103 / 111
103話 ビート板と椅子
しおりを挟む
「さぁ、じゃあ次へ行くぞ。予想外に時間がかかったからな。ささっと移動して次を選ぶぞ』
どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスを買い、ニコニコのラビ達にそう言うと。それぞれスキップや、スキップと言わないまでも、ひょっこひょこ、楽しそうに歩き始めるラビ達。
結局、本当に? 普通に? 使うためのシャンプーとリンスを選ぶまでに、30分もかからなかったけど。どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスのせいで、最初の買い物から、かなりの時間を使ってしまった。
次に買うのは、おけやシャンプーの時にラビ達が座る椅子。あとは泡立て用スポンジに、体を洗う用のブラシなどだ。
泡立て用スポンジなんて、人が使うような物を使うのかと思うかもしれないけれど。これが結構使うんだよ。
前回ラビ達が買ったシャンプーの中にも、今回選んだシャンプーの中にも、しっかりと泡立たせてから、その泡でそっと魔獣を包むようにし、そっとマッサージするように、優しく優しく……。
と、まぁ。こんな指示が書いてあるから。泡立てるところと、その泡でそっと魔獣を包むように、までは一応やってるんだ。その後はゴシゴシ洗っちゃうけど……。そんなゆっくりシャンプーしてえられないからな。なにしろ4匹シャンプーしなくちゃいけないんだから。
それから体を洗う用のブラシだけど。これはとっても使える道具で必需品だ。とても柔らかい毛でできていて。ラビ達を泡が付いている状態で、このブラシを使うと。まぁ、汚れが取れる取れる。
だからシャンプーが終わって乾かすと、とってもサラサラのツルツル、ふわふわになるぞ。
「よし、まずは椅子からだな。使うのはラビとププちゃんとクーちゃんだが、みんなで1つだけ、椅子を選んで良いぞ。ブーちゃんは椅子を使わない代わり、本物のビート板を選んで良い。それから全部の買い物が終わったら、クーちゃんは初めてだから3つ、ラビ達は1つ、お風呂で遊ぶ用のおもちゃを選んで良いぞ」
そう言えば、どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスで、テンションが上がっていた、ラビ達のテンションが更に上がり、すぐに椅子とビート板を選び始めた。特にブーちゃんのテンションが高い。
ブーちゃんのビート板。実は今の、ブーちゃんのお風呂でのマイブームが、ビート板なんだ。
この前テレビで、海外のサーフィンの大会を中継していて。それを見たいブーちゃん。何故かサーフィンを気に入り。というかサーフンの板を気に入り。その次の日お風呂に入った時、どこからかプラスチックの板を持ってきて、その上に乗ろうとしたんだ。
だけどブーちゃんの体重に、そのプラスチックが耐えられるわけもなく。代わりにもう少し丈夫な発泡スチロールを用意して、俺が支えて乗せてやる事に。
どこが気に入ったのか聞いたら。大会以外で、サーファーが板に乗り、その上で寝たり、まったりしながら、海に浮かんでいる姿を見て。自分もそのゆっくりまったりがやりたくなったと。
だから次にお風呂のグッズを買いに行く時は、ブーちゃんが乗っても沈まない、ビート板を買ってやる、って約束していたんだ。
「ブーちゃんだと、ここからここのビート板だな。魔獣の体重で沈まないように、ダンジョンの素材を使って作っているから、ブーちゃんが乗ってもしっかり浮かぶぞ」
『ぬにょ?』
今のは、絶対か? と聞いてきたんだ。
「ああ。ここに説明が書いてあるから確かだぞ。それにこれ、ここにたくさん写真が貼ってあるだろう? これはこのビート板を使った魔獣達が送ってくれた写真だ。ほら、ブーちゃんよりも大きな子が沈まずに、1匹で乗っているだろう?」
『ぬっ!! ぬにょおぉぉぉ!!』
本当だ!! やったぞおぉぉぉ!! と雄叫びをあげたブーちゃん。ブーちゃんが乗れるビート板は全部で15個あったんだけど、1つずつしっかりと確認し始めた。
そんなブーちゃんを晴翔に任せて、俺はラブ達の方へ。みんなで使う椅子だからな。それぞれ、どんな椅子が良いか、自分の意見を言いながら。こちらもしっかり、1つずつ椅子を確認していた。
『きゅい、きゅい』
『ぷぷぷ~』
『こっちはとがってるから、ぜんぜんちがうねぇ』
これは、色がちょっと。これは低すぎる。なんて言いながら、きちんと座って確認もするラビ達。
そうして40分後、それぞれの買う物が決まった。
まずブーちゃんのビート板は、漫画で海賊が食べる、骨付きのお肉の絵があるだろう? あのお肉の形のビート板を選んだ。中にはブーちゃんの体重でも沈まないビール板でも、幅が狭い物もあり。ブーちゃんの体が、はみ出てしまう物もあったんだ。
だけどこの骨つき肉のビート板は、ブーちゃんが乗っても余裕があり。まさかのおやつや、お水を置くところまで付いていた。
そしてラビ達は、白と黄色で、花の形をした可愛い、ちょっと大きめの椅子を選んだ。みんな花が好きだから、花の形の椅子にしたらしい。
どうして大きめの椅子にしたのかは、ブーちゃんのためだった。まぁ、自分達のためでもあるんだけど。
配信で使うって言ってあったからな。シャンプーの後、椅子を拭いて、その上に立って。視聴者さんに、シャンプー後の綺麗な体を見せたいらしい。しかも、もし椅子が濡れていても、滑らないダンジョン産の素材でできているため、安全な椅子だと。
みんな気に入った物が見つかったようで良かった。
どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスを買い、ニコニコのラビ達にそう言うと。それぞれスキップや、スキップと言わないまでも、ひょっこひょこ、楽しそうに歩き始めるラビ達。
結局、本当に? 普通に? 使うためのシャンプーとリンスを選ぶまでに、30分もかからなかったけど。どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスのせいで、最初の買い物から、かなりの時間を使ってしまった。
次に買うのは、おけやシャンプーの時にラビ達が座る椅子。あとは泡立て用スポンジに、体を洗う用のブラシなどだ。
泡立て用スポンジなんて、人が使うような物を使うのかと思うかもしれないけれど。これが結構使うんだよ。
前回ラビ達が買ったシャンプーの中にも、今回選んだシャンプーの中にも、しっかりと泡立たせてから、その泡でそっと魔獣を包むようにし、そっとマッサージするように、優しく優しく……。
と、まぁ。こんな指示が書いてあるから。泡立てるところと、その泡でそっと魔獣を包むように、までは一応やってるんだ。その後はゴシゴシ洗っちゃうけど……。そんなゆっくりシャンプーしてえられないからな。なにしろ4匹シャンプーしなくちゃいけないんだから。
それから体を洗う用のブラシだけど。これはとっても使える道具で必需品だ。とても柔らかい毛でできていて。ラビ達を泡が付いている状態で、このブラシを使うと。まぁ、汚れが取れる取れる。
だからシャンプーが終わって乾かすと、とってもサラサラのツルツル、ふわふわになるぞ。
「よし、まずは椅子からだな。使うのはラビとププちゃんとクーちゃんだが、みんなで1つだけ、椅子を選んで良いぞ。ブーちゃんは椅子を使わない代わり、本物のビート板を選んで良い。それから全部の買い物が終わったら、クーちゃんは初めてだから3つ、ラビ達は1つ、お風呂で遊ぶ用のおもちゃを選んで良いぞ」
そう言えば、どんな匂いになるかお楽しみシャンプーとリンスで、テンションが上がっていた、ラビ達のテンションが更に上がり、すぐに椅子とビート板を選び始めた。特にブーちゃんのテンションが高い。
ブーちゃんのビート板。実は今の、ブーちゃんのお風呂でのマイブームが、ビート板なんだ。
この前テレビで、海外のサーフィンの大会を中継していて。それを見たいブーちゃん。何故かサーフィンを気に入り。というかサーフンの板を気に入り。その次の日お風呂に入った時、どこからかプラスチックの板を持ってきて、その上に乗ろうとしたんだ。
だけどブーちゃんの体重に、そのプラスチックが耐えられるわけもなく。代わりにもう少し丈夫な発泡スチロールを用意して、俺が支えて乗せてやる事に。
どこが気に入ったのか聞いたら。大会以外で、サーファーが板に乗り、その上で寝たり、まったりしながら、海に浮かんでいる姿を見て。自分もそのゆっくりまったりがやりたくなったと。
だから次にお風呂のグッズを買いに行く時は、ブーちゃんが乗っても沈まない、ビート板を買ってやる、って約束していたんだ。
「ブーちゃんだと、ここからここのビート板だな。魔獣の体重で沈まないように、ダンジョンの素材を使って作っているから、ブーちゃんが乗ってもしっかり浮かぶぞ」
『ぬにょ?』
今のは、絶対か? と聞いてきたんだ。
「ああ。ここに説明が書いてあるから確かだぞ。それにこれ、ここにたくさん写真が貼ってあるだろう? これはこのビート板を使った魔獣達が送ってくれた写真だ。ほら、ブーちゃんよりも大きな子が沈まずに、1匹で乗っているだろう?」
『ぬっ!! ぬにょおぉぉぉ!!』
本当だ!! やったぞおぉぉぉ!! と雄叫びをあげたブーちゃん。ブーちゃんが乗れるビート板は全部で15個あったんだけど、1つずつしっかりと確認し始めた。
そんなブーちゃんを晴翔に任せて、俺はラブ達の方へ。みんなで使う椅子だからな。それぞれ、どんな椅子が良いか、自分の意見を言いながら。こちらもしっかり、1つずつ椅子を確認していた。
『きゅい、きゅい』
『ぷぷぷ~』
『こっちはとがってるから、ぜんぜんちがうねぇ』
これは、色がちょっと。これは低すぎる。なんて言いながら、きちんと座って確認もするラビ達。
そうして40分後、それぞれの買う物が決まった。
まずブーちゃんのビート板は、漫画で海賊が食べる、骨付きのお肉の絵があるだろう? あのお肉の形のビート板を選んだ。中にはブーちゃんの体重でも沈まないビール板でも、幅が狭い物もあり。ブーちゃんの体が、はみ出てしまう物もあったんだ。
だけどこの骨つき肉のビート板は、ブーちゃんが乗っても余裕があり。まさかのおやつや、お水を置くところまで付いていた。
そしてラビ達は、白と黄色で、花の形をした可愛い、ちょっと大きめの椅子を選んだ。みんな花が好きだから、花の形の椅子にしたらしい。
どうして大きめの椅子にしたのかは、ブーちゃんのためだった。まぁ、自分達のためでもあるんだけど。
配信で使うって言ってあったからな。シャンプーの後、椅子を拭いて、その上に立って。視聴者さんに、シャンプー後の綺麗な体を見せたいらしい。しかも、もし椅子が濡れていても、滑らないダンジョン産の素材でできているため、安全な椅子だと。
みんな気に入った物が見つかったようで良かった。
49
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる