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03.初夜スルー、『嫌われてるので遠慮しました』って本気ですか
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オリアナが廊下を歩いていると、背後から使用人たちのささやき声が聞こえた。
「地味で華やかさがないわね。本当に王女さまなの?」
「サディアスさまがお気の毒よ。事業を乗っ取ろうとする王家に、妾腹の姫を押しつけられて……」
「初夜も、何もなかったって。本当にただのお飾りだわ」
「セドリックさまが公爵となっていれば、あんな姫など……」
陰口は次第に小さくなったが、オリアナの耳にははっきりと届いていた。
以前のオリアナなら、そのまま見て見ぬふりをして通り過ぎただろう。けれど今のオリアナは違う。
「陰口を言うのは自由ですが、ここは公爵家ですよ?」
オリアナは足を止め、優雅に振り返る。その金色の瞳に宿るのは怯えではなく、凛とした意志だった。
「っ!?」
慌てて口を押さえる使用人たちに、オリアナは静かな声で続ける。
「私に対する評価はともかく、ここはファーレスト公爵家の屋敷です。そのような噂話は、この家と主人であるサディアスさまの品位を貶めることになりますが、それがあなたたちの望みですか?」
「そ、そのような……! 私たちはただ……」
「申し訳ありません、オリアナさま! まさか聞かれているとは……」
焦る使用人たちに向かって、オリアナは静かに手を上げ、穏やかな口調で言った。
「以後、お気をつけなさい。どこで誰が聞いているかわかりませんから。それから──」
オリアナは目をすっと細める。
「サディアスさまを侮辱することは許しませんよ」
はっきりとした口調で言い放つ。
使用人たちは完全に驚き、唖然としている。
おどおどと弱々しい姫だと思っていた彼女らにとって、オリアナの毅然とした姿は完全に想定外だったのだろう。
「も、申し訳ありませんでした!」
「お許しください、オリアナさま……!」
彼女たちは慌てて何度も頭を下げ、足早に立ち去った。
廊下に静寂が戻る。
(私……変わったわ)
今までの自分だったら、こんな態度はとれなかっただろう。けれど今は違う。
前世の記憶が戻り、この世界が『物語』の中だと知った今、自分の運命を他人任せにはできない。その思いが、オリアナを少しずつ変えつつあった。
ふと、使用人の言葉が気にかかる。
「セドリックさま、ね……」
オリアナは少し首を傾げる。
ファーレスト公爵家には、サディアスの他にもう一人、公爵家を継ぐはずだった兄がいた。
セドリック・ファーレスト──サディアスの兄で、本来の公爵家後継者だった人物。
公爵にふさわしい器を持ち、社交界でも評判が高かったが、ある事故で亡くなったのだという。
(だからサディアスは公爵となったけれど……。彼を公爵にしたくない人たちがいるのかもしれないわね)
オリアナは昨夜のサディアスの冷たいようでいてどこか優しい表情を思い浮かべる。
(もしかしたら、私が殺される理由は、そこに関係しているの……?)
だが、それだけでは説明がつかない何かがあるような気がしてならない。
『物語』の中で自分が死ぬ理由は、夫であるサディアスの憎しみではなく、もっと深い何か──彼を陥れるために仕組まれた罠だったのではないか。そんな疑念が頭をかすめる。
「でも、誰が……?」
オリアナは不安を振り払うように、首を軽く振った。
だが、その疑問に答える者はなく、静かな廊下にオリアナの小さな吐息だけが響いて消えた。
✧・━・✧
「……オリアナ姫は、食事を楽しんでくださったでしょうか」
朝食を終えて自室に戻ったサディアスは、小さく呟きながらため息をついた。
執事のウォルターが、慎重に言葉を選びながら答える。
「恐れながら、旦那さま。奥さまは終始、表情が硬うございました」
「……そうですか。やはり、私の態度が悪かったのでしょうね」
サディアスは窓辺へ歩み寄り、静かに外を見つめた。
「彼女の好きな料理ばかり用意したつもりでしたが……もしかして、嫌いなものが交ざっていたでしょうか……?」
独り言のように呟くサディアスに、侍女のジェーンが、おずおずと口を開く。
「あの……旦那さま」
「……ん?」
振り返ると、ジェーンは一瞬ためらったのち、意を決したように言った。
「僭越ながら……もう少し、笑顔でお話しなさってはいかがでしょうか」
「……笑顔、ですか?」
「ええ。奥さまがご不安なのは、旦那さまがいつも無表情でいらっしゃるからかと」
サディアスは一瞬考え込み、真剣な顔で頷いた。
「そうですね……しかし、私は昔から表情を作るのが苦手で。オリアナ姫に、不快な思いをさせないかと不安で……」
目を伏せながら、サディアスは続ける。
「だからこそ、少し離れていた方が彼女のためだと思うのですが……」
ウォルターは、主の思いつめたような様子に眉をひそめつつも、慎重に言葉を選んだ。
「そのために、初夜もお控えになられたのですか?」
「初夜を……?」
サディアスは驚いたように目を見開いた。
その反応に、ジェーンが戸惑いながら言葉を継ぐ。
「あの……昨夜、旦那さまは奥さまのお部屋においでにならなかったと伺いましたので、てっきり……」
サディアスは小さくため息をつき、静かに首を振った。
「……ああ」
サディアスは小さくため息をつくと、静かに首を振った。
「それは違います。オリアナ姫はお疲れでしょうし、ゆっくり休ませて差し上げたかったもので」
サディアスが淡々とした口調でそう答えると、ウォルターとジェーンは思わず顔を見合わせた。
「旦那さま……初夜というものが、どういった意味を持つか、ご存じでいらっしゃいますか?」
「ええ。夫婦の契りを交わすことですね」
サディアスは当然のように答える。
ウォルターとジェーンはますます困惑したように顔を見合わせる。
「では、どうして……」
「オリアナ姫に嫌われている私が触れるなど、あってはならないことですから」
サディアスは無表情のまま答えた。その口調には迷いもためらいもない。
ジェーンは言葉を失い、ウォルターが静かに尋ねる。
「……旦那さまは、本当にそれでよろしいのですか?」
サディアスは不思議そうに首を傾げる。
「え? ……ええ」
サディアスの答えに、ウォルターとジェーンは顔を見合わせた。そして、意を決したように進言する。
「旦那さまは、ご自身のお気持ちを正直にお伝えするべきです!」
「……自分の気持ちですか?」
「はい! もっとオリアナ姫とお話しして、お互いをよく知るべきですよ! 夫婦なのですから!」
「しかし、私は嫌われていますし……」
ジェーンはすぐに首を横に振る。
「それでもです! オリアナ姫のご様子を見る限り、旦那さまを嫌っているわけではなさそうですから」
その言葉に、サディアスは黙り込んだ。しばし考え込んだ末、ゆっくりと口を開く。
「しかし、私は……」
「旦那さま!」
ウォルターの厳かな声が、サディアスの言葉を遮る。
「どうか、ご自身に自信をお持ちください。旦那さまは、すでにご病気も癒え、立派に成長なさったのです。ご自身のお姿をご覧になってはいかがでしょう?」
ジェーンも力強く続ける。
「そうですよ! もっと自信をもって、笑顔でオリアナ姫にご挨拶してください!」
しかし、サディアスの表情は変わらなかった。
「……私は……兄のようには……」
サディアスは目を伏せ、小さな声で呟く。
その声はかすれ、ウォルターとジェーンははっと息をのんだ。
「旦那さま……まだセドリックさまとご自身を比べていらっしゃるのですか?」
「……」
サディアスは沈黙したままだった。だが、その沈黙こそが答えだった。
ウォルターは静かに息を吐き、主に向き直る。
「旦那さまは、すでに立派なお方です。セドリックさまは偉大な方でしたが、それと同じように、旦那さまもまた素晴らしいお方です。オリアナ姫にも、きっとお気持ちは伝わるでしょう」
サディアスはゆっくりと首を横に振った。
「……気持ちが伝わって、もし今以上に嫌われたらと思うと怖いのです。だから……これでいいのですよ」
サディアスは小さく笑ったが、それはどこか悲しげな笑みだった。
ウォルターとジェーンは、それ以上何も言えず、互いに目を合わせてため息をついた。
「地味で華やかさがないわね。本当に王女さまなの?」
「サディアスさまがお気の毒よ。事業を乗っ取ろうとする王家に、妾腹の姫を押しつけられて……」
「初夜も、何もなかったって。本当にただのお飾りだわ」
「セドリックさまが公爵となっていれば、あんな姫など……」
陰口は次第に小さくなったが、オリアナの耳にははっきりと届いていた。
以前のオリアナなら、そのまま見て見ぬふりをして通り過ぎただろう。けれど今のオリアナは違う。
「陰口を言うのは自由ですが、ここは公爵家ですよ?」
オリアナは足を止め、優雅に振り返る。その金色の瞳に宿るのは怯えではなく、凛とした意志だった。
「っ!?」
慌てて口を押さえる使用人たちに、オリアナは静かな声で続ける。
「私に対する評価はともかく、ここはファーレスト公爵家の屋敷です。そのような噂話は、この家と主人であるサディアスさまの品位を貶めることになりますが、それがあなたたちの望みですか?」
「そ、そのような……! 私たちはただ……」
「申し訳ありません、オリアナさま! まさか聞かれているとは……」
焦る使用人たちに向かって、オリアナは静かに手を上げ、穏やかな口調で言った。
「以後、お気をつけなさい。どこで誰が聞いているかわかりませんから。それから──」
オリアナは目をすっと細める。
「サディアスさまを侮辱することは許しませんよ」
はっきりとした口調で言い放つ。
使用人たちは完全に驚き、唖然としている。
おどおどと弱々しい姫だと思っていた彼女らにとって、オリアナの毅然とした姿は完全に想定外だったのだろう。
「も、申し訳ありませんでした!」
「お許しください、オリアナさま……!」
彼女たちは慌てて何度も頭を下げ、足早に立ち去った。
廊下に静寂が戻る。
(私……変わったわ)
今までの自分だったら、こんな態度はとれなかっただろう。けれど今は違う。
前世の記憶が戻り、この世界が『物語』の中だと知った今、自分の運命を他人任せにはできない。その思いが、オリアナを少しずつ変えつつあった。
ふと、使用人の言葉が気にかかる。
「セドリックさま、ね……」
オリアナは少し首を傾げる。
ファーレスト公爵家には、サディアスの他にもう一人、公爵家を継ぐはずだった兄がいた。
セドリック・ファーレスト──サディアスの兄で、本来の公爵家後継者だった人物。
公爵にふさわしい器を持ち、社交界でも評判が高かったが、ある事故で亡くなったのだという。
(だからサディアスは公爵となったけれど……。彼を公爵にしたくない人たちがいるのかもしれないわね)
オリアナは昨夜のサディアスの冷たいようでいてどこか優しい表情を思い浮かべる。
(もしかしたら、私が殺される理由は、そこに関係しているの……?)
だが、それだけでは説明がつかない何かがあるような気がしてならない。
『物語』の中で自分が死ぬ理由は、夫であるサディアスの憎しみではなく、もっと深い何か──彼を陥れるために仕組まれた罠だったのではないか。そんな疑念が頭をかすめる。
「でも、誰が……?」
オリアナは不安を振り払うように、首を軽く振った。
だが、その疑問に答える者はなく、静かな廊下にオリアナの小さな吐息だけが響いて消えた。
✧・━・✧
「……オリアナ姫は、食事を楽しんでくださったでしょうか」
朝食を終えて自室に戻ったサディアスは、小さく呟きながらため息をついた。
執事のウォルターが、慎重に言葉を選びながら答える。
「恐れながら、旦那さま。奥さまは終始、表情が硬うございました」
「……そうですか。やはり、私の態度が悪かったのでしょうね」
サディアスは窓辺へ歩み寄り、静かに外を見つめた。
「彼女の好きな料理ばかり用意したつもりでしたが……もしかして、嫌いなものが交ざっていたでしょうか……?」
独り言のように呟くサディアスに、侍女のジェーンが、おずおずと口を開く。
「あの……旦那さま」
「……ん?」
振り返ると、ジェーンは一瞬ためらったのち、意を決したように言った。
「僭越ながら……もう少し、笑顔でお話しなさってはいかがでしょうか」
「……笑顔、ですか?」
「ええ。奥さまがご不安なのは、旦那さまがいつも無表情でいらっしゃるからかと」
サディアスは一瞬考え込み、真剣な顔で頷いた。
「そうですね……しかし、私は昔から表情を作るのが苦手で。オリアナ姫に、不快な思いをさせないかと不安で……」
目を伏せながら、サディアスは続ける。
「だからこそ、少し離れていた方が彼女のためだと思うのですが……」
ウォルターは、主の思いつめたような様子に眉をひそめつつも、慎重に言葉を選んだ。
「そのために、初夜もお控えになられたのですか?」
「初夜を……?」
サディアスは驚いたように目を見開いた。
その反応に、ジェーンが戸惑いながら言葉を継ぐ。
「あの……昨夜、旦那さまは奥さまのお部屋においでにならなかったと伺いましたので、てっきり……」
サディアスは小さくため息をつき、静かに首を振った。
「……ああ」
サディアスは小さくため息をつくと、静かに首を振った。
「それは違います。オリアナ姫はお疲れでしょうし、ゆっくり休ませて差し上げたかったもので」
サディアスが淡々とした口調でそう答えると、ウォルターとジェーンは思わず顔を見合わせた。
「旦那さま……初夜というものが、どういった意味を持つか、ご存じでいらっしゃいますか?」
「ええ。夫婦の契りを交わすことですね」
サディアスは当然のように答える。
ウォルターとジェーンはますます困惑したように顔を見合わせる。
「では、どうして……」
「オリアナ姫に嫌われている私が触れるなど、あってはならないことですから」
サディアスは無表情のまま答えた。その口調には迷いもためらいもない。
ジェーンは言葉を失い、ウォルターが静かに尋ねる。
「……旦那さまは、本当にそれでよろしいのですか?」
サディアスは不思議そうに首を傾げる。
「え? ……ええ」
サディアスの答えに、ウォルターとジェーンは顔を見合わせた。そして、意を決したように進言する。
「旦那さまは、ご自身のお気持ちを正直にお伝えするべきです!」
「……自分の気持ちですか?」
「はい! もっとオリアナ姫とお話しして、お互いをよく知るべきですよ! 夫婦なのですから!」
「しかし、私は嫌われていますし……」
ジェーンはすぐに首を横に振る。
「それでもです! オリアナ姫のご様子を見る限り、旦那さまを嫌っているわけではなさそうですから」
その言葉に、サディアスは黙り込んだ。しばし考え込んだ末、ゆっくりと口を開く。
「しかし、私は……」
「旦那さま!」
ウォルターの厳かな声が、サディアスの言葉を遮る。
「どうか、ご自身に自信をお持ちください。旦那さまは、すでにご病気も癒え、立派に成長なさったのです。ご自身のお姿をご覧になってはいかがでしょう?」
ジェーンも力強く続ける。
「そうですよ! もっと自信をもって、笑顔でオリアナ姫にご挨拶してください!」
しかし、サディアスの表情は変わらなかった。
「……私は……兄のようには……」
サディアスは目を伏せ、小さな声で呟く。
その声はかすれ、ウォルターとジェーンははっと息をのんだ。
「旦那さま……まだセドリックさまとご自身を比べていらっしゃるのですか?」
「……」
サディアスは沈黙したままだった。だが、その沈黙こそが答えだった。
ウォルターは静かに息を吐き、主に向き直る。
「旦那さまは、すでに立派なお方です。セドリックさまは偉大な方でしたが、それと同じように、旦那さまもまた素晴らしいお方です。オリアナ姫にも、きっとお気持ちは伝わるでしょう」
サディアスはゆっくりと首を横に振った。
「……気持ちが伝わって、もし今以上に嫌われたらと思うと怖いのです。だから……これでいいのですよ」
サディアスは小さく笑ったが、それはどこか悲しげな笑みだった。
ウォルターとジェーンは、それ以上何も言えず、互いに目を合わせてため息をついた。
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