30 / 41
30.仇を討つとき
しおりを挟む
襲撃の知らせを聞き、レオナルドが座席の下から剣を取り出す。
とても知りたかった話の途中ではあるが、今はそれどころではない。
アイリスもそっと、懐にしのばせた短剣を確かめる。
「アイリスはここで……っ!?」
レオナルドが馬車の扉に手をかけようとしたところで、突然馬車が勢いよく走り出した。
転びそうになったレオナルドだが、どうにか持ちこたえる。床を足で踏みしめながら、御者台の方向に視線を移す。
「う……馬が暴れ出しました!」
御者の焦った声が響く。
盗賊の襲撃で興奮してしまったのだろうか。もしかしたら、矢でも飛んできたのかもしれない。アイリスは激しく揺れる馬車の中、ぎゅっと拳を握る。
「……心配するな、アイリスに手出しはさせない」
レオナルドが力づけるように囁く。
その言葉を聞き、アイリスは胸の奥が痛む。この襲撃は王妃の手によるものだろう。アイリスは、いわばその手先なのだ。
何と返してよいものかわからず、アイリスはただ馬車の揺れに耐えながら俯く。
だんだんと馬車の速度が緩やかになってきた。
馬が落ち着いてきたようだと思っていると、やがて馬車は止まった。
「アイリスはここで待っていろ」
レオナルドがそう言って、剣を片手に馬車を降りていく。
開け放たれた扉の向こうには、森が見えた。そして、黒ずくめの服装で剣を持った三人の姿がある。
「おびき出されたか。御者も共犯だな」
さして意外でも無さそうに、レオナルドが呟く。
黒ずくめの三人も御者も、何も答えない。黒ずくめの三人は黙ったまま、じりじりとレオナルドとの距離を縮めてくる。
レオナルドは剣を抜き、迎え撃とうとする。
黒ずくめの一人が、アイリスに視線を向けた。
それでアイリスは察する。今がアイリスに与えられた命令を果たすときなのだ。
「レオナルドさま……!」
アイリスは懐から短剣を取り出すと、馬車から身を乗り出し、獲物に向けて投げ付けた。
「え……?」
短剣は狙い違わず、御者台に座っていた御者の背に突き刺さった。
レオナルドに向けて吹き矢を準備していた御者は、ぐらりと体を傾かせて、御者台から転げ落ちる。
その様子を、黒ずくめの三人と、レオナルドまでもが驚愕の眼差しで見つめていた。
「どういうことだ……!?」
黒ずくめの一人が、アイリスを睨み付けてくる。
ここでレオナルドを殺すはずが、何故裏切ったのかということだろう。
だが、よく考えてみれば、どうして王妃の指示に従わねばならないのか。最初はアイリスの進む道と同じだったために受け入れていたが、今は違う。
レオナルドから話を聞いている途中なのだ。少なくとも、それを知るまではアイリスは進む道を決められない。
王妃の勝手な命令を、アイリスの目的よりも優先する必要などないのだ。
「どうせ女も始末するんだ。やることは変わらない……!」
他の黒ずくめの一人がそう叫び、レオナルドに斬りかかる。
だが、その剣が届くよりも早く、一刀のもとにレオナルドが相手を斬り伏せた。
「……アイリスも始末するだと? それは、生かしてはおけんな」
地の底から響くような声を出し、レオナルドが残る黒ずくめ二人に剣を向ける。
怒気が揺らめいて立ち上っているかのような姿だ。
黒ずくめ二人が怯んだわずかな隙に、レオナルドは残る二人も斬り捨ててしまう。力任せに叩き付けているようでありながら、無駄がなく、優雅すら感じられる動きだった。
アイリスは呆然としながら、それを見つめていた。
レオナルドが武術に長けているという話は聞いていたが、これほど実戦的だとは知らなかった。試合で相手を打ち倒すようなものではなく、効率的に命を奪うものだ。
さらに、先ほどの黒ずくめの言葉によると、アイリスも始末されるはずだったらしい。
王妃は働きに報いると言っていたが、結局はアイリスを切り捨てたということになる。
ますます、命令に従う必要などない。
「レオナルドさま……」
アイリスは馬車から降りて、レオナルドに駆け寄っていく。
見ていた限り、怪我をしたようには見えなかったが、それでも心配だった。
「アイリス、無事か」
「はい……レオナルドさまは?」
「私も何ともない。ただ……頭に血が上って、三人とも殺してしまった。せめて一人は生かしておいて、聞き出すべきだった」
ため息を漏らしながら、レオナルドは倒れた黒ずくめたちを見下ろす。
全員を一撃で始末する腕は素晴らしいものだが、それが仇となったようだ。
「そうだ、もう一人いたな。御者が……アイリス!」
地面に倒れる御者のことを思い出したレオナルドだが、言葉を途中で引っ込めてアイリスをかばうように抱き締める。
何事かと思った瞬間、風を切るような鋭い音が響いた。
「くっ……」
レオナルドは呻いてアイリスから離れると、いつの間にか起き上がっていた御者のもとに走り、剣を突き立てる。
御者が崩れ落ち、持っていた吹き矢も地面に転がっていった。
それを見て、アイリスは血の気が引いていく。
御者の放った吹き矢は、アイリスをかばったレオナルドに当たったのではないだろうか。おそらく、吹き矢には毒が塗られているはずだ。
「レオナルドさま!」
「……アイリスは無事か?」
予想は当たっていたようで、レオナルドは青ざめた顔をしながら、アイリスの身を案じてきた。
「わ……私は無事です……でも、レオナルドさまが……」
「アイリスが無事なら、それでよい」
苦しそうに汗を流しながら、それでもレオナルドは微笑んだ。
アイリスはふらつきそうになるレオナルドを支えながら、近くにあった大きな木の陰に移動する。
レオナルドを座らせて、吹き矢の刺さった肩口を確かめると、その部分はうっすらと紫色に変色していた。
「これは……どうすれば……」
解毒薬が必要だろう。もしかしたら、先ほどの黒ずくめか御者が持っているかもしれない。
探しに行こうと、アイリスは立ち上がろうとする。だが、それをレオナルドの手が引き留めた。
どういうことだとレオナルドを見ると、彼は苦痛に汗を流しながらも、柔らかい眼差しをアイリスに向けていた。何か決意を秘めながら、それでいて憂いが消え去ったとでもいうような晴れ晴れしさの漂う顔をしている。
アイリスは思わず目を奪われ、言葉を失う。不吉な予感が、ふつふつとわき上がってくる。
「待て……ちょうどよい。今こそ、妹としてジゼルの仇を討つときだろう? 私を殺してくれ、アイリス」
レオナルドの口から、信じられない言葉が飛び出した。
とても知りたかった話の途中ではあるが、今はそれどころではない。
アイリスもそっと、懐にしのばせた短剣を確かめる。
「アイリスはここで……っ!?」
レオナルドが馬車の扉に手をかけようとしたところで、突然馬車が勢いよく走り出した。
転びそうになったレオナルドだが、どうにか持ちこたえる。床を足で踏みしめながら、御者台の方向に視線を移す。
「う……馬が暴れ出しました!」
御者の焦った声が響く。
盗賊の襲撃で興奮してしまったのだろうか。もしかしたら、矢でも飛んできたのかもしれない。アイリスは激しく揺れる馬車の中、ぎゅっと拳を握る。
「……心配するな、アイリスに手出しはさせない」
レオナルドが力づけるように囁く。
その言葉を聞き、アイリスは胸の奥が痛む。この襲撃は王妃の手によるものだろう。アイリスは、いわばその手先なのだ。
何と返してよいものかわからず、アイリスはただ馬車の揺れに耐えながら俯く。
だんだんと馬車の速度が緩やかになってきた。
馬が落ち着いてきたようだと思っていると、やがて馬車は止まった。
「アイリスはここで待っていろ」
レオナルドがそう言って、剣を片手に馬車を降りていく。
開け放たれた扉の向こうには、森が見えた。そして、黒ずくめの服装で剣を持った三人の姿がある。
「おびき出されたか。御者も共犯だな」
さして意外でも無さそうに、レオナルドが呟く。
黒ずくめの三人も御者も、何も答えない。黒ずくめの三人は黙ったまま、じりじりとレオナルドとの距離を縮めてくる。
レオナルドは剣を抜き、迎え撃とうとする。
黒ずくめの一人が、アイリスに視線を向けた。
それでアイリスは察する。今がアイリスに与えられた命令を果たすときなのだ。
「レオナルドさま……!」
アイリスは懐から短剣を取り出すと、馬車から身を乗り出し、獲物に向けて投げ付けた。
「え……?」
短剣は狙い違わず、御者台に座っていた御者の背に突き刺さった。
レオナルドに向けて吹き矢を準備していた御者は、ぐらりと体を傾かせて、御者台から転げ落ちる。
その様子を、黒ずくめの三人と、レオナルドまでもが驚愕の眼差しで見つめていた。
「どういうことだ……!?」
黒ずくめの一人が、アイリスを睨み付けてくる。
ここでレオナルドを殺すはずが、何故裏切ったのかということだろう。
だが、よく考えてみれば、どうして王妃の指示に従わねばならないのか。最初はアイリスの進む道と同じだったために受け入れていたが、今は違う。
レオナルドから話を聞いている途中なのだ。少なくとも、それを知るまではアイリスは進む道を決められない。
王妃の勝手な命令を、アイリスの目的よりも優先する必要などないのだ。
「どうせ女も始末するんだ。やることは変わらない……!」
他の黒ずくめの一人がそう叫び、レオナルドに斬りかかる。
だが、その剣が届くよりも早く、一刀のもとにレオナルドが相手を斬り伏せた。
「……アイリスも始末するだと? それは、生かしてはおけんな」
地の底から響くような声を出し、レオナルドが残る黒ずくめ二人に剣を向ける。
怒気が揺らめいて立ち上っているかのような姿だ。
黒ずくめ二人が怯んだわずかな隙に、レオナルドは残る二人も斬り捨ててしまう。力任せに叩き付けているようでありながら、無駄がなく、優雅すら感じられる動きだった。
アイリスは呆然としながら、それを見つめていた。
レオナルドが武術に長けているという話は聞いていたが、これほど実戦的だとは知らなかった。試合で相手を打ち倒すようなものではなく、効率的に命を奪うものだ。
さらに、先ほどの黒ずくめの言葉によると、アイリスも始末されるはずだったらしい。
王妃は働きに報いると言っていたが、結局はアイリスを切り捨てたということになる。
ますます、命令に従う必要などない。
「レオナルドさま……」
アイリスは馬車から降りて、レオナルドに駆け寄っていく。
見ていた限り、怪我をしたようには見えなかったが、それでも心配だった。
「アイリス、無事か」
「はい……レオナルドさまは?」
「私も何ともない。ただ……頭に血が上って、三人とも殺してしまった。せめて一人は生かしておいて、聞き出すべきだった」
ため息を漏らしながら、レオナルドは倒れた黒ずくめたちを見下ろす。
全員を一撃で始末する腕は素晴らしいものだが、それが仇となったようだ。
「そうだ、もう一人いたな。御者が……アイリス!」
地面に倒れる御者のことを思い出したレオナルドだが、言葉を途中で引っ込めてアイリスをかばうように抱き締める。
何事かと思った瞬間、風を切るような鋭い音が響いた。
「くっ……」
レオナルドは呻いてアイリスから離れると、いつの間にか起き上がっていた御者のもとに走り、剣を突き立てる。
御者が崩れ落ち、持っていた吹き矢も地面に転がっていった。
それを見て、アイリスは血の気が引いていく。
御者の放った吹き矢は、アイリスをかばったレオナルドに当たったのではないだろうか。おそらく、吹き矢には毒が塗られているはずだ。
「レオナルドさま!」
「……アイリスは無事か?」
予想は当たっていたようで、レオナルドは青ざめた顔をしながら、アイリスの身を案じてきた。
「わ……私は無事です……でも、レオナルドさまが……」
「アイリスが無事なら、それでよい」
苦しそうに汗を流しながら、それでもレオナルドは微笑んだ。
アイリスはふらつきそうになるレオナルドを支えながら、近くにあった大きな木の陰に移動する。
レオナルドを座らせて、吹き矢の刺さった肩口を確かめると、その部分はうっすらと紫色に変色していた。
「これは……どうすれば……」
解毒薬が必要だろう。もしかしたら、先ほどの黒ずくめか御者が持っているかもしれない。
探しに行こうと、アイリスは立ち上がろうとする。だが、それをレオナルドの手が引き留めた。
どういうことだとレオナルドを見ると、彼は苦痛に汗を流しながらも、柔らかい眼差しをアイリスに向けていた。何か決意を秘めながら、それでいて憂いが消え去ったとでもいうような晴れ晴れしさの漂う顔をしている。
アイリスは思わず目を奪われ、言葉を失う。不吉な予感が、ふつふつとわき上がってくる。
「待て……ちょうどよい。今こそ、妹としてジゼルの仇を討つときだろう? 私を殺してくれ、アイリス」
レオナルドの口から、信じられない言葉が飛び出した。
4
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。
香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。
皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。
さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。
しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。
それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?
断罪される前に市井で暮らそうとした悪役令嬢は幸せに酔いしれる
葉柚
恋愛
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
【完結】二度目の子育て~我が子を可愛がったら溺愛されました
三園 七詩
恋愛
私は一人娘の優里亜の母親だった。
優里亜は幼い頃から体が弱く病院でほとんどの時間を過ごしていた。
優里亜は本が好きでよく私にも本の話をしてくれた。
そんな優里亜の病状が悪化して幼くして亡くなってしまう。
絶望に打ちひしがれている時事件に巻き込まれ私も命を落とした。
そして気がつくと娘の優里亜が大好きだった本の世界に入り込んでいた。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
〘完結〛ずっと引きこもってた悪役令嬢が出てきた
桜井ことり
恋愛
そもそものはじまりは、
婚約破棄から逃げてきた悪役令嬢が
部屋に閉じこもってしまう話からです。
自分と向き合った悪役令嬢は聖女(優しさの理想)として生まれ変わります。
※爽快恋愛コメディで、本来ならそうはならない描写もあります。
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる