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一章
神とご対面
しおりを挟む「ん...うぅん?ここどこだ?」
「ここは神界ですよ。闇無ユウさん?」
「は?なにいってんだお前?頭大丈夫か?」
「失礼ですねユウさん」
「なに初対面でいきなり名前で呼ぶんだよ」
「はあ、まあいいです。いろいろ説明します。」
目の前にいるのは金髪で、美人というか可愛い感じの女性がが、いきなり神界とやらに俺を連れて来たらしい。
「まず私は最高神ゼウスです。」
「はあぁぁ!?じゃあなんで最高神様が俺なんかをここに連れて来たのさ?」
「おや、すんなり信じるんですね」
「この状況をみればな」
「いえ、あなたはあまり簡単に人を信じるタイプではなかったと思いますが」
「・・・・早く進めろ」
「わかりました。そして、ここに呼んだ理由ですが、ユウさんには異世界に行ってもらいます。」
「で、なぜ?」
「そうですね、ただの暇つぶしです♪」
「はあぁぁ!?なんであんたの暇つぶしで俺の人生狂わせられないといけねぇんだよ!」
「まあまあ落ち着いて。それもありますがユウさん、あなたに...いえ、これは異世界に行ってからですね」
「はあ~どうせここでとやかく言ったところでかわんねぇんだろ?」
「おっ!いいですねーそうです!」
「じゃあさっさと行かせてくれや」
そう急かすように言うと、ゼウスが何かをしようとしている。
「まあまあ、そう急がなくてもいずれ行きますから。それと私からのプレゼントを渡しておきますねー」
「はいはいわかったから」
「もういいです!ほらもう行きますよー!
「はいよ」
そして、ユウの体が白く光る。
「ユウさん、人を信じるのもいいのでは?」
ゼウスが最後に言った言葉が聞こえないまま意識が遠のいていく。
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