捨てられた無能天才ピアニスト、ボカロ界隈でちょっと神になってみた

アイスノ人

文字の大きさ
1 / 15

第1話 君は夜空を照らすスピカのように

しおりを挟む
 天川あまかわ》 優斗ゆうと、高校二年生の僕は、物心ついた頃から、周りと少し違っていた。
 
 言葉を上手く操れず、空気を読むことも苦手で、どこか周囲と馴染めなかった。勉強にもついて行けず、小学生になっても状況は変わらないまま、いつの間にかクラスの子たちから距離を置かれるようになり、それがやがていじめへと発展した。

 授業中、急に声が出てしまったり、考えていることをぽつりと口にしてしまう僕を、クラスメートは気味悪がった。ノートに落書きがされ、教科書が破られ、休み時間には陰口が飛び交う。それでも、僕はただ耐えることしかできなかった。

 そんな僕の人生が変わったのは、小学五年生の時だった。

 ある日、いつものようにいじめっ子たちに囲まれていた僕を、四人の子が助けてくれた。美空みそら 千秋ちあき八坂やさか こずえ宮村みやむら 翔子しょうこ、そして翔子の兄、陽介ようすけ。彼らはクラスでも目立つ存在で、明るく、誰からも好かれていた。僕のことを変わり者として避けるのではなく、普通に接してくれた。

「優斗ってさ、音感良いよね!ピアノとかやったら上手そうじゃない?」

 そんな千秋が言った言葉が、僕の人生を大きく変えることになる。

 音楽の授業で鍵盤に触れた時、僕はまるで魔法にかけられたように、音が自然に耳に入り、指が勝手に動いた。そして、周囲がざわつき始めた。

「優斗、すごい……!」

 先生が興奮した声で言い、クラスメートたちも驚いていた。
 
 僕は、聞こえた音をそのまま正確に再現し、音の高さを精密に判断できる能力を持っていたらしい。

 両親はすぐに僕を音楽教室に通わせ、ピアノを習わせることを決めた。才能はすぐに開花し、中学に上がる頃にはいくつものコンクールで優勝し、新聞にも「天才ピアニスト」として取り上げられるようになった。

 それでも、僕にとって何よりも嬉しかったのは、幼馴染の四人がずっとそばにいてくれたことだった。

「優斗が有名になっても、私たちの優斗だからね!」

 梢が笑いながら言うと、翔子が「当然よ!」と胸を張った。

「優斗は俺の弟分だからな、俺がずっと守ってやるから安心しろ!」

 得意げに言う陽介に皆が一斉に笑い出す。

 そんな彼女たちの中で、一人だけ特別な存在になったのが美空千秋だった。

 中学一年生のある日、千秋が僕に告白してくれたのだ。

「ずっと好きだった。優斗がどんなにすごくなっても、私はありのままの優斗が好き」

 夢のような時間だった。

 しかし、その幸せは長くは続かなかった。

 中学二年の冬、僕はトゥレット症候群を発症した。

 コンクールの本番、演奏中に突然、体が勝手に動き、声が漏れてしまった。鍵盤を打つ指が震え、リズムが乱れる。会場の空気が変わるのが分かった。気づけば、演奏は途中で止まり、僕は呆然とピアノの前に座っていた。

 それ以来、僕は大会に出ることができなくなった。

 病院で診察を受けると、「トゥレット症候群」と診断された。元々小さい頃から兆候はあった。でもその症状も落ち着きを見せていたはずなのに……症状がなくなるかは分からない。一生このままかもしれないと医者は言っていた。僕は時折無意識に鼻歌のような声を出したり、体をピクッと震わせてしまうようになった。

 それでも、僕は今の幸せを諦めたくなかった。幼い頃の地獄の様な日々に戻りたくはない。

 高校は何としてでも千秋たちと同じ学校に進学したくて、必死に勉強した。そして、なんとか合格を果たす。

 これでまた四人と一緒に過ごせる。これまで通り、また四人で仲良く学園生活を送れるんだ。

 ――そう思っていた。

 高校に入ると、美空、八坂、翔子、陽介の様子がなぜかよそよそしくなっていて、皆、人前で僕と会うのを避けるようになっていた。

 千秋とは付き合っているはずなのに、恋人らしいことは何一つできなかったし、会う時はいつも人目を避けた場所ばかりで、まるで隠されているような感覚に苛まれる。それでも僕は、彼女が好きだった。

 だけどそんなある日、事件が起きた。きっかけは些細な事。クラスメートに「彼女いるのか?」と聞かれ、僕は正直に答えた。「美空千秋と付き合ってるよ」と。

 その瞬間、教室がざわついた。誰かが「え? マジ?」と驚いたように呟くのが聞こえた。

 そしてその日の放課後――教室のドアが勢いよく開かれ、長身の男が現れた。三年生の浅間雄介──そう名乗るその男は、僕を見つけるなり突然突き飛ばしてきた。

 「てめぇ、千秋は俺の彼女だぞ?彼氏とか嘘ついてんじゃねえよ! 気持ち悪い奴だな!」

 教室が静まり返る。痛みよりも、何が起こっているのかわからない衝撃が僕を包んだ。目の前で、浅間が千秋の肩を抱いていた。

 「千秋が困ってるだろ!」

 彼の腕の中で、彼女は何も言わない。ただ申し訳なさそうに、僕から顔を逸らした。

 喉が詰まる。助けを求めるように、千秋の名前を呼んだ。

 「千秋……!」

 でも、彼女は僕を見ようともせず「もうやめて……」と、こぼすように呟いた。

 

 次の日から、僕に対する視線が変わった。クラスメートが僕を避けるようになり、ひそひそと噂を囁くのが聞こえる。

 「アイツ、千秋ちゃんのストーカーだったんだろ?」  「八坂や宮村翔子にも付きまとってたって」  「誰もいない教室で美空の私物を漁ってたとこ、見た奴いるらしいよ……」

 身に覚えのない噂ばかりが広がっていく。誰も僕の言葉を聞こうとはしなかった。千秋も、梢も、宮村兄妹も、みんな渋い顔をして話を逸らす。やがて彼らも僕を避けるようになった。

 孤独だった。居場所がなかった。過去に言われた言葉が甦る。

 ──「知的障害なんだって、勉強できないんだってさ……」
 ──「突然一人で呟いたりして、気持ち悪いよな」

 もう耐えられなかった。学校が終わると、僕はまっすぐ家へ帰った。唯一の救いは、パソコンの前に座ること。

 人前でピアノを弾くことができなくなった僕は、ネットに作曲した曲をボカロに歌わせて投稿していた。少しずつだけど、界隈では「優P」としての知名度が上がってきていた。

 僕の曲を歌ってくれる配信者も増え始めた。新しく投稿した曲のコメントを眺めながら、心を落ち着かせる。僕の音楽だけは、僕を裏切らない。

 頂いたコメントに感謝しつつ、いいねを付けていく、その時だ。僕は一通のSNSの通知に気づいた。

 ダイレクトメッセージの欄に、新しいメッセージが届いている。

 送信者の名前を見て、思わず息をのむ。

 「スピカ……?」

 スピカ――彼女は、歌い手界隈でトップクラスの人気を誇る歌い手だった。フランス人のハーフの父親と日本人の母親から生まれたクオーターだと聞いた事がある。
モデル兼インフルエンサーとしても活躍し、その影響力は計り知れない。

 そんなスピカはなぜか僕の曲を何度か歌ってくれていた。彼女のおかげで、無名だった僕の楽曲は少しづつ知られるようになり、彼女がいなければ、「優P」という名前が注目されることはなかっただろう。

 僕たちはこれまで何度もDMや通話でやり取りをしていた。楽曲のことはもちろん、ちょっとした雑談や相談事も交わすことがあった。スピカは気さくで、僕が唯一気を許せる相手でもあった。

 メッセージを開く。

 [優Pこんばんは! もしかしてさ、最近ちょっと元気ない?]

 驚いた。どこで僕の変化に気づいたのだろうか。

 [通話できる?]

 鼓動が早くなる。僕は迷いながらも、スピカからの通話リクエストを受けることにした。

 『優P? あ、繋がった! よかったぁ!』

 彼女の明るい声が響く。

 「こ……こんばんは、久しぶり」

 ぎこちなく返すと、彼女はくすっと笑った。

 『久しぶりだね! そういえば、新曲めっちゃよかった! すぐに歌わせてもらったよ!』

 「ありがとう……ございます」

 彼女の存在が、僕を少しだけ救ってくれる気がした。どこか安心できる、そんな感覚だった。

 しかし、スピカはすぐにトーンを落とし、少し間を置いて言った。

 『ねえ、優P……今回の新曲、いつもと全然違ったよね?』

 心臓が跳ねた。

 『いつもの優Pの曲はさ、明るくて、前向きで、聴く人の心をふわっと持ち上げるようなメロディだった。でも、今回のは違った。まるで叫びのように、痛みと渇望が込められてた。それがダメってわけじゃないけど……』

 スピカの言葉が胸に突き刺さる。彼女の声は優しく、でも確信を持っていた。

 『歌詞も……まるで誰かに助けを求めているみたいだっでさ、私、何かあったんじゃないかって、ずっと気になってて……』

 知らず知らずのうちに、僕は心の奥底にあるものを曲に込めていたのだろうか。気づかれたくなかった。けれど、スピカには伝わってしまった。

 喉が詰まる。視界が滲む。誰にも言えなかったことを、言葉にしてしまいそうになる。

 『……私でよければ、聞くよ?』

 胸が締めつけられた。

 スピカだけが、僕のSOSに気がついていた。

 他の誰も気づかなかったのに。誰も僕の痛みを見ようとしなかったのに、スピカだけが真っ直ぐに言葉を投げかけてきた。

 言葉を詰まらせていると、彼女はさらに優しく問いかける。

 『私は優Pの味方だから……だから私を信じて』

 それは、今まで誰にも言えなかったこと。でも、スピカになら……。

 スピカの声が優しく響く中、その声に導かれるように、僕はゆっくりと口を開いた。

 『実は……』

 ぽつり、ぽつりと、僕は話し始めた。千秋とのこと、浅間のこと、梢や翔子と陽介、広がる噂、失われた居場所。何もかもが、まやかしだった僕の人生の事……。

 話し終えた時、スピカはしばらく沈黙した。

 『……優P』

 静かな声で、彼女が僕の名前を呼ぶ。

 スピカは怒っていた。けれど、その怒りは誰かを傷つけるためのものではなく、僕をこんなにも追い詰めた現実に対するもののように感じた。音声越しに聞こえる小さな息遣いや、微かに震えた声の抑揚が、その感情をありありと伝えてくる。しばらくの沈黙の後、彼女が深く息をつき、静かに、それでも確かな思いを込めた声で言った。

 『……優Pの気持ちを思うと、本当に悔しい。最悪、マジでむかつく……でも、それ以上に、ずっと一人で耐えてきたんだよね。頑張ったね……優P』

 その言葉に驚いて息を呑む。音声越しに伝わるスピカの優しさと強い想いが、胸にじんわりと染み渡っていく。

 『私はね、優Pにもっと楽しくて、幸せな学園生活を送ってほしいんだ。だって、あんなに素敵で、こんなに素晴らしい楽曲を生み出せる人が、苦しみながら過ごしてるなんて間違ってる。だから、もっと元気でいてほしいし、これからもたくさんの最高の楽曲を生み出してほしい。そして、その曲を私が誰よりも早く、一番に歌わせてほしい……そう思ってるんだ』

 スピカの想いが、静かに胸に広がっていく。その言葉はまるで優しく包み込むようで、それでいて力強く、僕の心をそっと押してくれるようだった。

 『だからさ! そんな真っ黒な学園生活、全部塗り替えちゃおうよ! 私と一緒に、真っ新で最高な学園生活にさ!』

 スピカの声は明るくて、迷いがなかった。その言葉の本当の意味を、僕はまだはっきりと掴めてはいない。

 けれど、スピカの力強い声が、僕の心の奥深くに何かを響かせた。それが何なのかはわからない。ただ、胸の奥が少しだけ温かくなるのを感じた。

 まるで目の前に光が差し込んだように。

 今はまだ、すべてを理解できているわけではない。けれど、彼女の強い想いが胸の奥に残り、確かな何かを僕の中に灯した。

 そして後に、僕は彼女の言葉の本当の意味を、身をもって知ることになる……。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語

ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。 だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。 それで終わるはずだった――なのに。 ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。 さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。 そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。 由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。 一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。 そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。 罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。 ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。 そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。 これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが

akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。 毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。 そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。 数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。 平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、 幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。 笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。 気づけば心を奪われる―― 幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!

竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」 俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。 彼女の名前は下野ルカ。 幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。 俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。 だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている! 堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

処理中です...