中級編マッチングアプリの男〜ロバートデニーロ似の男〜

椋のひかり~むくのひかり~

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2話 <あは>の使い方

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「ところで、えっちゃんのことえっちゃんって呼んでいい?」
「もちろん!っていうか最初からえっちゃんって呼んでるよね。笑」
「あは。」
「デニーロさんはなんてお呼びしたら良いですか?
デニー?ロバート?ジロラモ?笑」
「あは。デニーロで。」
「オッケー!デニーロ。
デニーロはビールが好きって書いてたけどビールしか飲まないの?
イタリアンだからワイン好きかと思いきやビールって面白いね。笑」
「あは。ワインも好きだよ。白ワイン。」

(だからさっきから<あは。>ってなんやねん?笑 
ボケかな?ウケる!)

「私も~ワインは白ワインが好き。」
「日本酒も好きだよ。」
「へーイタリアンなのに?笑
私も日本酒好き~!」
「あは。冷えた白ワインとか最高だよね~。」

(だからあは。って!笑 
流行ってるのかな?)

「あは。いいね。」

(へへへ。打ってみたった。笑)

関西出身のさちこにとって<あは。>はイジらずにはいられなかった。


「えっちゃんは家どの辺なの?」
「私は東京の〇〇。デニーロは?」
「神奈川県の△△ってとこ。わかるかな?」
「最近引っ越してきて地名よくわかんないから今ググってみた。
結構遠いね。」
「でも渋谷とかよく仕事でも行くし、今度会おうよ。」
「うん。そだね。」
「平日いつ空いてる?」
「今度の金曜は?」
「14時まで打ち合わせで渋谷にいるよ。それ以降でどう?」
「オッケー。でも仕事中なのに会えるの?」
「うん調整きくから。」
「わかった。」
「じゃあ今度会うし、ライン交換しない?」
「うんいいよ。ID教えて。」

やりとりはラインに切り替わった。

さちこはこの<あは>が意外と便利に使えると気に入り、
この先も彼よりも多く使うようになった。
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