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第二章 王都改革編
50、孤児院設立
南区の改造計画を始めてから既に一ヶ月が過ぎた。つい先日建物の取り壊しは全て終わり、後は瓦礫の撤去と畑の為に地面を耕す作業を残すのみとなっている。
さらにそれも半分以上は終わっていて、既に南区に住んで畑仕事を始めている人達もいる。建物を全て壊さずに状態の良い建物から優先して残したので、扉や窓を取り付けて掃除をするだけで、すぐに住むことができたのも早い理由だ。
「フィリップ、とりあえず孤児院を一つ準備できたと報告が来た。そこでマティアスとも話し合ったのだが、院長は誰を選べば良いと思うか意見を聞かせてくれないか?」
執務室の端で神聖語についての知識をまとめているところに、ファビアン様が声をかけに来てくれた。そういえば院長について話し合ってなかったな。
「もちろんです。そちらに行きますね」
俺はファビアン様とマティアスの隣にある自分の机に向かった。普段もここで仕事をすれば良いんだけど、ずっと同じ場所だと集中力が欠けてくるので、執務室のそこかしこにあるテーブルセットやソファーで仕事をしているのだ。特に一人で黙々と作業をする時は、執務室の端にあるテーブルにいることが多い。
「私達二人の結論では、院長は平民から雇おうと考えている。騎士や文官に頼むわけにはいかないので、広く平民に募集する予定だ」
俺が席に座ると同時に、ファビアン様がそう口にした。
「私もそれが良いと思います。後は住み込みで働ける者、それからできれば女性が良いかと」
「なんで女性に限定するの?」
「実はティナが……あっ、ティナとは教会で助祭をしている私の友達なのですが、そのティナが孤児だったんです。それで孤児の時に、男性から追いかけられることがよくあったという話を聞いたことがありまして……孤児の女の子の中には男性が怖い子もいるのではないかと」
だけど孤児院の仕事ってかなりの重労働だよね、多くの子供達を育てるんだから。女性だけだと厳しい部分もあるかな……
「院長以外に従業員は雇わないのですか?」
「今のところ予定はない。そこまで余裕がないのだ」
「そうですか……できれば男女一人ずつはいた方が良いと思うのですが、二人雇うのは無理でしょうか? 女の子に対しては女性がいた方が良い場面もありますし、力仕事では男性がいた方が良いこともあります。また男の子も女性には相談しづらいこともあると思います。せっかく孤児院を作るのならば、最低限の住みやすさは実現してあげたいです」
この国ではこの願いも贅沢なのだろうか……でもこういうのって最初が重要だ。それに何十人もの子供を育てるのが一人の大人だけなんて、働いている人が嫌だと逃げ出す可能性もある。いくら今までは一人で生きてきた子供達だって言っても、これからはその子達をまとめないといけないのだから。
「確かに男女共にいた方が良いかもしれない。二人ぐらいなら何とかなるかな……」
「本当?」
「うん。少し余裕を持たせて予算は組んだから。後は報告書を提出してもらう為に定期的に文官が文字を教えにいく予定だったんだけど、それを止めればまた余裕ができるかな。元々読み書きができる人を雇えるのが一番なんだけど……」
平民で元々読み書きができる人と言ったら……やっぱり商家の人達かな。あっ、後はティナも読み書きができたはずだ。礼儀作法や読み書きは教え込まれるって話を聞いたことがある。
ティナは院長になりたいだろうか……孤児院を夢のような場所って言ってたし、そこで働けるとなったら喜ぶかな。
「平民でそのような者はいないだろう?」
ファビアン様のその言葉に、俺は首を横に振って口を開く。
「いえ、教会で働く者達と、シリルのように商家に生まれた者達は読み書きができるのではないでしょうか」
「確かにそうだね……とりあえずシリルに聞いてみようか。シリル~、ちょっと来てくれる?」
「はい!」
執務室の端で神聖語の勉強をしていたシリルを呼ぶと、すぐに立ち上がって駆け足で俺達のところに来てくれた。
「何でしょうか?」
「孤児院の院長に元々読み書きができる平民を募集したいんだけど、シリルみたいに商家に生まれた人って基本的に読み書きできる?」
「そうですね……私の実家では兄弟全員が、最低限の読み書きや礼儀作法は教えられました。しかしそれは貴族様と関わることがあるからなので、商家と言っても平民向けの家では教えられないところも多いと思います」
そういえばシリルの実家って、貴族に物を売ってたんだっけ。改めてシリルもこの国ではかなり良い生まれなんだな。
「じゃあ広く募集するんじゃなくて、貴族と関わりのある商家に直接声をかけた方が早いかな」
「……あの、孤児院の院長に読み書きができる者を雇いたいということですよね? それは何人必要なのでしょう」
「できれば十人ぐらいかな……でも最初の孤児院の二人だけでも結構な節約になるし、そこで節約した分、他の孤児院では二人雇っても教育にお金を回せるかもしれない」
マティアスはぶつぶつと呟きながら考えをまとめ、しばらくして顔を上げるとさっきの言葉を訂正した。
「やっぱり二人いれば大丈夫かもしれない。それ以上雇えるならもちろんありがたいけどね」
「二人ですか……」
今度はシリルが難しい顔で考え込んでしまう。
「誰か心当たりでもあるの?」
「はい。しかし一人だけなのですが……」
「それでもありがたいよ! どんな人? 孤児院で働いてくれるかな?」
「私の弟なのですが、性格は孤児院の院長に向いていると思います」
弟って……確か実家を継いでくれるんじゃなかったっけ。もしかしてもう一人弟がいるのかな。
「読み書きや礼儀作法は?」
「私と同程度にはできます」
「子供は好き?」
「はい。近所の子供達の相手をよくしていました。弟は優しくて柔和なので、子供達に好かれるんです」
「叱ることはできる?」
マティアスの質問攻めに言葉を詰まらせることなく答えていたシリルが、その質問で初めて少し考え込んだ。しかし少しするとしっかりと頷く。
「余程のことでは怒りませんが、一度だけ盗みをした子供に懇々と説教をしていた場面を見たことがあります。弟は悪いことをすると怖いんです」
シリルが苦笑しつつそう告げたと同時に、マティアスが採用! と大きく声を発した。俺はその言葉に驚きビクッと体が揺れてしまう。
「マティアス、急な大声は止めて」
「ごめんごめん。でもシリルの弟は凄く良い人材だと思わない? シリルの家族は凄いね」
それは俺も同感だ。兄弟揃って優秀なのなら教育者が良いのだろう。多分両親もかなり優秀な人達だ。
「ありがとうございます」
「弟には僕から声をかけた方が良い? それともシリルが話す?」
「そうですね……私が先に話をしても良いでしょうか」
「もちろん。じゃあよろしくね」
「かしこまりました」
これで一人はシリルの弟からの返事待ちだ。もう一人は……やっぱりティナに声をかけてみようかな。断られたらそれはそれで良いし、話をしなかったらずっと後悔が残りそうな気がする。
「ファビアン様、マティアス、もう一人の院長に心当たりがあります。俺が声をかけてみても良いでしょうか」
「それは誰だ?」
「先ほど話した教会で助祭をしている友達です。ティナは教会に入る前にスラムで暮らしていたようで、そこに住む子供達とも知り合いらしいので最適かと」
「それは是非とも欲しい人材だな。しかし教会に入っているということは、還俗しなければならないのだろう? 教会関係者は還俗したがらない者が多いと聞くが」
そうなんだよね……そこだけが断られるかもしれないという懸念だ。ティナは神への信仰心が高いみたいだし、還俗せずにこのまま神に仕え続けることを選ぶかもしれない。
もしそっちを選ぶなら尊重してあげないといけないな。個人的には還俗して家庭を持てるようになって欲しいけど……そんな俺のわがままを通すことは出来ない。
「そこは正直、聞いてみないと分かりません。ですので話をしてみても良いでしょうか」
「分かった。ではフィリップはそのティナという女性に、シリルは弟に話をしてみてくれ。よろしく頼むぞ」
「かしこまりました」
明日は休みだから教会に行って、ティナと話をする時間を作ってもらおう。ティナと会えるというだけで、ウジェーヌ大司教様のところに行くのも嫌じゃなくなるのだから不思議なものだ。
さらにそれも半分以上は終わっていて、既に南区に住んで畑仕事を始めている人達もいる。建物を全て壊さずに状態の良い建物から優先して残したので、扉や窓を取り付けて掃除をするだけで、すぐに住むことができたのも早い理由だ。
「フィリップ、とりあえず孤児院を一つ準備できたと報告が来た。そこでマティアスとも話し合ったのだが、院長は誰を選べば良いと思うか意見を聞かせてくれないか?」
執務室の端で神聖語についての知識をまとめているところに、ファビアン様が声をかけに来てくれた。そういえば院長について話し合ってなかったな。
「もちろんです。そちらに行きますね」
俺はファビアン様とマティアスの隣にある自分の机に向かった。普段もここで仕事をすれば良いんだけど、ずっと同じ場所だと集中力が欠けてくるので、執務室のそこかしこにあるテーブルセットやソファーで仕事をしているのだ。特に一人で黙々と作業をする時は、執務室の端にあるテーブルにいることが多い。
「私達二人の結論では、院長は平民から雇おうと考えている。騎士や文官に頼むわけにはいかないので、広く平民に募集する予定だ」
俺が席に座ると同時に、ファビアン様がそう口にした。
「私もそれが良いと思います。後は住み込みで働ける者、それからできれば女性が良いかと」
「なんで女性に限定するの?」
「実はティナが……あっ、ティナとは教会で助祭をしている私の友達なのですが、そのティナが孤児だったんです。それで孤児の時に、男性から追いかけられることがよくあったという話を聞いたことがありまして……孤児の女の子の中には男性が怖い子もいるのではないかと」
だけど孤児院の仕事ってかなりの重労働だよね、多くの子供達を育てるんだから。女性だけだと厳しい部分もあるかな……
「院長以外に従業員は雇わないのですか?」
「今のところ予定はない。そこまで余裕がないのだ」
「そうですか……できれば男女一人ずつはいた方が良いと思うのですが、二人雇うのは無理でしょうか? 女の子に対しては女性がいた方が良い場面もありますし、力仕事では男性がいた方が良いこともあります。また男の子も女性には相談しづらいこともあると思います。せっかく孤児院を作るのならば、最低限の住みやすさは実現してあげたいです」
この国ではこの願いも贅沢なのだろうか……でもこういうのって最初が重要だ。それに何十人もの子供を育てるのが一人の大人だけなんて、働いている人が嫌だと逃げ出す可能性もある。いくら今までは一人で生きてきた子供達だって言っても、これからはその子達をまとめないといけないのだから。
「確かに男女共にいた方が良いかもしれない。二人ぐらいなら何とかなるかな……」
「本当?」
「うん。少し余裕を持たせて予算は組んだから。後は報告書を提出してもらう為に定期的に文官が文字を教えにいく予定だったんだけど、それを止めればまた余裕ができるかな。元々読み書きができる人を雇えるのが一番なんだけど……」
平民で元々読み書きができる人と言ったら……やっぱり商家の人達かな。あっ、後はティナも読み書きができたはずだ。礼儀作法や読み書きは教え込まれるって話を聞いたことがある。
ティナは院長になりたいだろうか……孤児院を夢のような場所って言ってたし、そこで働けるとなったら喜ぶかな。
「平民でそのような者はいないだろう?」
ファビアン様のその言葉に、俺は首を横に振って口を開く。
「いえ、教会で働く者達と、シリルのように商家に生まれた者達は読み書きができるのではないでしょうか」
「確かにそうだね……とりあえずシリルに聞いてみようか。シリル~、ちょっと来てくれる?」
「はい!」
執務室の端で神聖語の勉強をしていたシリルを呼ぶと、すぐに立ち上がって駆け足で俺達のところに来てくれた。
「何でしょうか?」
「孤児院の院長に元々読み書きができる平民を募集したいんだけど、シリルみたいに商家に生まれた人って基本的に読み書きできる?」
「そうですね……私の実家では兄弟全員が、最低限の読み書きや礼儀作法は教えられました。しかしそれは貴族様と関わることがあるからなので、商家と言っても平民向けの家では教えられないところも多いと思います」
そういえばシリルの実家って、貴族に物を売ってたんだっけ。改めてシリルもこの国ではかなり良い生まれなんだな。
「じゃあ広く募集するんじゃなくて、貴族と関わりのある商家に直接声をかけた方が早いかな」
「……あの、孤児院の院長に読み書きができる者を雇いたいということですよね? それは何人必要なのでしょう」
「できれば十人ぐらいかな……でも最初の孤児院の二人だけでも結構な節約になるし、そこで節約した分、他の孤児院では二人雇っても教育にお金を回せるかもしれない」
マティアスはぶつぶつと呟きながら考えをまとめ、しばらくして顔を上げるとさっきの言葉を訂正した。
「やっぱり二人いれば大丈夫かもしれない。それ以上雇えるならもちろんありがたいけどね」
「二人ですか……」
今度はシリルが難しい顔で考え込んでしまう。
「誰か心当たりでもあるの?」
「はい。しかし一人だけなのですが……」
「それでもありがたいよ! どんな人? 孤児院で働いてくれるかな?」
「私の弟なのですが、性格は孤児院の院長に向いていると思います」
弟って……確か実家を継いでくれるんじゃなかったっけ。もしかしてもう一人弟がいるのかな。
「読み書きや礼儀作法は?」
「私と同程度にはできます」
「子供は好き?」
「はい。近所の子供達の相手をよくしていました。弟は優しくて柔和なので、子供達に好かれるんです」
「叱ることはできる?」
マティアスの質問攻めに言葉を詰まらせることなく答えていたシリルが、その質問で初めて少し考え込んだ。しかし少しするとしっかりと頷く。
「余程のことでは怒りませんが、一度だけ盗みをした子供に懇々と説教をしていた場面を見たことがあります。弟は悪いことをすると怖いんです」
シリルが苦笑しつつそう告げたと同時に、マティアスが採用! と大きく声を発した。俺はその言葉に驚きビクッと体が揺れてしまう。
「マティアス、急な大声は止めて」
「ごめんごめん。でもシリルの弟は凄く良い人材だと思わない? シリルの家族は凄いね」
それは俺も同感だ。兄弟揃って優秀なのなら教育者が良いのだろう。多分両親もかなり優秀な人達だ。
「ありがとうございます」
「弟には僕から声をかけた方が良い? それともシリルが話す?」
「そうですね……私が先に話をしても良いでしょうか」
「もちろん。じゃあよろしくね」
「かしこまりました」
これで一人はシリルの弟からの返事待ちだ。もう一人は……やっぱりティナに声をかけてみようかな。断られたらそれはそれで良いし、話をしなかったらずっと後悔が残りそうな気がする。
「ファビアン様、マティアス、もう一人の院長に心当たりがあります。俺が声をかけてみても良いでしょうか」
「それは誰だ?」
「先ほど話した教会で助祭をしている友達です。ティナは教会に入る前にスラムで暮らしていたようで、そこに住む子供達とも知り合いらしいので最適かと」
「それは是非とも欲しい人材だな。しかし教会に入っているということは、還俗しなければならないのだろう? 教会関係者は還俗したがらない者が多いと聞くが」
そうなんだよね……そこだけが断られるかもしれないという懸念だ。ティナは神への信仰心が高いみたいだし、還俗せずにこのまま神に仕え続けることを選ぶかもしれない。
もしそっちを選ぶなら尊重してあげないといけないな。個人的には還俗して家庭を持てるようになって欲しいけど……そんな俺のわがままを通すことは出来ない。
「そこは正直、聞いてみないと分かりません。ですので話をしてみても良いでしょうか」
「分かった。ではフィリップはそのティナという女性に、シリルは弟に話をしてみてくれ。よろしく頼むぞ」
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