本気の調教

中島健華

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2話

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「やだあっ、ねぇ、っ、しょおり、っ?」


『うるさい』



彼は冷たく言い放つ


拘束されてもう逃げ出すことはできない


「やっ、しょりっ…!」



衣服は強引に剥ぎ取られ、生まれたままの状態にされる



「やっ…やだっ!おねがいっ!」



明るい場所で全て丸見えなんて 羞恥の極みであって

私は必死に懇願する


「や、やだ、おねがいだから、ねぇ、」




『はぁ。ちょっとくらい、黙れないの?』




そう言って勝利はそのへんにあったネクタイを手にする




「…きゃっ!ぇ、なに…っ」



急に目の前が真っ暗になる


『静かにしないと、ずっとそのままだけど?』


その台詞から、私は目隠しされたんだと悟った


正直何をされるのかまだ全く分からなくて体が震える


だけど少したっても何もされないので、もうこれでお終いなのではないかと口を開く



「ねぇ、しょうり…」



『あーあ、喋っちゃったね』



ぐっ、と ソコが違和感…というか痛くなったのを感じた


「いっ!えっ…?」



「!いやぁああ、!」


ブブブブ、と私の中で動き出すモノ。
私はここではじめて、バイブを入れられたのだと分かった


私は玩具を体験したことがなかった。

一応どんなものかぐらいは知っていたものの、これからどうなってしまうか分からない恐怖に襲われる



「やっ…やだあ、ぁ、」



「あっ、あっ、あ、」


無機質に蠢くソレは、想像以上に私を快楽に導いていった


「んんっ、ん、あン、」


『そんな声出しちゃって、まだまだ余裕そうじゃん』



勝利はバイブのスイッチをを数段階上にしたらしく、さっきとは比べ物にならない振動を感じる


「んああ!ああっ、あ、あっん、いやァっ、」



「あっん!ふっん、!あん、!」


抵抗出来ない身体で刺激を与え続けられるから


訪れる波があるのも事実で


「やぁあああん!」


私は大きく身体を反らせてイってしまった


だけど こんな刺激を受け続るなんて無理、

無知な私は、もしかして死んじゃうんじゃないかなんていう嫌な想像しかできない

とたんに怖くなって、広がる暗闇の向こうにいるであろう勝利に助けを求める



「やっ…やだ、助けて、どうなってるの、いやぁ、しょうりっ…」



『…どうなってるか?』



そんな声と同時に視界が明るくなる





どうやら目隠しを外してくれたようで、ほんの少しだけ安堵に浸る 



「んっ…」

あったはずのバイブも、抜かれていて驚く



それどころか勝利は、脚の拘束も解いてくれる


だけどそんな安心も束の間、勝利はすぐに口を開く



『ほら、こっち向けよ』



声をする方を見ると、勝利と 横にあるのは…


全身鏡?


いつもは勝利の部屋にあるもので



「なっ、なに…っ?」



『これだけ近づければよく見えんだろ、』


そう言いながら勝利はベットの際ぎりぎりまで鏡を寄せ 



置き終わると勝利はギシ、とベッドの上に上り、私のうしろに来る




形だけ、座りバッグハグ状態っていうか…


驚き、心臓の音が止まらない私をよそに、





『ほら、見てろよ』





足をM字に開かされて、ズブ、とバイブを入れられる




「うっ…いや、あ」




『やだやだ言う割にはすぐ飲み込んだな。

こんな風になってんの、お前のココ。見えてる?』


私の秘部の手前部分をくりくりと撫でながらそう囁かれる


「や、やだっ..//」



ブブブブ、 また私の中で暴れ出すバイブ



「やっ、あ、あん、」



それと同時に後から回ってきた勝利の腕が私の突起を弾き出す


「あっ、あん、あ、ん」

もう固くなったソコは触れられるだけで敏感に反応してしまう


「んっ、あ、」


ブブッ!


バイブの振動を強にされたようで、


「んっ、あっん、あん、はぁ、あ、」



喘ぐ私の声もだんだんと大きくなってくる




『…気持ちよさそうにしちゃって』


勝利はビンビンに主張した私の突起をぎゅっと力を込めてつねってきた




「ああああん!」



いきなりされた攻めに身体が耐えられる訳もなくてイってしまった



『今の、これでイったの?それとも、俺?』
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