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No.38
しおりを挟む余りにも高過ぎる夕飯に驚きはしたが、作ってしまったのは仕方ないので全て美味しく頂いた。
デビルマウスの肉はかなりの美味で今まで日本で食べた肉よりも数段旨かった。
でももう一度この値段を出して食べるかと言われたら躊躇してしまうだろう。
今度デビルマウスを討伐したら肉は持ち帰ろうと思った。
夕飯を食べ終えた俺は「ごちそうさま」とマリアお姉ちゃんに言って部屋に戻った。
ベッドに横になると今回の事を振り返った。
デビルマウスが進化したのには本当に驚いた。
進化とかめんどくさくて考えてもいなかったのに進化がおこってしまった。
この世界は本当に俺の書いた世界だろうか?と疑問は浮かぶが、俺の書いた小説とは違うラグーと言うモブキャラでこの世界を生きているので誤差はあるかもしれない。
でも設定外の事が起きると色々と考えてしまう。
「考えても仕方ないか…」
呟いた俺は今回の事で試してみたい事があった。
鑑定魔法である。
鑑定出来れば進化したデビルマウスを見てもっと楽に倒せたかもしれない。
でもこの世界には鑑定魔法も鑑定スキルも無い。
俺が小説に書き忘れてどうしょうと思いながら書き進めていたので間違いない。
しかしイメージで魔法を発動できる世界だ。なんとかなるだろう。
部屋にあった箱を手に持ち意識を集中してイメージして行く。
(表面じゃなくて、内面を見る感じで…)
魔力を目から箱に繋ぐ感じで魔力操作をする。
すると目から魔力が箱に繋がり中身が透けて見えるようになった。
「これじゃ無いんだよなぁ、イメージが難しい」
もう一度試したけどやっぱり中身が透けて見えるだけだった。
「ダメだイメージが湧かない。人間で試してみるか」
呟くと部屋を出てマリアお姉ちゃんに声を掛けた。
「マリアお姉ちゃん、今鑑定魔法を試してるんだけどマリアお姉ちゃんに試してみてもいい?」
「鑑定魔法?それはどんな魔法なの?」
キョトンとするマリアお姉ちゃんに俺は説明する。
「鑑定魔法は鑑定した物の能力や本物か偽物かが直ぐに分かる魔法だよ」
「へぇ、なんか便利そうな魔法ね。いいよラグー」
良く分かって無さそうなマリアお姉ちゃんに「ありがとう」と言って鑑定魔法を試した。
するとマリアお姉ちゃんの洋服が透けてブラも透けるとマリアお姉ちゃんのたわたわに実った大きな乳房が顔を出した瞬間俺は吹いた。
「どうしたの?」と首を傾げるマリアお姉ちゃんに「何でもないよ」と返してもう一度鑑定魔法を試すが見えたのはまたもやマリアお姉ちゃんの乳房だった。
「もうこれでいいかな」
と呟いて納得しそうになったけど、顔を叩いて気持ちを切り替え何度も試してやっと使えるようになった。
何度もマリアお姉ちゃんの乳房を見てたので、鑑定魔法を解除してもマリアお姉ちゃんが裸に見えて俺の子ぞうが大人になってしまったが、鑑定魔法を使えるようになったので俺は色々と満足して部屋に戻った。
ベッドに横になるとマリアお姉ちゃんの乳房が脳裏にこびりついて眠れなかったが、
「こんな弟を許して下さい」
と何度も懺悔してるうちにいつの間にか夢の中へ落ちていったのだった。
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