【R18】義姉に婚約者を奪われた私は、冷酷無慈悲だと噂の公爵に娶られました~元騎士団長の初心で一途な溺愛は、時々エッチ~

弓はあと

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全部が可愛い?(メスフィルール視点に戻ります)

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 騎士団の訓練場から戻ったゴーシュ様を、アヴァンタント公爵邸の広い玄関ホールで出迎える。

 するとゴーシュ様が、「ただいま」と言いながら私の唇へキスをした。

 まさかそんな事をしていただけるなんて。
 結婚式での誓いのキスは、背の高いゴーシュ様が少しかがんで私の額へ口を寄せるだけのものだった。
 だから今のが、初めての口付け。
 驚きすぎて今までの人生で一番動揺してしまった。
 なんだか顔が、もの凄く熱い。
 もしかしたら私の顔は今、真っ赤に熟したトマトよりも赤いのではないかしら。

 朝食も昼食も別々だったけれど、夕食はゴーシュ様とご一緒させていただく事になった。

 昼間ゴーシュ様が不在の間にアヴァンタント公爵家の歴史について執事長から学んだ事、侍女長に屋敷の中を案内してもらった事などについて、食後のお茶を飲みながら報告する。

 ゴーシュ様は特に何か話すことも無く私の方をジッと見つめ、時々頷いていた。

 つまらない話だとゴーシュ様に思われていたらどうしよう。
 マクリ様は私と将来夫婦になる予定でフテイシ伯爵家に住んでいたけれど、一緒に食事をした事が無かったため夫婦の会話というものがこれで良いのか分からない。

 不安に思っていたら、侍女長が食器を片付けに来た時にゴーシュ様が「もう少しメスフィの話を聞いていたかった」と呟いたのでホッとした。

 湯浴みを済ませ、大きなベッドに軽く腰かけゴーシュ様を待つ。
 ガチャ、とドアの音がした瞬間、ビクッと私の肩が跳ねた。
 ドキドキしすぎて心臓が喉から出てきそう。
 湯浴み後で少し髪が濡れたゴーシュ様は、雄々しいのに魅惑的な色気を纏っていた。

 ゴーシュ様が私の隣に座り、ベッドがギシリと軋む。
 昨日のようにゴーシュ様へ口で奉仕する位置へ動こうとしたら、話しかけられた。

「赤い所有印をつけたい。尻を向けてもらってもいいだろうか」

 ベッドでうつ伏せになり、お尻だけ位置を少し高くして夜着の裾をペラ、と捲る。

 打たれるのかと思ったらお尻の柔らかいところに吸い付かれた。
 そのまま少し強く、ぢゅ……と吸われる。

「ふゃァんッ」

 いつもよりも変に甘くて高い声が出た、自分の声だと思えない。
 そのまま何度かお尻を吸われ、そのたびに声の甘さが増していく。

 なんか、変。

 そう思っていたら内腿をつたって、トロリとした液体が垂れていくような感覚を憶えた。
 身体の奥がゾクッと疼く。
 このままゴーシュ様にお尻を吸われ続けたら、何か危険な事が起こりそうな気がする。

「ぁ、の、ゴーシュ様、そろそろ次の手順をお伝えいたします」
「次の手順……」

 呟くゴーシュ様のお顔を蹴らないように気をつけながら、うつ伏せから仰向けの体勢へ寝返りをした。

「私の方を見つめながら、女性を辱める事をおっしゃってください」
「女性を辱める事とは……何を言えばいいんだ?」

 浮気現場を見学していた時にマクリ様は女性の秘部を見ながら「こんなにぐしょぐしょに濡らして、恥ずかしい女だな」とか「僕のが欲しそうにヒクヒクしてるぞ、この淫乱が」と述べていた。

「見た通りの状況を、そのまま伝える感じで良いと思います」
「そうか、分かった」

 ゴーシュ様にジッと見つめられ、胸がドキンと跳ねる。

「可愛いぞメスフィ」
「……ぇ?」
「すごく可愛い。大きな瞳も、柔らかそうな唇も、赤く色付く肌も、全部。メスフィの全部が可愛い」
「ぇ、ぇ、ぇ……ゴーシュ様、恥ずかしい……です……」

 思わず両手で顔を覆ってしまう。
 どうしてかしら耳まで、すごく熱い。

「恥ずかしがっている姿も可愛いのか、すごいな」
「ぁ、の、辱める事を言うのはもう充分です。次の手順へ移りましょう」
「では昨晩メスフィにしてもらった事を、今度は俺がメスフィにしようか。閨では、してもらってもう一度して欲しいと思えるような事を自分も相手にしてあげるのが夫婦円満の秘訣だと親友から教えてもらった」

 そう言うとゴーシュタイン様は、私の脚の付け根へ顔をうずめた。






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