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昔語り
エピソード30 その4
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世界の瘴気を払ったアイを女神と崇めていた人々が、アイに会って礼がしたいと言ってきた。
人々の小さい固まりはやがて国となり、元々その地を治めていた有力な一族が王家となった。
その各王家の者たちが集まって願い出たのだった。
俺はアイを他の誰にも見せたり会わせたりしたくなかったが、巡礼の旅の時に知り合い友人となった者も多くいたので、アイは如何にも楽しみだと言う顔で
「久しぶりにみんなと会いたいし、良い機会じゃない」
そんなことを言うので、渋々了承することにした。
その日、俺たちを招待した国の、今のイースランドだが、王宮で舞踏会が開かれた。
俺は生まれはバルベリト家だけれど、人身御供が決まっていたからマナーなんぞ教えられたこともないし、アイもそう言ったことに疎いと言っていた。
生まれて始めて正装をした俺たちは、パーティーが始まって早々、お互いが帰りたくなっていた。
「堅苦しいのは無理だわ」
「だから言ったろ、もう帰るか」
広間の真ん中で踊る人々を眺めながら、俺たちはこそこそと話ていた。
「どうしました、何か困り事ですか女神さま」
「お気に障りましたかバルベリト公爵」
知らないうちに俺は公爵位を授けられていたし、アイはこの大陸を人類存亡の危機から救った現人神として奉られていた。
「いや、堅苦しいのは苦手だ」
「私も、神だなんて。人です人」
俺たちは口々にそう言って、帰ろうとしたのだが、滅多に無い機会だとお互いの目の前に多くの人が列を成していて、それを無下に断るのも気が引けて、渋々付き合うのだった。
お互いの存在を気にしながら過ごしていたが、アイがご不浄だと言って席を外した時、俺は俺で旅先で世話になった人たちに囲まれてしまっていた。
時間が過ぎ、アイがいつまで経っても帰ってこないと俺が気付いて周りに聞くが、そう言えば見ていないと口々に言われ、嫌な予感が胸に過る。
『女神さまの魔力、魔法なら誰に何をされることも無いだろう』
イースランドの国王がそんなことを大仰に言えば、周りにいた各王族たちや貴族たちも示し合わせたように同じことを言い出した。
この時、アイは巡礼の旅の時に世話になったサザランド王国の王女に別室へと呼ばれていた。
この王女、ケイトが大陸一の魔術師だということで自分の夫にしたいと旅の道中でも秋波を送っていたのをアイも知っていた。
むしろ思春期から神殿に軟禁されていたケイトよりもよっぽど、異世界でちょっとばかりグレていたアイの方が年下にも関わらず、そう言った方面に敏かった。
(人の夫に手を出すヤツなんて一発雷撃喰らわしたって文句言わせない)
そんな気持ちを胸に、誘われた応接室へとやって来たのだった。
結局、アイは雷撃を喰らわさなかった。
静かに考える時間を貰いたいと告げて、冷めた紅茶を飲んでぼんやりとしていた。
そこへアイが居ないと騒いで探し回っていたケイトが応接室に迎えに来て、アイのぼんやりした様子に不信感を募らせて、さっさと転移魔法で聖域の神殿へと帰ってしまった。
「アイ、何かされたのか」
明らかにおかしい様子のアイに何度も問いかけるけれど、
「ううん、何も。ごめんちょっと一人にして」
そう言って、私室に籠ってしまった。
その後も元気の無い様子に、ケイトの胸中は荒れに荒れて、我慢できずに黙ってサザランド王国の王女に面会に向かってしまった。
アイはその間に、瘴気の蓋として閉じ込められていた者たちの日記や著した魔術書などを読んでいた。
気付けば、この世界に召喚されてもうすぐ10年になる。
別に誰に誓った訳では無いけれど、自分はケイトの妻だと言う意識がアイにはあった。
ケイトだって、そう思っていると、ケイトから向けられる愛情を感じていた。
『でも、それって監禁された特殊な状況でお互いが共に依存し合っている関係なんじゃないですか?』
不意に舞踏会の夜にサザランド王国の王女から言われた言葉が頭の中で木霊していた。
『もしお互いが神に認められた仲であれば、子を成すでしょう。そうでなければ子は成さない。この世界の常識をお知りに無いのではありませんか』
『そんなこと、神の意思なんて子作りに関係ないでしょ?』
『女神さまであれば、そうかも知れません。でもこの世界ではそれが常識なのです。子を成せない夫婦なぞこの世界には存在しないのです』
応接室で言われた時には、単なる嫉妬心からくる嫌味だと受け取った、それでもかなりショックを受けたけれど。
しかし、その真意を知りたくて、自室に籠ると言いながら転移魔法で巡礼の旅の時に知り合った医師や学者、王宮魔術師などの所に聞いて回って、真実、この世界では神に認められた夫婦は、必ず子を成すのだと言うことを知った。
恐ろしい、足元が揺らぐ気持ちに襲われた。
ケイトがどこかこの世界に居られる神様に、自分以外の他の誰かと夫婦に認められたら子を成すのだ、自分でない誰かの子を。
神は異世界の自分を、異分子をこの世界のケイトの妻と認めてくれていないのだ。
独りぼっち。
また、独りになってしまう、独りはやだ、こんな知らない世界で独りは。
いや、あっちに帰ったとして、独りは変わらない。
ああ、やっぱりどこに居ても、どこにもうちの居場所は無いんだ。
ああああああああああ
アイの心中、暴風雨が吹き荒れていた。
意識が遠くなり、かつての悲しい思い出が津波のように次々と押し寄せ、その波に飲み込まれて過去の苦しい記憶の海に溺れて、胸をかきむしった。
そして折角浄化されて、綺麗になった瘴気の渓谷に底から瘴気が噴煙のように立ち上がって、みるみるとその地を飲み込んだのだった。
先ほどまで神殿だった場所は、瘴気の渦に飲み込まれ、その真ん中で真っ黒な塊になってその身から禍々しい毒を吹き出しているアイがいた。
サザランド王国の王女から、アイに話したと言う上から目線の彼女曰く助言を聞いたケイトは、怒りで大地を揺らす大地震を起こして、王宮を全壊させて仕出かした事の重大さを示して踵を返すと、見通しが良くなった先の、聖域に大きく立ち上がる瘴気の渦を見て強い不安感を覚えて急ぎ戻った。
「アイ!」
転移で神殿だった場所に、瘴気の渦の中心で真っ黒な塊になっているアイを見つけてアイが死んでしまうと絶望した。
「アイ、アイ、聞いてくれ。アイ、君が居れば君さえ居てくれたら俺はそれで良いんだ。アイ、聞いてくれ。俺の気持ちを無視するな。アイ、俺はお前だけを愛しているんだ、俺はお前から決して離れないぞ!」
必死に叫んで瘴気の渦に飛び込んで、黒い塊に手を伸ばした。
肉が焼き爛れ骨が砕けたが、そんな些末なことに構って居られなかった。
アイを救う為に、自身の身を犠牲にして、溢れ出る瘴気を利用して、魔方陣を逆展開した。
赤い魔力の大爆発の後、アイだった黒い塊が元いた場所へと飛ばされたのを見届け、自分の肉体を贄にして、いつかもう一度アイに会う日を夢見て、最期の魔力をその地へ魂と共に練り込んで、ケイトはこと尽きたのだった。
「長い長い時を堪え、待ちに待って、俺は女神の、アイの魔力でもう一度蘇ることが出来た。アイ迎えが遅くなってゴメン、俺の元へ戻ってきてくれ」
その男の悲痛な叫び声が、荒廃した場に響き渡ったのだった。
人々の小さい固まりはやがて国となり、元々その地を治めていた有力な一族が王家となった。
その各王家の者たちが集まって願い出たのだった。
俺はアイを他の誰にも見せたり会わせたりしたくなかったが、巡礼の旅の時に知り合い友人となった者も多くいたので、アイは如何にも楽しみだと言う顔で
「久しぶりにみんなと会いたいし、良い機会じゃない」
そんなことを言うので、渋々了承することにした。
その日、俺たちを招待した国の、今のイースランドだが、王宮で舞踏会が開かれた。
俺は生まれはバルベリト家だけれど、人身御供が決まっていたからマナーなんぞ教えられたこともないし、アイもそう言ったことに疎いと言っていた。
生まれて始めて正装をした俺たちは、パーティーが始まって早々、お互いが帰りたくなっていた。
「堅苦しいのは無理だわ」
「だから言ったろ、もう帰るか」
広間の真ん中で踊る人々を眺めながら、俺たちはこそこそと話ていた。
「どうしました、何か困り事ですか女神さま」
「お気に障りましたかバルベリト公爵」
知らないうちに俺は公爵位を授けられていたし、アイはこの大陸を人類存亡の危機から救った現人神として奉られていた。
「いや、堅苦しいのは苦手だ」
「私も、神だなんて。人です人」
俺たちは口々にそう言って、帰ろうとしたのだが、滅多に無い機会だとお互いの目の前に多くの人が列を成していて、それを無下に断るのも気が引けて、渋々付き合うのだった。
お互いの存在を気にしながら過ごしていたが、アイがご不浄だと言って席を外した時、俺は俺で旅先で世話になった人たちに囲まれてしまっていた。
時間が過ぎ、アイがいつまで経っても帰ってこないと俺が気付いて周りに聞くが、そう言えば見ていないと口々に言われ、嫌な予感が胸に過る。
『女神さまの魔力、魔法なら誰に何をされることも無いだろう』
イースランドの国王がそんなことを大仰に言えば、周りにいた各王族たちや貴族たちも示し合わせたように同じことを言い出した。
この時、アイは巡礼の旅の時に世話になったサザランド王国の王女に別室へと呼ばれていた。
この王女、ケイトが大陸一の魔術師だということで自分の夫にしたいと旅の道中でも秋波を送っていたのをアイも知っていた。
むしろ思春期から神殿に軟禁されていたケイトよりもよっぽど、異世界でちょっとばかりグレていたアイの方が年下にも関わらず、そう言った方面に敏かった。
(人の夫に手を出すヤツなんて一発雷撃喰らわしたって文句言わせない)
そんな気持ちを胸に、誘われた応接室へとやって来たのだった。
結局、アイは雷撃を喰らわさなかった。
静かに考える時間を貰いたいと告げて、冷めた紅茶を飲んでぼんやりとしていた。
そこへアイが居ないと騒いで探し回っていたケイトが応接室に迎えに来て、アイのぼんやりした様子に不信感を募らせて、さっさと転移魔法で聖域の神殿へと帰ってしまった。
「アイ、何かされたのか」
明らかにおかしい様子のアイに何度も問いかけるけれど、
「ううん、何も。ごめんちょっと一人にして」
そう言って、私室に籠ってしまった。
その後も元気の無い様子に、ケイトの胸中は荒れに荒れて、我慢できずに黙ってサザランド王国の王女に面会に向かってしまった。
アイはその間に、瘴気の蓋として閉じ込められていた者たちの日記や著した魔術書などを読んでいた。
気付けば、この世界に召喚されてもうすぐ10年になる。
別に誰に誓った訳では無いけれど、自分はケイトの妻だと言う意識がアイにはあった。
ケイトだって、そう思っていると、ケイトから向けられる愛情を感じていた。
『でも、それって監禁された特殊な状況でお互いが共に依存し合っている関係なんじゃないですか?』
不意に舞踏会の夜にサザランド王国の王女から言われた言葉が頭の中で木霊していた。
『もしお互いが神に認められた仲であれば、子を成すでしょう。そうでなければ子は成さない。この世界の常識をお知りに無いのではありませんか』
『そんなこと、神の意思なんて子作りに関係ないでしょ?』
『女神さまであれば、そうかも知れません。でもこの世界ではそれが常識なのです。子を成せない夫婦なぞこの世界には存在しないのです』
応接室で言われた時には、単なる嫉妬心からくる嫌味だと受け取った、それでもかなりショックを受けたけれど。
しかし、その真意を知りたくて、自室に籠ると言いながら転移魔法で巡礼の旅の時に知り合った医師や学者、王宮魔術師などの所に聞いて回って、真実、この世界では神に認められた夫婦は、必ず子を成すのだと言うことを知った。
恐ろしい、足元が揺らぐ気持ちに襲われた。
ケイトがどこかこの世界に居られる神様に、自分以外の他の誰かと夫婦に認められたら子を成すのだ、自分でない誰かの子を。
神は異世界の自分を、異分子をこの世界のケイトの妻と認めてくれていないのだ。
独りぼっち。
また、独りになってしまう、独りはやだ、こんな知らない世界で独りは。
いや、あっちに帰ったとして、独りは変わらない。
ああ、やっぱりどこに居ても、どこにもうちの居場所は無いんだ。
ああああああああああ
アイの心中、暴風雨が吹き荒れていた。
意識が遠くなり、かつての悲しい思い出が津波のように次々と押し寄せ、その波に飲み込まれて過去の苦しい記憶の海に溺れて、胸をかきむしった。
そして折角浄化されて、綺麗になった瘴気の渓谷に底から瘴気が噴煙のように立ち上がって、みるみるとその地を飲み込んだのだった。
先ほどまで神殿だった場所は、瘴気の渦に飲み込まれ、その真ん中で真っ黒な塊になってその身から禍々しい毒を吹き出しているアイがいた。
サザランド王国の王女から、アイに話したと言う上から目線の彼女曰く助言を聞いたケイトは、怒りで大地を揺らす大地震を起こして、王宮を全壊させて仕出かした事の重大さを示して踵を返すと、見通しが良くなった先の、聖域に大きく立ち上がる瘴気の渦を見て強い不安感を覚えて急ぎ戻った。
「アイ!」
転移で神殿だった場所に、瘴気の渦の中心で真っ黒な塊になっているアイを見つけてアイが死んでしまうと絶望した。
「アイ、アイ、聞いてくれ。アイ、君が居れば君さえ居てくれたら俺はそれで良いんだ。アイ、聞いてくれ。俺の気持ちを無視するな。アイ、俺はお前だけを愛しているんだ、俺はお前から決して離れないぞ!」
必死に叫んで瘴気の渦に飛び込んで、黒い塊に手を伸ばした。
肉が焼き爛れ骨が砕けたが、そんな些末なことに構って居られなかった。
アイを救う為に、自身の身を犠牲にして、溢れ出る瘴気を利用して、魔方陣を逆展開した。
赤い魔力の大爆発の後、アイだった黒い塊が元いた場所へと飛ばされたのを見届け、自分の肉体を贄にして、いつかもう一度アイに会う日を夢見て、最期の魔力をその地へ魂と共に練り込んで、ケイトはこと尽きたのだった。
「長い長い時を堪え、待ちに待って、俺は女神の、アイの魔力でもう一度蘇ることが出来た。アイ迎えが遅くなってゴメン、俺の元へ戻ってきてくれ」
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