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7.女性性開花に一役かってくれる男
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翌日の晩、昨日より1時間早くラインがきた。
そんな気遣いも可愛く思えた。
2日後に行く予定のお店のURLが送られてきた。
HPにアクセスしてみると、
夜景が売りの高層ビルの高層階にある創作和食レストランであった。
夜景の写真は見たことのある景色。
こないだ飯友に連れて行ってもらったビルから見た景色に似ていた。
その時は確か47階、今度のお店は50階、
しかも平均予算一人6000円~7000円と書いてあった。
初対面の人にこんな高いレストランを予約して大丈夫なのか。
嬉しさの反面、会う前に既婚者と告げるべきか真剣に悩み始めた。
女性性強化のため、変に遠慮してしまう癖を直そうと思った。
ラインで「こんな素敵なお店いいの?」と念を押したいのをぐっとこらえ、
彼の好意をありがたく受け取ることだけに集中した。
「ここはいかが?」
「こんばんは!お疲れ様~素敵なお店だね。夜景見るの好きなの~」
「よかった!予約するね。」
「うん ありがとう。」
(なんというスマートなやり取り!素敵だわ!
自分が素直に受け取ればこんなにスムーズに行くものなのか!)
「早く明日こないかな。明後日だった。」
(可愛く思えてきた。)
「そうそう。明後日だよ。予約日間違えないようにね。笑」
「気をつける~」
「会議うまくいった?」
「会議大丈夫だったよ。ありがとう!」
「良かった。良かった。さすがだね!お疲れ様~」
「いやいやたまたまだよ。さちこはお仕事大変じゃなかった?」
「ちゃんと準備してたからだよ。えらいね!私は適当だから大丈夫。笑
プロフの顔写真消しちゃったんだね。当日わかるかなあ?」
「こっちに写真載せるよ!!」
「うん よろしく~下半身だけやったらわかんないから。笑」
「たしかに。。。」
マスク姿の上半身の写真が送られてきた。
そこまでデブには見えなかった。
アプリに載せていた写真はどアップで肉厚のほっぺたが想像できたが、
今回はマスクをしているせいか、その辺が想像していたほどではないように見えた。
「ちょっと前の写真」
「こっちのがかっこいいね!」
「ありがとう。」
「会うのが楽しみだ。」
確かにテンションが上がっていた。
「さちこもこっちに送って。」
もちろん加工アプリでツルツル色白お肌に仕上げた写真を送った。
「ありがとう!やっぱり素敵!!」
(そりゃそうよね。これかわいく加工したもん。笑)
「ありがとう。」
「早く会いたい!!」
(もう勃ってるやろ~絶対勃ってるはず。笑)
「楽しみだね。今日もオナニーするの?」
「するよ!!」
「写真おかずにする気やろ?笑」
「さすがにお顔では。せめて下着でもくれたら大変大きくなります!」
「そーなんや。やっぱ男だね。
女は顔のが妄想膨らむからね~」
「ぜひ、いただけませんか?」
「仲良くなったらね。」
「さちこもしてくれる?」
「会ってからするかも。笑」
「えー意地悪。会って、大丈夫だったら、ぜひしてね。」
(会ったことない男とおナルのってテレフォンの仕事と同じじゃないか。
そんなのただではやんないよ!)
「うん 大仏が素敵だってわかったら毎日するよ。笑
声と匂いフェチだからそういうの思い出してするの。」
「なるほど!耳元弱そうだね。」
(それはまた別物だと思うけど。)
「ほんと?!弱いのは背中だけどね。笑 大仏は声低い?」
「背中、記憶しておきます。そこまで低くない。。。」
「そーなんだ。甲高くなければいいや。笑」
「そうじゃないよ!」
「大仏は苦手な女の人のタイプあるの?」
「しつこい人かな。」
「しつこい女か。リアルだね~笑 大仏はやっぱモテるんだね~」
「モテないよ。」
「そーなの?むけてるのにもったいないね。笑
会ってからほんまかどうか判断するわ~笑」
「さちこに好かれたらそれでいい。ちゃんと見て帰ってね!」
「おっとこまえなセリフだね~笑
うん観察眼は発達してるからちゃんと分析するわ。笑」
するとぷつりと返信が途絶えた。
なにか癇に障ることでも言ってしまったのだろうか、
少し気になったが寝ることにした。
そんな気遣いも可愛く思えた。
2日後に行く予定のお店のURLが送られてきた。
HPにアクセスしてみると、
夜景が売りの高層ビルの高層階にある創作和食レストランであった。
夜景の写真は見たことのある景色。
こないだ飯友に連れて行ってもらったビルから見た景色に似ていた。
その時は確か47階、今度のお店は50階、
しかも平均予算一人6000円~7000円と書いてあった。
初対面の人にこんな高いレストランを予約して大丈夫なのか。
嬉しさの反面、会う前に既婚者と告げるべきか真剣に悩み始めた。
女性性強化のため、変に遠慮してしまう癖を直そうと思った。
ラインで「こんな素敵なお店いいの?」と念を押したいのをぐっとこらえ、
彼の好意をありがたく受け取ることだけに集中した。
「ここはいかが?」
「こんばんは!お疲れ様~素敵なお店だね。夜景見るの好きなの~」
「よかった!予約するね。」
「うん ありがとう。」
(なんというスマートなやり取り!素敵だわ!
自分が素直に受け取ればこんなにスムーズに行くものなのか!)
「早く明日こないかな。明後日だった。」
(可愛く思えてきた。)
「そうそう。明後日だよ。予約日間違えないようにね。笑」
「気をつける~」
「会議うまくいった?」
「会議大丈夫だったよ。ありがとう!」
「良かった。良かった。さすがだね!お疲れ様~」
「いやいやたまたまだよ。さちこはお仕事大変じゃなかった?」
「ちゃんと準備してたからだよ。えらいね!私は適当だから大丈夫。笑
プロフの顔写真消しちゃったんだね。当日わかるかなあ?」
「こっちに写真載せるよ!!」
「うん よろしく~下半身だけやったらわかんないから。笑」
「たしかに。。。」
マスク姿の上半身の写真が送られてきた。
そこまでデブには見えなかった。
アプリに載せていた写真はどアップで肉厚のほっぺたが想像できたが、
今回はマスクをしているせいか、その辺が想像していたほどではないように見えた。
「ちょっと前の写真」
「こっちのがかっこいいね!」
「ありがとう。」
「会うのが楽しみだ。」
確かにテンションが上がっていた。
「さちこもこっちに送って。」
もちろん加工アプリでツルツル色白お肌に仕上げた写真を送った。
「ありがとう!やっぱり素敵!!」
(そりゃそうよね。これかわいく加工したもん。笑)
「ありがとう。」
「早く会いたい!!」
(もう勃ってるやろ~絶対勃ってるはず。笑)
「楽しみだね。今日もオナニーするの?」
「するよ!!」
「写真おかずにする気やろ?笑」
「さすがにお顔では。せめて下着でもくれたら大変大きくなります!」
「そーなんや。やっぱ男だね。
女は顔のが妄想膨らむからね~」
「ぜひ、いただけませんか?」
「仲良くなったらね。」
「さちこもしてくれる?」
「会ってからするかも。笑」
「えー意地悪。会って、大丈夫だったら、ぜひしてね。」
(会ったことない男とおナルのってテレフォンの仕事と同じじゃないか。
そんなのただではやんないよ!)
「うん 大仏が素敵だってわかったら毎日するよ。笑
声と匂いフェチだからそういうの思い出してするの。」
「なるほど!耳元弱そうだね。」
(それはまた別物だと思うけど。)
「ほんと?!弱いのは背中だけどね。笑 大仏は声低い?」
「背中、記憶しておきます。そこまで低くない。。。」
「そーなんだ。甲高くなければいいや。笑」
「そうじゃないよ!」
「大仏は苦手な女の人のタイプあるの?」
「しつこい人かな。」
「しつこい女か。リアルだね~笑 大仏はやっぱモテるんだね~」
「モテないよ。」
「そーなの?むけてるのにもったいないね。笑
会ってからほんまかどうか判断するわ~笑」
「さちこに好かれたらそれでいい。ちゃんと見て帰ってね!」
「おっとこまえなセリフだね~笑
うん観察眼は発達してるからちゃんと分析するわ。笑」
するとぷつりと返信が途絶えた。
なにか癇に障ることでも言ってしまったのだろうか、
少し気になったが寝ることにした。
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