるの。
だから僕はスノーラに魔力を引きだしてって言ったんだ。それからできるか分かんないけどって言ったのは、怪我を治すと同時に、体力とか魔力とかも回復しないかな?って。
僕は怪我を治すイメージと、体力と魔力が回復するイメージも魔力に乗せて、スノーラ達に流しました。
それでねイメージしてたからね、目を瞑っていたんだど。ルリの綺麗って声が聞こえて、僕はフッと目を開けました。
「ありぇ?」
僕も思わず声を出しちゃいました。今まで数回しかヒールをやってないけど、またヒールが違うような? 顔を上げてよく見る僕。そうしたらビックリしているスノーラ達と、やっぱりビックリしているローレンスさん達とバディー、ユイゴさん達がいて。みんな、外見てなくて大丈夫?
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