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兄編

フィルside

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俺がアツキを初めてみた時、なんだか気になって声をかけてしまった。
その前に父からレンが空いている相手だということを聞いていたからかもしれないけど。
声をかけたらなんだか猫みたいに警戒心を剥き出しにしてきて、今まで会ったことのないタイプだったから面白いなって思った。
それからだんだん気になって少しずつ興味を引かれていった。
アツキを見かけるたびに関わりを少しでも持ちたくなって声をかけた。
自分でいうのもなんだが顔の良さと地位によってモテた。
それでもこんな感情を持ったのは初めてだつた。
深追いしては行けないという自分がいる一方で自分のものにしたいという欲があることも確かに感じていた。
ごめんな、レン。
もう自分の気持ちをもうコントロールできそうにないんだ。
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