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第一章
03:愛しの魔王様
今回二話続けて投稿しております。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
ルキフェル様の執務室でバサリと書類が雪崩を起こす。
そして唇を重ねる水音が耳に響いて下腹が疼く。
私は執務机へ押し倒されて、嬲る様なキスを甘受した。
「ん、んぅ、ルキフェル様?ここで、するのですか?」
露出度の高い服を一枚ずつ剥ぎ取られながらもとりあえず聞いてみる。
「ここでは嫌か?」
唇を放し、首筋をねっとりと舐め回すルキフェル様。
正直、嫌だ。
だって誰かが来たら恥ずかしいでしょ。
「ら、来客が……あるかも知れないので…」
でもハッキリと嫌だと言えない。
では止めようなんて言われたら、私は一ヶ月ひもじい思いをしながら過ごす羽目になる。
「そうだな?」
ルキフェル様は低く笑い、それでも続行する。
この男、やっぱりここでする気だ。
長い指先を蠢かし、胸の先端を弄くる。
小さく声を上げた私を見て、彼の口角が上がった。
そのまま首筋から赤い舌を滑らせ、胸の突起を転がす様に舐めまわし、びくりと体が震えた。
彼の指と舌が這いずる度に、私の体は反応する。
何度体を重ねても初めての時の様に興奮し、恥じらいを感じる。
ルキフェル様の指が私の皮膚を撫で付け、優しく愛撫する感触に全ての器官が気持ちいいと訴えた。
わざと卑猥な音を立てて乳首を舐めながら私の反応を見るルキフェル様。
次第に指先は太腿を這いずり、秘所をするりと撫で付けた。
「ん、……ふ」
待ち焦がれていた快感に、声が上がる。
早くそこに欲しくて堪らない。
サキュバスじゃなければこんなに淫乱になるはずが無いと思いながらも、敬愛するルキフェル様の寵愛ならきっと毎日欲しいと願うのだろう。
例え、そこに愛がなくとも。
この時だけは優しく甘やかな声を聞かせてくれる彼に、私は溺れている。
指が秘所を滑らせ水音を鳴らす。
「ミラ?いつもより興奮していないか?スリルを愉しんでいるのか?」
ある意味興奮しているのかも、と自分の性癖にうんざりする。
「た、愉しんではいません………あっ」
「だが、こんなにも濡れているぞ?」
くちゅりと蜜壺へ指を入れ込み音を出すルキフェル様。
体を折り曲げ、脇腹に噛み付く様にキスを落として更に舐め上げた。
「ん、んぅ。あん、今日は、いつもより早い時間だったので……」
「あぁ、嬉しいか?」
「………はい」
ご褒美が早まるほど嬉しいことはない。
素直に答えると、彼は指を二本入れ込みナカを掻き回した。
私の体を知り尽くした彼の指先が、私の性感帯を刺激して嬌声があがる。
息を荒げ、身体をくねらせながらルキフェル様の名前を呼んだ。
彼は更に自己主張してきた花芽もゆるりと撫で付け、私の反応を愉しむ。
ビリビリと電気が走る様な刺激に、思わず背中を反らしてしまう。
そして
「で?何故今日のお前はこんなにも違うのだ?」
………………え?
ぴたり、と私の息が止まった。
「い、いつもの、私……ですが?」
な、なにか?どこが違う?声?反応?まさかのナカ?
ぐりと私の弱い箇所を指で押し、私を責める。
「あぁんんっ!」
「私に誤魔化しは効かないと、言ったはずだが?」
更にナカをぐりぐりと攻め立てる。
「あ、んんんっ!はぁんっ………!何も、無いと……」
ふぅふぅと息を上げて答えるも、納得がいかないようで指は更に私を追い立て奥の性感帯を抉った。
「ミラ?本当に何も無いのか?こんなにも今日のお前は違うのに?」
ひぃぃぃっ!バレてーら!
なんで?どうしてバレてるの?いつも通り過ごしたはずなのに!
「な、何が……んぁん、違うのですか」
「……………いつもの狂気がない。まるで毒を抜かれたように凪いている」
ヤンデレ要素ですかー!
ある訳がない!そもそもその狂気を受け止めていたことにびっくりだわ!
もうこの際全てを喋るべきだろうか?
否!それはそれで色々と嫌疑を掛けられてしまうだろう。
この魔法世界でも異世界からの転生なんて概念すらないのだから。
「そ、その通り……ん、です。わたしの、毒は、んん、無くなりつつあります」
これで押し通すしかなかろう。
「何故だ?何が原因でお前を変えた?」
「原因は今までの積み重ねで、……ん。これ以上、誰彼構わず毒を吐き出す必要は、……ないと、気付いて………」
ある意味嘘では無い。
記憶を取り戻したのが一番の原因だが、そもそもヤンデレ状態のまま生きるのもしんどかった。
「そうか……」
ルキフェル様は指をするりと抜き、熱い禊を蜜壺にあてがう。
ちゅ、とキスをするように先端が触れ、そのまま熱くて質量の高い待ち焦がれていたものがナカをうねらす。
「はぁぁ♡」
ゆっくりと前後しながら熱い逸物が肉壁を擦り、徐々に辿り着く刺激に声を上げた。
ルキフェル様も熱い息を吐き出し、私の腰を掴みながら奥へと進める。
普段は身も凍るような冷たい表情のルキフェル様。
今はほんのり紅潮した目元に緩んだ口元を晒して、私のナカへ欲望を入れ込む姿に胸が熱くなる。
彼はボタンだけを外して胸元をはだけさせ、引き締まった立派な腹筋を揺らす。
腰を掴んだ手に力が入ると、ルキフェル様の熱杭が奥へ届き身体全体が興奮で跳ね上がった。
私は高い声で喘ぎ、身体を貫く刺激に一瞬イってしまう。
「はぁ…ミラ。お前のナカは相変わらず熱いな」
そう言ってルキフェル様は私にキスを落とす。
…アナタの男性自身も相変わらずデカくて熱いです。と心の声で答えておく。
その代わりに悦びのため息を一つ。
「ルキフェル様、動いてください」
「あぁ。お前のナカがうねって絡みついて離さないようだ」
体も心も離れませんとも!
「ふふ。たくさんください♡」
「幾らでもやろう」
そう言って激しく腰を打つルキフェル様。
その度に体と脳へ快感が走り、あられも無い声を上げて善がってしまう。
奥へ穿たれる快感と、皮膚に触れる全ての感覚。
荒々しく吐き出す彼の息遣いに、私を揺らす完璧な身体。
全身で感じたくて、軋む机の上で彼の背中に腕を回して抱き付いた。
ルキフェルは腕を絡めた私に答えるように、私の背中と腰を支えて腰を揺らす。
激しく抽挿を繰り返し、肉を打つ音も水音が混じる。
それでも終わらない奥を責める刺激に、そろそろ限界を感じる。
「あっん、ルキフェル、様っ、もう、いきそう!あんっあっ!」
「何度でもいけば良い。お前は気絶していても具合がいい」
熱い息を荒げながら私を攻め立てるルキフェル様。
具合が良いならいいか、と若干脳死状態で受け入れる私は既に脳内ピンク色。
ルキフェル様が腰を穿つ度、痺れと快感が身体中を蹂躙して我慢できずに溢れる嬌声が部屋に響く。
と同時に、私の恍惚を一瞬にして冷ますノックが部屋に響いた。
「魔王様?書類をお持ちしました」
扉の向こうで私の至福を邪魔だてする声がする。
「あぁ」
ルキフェル様は私を貫いたまま返事をする。
ちょっと待って!この状態で迎え入れたら霰もない姿を晒しちゃうじゃない!
何考えてんのこの美形!
ギリと愛しの男を睨むと、彼は意地悪な目を向け蠱惑的に微笑む。このドSが!でも好き♡
「失礼します」
扉の男はドアノブを回して入室しようとした。
入んなーーーっ!
ガチャリと金属音がし、男は戸惑いながら声を掛けた。
「魔王様。鍵が、掛かっているようですが?」
焦る私の顔を上から見下ろす美形。
どうやら私の反応を愉しんでいるらしい。
すかさず私は魔法を発動させ、扉の男の精神へ呼びかける。
………トイレトイレトイレ!
そう。激しい尿意を促してやった。
「申し訳ありませんっ!急用が出来ましてっ、あの、出直させていただきますっ!」
男はそう言って慌てて去っていった。
ふぅ、と息を吐き未だに私を貫いているルキフェル様を睨んだ。
彼はそれでも愉しそうに私を見つめ、更に深く激しく私の体を満足させたのだった。
………このドSがっ!
でもやっぱり好き♡
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