【R18】イケメン御曹司の暗証番号は地味メガネな私の誕生日と一緒~こんな偶然ってあるんですね、と思っていたらなんだか溺愛されてるような?~

弓はあと

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 ――身体が、熱い…………


 ん……、ここ、ベッド?
 熱いのは着こんでいるからではなさそう。仰向けで寝転んだまま、寝起きで働かない頭を無理やり動かして上半身を確認すると、肌には何も身につけていなかった。 
 ブラジャー、さえ。

 あれ?

 身体が火照って熱かったけれど、脚の付け根だけ微かに風を感じる。
 視線を動かしてそこを見た。
 上半身だけでなく、下も何も身につけていない私。いわゆる一糸まとわぬ姿。
 そして脚の間に、なぜか成瀬君の頭。
 微かに感じた風は、成瀬君の吐く息かもしれない。

「成瀬君……?」

 どうして私のそんなところに顔をうずめているの??

「あ……起きた?」

 金曜日から、何度も寝起きに声をかけられている気がする。

 あれ? 成瀬君も、裸??

 成瀬君の下半身はよく見えないけど、少なくとも上半身には何も着ていない。

 なんだかまだ頭がぼやけている。ポーッとした頭で眺めていたら成瀬君は再び顔をうずめ、私の内腿をジュッと吸った。

「んッ」

 顔を上げた成瀬君が小さく笑う。

「桜井の声、可愛い」
「ぃゃ、恥ずかしい……」

 仰向けのまま膝をギュッと閉じながら自分の胸の方へ引き寄せる。
 成瀬君の視界から逃れるように、なるべく自分の身体を丸めて小さくした。
 自分の身体を抱きしめる感じで両腕をギュっと掴む。

「桜井、腕に爪立てたら傷がつくぞ。俺と手、つなご」
「手……?」
「両手とも、こっちに出して」

 仰向けで膝を胸につけるように曲げ身体を小さく丸めたまま、言われた通りにおずおずと成瀬君の方へ手を伸ばすと、両手ともそれぞれ指を絡めてつながれた。
 にこ、と成瀬君が微笑む。なんだか可愛くて、裸同士というドキドキする状況を忘れるくらい成瀬君の笑顔に絆されてしまう。

 ――あれ?

 ほんの一瞬、成瀬君の瞳に仄暗い影が差したような。

 ――気のせいかな?

 成瀬君は指を絡めてつないだ手を、私の両膝に置いた。
 身体を縮めてしっかりと脚を閉じた私の膝の上に。
 そして膝を掴んだまま右手と左手の距離をゆっくりと離していく。

 右手も左手も私の膝をそれぞれ掴んでいるから、必然的に私の脚も開かれてしまうわけで……。
 成瀬君に手をつながれているとはいえ、動きとしてはまるで自分の手で自ら積極的に脚を広げているかのよう。

「や、成瀬君ッ、恥ずかしいっ」
「桜井の、刺激がほしそうにヒクヒク誘ってる」
「っ、誘って、なん、か……」
「見てるだけでますます濡れてきてるし」
「ゃ、いじわるッ」

 またジワリと濡れてしまったのが自分でもわかって顔が熱くなった。

「桜井はシーツが濡れるの嫌だったよな……。零さないように、しないと」
「っ!?」

 思いきり開脚させられた私の脚の付け根に、成瀬君の頭が沈んでいく。
 ペロ、ペロ……と成瀬君が私の零した液体を舐め上げた。
 ついでのように茂みに潜む小石のような尖りも舐めて、舌で突いて、ジュッと吸って。
 私は腰がビクビクしてしまうのを止めることができない。

「桜井、濡れすぎ。舐めても舐めても出てくる」

 ふ、と成瀬君が笑った。

「零れないように穴を塞いだらいいのかな」

 ? 穴を、塞いだら……??

「ァァアっ」

 脚の付け根にヌリュ……と生温かい何かが挿し込まれ、稲妻のような衝撃が身体を突き抜けた。

「ァッ、ぁぅ、ン、ン、ンンッ」

 私の股にうずめられた成瀬君の頭が動くたびに、ぬちゅ、ぬちゅ、と卑猥な音が聞こえてくる。
 穴に挿し込まれたもので肉壁をヌルヌルと擦られて与えられるとんでもない快楽。
 意識を手放しそうなくらいの愉悦の波に襲われているのに、自分自身の手で脚を開かされていて逃れることができない。

「ァン、ン、ァ、ァ……」

 愉悦の波で溺れる寸前に、チュプ、と音を立てて成瀬君が顔を上げた。

 あ……、終わっちゃ…………

 残念に感じている自分に驚いてしまう。


 成瀬君は手を離すと私の脚の間で膝立ちの姿勢をとり、小さな包みを口に咥え、ビッとその包みの端を嚙み切った。

 腕、けっこう逞しいんだ……成瀬君の腕の筋肉って綺麗……。

 薄明かりの中で見える成瀬君の裸は、まるで彫刻の作品のよう。
 普段は服に隠されていて知らなかったけれど、程よく鍛えられた筋肉がついている。

 そういえば、学生の頃バスケと空手をしていたことがあるって言っていたっけ。
 今も何か、運動しているのかな、胸板、硬そう、腹筋も……。

 そんな事を考えながら視線を徐々に下へさげてしまった。

「ふぁっ!?」
「どうした、桜井?」

 私の身体にはないものが、成瀬君には、ついている。
 しかも、なんか、凄い。
 俺ここにいます!って感じになってる。

「なんか、成瀬君の、自己主張が、凄くて」
「じこ……?」

 なるべく見ないようにしながら、それ、と成瀬君の脚の付け根あたりを指差す。
 さきほど目に入ってしまったソレは、グィンと猛々しくそそり立っていた。





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