可愛いけど最強? 異世界でもふもふ友達と大冒険!

ありぽん

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353.ついに歌の発表の時

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 僕達は今、4列に並んでいます。小さい虫さん、小鳥さん達が1列目2列目。ちょっと大きい虫さんと小鳥さんが3列目。そして僕と、僕の肩に乗ったブローとフーリ、それから頭に乗っているルリとアイスで、4列目。他にも大きい虫さんと小鳥さんが、4列目に並んでいるよ。

 それからちょっと離れた僕達の正面には、お父さんとお母さん、エイデンお兄ちゃんとレオナルドお兄ちゃん、それからケビンとアンジェ、スチュアートさんに。
 お屋敷で働いていて、ちょっと今だけお仕事を中止してきてくれた、使用人さんとメイドさん達や、料理人さんと庭師さんとか。

 他にもなんと、ダイルさんとスレイブさん、スレイブさんと家族になったルーシー。それから森に帰るねぇと言っていたのに、何故か昨日の夜に戻ってきたカース。沢山の人達が集まってくれています。

 そしてみんなが集まっている最前列真ん中に、スノーラが立っているよ。それで声には出さずに口だけ動かして、僕達に頑張れって言ってくれました。

 これから僕達の歌の発表なんだ。ほら、昨日小鳥さんや虫さん達が、いろいろな物を沢山持ってきてくれて。それのお片付けをしていたら、時間がかかって、パーティーが半分の時間になっちゃったでしょう?

 やっぱり昨日はご飯を食べた後、景品があるゲームをしたら、それだけで時間になっちゃって。そのまま一旦パーティーは解散に。
 それで小鳥さんも虫さん達も、巣箱に全員入らないから、巣箱から出ちゃった虫さんと小鳥さん達は、僕達の部屋に泊まりにきたよ。

 そして次の日。どうせなら朝のご飯から、みんな一緒にご飯を食べようって事になって、朝からパーティーが再開。
 ご飯を食べ終わったら後は食休みに、少しだけみんなで、僕達が作ったお庭をお散歩したんだ。

 そうしてその後は、少しだけ練習をしました。そう、これから発表するお歌の練習ね。考えたら、僕達は僕達で練習していたけど、まだみんなで一緒に練習していなかった事に気づいてさ。いきなりみんなではダメかもって事になって。全員で練習したんだ。

 うん、練習しておいて良かったよ。小鳥さんや虫さん達の方が、歌のテンポが早くて。途中から僕達が追いかけて歌う、みたいになっちゃったんだ。
 それで僕は歌を覚えたばっかりだったから、みんなにお願いして。もう少しゆっくり歌ってもらう事に。そうしたらバッチリになりました。小鳥さん、虫さん達、迷惑かけてごめんね。

 そしてそして!! いよいよ今から本番です!! かなりドキドキしている僕。のほの~んとしているルリとアイスとブローとフーリ。それ以上にゆっくりのほほ~んとしている、小鳥さんと虫さん達。

 ……緊張しているのは僕だけ? みんな平気なの? だって発表だよ? 本番だよ?

『い~い? 僕がせぇの!! って言ったら……』
 
『ピピピッ!!』

『ブブブッ!!』

『わあぁぁぁ、待って待って!! ストップストップ!! まだだよ!! 今のは確認をしようと思ったの!!』

 フライング。みんなが慌てて静かになります。ブローがせぇの! って言ったら歌い始めるって決めてて。それの確認をブローがしようと思ったら、みんな合図だと思って、歌い始めちゃったんだ。

『良い? もう、よく聞いててよね。僕がせぇのって言ったら、歌い出すって確認だよ。次が本当のせぇのだからね』

『ブブブ』

『ピピピ』

 なんて言ったのかなと思ったら、スノーラがすぐに教えてくれて、失敗失敗だって。ああ、もう。今のせいでもっと緊張しちゃったよ。大丈夫かな? 間違えないで歌えるかな。

 苦笑いしていた小鳥さんと虫さん達が静かになって。周りがし~んとなりました。そして……。

『せぇのっ!!』

「ラララ~、ラララ~」

『ピピピッ~、ピピピッ~』

『ブブブッ~、ブブブッ~』

 ついに始まった歌の発表会。僕はみんなの声をしっかり聞きながら、遅れないように、間違わないように、一生懸命に歌います。

「ラララ~、ラララ~」
 
 歌自体はそんなに長い歌じゃないんだ。2分くらい? でもそれを鳥さんも虫さん達も、何回も繰り返すもんだから、途中で止めないと永遠に続いちゃうの。だから今回は5回繰り返したら終わって決めています。

 歌い続ける僕達。ちょうど半分くらい歌いきって、今のところうまくいっています。あと半分、頑張れ頑張れ。そうして……。

「ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~」

『ピピピピピ~』

『ブブブブブ~』

「『『……』』」
 
 歌が終わって、最初と同じし~んとなる会場。でもその後すぐに、みんなが盛大ない拍手をしてくれました。

「レン、みんな! とても良かったぞ!!」

「素晴らしい歌だったわ!!」

「良く合わせられたな!!」

「歌う姿、可愛くて、カッコ良かったぞ!!」

 お父さんの言葉を聞いて、僕達はみんなニコニコです。それから僕は大きな溜め息。良かったぁ、間違わなくて、遅れなくて。

 最後はみんなでお辞儀。最後までしっかりね。それでお辞儀をしたら、まお父さん達がいっぱい拍手してくれたよ。

 そうしてお辞儀が終わったら、すぐに僕はスノーラの所へ行って、スノーラに抱きつきました。

「しゅのー!! ぼく、うちゃえちゃ!!」

『ああ、素晴らしいうただったぞ。たくさん練習したんだ。みんなで歌えて良かったな』

「うん!!」

 2日目のパーティー。みんなで歌をバッチリ歌えて、本当に良かったぁ。



      *・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・* *・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・*



ご愛読いただきありがとうございます。ありぽんです。

ついに第5回次世代ファンタジーカップの応募開始が、明日28日となりました。
今年も皆様に楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

掲載についてですが、
明日28日の応募開始12:00に、掲載予定です。
掲載予定作品は2作品になります。

ここで少しだけ 新作情報 をお届けします!

1つ目の作品
『扇風機を持って異世界転移!? もふもふと共に扇風機を自在に操りこの世界を生き延びる!!』
まさかの扇風機が異世界で大活躍!? もふもふたちと共に、扇風機をどうしようするのか。

2つ目の作品
『異世界初? のスーパー銭湯もとい『娯楽施設スケルトン』開業です!!』
スケルトンとスーパー銭湯、一体どんな関係があるのか? そしてどんな施設なのか。

気になる内容は、 明日からのファンタジーカップで明らかに! ご期待ください!

最後になりますが。
今年も、ファンタジーカップ最後まで頑張りますので、
応援のほどよろしくお願いいたします。
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