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335 お仕置きができる!!
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「何事もなく順調に進んだおかげで、あと2日ほどで着くと」
「あら、本当に早く着くわね」
「あれだけのことがあったのに、これだけ早く着くなんて、本当に他にもここにも、大きな被害が出ないで良かった。これもスノーラ達と、ユイゴ殿達、そしてマサキ殿と、レン達のおかげだな」
なんか予定よりも早く、首都ベルンドアからジャガルドを引き取りに来る人達がつくみたい。それを聞いたルリ達がまたスノーラ達に、早くお仕置き見せてって詰め寄っています。
そうあれからやっぱりお仕置きを見れていない僕達。仕方ないと思っている僕とドラちゃんは、何も言わないでいるけど、でもルリ達はね。それにこれに関してはスノーラ達も約束しちゃっていたし。
と、そんなスノーラ達に詰め寄るルリ達に、ローレンスさんが知らせはそれだけじゃないから、とりあえず席に戻りなさいって言いました。今ローレンスさんが読んだ知らせ以外に、別の知らせがあったみたい。
「レン達にも知らせが届いているんだ。レン達にというか、まぁ、スノーラにだが。内容はレン達にも関係ある。今から読むからな」
ローレンスさんが知らせを読みます。その内容は……。お仕置きはこれから街へ来る、ジャガルドを引き取る人達が街へ着くまで待ってほしい。その人達が来たら、その人達の代表の人立ち会いのもと、お仕置きして良い。
お仕置きは僕達の気が済むまで、死ななければいくらしても構わない。ちゃんと尋問ができる程度には止めておくこと。そしてそのお仕置きは終わり次第、ジャガルドは首都ベルンドアへ連れて行く。
そんな感じの知らせでした。まさかのお仕置きして良いって知らせでした。首都ベルンドアの代表の人が来てからだけど。
『やっと返信がきたか』
知らせを聞いて、そう言ったのはスノーラ。
「あんな手紙を書けばな。だが、まさか陛下が許可を下さるとは」
何かと思ったら、僕達への知らせ、その知らせはなんと、首都ベルンドアにいる国王陛下からの手紙だったんだよ。そしてスノーラは、僕達がお仕置きが見たいって言ってから、すぐに陛下に手紙を書いていて。
書いたっていうか、スノーラが言ったことをローレンスさんが手紙にして、陛下の届けたんだけど。そのスノーラ手紙に対する回答が、この陛下からの手紙だったの。
陛下からの手紙だよ!? まさか陛下からの手紙が来るなんて。というか、スノーラ。陛下に手紙を送るなんて、そんなことしていたの?
『あんな手紙とは何だ。我は簡単に手紙を頼んだだけだぞ。お仕置きを見せてやらないと、レン達が暴動を起こすぞと。ついでに我は、勿論レン達の味方だからな、お仕置きを見せてやらなければ、ジャガルドがどうなるか分からんぞ、と書いてくれと言っただけだ』
ん? それって脅してるっていうんじゃ? まぁ、それは良しとして。そのスノーラの手紙を受け取った陛下が、ジャガルドのお仕置きを許可してくれたってことだよね。
最初、いまいち状況が分かっていなかったルリ達。フィオーナさんが丁寧に、分かりやすくルリ達に説明してくれて。ジャガルドのお仕置きが見れるって分かったルリ達は、一気に盛り上がりました。
『お仕置き見れる?』
『やったなの!!』
『思いっきりお仕置きしようね!』
『フーリ楽しみ』
『待て、お前達。すぐに見られるわけではないぞ。ちゃんと聞いていたか? ベルンドアから来る代表とやらが来てからだからな』
『あ、まだだった』
『すぐじゃないなの』
『そういえばそんなこと言ってたね』
『残念、すぐじゃない』
お仕置きが嬉しくて、代表が来てからっていうのを聞いていなかった見たい。それか聞いていたけど左から右に抜けていっていたか。どっちにしても大盛り上がりから、一気にテンションの下がったルリ達。
良いじゃない、お仕置きは見られるんだから。ジャガルドが連れて行かれたら、もうお仕置きが見られないって、それがなくなって、少し待つだけでお仕置きが見られるんだよ?
そんなことを思っていたら、同じことを考えていたドラちゃんが、みんなにもう少し待つだけだよって。それにどんなお仕置きがいいか、かんがえておいたら? って言いました。
そうしたらまたまた大盛り上がりになったルリ達。スノーラ達が街へ連れてきた時に使っていた、あの白い半透明ボールを、色々な場所へ投げるお仕置きや、その場で跳ねさせてお仕置きする。
簡単なので行くと、スノーラに吹っ飛ばしてもらうとか、蹴り上げてどこまで飛ぶか見るとか。
もちろんスノーラに最低限の結界を張ってもらうよ。だってしもしもの死なれたり、話しができなくなったりしたら、大問題だからね。でもしっかりとお仕置きにならないとダメだし。そこは上手く調節して。
なんて、色々な意見をみんなで出し合って。結構過激なことを言ったりも。それを何とも言えない表情で見るローレンスさん達。ドラゴンお父さんはとっても笑っていたけど。
「ま、まぁ、とりあえず、これでお仕置き問題は解決しそうだな。後は他にどんな手紙を受け取るかだが」
「あら? どうしたの?」
「まだ手紙は別にもあるらしい。それはこちらに着いてから渡すと。おそらく今回の事件の事と、スノーラ達についてだとは思うが。その手紙の内容がどうであれ、1度ベルンドアへ、陛下の元へ行かなければいけないだろう」
「そうね。直にお話しした方が良いこともあるものね」
こうしてお仕置きが決まった僕達は。特にルリとアイス、ブローとフーリは、首都ベルンドアからの代表の人が、街へ着くまでの間。1日の半分以上、お仕置きのことについてはなしていました。
「あら、本当に早く着くわね」
「あれだけのことがあったのに、これだけ早く着くなんて、本当に他にもここにも、大きな被害が出ないで良かった。これもスノーラ達と、ユイゴ殿達、そしてマサキ殿と、レン達のおかげだな」
なんか予定よりも早く、首都ベルンドアからジャガルドを引き取りに来る人達がつくみたい。それを聞いたルリ達がまたスノーラ達に、早くお仕置き見せてって詰め寄っています。
そうあれからやっぱりお仕置きを見れていない僕達。仕方ないと思っている僕とドラちゃんは、何も言わないでいるけど、でもルリ達はね。それにこれに関してはスノーラ達も約束しちゃっていたし。
と、そんなスノーラ達に詰め寄るルリ達に、ローレンスさんが知らせはそれだけじゃないから、とりあえず席に戻りなさいって言いました。今ローレンスさんが読んだ知らせ以外に、別の知らせがあったみたい。
「レン達にも知らせが届いているんだ。レン達にというか、まぁ、スノーラにだが。内容はレン達にも関係ある。今から読むからな」
ローレンスさんが知らせを読みます。その内容は……。お仕置きはこれから街へ来る、ジャガルドを引き取る人達が街へ着くまで待ってほしい。その人達が来たら、その人達の代表の人立ち会いのもと、お仕置きして良い。
お仕置きは僕達の気が済むまで、死ななければいくらしても構わない。ちゃんと尋問ができる程度には止めておくこと。そしてそのお仕置きは終わり次第、ジャガルドは首都ベルンドアへ連れて行く。
そんな感じの知らせでした。まさかのお仕置きして良いって知らせでした。首都ベルンドアの代表の人が来てからだけど。
『やっと返信がきたか』
知らせを聞いて、そう言ったのはスノーラ。
「あんな手紙を書けばな。だが、まさか陛下が許可を下さるとは」
何かと思ったら、僕達への知らせ、その知らせはなんと、首都ベルンドアにいる国王陛下からの手紙だったんだよ。そしてスノーラは、僕達がお仕置きが見たいって言ってから、すぐに陛下に手紙を書いていて。
書いたっていうか、スノーラが言ったことをローレンスさんが手紙にして、陛下の届けたんだけど。そのスノーラ手紙に対する回答が、この陛下からの手紙だったの。
陛下からの手紙だよ!? まさか陛下からの手紙が来るなんて。というか、スノーラ。陛下に手紙を送るなんて、そんなことしていたの?
『あんな手紙とは何だ。我は簡単に手紙を頼んだだけだぞ。お仕置きを見せてやらないと、レン達が暴動を起こすぞと。ついでに我は、勿論レン達の味方だからな、お仕置きを見せてやらなければ、ジャガルドがどうなるか分からんぞ、と書いてくれと言っただけだ』
ん? それって脅してるっていうんじゃ? まぁ、それは良しとして。そのスノーラの手紙を受け取った陛下が、ジャガルドのお仕置きを許可してくれたってことだよね。
最初、いまいち状況が分かっていなかったルリ達。フィオーナさんが丁寧に、分かりやすくルリ達に説明してくれて。ジャガルドのお仕置きが見れるって分かったルリ達は、一気に盛り上がりました。
『お仕置き見れる?』
『やったなの!!』
『思いっきりお仕置きしようね!』
『フーリ楽しみ』
『待て、お前達。すぐに見られるわけではないぞ。ちゃんと聞いていたか? ベルンドアから来る代表とやらが来てからだからな』
『あ、まだだった』
『すぐじゃないなの』
『そういえばそんなこと言ってたね』
『残念、すぐじゃない』
お仕置きが嬉しくて、代表が来てからっていうのを聞いていなかった見たい。それか聞いていたけど左から右に抜けていっていたか。どっちにしても大盛り上がりから、一気にテンションの下がったルリ達。
良いじゃない、お仕置きは見られるんだから。ジャガルドが連れて行かれたら、もうお仕置きが見られないって、それがなくなって、少し待つだけでお仕置きが見られるんだよ?
そんなことを思っていたら、同じことを考えていたドラちゃんが、みんなにもう少し待つだけだよって。それにどんなお仕置きがいいか、かんがえておいたら? って言いました。
そうしたらまたまた大盛り上がりになったルリ達。スノーラ達が街へ連れてきた時に使っていた、あの白い半透明ボールを、色々な場所へ投げるお仕置きや、その場で跳ねさせてお仕置きする。
簡単なので行くと、スノーラに吹っ飛ばしてもらうとか、蹴り上げてどこまで飛ぶか見るとか。
もちろんスノーラに最低限の結界を張ってもらうよ。だってしもしもの死なれたり、話しができなくなったりしたら、大問題だからね。でもしっかりとお仕置きにならないとダメだし。そこは上手く調節して。
なんて、色々な意見をみんなで出し合って。結構過激なことを言ったりも。それを何とも言えない表情で見るローレンスさん達。ドラゴンお父さんはとっても笑っていたけど。
「ま、まぁ、とりあえず、これでお仕置き問題は解決しそうだな。後は他にどんな手紙を受け取るかだが」
「あら? どうしたの?」
「まだ手紙は別にもあるらしい。それはこちらに着いてから渡すと。おそらく今回の事件の事と、スノーラ達についてだとは思うが。その手紙の内容がどうであれ、1度ベルンドアへ、陛下の元へ行かなければいけないだろう」
「そうね。直にお話しした方が良いこともあるものね」
こうしてお仕置きが決まった僕達は。特にルリとアイス、ブローとフーリは、首都ベルンドアからの代表の人が、街へ着くまでの間。1日の半分以上、お仕置きのことについてはなしていました。
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