37 / 47
サトウメグミの一生
エピソード34 その4
しおりを挟む
フリースクールに通うようになって、夏休み近くなった頃、インターン生が入ってきた。
彼は近隣の大学に通う学生で、教師を目指していると言っていた。
彼を見て、私とその仲間の、当時ギャルと呼ばれる風貌をしていた子らは歓喜した。
悠也君と言う彼は、大学のサッカーサークルにも入っているらしく、背が高くてがっしりしていて、ふんわりパーマを当てた茶色の髪の優男で、のんびりした優しい話し方も好印象で、所謂イケメンの到来に俄然学校に行く気になった。
悠也君の周りを圧強めなギャルが取り囲んでキャイキャイ騒いでいて、それはそれでとても楽しい時間だった。
「話しばかりじゃなくて、勉強をしよう。わからないところを聞いてきて。僕、これでもここでは先生役なんだから」
剰りにギャルが騒ぐのに、他の生徒の親から苦情が入ったらしく、暫くしてから悠也君はそう言った。
そうだろう、そうだろうと、久しくしていなかった勉強に着手したが、中二の時は優等生だったはずの私の勉強スペックは、長い入院と最近の遊び偏重な生活によって、ずいぶんと低い物に成り代わっていた。
それでも他のギャル娘たちよりは、数十倍出来が良いと思われ、友達からは『実はガリ勉だったのか』と言われたが、どんぐりの背比べみたいな低レベルな争いだった。
「悠也君悠也君、二次関数おせーて」
「そこ、中学の時の数学だけど。前に戻ってやってみる?」
「うん」
「エライエライ。上等じゃん。メグちゃん頑張れば伸びるよ。頑張ろう!」
イケメン悠也君に褒められるのは気分が良いし、頑張るのは得意なのよと張り切って出された宿題も、復習もやるようになって、数ヵ月過ぎる頃には中学でやり残していた所は終えて、高校の課程に入るようになった。
クリスマスまでで、悠也君のインターンは終了となると言うことで、私とギャル娘たちはみんなで誰が悠也君の彼女になれるか、とかバカな賭けをして張り切っていた。
最後の日の放課後、通信制だから通学は自由なんだけれど悠也君会いたさに通っている私たちギャル娘たちは、一旦帰ったと見せかけて隠れて順番に告ろうと空き部屋で順番を決めるアミダをしていた。
「く、くそー!私が初っぱなじゃん。悪いなみんな。告る前に私が彼女に決まちゃって」
「いやいや、お前は無いから」
「ナイナイ。ミキサーメグサーぶっぱなしたばっかりじゃん」
「だけど、優しく顔を拭いてくれたよ。あれって愛じゃない?」
「愛じゃなくて業務じゃない?ギャハハ」
「上手いこと言った!ギャハハ」
そんな馬鹿話をしている所に、ガタンとドアが開く音がしたので、思わずみんなで残置物が積み上げられているロッカーの側に隠れた。
「ねえ悠也君お疲れさまぁ~」
「ああお疲れさま」
悠也君と同じ時期にインターンでやって来た女が、悠也君の手を引いて空き教室に入ってきたところだった。
「今日で終わりだね。悠也君大変だったね」
「いや、良い経験させてもらったからね」
「実際の学校じゃここまでひどくは無いと思うんだけどね。悠也君に纏わりついていた女子たち、あからさまで悠也君毎回注意されて可哀想だなぁ~と思ってたんだ」
「まあ、でもみんな頑張っていて、少し勉強にもやる気になってくれたみたいで良かったよ。特にメグちゃん」
盗み聞きしている所で、自分の名前が出てきて胸が踊った。悠也君、認めてくれたんだと嬉しくて、勝ち誇った顔を仲間のギャル娘たちに向けた。
ギャル娘たちは、半目になって、無声で
『チョーシにノルナよ』
と口をパクパクさせていたのが可笑しくて、口を手で覆って笑い声を抑えた。
「メグちゃんね~。悠也君本当にエライよ。突然吐き出した彼女の顔を拭っているのをみた時、君は勇者だと思ったよ。私には無理だわ」
「いや俺も初めてゲロまみれの娘を目の当たりにしてどうしようと思ったけど、悲惨な状況の中に座り込んで呆けている姿に、これから彼女はどうやって生きていくのだろうって、生きていけるのかなって可哀想になったら自然と体が動いたっていうか」
悠也君がふわふわな髪をちょっと揺らしながら小首を傾げてそう言った。
「君には良いサンプルだもんな。これから社会活動家として活動していくのに、彼女のような虐待児でトラウマ持ちを立ち直らせたって良い実績になるもんね。数年活動して、若いリーダーとして政界に出てくんでしょ?そう言うお家だもんね」
インターン女が、然もわかってますよ~って顔つきでうんうんと頷いていた。
「サンプルって言い方!彼女とかああいう娘の居場所って必要でしょ?社会が求めてるんだよ。そのお手伝い出来たらなと思っているのを、穿った言い方されると困るなあ」
今まで見た中で一番黒い笑顔で、悠也君が女におどけた返答をしていた。
その笑顔は、私の首を絞めて殺そうとしていた母と同じ表情で、私の身がブルブルと震え出したのを周りの娘たちが抱き締めて、抑えてくれて、耳元で、
「ダイジョウブ。あんな奴ら、やっつけようぜ」
と、囁いてきた。
右手と左手を其々が強く握ってくれて、もう一人は背中から抱き締めてくれた。
そのお陰か、震えはピタッと止まって、はあはあと過呼吸になっていた息も落ち着いてきた。
みんなが顔を見合わせ頷きあって、バッと立ち上がった。
その音に、悠也君と女が一斉に後ろを見て、目を見開いて止まった。
「あ~ら、乃亜先生。陰キャの女神だけでは飽き足らずイケメン悠也先生まで毒牙にかけようと必死っすな~本命は悠也君かな?お調べしちゃってストーカー!粘着!こっコワー」
「『うんうん、わかってるよ。私はあなたの本心をわかってるからね。私だけはあなたの味方だよ☆』キャピキャピ!だっけかー」
「必死、わー必死っすなー悠也君毒牙に仕留めたくて必死っすなー」
「悠也君もさーうんうんわかるよ俺だけは理解者だよ~イケメン面、自分で白状しちゃうとか痛いからー」
「隠してぇー本性は墓の中まで隠しててぇー」
「ヤリメンのがわかりやすくて、腕組み彼氏面よりまだ増し説まであり得るー腕組み彼氏面は無いわー」
「お二人共お似合いだよ、地獄に落ちろクソ野郎!ガッテム」
私とギャル娘たちは、息つく間も無く罵倒とハンドサインを繰り広げて、鼻息荒く部屋を出ていくのだった。
帰り道、ジングルベルの調べが街に響いているのを聞きながら、私たちは笑いあって、尽きない悪口を言い合いながら、またね、と手を振って家路へと帰った。
♪ごめんね素直じゃフフンて~
無意識に鼻唄を口ずさみながら階段をトントンと軽快に上がって行って、その晩は祖父母が申し訳程度のクリスマスパーティーを開いてくれて、フライドチキンを頬張り、三人でケーキを静かに食べた。
「おじいちゃん、おばあちゃんありがとう」
初めて祖父母の顔を見てお礼を言った。
「メグちゃん」
「めぐみ、お礼なんて必要ない。孫なんだから当たり前だ」
祖母は名を呼んで静かに涙を流し、祖父は目をしぱしぱさせながら、言葉を絞り出した。
その夜、私は貰っていた精神薬を全錠飲んだ。
死は私を優しく呼び寄せ、私の安寧が其処にあると囁く。
私を思って手を繋いでくれて、背中を抱き締めてくれた友人たちも、不肖の孫を心配してくれている祖父母の存在も、理解していて尚、私は死の誘惑に購えずに、深く深く眠るのだった。
(ダレカ ダレカ ワタシヲ モトメテ)
彼は近隣の大学に通う学生で、教師を目指していると言っていた。
彼を見て、私とその仲間の、当時ギャルと呼ばれる風貌をしていた子らは歓喜した。
悠也君と言う彼は、大学のサッカーサークルにも入っているらしく、背が高くてがっしりしていて、ふんわりパーマを当てた茶色の髪の優男で、のんびりした優しい話し方も好印象で、所謂イケメンの到来に俄然学校に行く気になった。
悠也君の周りを圧強めなギャルが取り囲んでキャイキャイ騒いでいて、それはそれでとても楽しい時間だった。
「話しばかりじゃなくて、勉強をしよう。わからないところを聞いてきて。僕、これでもここでは先生役なんだから」
剰りにギャルが騒ぐのに、他の生徒の親から苦情が入ったらしく、暫くしてから悠也君はそう言った。
そうだろう、そうだろうと、久しくしていなかった勉強に着手したが、中二の時は優等生だったはずの私の勉強スペックは、長い入院と最近の遊び偏重な生活によって、ずいぶんと低い物に成り代わっていた。
それでも他のギャル娘たちよりは、数十倍出来が良いと思われ、友達からは『実はガリ勉だったのか』と言われたが、どんぐりの背比べみたいな低レベルな争いだった。
「悠也君悠也君、二次関数おせーて」
「そこ、中学の時の数学だけど。前に戻ってやってみる?」
「うん」
「エライエライ。上等じゃん。メグちゃん頑張れば伸びるよ。頑張ろう!」
イケメン悠也君に褒められるのは気分が良いし、頑張るのは得意なのよと張り切って出された宿題も、復習もやるようになって、数ヵ月過ぎる頃には中学でやり残していた所は終えて、高校の課程に入るようになった。
クリスマスまでで、悠也君のインターンは終了となると言うことで、私とギャル娘たちはみんなで誰が悠也君の彼女になれるか、とかバカな賭けをして張り切っていた。
最後の日の放課後、通信制だから通学は自由なんだけれど悠也君会いたさに通っている私たちギャル娘たちは、一旦帰ったと見せかけて隠れて順番に告ろうと空き部屋で順番を決めるアミダをしていた。
「く、くそー!私が初っぱなじゃん。悪いなみんな。告る前に私が彼女に決まちゃって」
「いやいや、お前は無いから」
「ナイナイ。ミキサーメグサーぶっぱなしたばっかりじゃん」
「だけど、優しく顔を拭いてくれたよ。あれって愛じゃない?」
「愛じゃなくて業務じゃない?ギャハハ」
「上手いこと言った!ギャハハ」
そんな馬鹿話をしている所に、ガタンとドアが開く音がしたので、思わずみんなで残置物が積み上げられているロッカーの側に隠れた。
「ねえ悠也君お疲れさまぁ~」
「ああお疲れさま」
悠也君と同じ時期にインターンでやって来た女が、悠也君の手を引いて空き教室に入ってきたところだった。
「今日で終わりだね。悠也君大変だったね」
「いや、良い経験させてもらったからね」
「実際の学校じゃここまでひどくは無いと思うんだけどね。悠也君に纏わりついていた女子たち、あからさまで悠也君毎回注意されて可哀想だなぁ~と思ってたんだ」
「まあ、でもみんな頑張っていて、少し勉強にもやる気になってくれたみたいで良かったよ。特にメグちゃん」
盗み聞きしている所で、自分の名前が出てきて胸が踊った。悠也君、認めてくれたんだと嬉しくて、勝ち誇った顔を仲間のギャル娘たちに向けた。
ギャル娘たちは、半目になって、無声で
『チョーシにノルナよ』
と口をパクパクさせていたのが可笑しくて、口を手で覆って笑い声を抑えた。
「メグちゃんね~。悠也君本当にエライよ。突然吐き出した彼女の顔を拭っているのをみた時、君は勇者だと思ったよ。私には無理だわ」
「いや俺も初めてゲロまみれの娘を目の当たりにしてどうしようと思ったけど、悲惨な状況の中に座り込んで呆けている姿に、これから彼女はどうやって生きていくのだろうって、生きていけるのかなって可哀想になったら自然と体が動いたっていうか」
悠也君がふわふわな髪をちょっと揺らしながら小首を傾げてそう言った。
「君には良いサンプルだもんな。これから社会活動家として活動していくのに、彼女のような虐待児でトラウマ持ちを立ち直らせたって良い実績になるもんね。数年活動して、若いリーダーとして政界に出てくんでしょ?そう言うお家だもんね」
インターン女が、然もわかってますよ~って顔つきでうんうんと頷いていた。
「サンプルって言い方!彼女とかああいう娘の居場所って必要でしょ?社会が求めてるんだよ。そのお手伝い出来たらなと思っているのを、穿った言い方されると困るなあ」
今まで見た中で一番黒い笑顔で、悠也君が女におどけた返答をしていた。
その笑顔は、私の首を絞めて殺そうとしていた母と同じ表情で、私の身がブルブルと震え出したのを周りの娘たちが抱き締めて、抑えてくれて、耳元で、
「ダイジョウブ。あんな奴ら、やっつけようぜ」
と、囁いてきた。
右手と左手を其々が強く握ってくれて、もう一人は背中から抱き締めてくれた。
そのお陰か、震えはピタッと止まって、はあはあと過呼吸になっていた息も落ち着いてきた。
みんなが顔を見合わせ頷きあって、バッと立ち上がった。
その音に、悠也君と女が一斉に後ろを見て、目を見開いて止まった。
「あ~ら、乃亜先生。陰キャの女神だけでは飽き足らずイケメン悠也先生まで毒牙にかけようと必死っすな~本命は悠也君かな?お調べしちゃってストーカー!粘着!こっコワー」
「『うんうん、わかってるよ。私はあなたの本心をわかってるからね。私だけはあなたの味方だよ☆』キャピキャピ!だっけかー」
「必死、わー必死っすなー悠也君毒牙に仕留めたくて必死っすなー」
「悠也君もさーうんうんわかるよ俺だけは理解者だよ~イケメン面、自分で白状しちゃうとか痛いからー」
「隠してぇー本性は墓の中まで隠しててぇー」
「ヤリメンのがわかりやすくて、腕組み彼氏面よりまだ増し説まであり得るー腕組み彼氏面は無いわー」
「お二人共お似合いだよ、地獄に落ちろクソ野郎!ガッテム」
私とギャル娘たちは、息つく間も無く罵倒とハンドサインを繰り広げて、鼻息荒く部屋を出ていくのだった。
帰り道、ジングルベルの調べが街に響いているのを聞きながら、私たちは笑いあって、尽きない悪口を言い合いながら、またね、と手を振って家路へと帰った。
♪ごめんね素直じゃフフンて~
無意識に鼻唄を口ずさみながら階段をトントンと軽快に上がって行って、その晩は祖父母が申し訳程度のクリスマスパーティーを開いてくれて、フライドチキンを頬張り、三人でケーキを静かに食べた。
「おじいちゃん、おばあちゃんありがとう」
初めて祖父母の顔を見てお礼を言った。
「メグちゃん」
「めぐみ、お礼なんて必要ない。孫なんだから当たり前だ」
祖母は名を呼んで静かに涙を流し、祖父は目をしぱしぱさせながら、言葉を絞り出した。
その夜、私は貰っていた精神薬を全錠飲んだ。
死は私を優しく呼び寄せ、私の安寧が其処にあると囁く。
私を思って手を繋いでくれて、背中を抱き締めてくれた友人たちも、不肖の孫を心配してくれている祖父母の存在も、理解していて尚、私は死の誘惑に購えずに、深く深く眠るのだった。
(ダレカ ダレカ ワタシヲ モトメテ)
0
あなたにおすすめの小説
「次点の聖女」
手嶋ゆき
恋愛
何でもかんでも中途半端。万年二番手。どんなに努力しても一位には決してなれない存在。
私は「次点の聖女」と呼ばれていた。
約一万文字強で完結します。
小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】エレクトラの婚約者
buchi
恋愛
しっかり者だが自己評価低めのエレクトラ。婚約相手は年下の美少年。迷うわー
エレクトラは、平凡な伯爵令嬢。
父の再婚で家に乗り込んできた義母と義姉たちにいいようにあしらわれ、困り果てていた。
そこへ父がエレクトラに縁談を持ち込むが、二歳年下の少年で爵位もなければ金持ちでもない。
エレクトラは悩むが、義母は借金のカタにエレクトラに別な縁談を押し付けてきた。
もう自立するわ!とエレクトラは親友の王弟殿下の娘の侍女になろうと決意を固めるが……
11万字とちょっと長め。
謙虚過ぎる性格のエレクトラと、優しいけど訳アリの高貴な三人の女友達、実は執着強めの天才肌の婚約予定者、扱いに困る義母と義姉が出てきます。暇つぶしにどうぞ。
タグにざまぁが付いていますが、義母や義姉たちが命に別状があったり、とことんひどいことになるザマァではないです。
まあ、そうなるよね〜みたいな因果応報的なざまぁです。
幼馴染の許嫁は、男勝りな彼女にご執心らしい
和泉鷹央
恋愛
王国でも指折りの名家の跡取り息子にして、高名な剣士がコンスタンスの幼馴染であり許嫁。
そんな彼は数代前に没落した実家にはなかなか戻らず、地元では遊び人として名高くてコンスタンスを困らせていた。
「クレイ様はまたお戻りにならないのですか……」
「ごめんなさいね、コンスタンス。クレイが結婚の時期を遅くさせてしまって」
「いいえおば様。でも、クレイ様……他に好きな方がおられるようですが?」
「えっ……!?」
「どうやら、色町で有名な踊り子と恋をしているようなんです」
しかし、彼はそんな噂はあり得ないと叫び、相手の男勝りな踊り子も否定する。
でも、コンスタンスは見てしまった。
朝方、二人が仲睦まじくホテルから出てくる姿を……
他の投稿サイトにも掲載しています。
裏切者には神罰を
夜桜
恋愛
幸せな生活は途端に終わりを告げた。
辺境伯令嬢フィリス・クラインは毒殺、暗殺、撲殺、絞殺、刺殺――あらゆる方法で婚約者の伯爵ハンスから命を狙われた。
けれど、フィリスは全てをある能力で神回避していた。
あまりの殺意に復讐を決め、ハンスを逆に地獄へ送る。
眠り姫の憂鬱~私が視えるのはお前だけかよ?!~
ほりとくち
恋愛
ある日、左手の薬指が動かせなくなった。
一過性のものだと思われていたが、どんどん動かせない部位は増えていき、やがて寝たきりになってしまったアメリア。
「その身では、務めを果たせないだろう」
両親に告げられた婚約破棄に胸を痛めつつも、仕方がないと受け止める。
そんな彼女のもとにお見舞いに訪れた元婚約者セオルは、ひどく憔悴していた。
……って、どこを触っているんだ!
倫理観の壊れたセオルの暴挙に、とっさにアメリアは魔法で彼を吹き飛ばしていた。
魔法の力で精神体となって肉体を抜け出せることに気づいたアメリアだが、彼女の姿は誰にも視えないーー
「は?」
はずなのに、なぜか元婚約者とは目が合ってる?!
なんでよりにもよってコイツにだけ視えるんだ……!
果たしてアメリアは、健康な肉体を取り戻せるのか。
幽体離脱令嬢×愛が重い婚約者のラブコメディ。
ーーーーーーーー
「小説家になろう」にも掲載しています。
いいね・感想・お気に入り登録頂けるとすごく嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
【完】瓶底メガネの聖女様
らんか
恋愛
伯爵家の娘なのに、実母亡き後、後妻とその娘がやってきてから虐げられて育ったオリビア。
傷つけられ、生死の淵に立ったその時に、前世の記憶が蘇り、それと同時に魔力が発現した。
実家から事実上追い出された形で、家を出たオリビアは、偶然出会った人達の助けを借りて、今まで奪われ続けた、自分の大切なもの取り戻そうと奮闘する。
そんな自分にいつも寄り添ってくれるのは……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる