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お菓子
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とは言ったものの、この世界のがどのようなものであるかなんて知らない。あとでサキさんに聞いてみるか。
次の日、サキさんを見つけると掃除道具を貰うついでにお菓子について聞いてみることにした。
「あの、この国ってどんなお菓子が有名なんですか?」
「昨日のお話覚えててくださったんですか、ありがとうございます。
そうですね、言葉で表現するより実分を見てもらったほうが早いかもしれません。後で持っていきましょうか?」
「いいんですか、助かります。」
「後でお部屋に持っていきますね」
「はい、ありがとうございます!」
そう言って話は終わった。
今日も掃除を終え、ひと段落したところでサキさんがきた。
「アツキ様、お菓子をお持ちいたしました。」
「ありがとうございます」
「いえいえ、こちらに置いておきますね。」
サキさんが部屋を出て行ったあと、置かれていったお菓子を眺めた。
見た目はそこまで元の世界と変わらなさそう、とは言っても日本の和菓子とかではなく、ヨーロッパとかそっちの方のお菓子に似ている。鮮やかでおしゃれそうな感じだ。
これがこっちの世界での一般的なお菓子なんだろうか。
とりあえず食べてみるとするか。
「うまっ」
やはりこれも美味しい。しかし、だ。
最近食べさせてもらっている料理はこのお城の料理人が作っていると聞くし、もしかしたらこれも料理人さんが作っているのではないだろうか。
だとしたら話がちょっと変わってくる。
もしも俺がお菓子を本当に売るとして、相手はきっと街の人だ。その人たちに本当に食べているものを作らないと、親近感わかないし、食べにくくないか。
なら、本場を見に行くしかない。
後でレンに話してみよう。
次の日、サキさんを見つけると掃除道具を貰うついでにお菓子について聞いてみることにした。
「あの、この国ってどんなお菓子が有名なんですか?」
「昨日のお話覚えててくださったんですか、ありがとうございます。
そうですね、言葉で表現するより実分を見てもらったほうが早いかもしれません。後で持っていきましょうか?」
「いいんですか、助かります。」
「後でお部屋に持っていきますね」
「はい、ありがとうございます!」
そう言って話は終わった。
今日も掃除を終え、ひと段落したところでサキさんがきた。
「アツキ様、お菓子をお持ちいたしました。」
「ありがとうございます」
「いえいえ、こちらに置いておきますね。」
サキさんが部屋を出て行ったあと、置かれていったお菓子を眺めた。
見た目はそこまで元の世界と変わらなさそう、とは言っても日本の和菓子とかではなく、ヨーロッパとかそっちの方のお菓子に似ている。鮮やかでおしゃれそうな感じだ。
これがこっちの世界での一般的なお菓子なんだろうか。
とりあえず食べてみるとするか。
「うまっ」
やはりこれも美味しい。しかし、だ。
最近食べさせてもらっている料理はこのお城の料理人が作っていると聞くし、もしかしたらこれも料理人さんが作っているのではないだろうか。
だとしたら話がちょっと変わってくる。
もしも俺がお菓子を本当に売るとして、相手はきっと街の人だ。その人たちに本当に食べているものを作らないと、親近感わかないし、食べにくくないか。
なら、本場を見に行くしかない。
後でレンに話してみよう。
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