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恋人編
いってきますの
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朝起きると、いつものように豪華な天井があった。
そして、体に腕が巻きついていた。
「…は?レン?」
「…んん、あ、アツキおはよう」
「ああおはよう。じゃなくて!なんでこんなになってんの」
「え?だって昨日アツキ俺の腕の中で寝ちゃったんだもん。それで起こすのも可哀想だから抱っこしたままベッドに運んだ後俺も寝ちゃった」
なんだか思い出してきた。昨日好きだって伝えて、言い合って、それでそのあと気がついたら眠っていた。そのあとでレンが俺をここまで運んでくれたのだろう。
「ありがとう」
「うん?どういたしまして。ねえ、アツキ?これからもぎゅーってしながら寝てもいい?」
正直、レンが俺の隣にいて、お互い抱きしめて眠るのは幸せだと思う。
「…しょうがないから、許す」
「ほんと?やった!」
寝ぼけているのかいつもより言葉が易しい。
「ん、じゃあご飯用意しよ。」
「ああ!」
「いってらっしゃい」
「やだー!アツキと離れたくない!」
「お前仕事あるんだろ?帰ってきたら一緒なんだから、ほら」
「うーん…。急いで帰ってくるから!」
「いつも通りでいいって」
「いってきまーす」
「はーい」
「あ、待って忘れ物」
そういうや否や俺のおでこにキスしてきた。
「じゃ、いってきます。帰ってきたらここにするから」
そういって唇に触れ、にやっとして扉を開けていった。
「なんだよ…」
不意打ちでびっくりした俺は玄関でしゃがみ込んでしまった。
これだけでこんなにドキドキしてこれからやっていけるのだろうか。
そして、体に腕が巻きついていた。
「…は?レン?」
「…んん、あ、アツキおはよう」
「ああおはよう。じゃなくて!なんでこんなになってんの」
「え?だって昨日アツキ俺の腕の中で寝ちゃったんだもん。それで起こすのも可哀想だから抱っこしたままベッドに運んだ後俺も寝ちゃった」
なんだか思い出してきた。昨日好きだって伝えて、言い合って、それでそのあと気がついたら眠っていた。そのあとでレンが俺をここまで運んでくれたのだろう。
「ありがとう」
「うん?どういたしまして。ねえ、アツキ?これからもぎゅーってしながら寝てもいい?」
正直、レンが俺の隣にいて、お互い抱きしめて眠るのは幸せだと思う。
「…しょうがないから、許す」
「ほんと?やった!」
寝ぼけているのかいつもより言葉が易しい。
「ん、じゃあご飯用意しよ。」
「ああ!」
「いってらっしゃい」
「やだー!アツキと離れたくない!」
「お前仕事あるんだろ?帰ってきたら一緒なんだから、ほら」
「うーん…。急いで帰ってくるから!」
「いつも通りでいいって」
「いってきまーす」
「はーい」
「あ、待って忘れ物」
そういうや否や俺のおでこにキスしてきた。
「じゃ、いってきます。帰ってきたらここにするから」
そういって唇に触れ、にやっとして扉を開けていった。
「なんだよ…」
不意打ちでびっくりした俺は玄関でしゃがみ込んでしまった。
これだけでこんなにドキドキしてこれからやっていけるのだろうか。
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