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第11話 作戦名・優Pハッピー学園ライフ計画
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慌ただしく部屋を片づけ終えた僕は、真珠を部屋に招き入れながら、さっきから気になっていたことを口にした。
「さっき……母さん、泣いてたように見えたけど。何かあったの?」
僕の問いに、真珠は「えっ?」と目を丸くしてから、わざとらしいくらい明るい声で笑った。
「な、何もないよ~!気のせい、気のせい!」
その慌てっぷりが逆に気になるけど……まあ、わざわざ聞くほどでもないか。
なんとなく引っかかるものを感じながらも、僕は真珠を部屋へ案内した。
じんわり湿る掌をズボンで拭いながらドアを開けると、真珠の目がぱっと輝いた。
「優の部屋!やっと見れた!」
期待に満ちた声を弾ませながら、小走りで僕の背中にぴたりとついてくる。ほんの少しだけ開いたドアの隙間から、真珠は待ちきれないように顔を覗かせている。
「……あんまり期待しないでよ。普通だから」
そう言った僕の言葉なんて耳に入っていないようで、ドアを開けた瞬間、真珠は部屋に飛び込んだ。
「うわぁー!これが優の部屋!すごっ……優Pの作業場だ……!」
真珠は声を弾ませながら、壁の写真、積み上げられた楽譜、無造作に置かれた機材やコードまで、目に映るものすべてを食い入るように眺めている。嬉しそうに指を動かし、そこら中を指差しながら、いちいち反応している。
「ここであの曲たちが生まれたんだ……優の音楽がここから生まれて、いろんな人の元に届くんだね」
机の縁に触れながら、真珠は小さく感嘆の声を漏らした。その表情には、単なる興味以上のものがある。優Pとしての僕を、ちゃんと認めてくれている……そんな気がした。
「ふふ……なんか感動」
思わず口にした真珠のその一言が、どうにも気恥ずかしくて、僕は軽く視線を逸らした。
真珠の目線が、部屋の壁に並んだ写真へと移る。ふっと柔らかくなる表情。何を思ったのか、真珠は額縁にそっと触れた。
「これ……ピアノコンクールの時の写真?」
「あ……うん。もう昔の話だけどね」
言葉を濁しながら答える僕を気にする様子もなく、真珠は写真の中の僕と目を合わせるようにじっと見つめていた。そこには、ピアノの前で花束を抱えた幼い僕と、その隣に笑顔で並ぶ幼馴染たちの姿がある。
真珠の目が隣へ移る。千秋や梢、翔子、陽介――幼馴染たちと笑い合う僕の写真。そして、その隣には、千秋と手を繋いで並ぶ、二人きりの写真。
僕の胸が強く締め付けられる。あの頃は、これが当たり前の未来になると思っていた。誰もが隣にいて、ずっと笑い合えると信じていた。
真珠の指がそっと写真立てに触れた瞬間、僕は思わずその手を遮るように写真を裏返した。
「……ごめん、勝手に見ちゃった」
真珠は申し訳なさそうに眉を下げながらも、どこか優しく微笑んでいる。
「でもさ、優の思い出なんだよね?だから、隠さなくてもいいのに」
気まずさと恥ずかしさに耐えきれず、僕は小さく首を横に振るしかできなかった。
「ほらほら!それよりこれ、見て見て!」
真珠は気持ちを切り替えるように、鞄からノートを取り出して僕に突きつける。ドヤ顔とともに掲げられたそのノートには、無数の書き込みとイラストが踊っていた。
「優Pハッピー学園ライフ計画!」
「はっぴ……え?」
あまりにも突然の宣言に、僕は思わず声が裏返る。
「いい?これは優の学園生活をハッピーにする大作戦なんだよ!」
「いや、名前のまんまだね……」
「ぐっ……!だ、だけど重要なのは中身だから!まずね、優をみんなの人気者にしちゃえば、変な噂なんて誰も気にしなくなると思うんだ!」
ノートを得意げに掲げる真珠。その勢いに完全に飲まれて、僕は何が何だか分からないまま、ただ頷くしかなかった。
「でも……具体的に何をすれば?」
不安を隠せずに尋ねる僕に、真珠は得意げに指を一本立てて説明を続ける。
「まずは優Pとして、もっともっと楽曲投稿して有名になろう!優Pのファンが増えれば、優P=優って分かった時に、みんなの見る目も変わるはずだもん」
「知名度って……そんな簡単に……」
「大丈夫、大丈夫!優Pならきっとやれるから頑張ろう!それに、最高の場面でお披露目するんだから!」
「お披露目?」
首をかしげる僕を見て、真珠は口元をにやりと吊り上げて、ふっふっふと怪しげに笑った。
「ふふ~ん、真珠ちゃん既にリサーチ済みです」
胸を張って得意げなドヤ顔とともに、ノートをバンと掲げる。
「五ヶ月後の学園祭でライブやるって、さっき決めた!」
「決めた!?さっき!?誰が!?」
「私が!」
「え……許可とかは!?」
「そんなの後でいいの!大事なのはノリと勢い!」」」
Vサインを決める真珠。その得意げなポーズに、僕の顔はみるみる青ざめていく。
「真珠が……歌うんだよね?」
「もちろん!」
真珠は自分を指差して胸を張る。ほっと胸を撫で下ろした瞬間、真珠の指がくるりと僕へ向けられた。
「優も一緒!」
「僕も!?」
完全に固まる僕。真珠は親指を突き出して満面の笑顔。
「もちっ!」
全身から冷や汗が噴き出す。
「いや、ちょっと待って……!」
真珠は聞く耳を持たず、ノートを振り回しながらぐいぐい詰め寄ってくる。
「優Pが優だってみんなに知られる日、決定だから!もう逃げられないよ!」」
「そんなの……ちょっと待って、せめて相談くらいさせてよ!」
「相談?それは優が人気者になってからでいいよ!」
ニコニコしながら、逃げ道を一切残さない真珠。
僕の言い分なんてお構いなしに、真珠はノートを抱えたまま次から次へと勝手に話を進めていく。
こうして、気づけば僕の平凡な日常は真珠の無計画な暴走に巻き込まれ、どこへ向かうのかも分からない嵐のど真ん中に放り込まれることになった。
「さっき……母さん、泣いてたように見えたけど。何かあったの?」
僕の問いに、真珠は「えっ?」と目を丸くしてから、わざとらしいくらい明るい声で笑った。
「な、何もないよ~!気のせい、気のせい!」
その慌てっぷりが逆に気になるけど……まあ、わざわざ聞くほどでもないか。
なんとなく引っかかるものを感じながらも、僕は真珠を部屋へ案内した。
じんわり湿る掌をズボンで拭いながらドアを開けると、真珠の目がぱっと輝いた。
「優の部屋!やっと見れた!」
期待に満ちた声を弾ませながら、小走りで僕の背中にぴたりとついてくる。ほんの少しだけ開いたドアの隙間から、真珠は待ちきれないように顔を覗かせている。
「……あんまり期待しないでよ。普通だから」
そう言った僕の言葉なんて耳に入っていないようで、ドアを開けた瞬間、真珠は部屋に飛び込んだ。
「うわぁー!これが優の部屋!すごっ……優Pの作業場だ……!」
真珠は声を弾ませながら、壁の写真、積み上げられた楽譜、無造作に置かれた機材やコードまで、目に映るものすべてを食い入るように眺めている。嬉しそうに指を動かし、そこら中を指差しながら、いちいち反応している。
「ここであの曲たちが生まれたんだ……優の音楽がここから生まれて、いろんな人の元に届くんだね」
机の縁に触れながら、真珠は小さく感嘆の声を漏らした。その表情には、単なる興味以上のものがある。優Pとしての僕を、ちゃんと認めてくれている……そんな気がした。
「ふふ……なんか感動」
思わず口にした真珠のその一言が、どうにも気恥ずかしくて、僕は軽く視線を逸らした。
真珠の目線が、部屋の壁に並んだ写真へと移る。ふっと柔らかくなる表情。何を思ったのか、真珠は額縁にそっと触れた。
「これ……ピアノコンクールの時の写真?」
「あ……うん。もう昔の話だけどね」
言葉を濁しながら答える僕を気にする様子もなく、真珠は写真の中の僕と目を合わせるようにじっと見つめていた。そこには、ピアノの前で花束を抱えた幼い僕と、その隣に笑顔で並ぶ幼馴染たちの姿がある。
真珠の目が隣へ移る。千秋や梢、翔子、陽介――幼馴染たちと笑い合う僕の写真。そして、その隣には、千秋と手を繋いで並ぶ、二人きりの写真。
僕の胸が強く締め付けられる。あの頃は、これが当たり前の未来になると思っていた。誰もが隣にいて、ずっと笑い合えると信じていた。
真珠の指がそっと写真立てに触れた瞬間、僕は思わずその手を遮るように写真を裏返した。
「……ごめん、勝手に見ちゃった」
真珠は申し訳なさそうに眉を下げながらも、どこか優しく微笑んでいる。
「でもさ、優の思い出なんだよね?だから、隠さなくてもいいのに」
気まずさと恥ずかしさに耐えきれず、僕は小さく首を横に振るしかできなかった。
「ほらほら!それよりこれ、見て見て!」
真珠は気持ちを切り替えるように、鞄からノートを取り出して僕に突きつける。ドヤ顔とともに掲げられたそのノートには、無数の書き込みとイラストが踊っていた。
「優Pハッピー学園ライフ計画!」
「はっぴ……え?」
あまりにも突然の宣言に、僕は思わず声が裏返る。
「いい?これは優の学園生活をハッピーにする大作戦なんだよ!」
「いや、名前のまんまだね……」
「ぐっ……!だ、だけど重要なのは中身だから!まずね、優をみんなの人気者にしちゃえば、変な噂なんて誰も気にしなくなると思うんだ!」
ノートを得意げに掲げる真珠。その勢いに完全に飲まれて、僕は何が何だか分からないまま、ただ頷くしかなかった。
「でも……具体的に何をすれば?」
不安を隠せずに尋ねる僕に、真珠は得意げに指を一本立てて説明を続ける。
「まずは優Pとして、もっともっと楽曲投稿して有名になろう!優Pのファンが増えれば、優P=優って分かった時に、みんなの見る目も変わるはずだもん」
「知名度って……そんな簡単に……」
「大丈夫、大丈夫!優Pならきっとやれるから頑張ろう!それに、最高の場面でお披露目するんだから!」
「お披露目?」
首をかしげる僕を見て、真珠は口元をにやりと吊り上げて、ふっふっふと怪しげに笑った。
「ふふ~ん、真珠ちゃん既にリサーチ済みです」
胸を張って得意げなドヤ顔とともに、ノートをバンと掲げる。
「五ヶ月後の学園祭でライブやるって、さっき決めた!」
「決めた!?さっき!?誰が!?」
「私が!」
「え……許可とかは!?」
「そんなの後でいいの!大事なのはノリと勢い!」」」
Vサインを決める真珠。その得意げなポーズに、僕の顔はみるみる青ざめていく。
「真珠が……歌うんだよね?」
「もちろん!」
真珠は自分を指差して胸を張る。ほっと胸を撫で下ろした瞬間、真珠の指がくるりと僕へ向けられた。
「優も一緒!」
「僕も!?」
完全に固まる僕。真珠は親指を突き出して満面の笑顔。
「もちっ!」
全身から冷や汗が噴き出す。
「いや、ちょっと待って……!」
真珠は聞く耳を持たず、ノートを振り回しながらぐいぐい詰め寄ってくる。
「優Pが優だってみんなに知られる日、決定だから!もう逃げられないよ!」」
「そんなの……ちょっと待って、せめて相談くらいさせてよ!」
「相談?それは優が人気者になってからでいいよ!」
ニコニコしながら、逃げ道を一切残さない真珠。
僕の言い分なんてお構いなしに、真珠はノートを抱えたまま次から次へと勝手に話を進めていく。
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