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第36エナジー 「エナモン発見」
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宇宙船「アーク号」は「アーポ星」に着陸しようとしていた。
「おい。『竜牙』。もう着くぞ。準備しとけ。」
「エナジーショップで買ったアイテムは装備したほうがいい?」
「いや。いいだろ。この星には知性を持つミクロ生物はいないし、エナジー力も一万以下の生物ばかりだ。」
「竜牙」と「アーク」は宇宙船から降りた。「アーポ星」は、一面岩石地帯だった。
「『エナモン』はどんなやつなんだ?」
「俺も二回ほどしか目撃したことはないんだけど、エナジーの集合体みたいなやつで、常に光ってたな。大きさは30cmくらいだと思うぜ。」
「エナジー感知で探す?」
「そうだ。さっき教えただろ?エナジー感知と『エナジーメジャメント』(エナジー力測定)。それを使って探せよ。『エナモン』のエナジー力はちょうど10万だぜ。」
「エナジーを感知するには、自分の微量なエナジーを空間に撒き散らすんだったな。エナジーの反射が空気を伝わって、俺に伝わるんだな。」
「竜牙」は微量なエナジーを半径500mほどに放出した。
「ん~。なんかこの辺に『3500』『7770』『9240』のエナジー反応があったんだけど。」
「『竜牙』。お前、エナジー感知と『エナジーメジャメント』(エナジー力測定)同時に行ったのか?」
「えっ?違うの?相手のエナジーに触れたら何か数値が頭に入ってきたから。算数苦手なのに。」
「(それすごいことだぞ。普通『エナジーメジャメント』は目の周りにエナジーのレンズを創り、相手のエナジーを視認することで数値が測れるのに。お前の能力は飛び抜けている。)近くにこの星のミクロ生物がいるってことだな。まあ少し気をつけろ。」
辺りの岩石地帯が動き出し、石の巨人が三体出てきた。大きさは大、中、小と分かれている。さっき「竜牙」がエナジーを測定して一番強いものが大だと思われる。
「なんかでっかい敵だと『恐竜星』を思い出すぜ。あっ俺も巨人になろーと!!」
「竜牙」は体を膨張させ、30m級の巨人になった。
「お前、そんなこともできるんだ。俺は小さい巨人から倒すぜ。」
「アーク」は腰に掛けていた小銃を取り出した。
「『竜牙』。見とけよ。『エナジーガン』の威力を。」
小さい銃口から巨大な「エナジーショット」が放たれ、石の巨人の小サイズと中サイズが同時に焼却された。
「おっ。すげー威力。『アーク』はエナジーを武器化するのが得意技なのか?」
「違うぜ。この『エナジーガン』ショップで売ってるんだぜ。使い手のエナジー量に比例して威力が変わってくるけどな。」
「え~。かっこいいな~。俺も欲しいな~。」
無駄話をしている隙に、石の巨人に「竜牙」巨人は殴られた。
バキ。
「痛くはねーけど。ムカつく。お返しだ。」
「竜牙」は殴り返した。だが、巨人化してもエナジーが増えるわけではないのであまり敵に効いていない。
「ダメだな。エナジーを留める技術を覚えたけど、通常のモードの俺のエナジーじゃエナジー力一万超える奴らにダメージを与えられない。俺のエナジー体の中にあるエナジーを、腕を切ったりせず、使う方法があるはずなんだよな~。体内のモノが出てくる体の箇所は・・・。あっ。よし!!やってみよう!!」
「竜牙」は何かを思いついたみたいで、巨人化を止め、いつもの「竜牙」サイズになった。
「おーい。『竜牙』。早く倒さないと俺が『エナジーガン』撃っちゃうよ~。」
「俺も似たような技で行くぜ。『エナジー・ファイアーレーザー』(炎のレーザー)!!」
「竜牙」は口から炎のレーザーを吐き、石の巨人を炎の熱で焼き溶かした。
「おっなかなかの攻撃力だないいね~。なんで口から吐くことにしたんだ?」
「俺、体の中にいっぱいエナジーあるからどうやって体から出せるかな?って考えたら口かおしりのどっちかになっちゃったんだ。おしりの方が威力上がりそうだったんだけど、『アーク』が見てる前でズボンとパンツを下ろすのが恥ずかしかったから。」
「そうか。(やはりこいつはうんことかおしっことかちんちんとかで喜ぶクソガキってことだな。)それより『エナモン』探すぞ。」
「竜牙」がエナジー感知で10万のエナジー力を見つけた。どうやらここから50m先の岩石地帯にいる。
「岩石地帯に隠れているみたいだぜ。」
岩陰からこっそり「竜牙」の方を見ている「エナモン」。大変、目をウルウルさせている。
「もしかして、あの目がつぶらで小さい光でできているのが『エナモン』か?」
「そうだ。よく見つけたな『竜牙』。でもおかしいな?普通の『エナモン』はすぐに逃げたりするんだけどな。まあいいや。見つけたのはお前なんだから、お前がそいつのエナジー貰えよ。」
「えっいいの?んじゃ貰おうかな。」
「エナモン」のエナジーを吸収し、更なるレベルアップになるか「竜牙」!?
次回。 第37エナジー 「決戦準備」
「おい。『竜牙』。もう着くぞ。準備しとけ。」
「エナジーショップで買ったアイテムは装備したほうがいい?」
「いや。いいだろ。この星には知性を持つミクロ生物はいないし、エナジー力も一万以下の生物ばかりだ。」
「竜牙」と「アーク」は宇宙船から降りた。「アーポ星」は、一面岩石地帯だった。
「『エナモン』はどんなやつなんだ?」
「俺も二回ほどしか目撃したことはないんだけど、エナジーの集合体みたいなやつで、常に光ってたな。大きさは30cmくらいだと思うぜ。」
「エナジー感知で探す?」
「そうだ。さっき教えただろ?エナジー感知と『エナジーメジャメント』(エナジー力測定)。それを使って探せよ。『エナモン』のエナジー力はちょうど10万だぜ。」
「エナジーを感知するには、自分の微量なエナジーを空間に撒き散らすんだったな。エナジーの反射が空気を伝わって、俺に伝わるんだな。」
「竜牙」は微量なエナジーを半径500mほどに放出した。
「ん~。なんかこの辺に『3500』『7770』『9240』のエナジー反応があったんだけど。」
「『竜牙』。お前、エナジー感知と『エナジーメジャメント』(エナジー力測定)同時に行ったのか?」
「えっ?違うの?相手のエナジーに触れたら何か数値が頭に入ってきたから。算数苦手なのに。」
「(それすごいことだぞ。普通『エナジーメジャメント』は目の周りにエナジーのレンズを創り、相手のエナジーを視認することで数値が測れるのに。お前の能力は飛び抜けている。)近くにこの星のミクロ生物がいるってことだな。まあ少し気をつけろ。」
辺りの岩石地帯が動き出し、石の巨人が三体出てきた。大きさは大、中、小と分かれている。さっき「竜牙」がエナジーを測定して一番強いものが大だと思われる。
「なんかでっかい敵だと『恐竜星』を思い出すぜ。あっ俺も巨人になろーと!!」
「竜牙」は体を膨張させ、30m級の巨人になった。
「お前、そんなこともできるんだ。俺は小さい巨人から倒すぜ。」
「アーク」は腰に掛けていた小銃を取り出した。
「『竜牙』。見とけよ。『エナジーガン』の威力を。」
小さい銃口から巨大な「エナジーショット」が放たれ、石の巨人の小サイズと中サイズが同時に焼却された。
「おっ。すげー威力。『アーク』はエナジーを武器化するのが得意技なのか?」
「違うぜ。この『エナジーガン』ショップで売ってるんだぜ。使い手のエナジー量に比例して威力が変わってくるけどな。」
「え~。かっこいいな~。俺も欲しいな~。」
無駄話をしている隙に、石の巨人に「竜牙」巨人は殴られた。
バキ。
「痛くはねーけど。ムカつく。お返しだ。」
「竜牙」は殴り返した。だが、巨人化してもエナジーが増えるわけではないのであまり敵に効いていない。
「ダメだな。エナジーを留める技術を覚えたけど、通常のモードの俺のエナジーじゃエナジー力一万超える奴らにダメージを与えられない。俺のエナジー体の中にあるエナジーを、腕を切ったりせず、使う方法があるはずなんだよな~。体内のモノが出てくる体の箇所は・・・。あっ。よし!!やってみよう!!」
「竜牙」は何かを思いついたみたいで、巨人化を止め、いつもの「竜牙」サイズになった。
「おーい。『竜牙』。早く倒さないと俺が『エナジーガン』撃っちゃうよ~。」
「俺も似たような技で行くぜ。『エナジー・ファイアーレーザー』(炎のレーザー)!!」
「竜牙」は口から炎のレーザーを吐き、石の巨人を炎の熱で焼き溶かした。
「おっなかなかの攻撃力だないいね~。なんで口から吐くことにしたんだ?」
「俺、体の中にいっぱいエナジーあるからどうやって体から出せるかな?って考えたら口かおしりのどっちかになっちゃったんだ。おしりの方が威力上がりそうだったんだけど、『アーク』が見てる前でズボンとパンツを下ろすのが恥ずかしかったから。」
「そうか。(やはりこいつはうんことかおしっことかちんちんとかで喜ぶクソガキってことだな。)それより『エナモン』探すぞ。」
「竜牙」がエナジー感知で10万のエナジー力を見つけた。どうやらここから50m先の岩石地帯にいる。
「岩石地帯に隠れているみたいだぜ。」
岩陰からこっそり「竜牙」の方を見ている「エナモン」。大変、目をウルウルさせている。
「もしかして、あの目がつぶらで小さい光でできているのが『エナモン』か?」
「そうだ。よく見つけたな『竜牙』。でもおかしいな?普通の『エナモン』はすぐに逃げたりするんだけどな。まあいいや。見つけたのはお前なんだから、お前がそいつのエナジー貰えよ。」
「えっいいの?んじゃ貰おうかな。」
「エナモン」のエナジーを吸収し、更なるレベルアップになるか「竜牙」!?
次回。 第37エナジー 「決戦準備」
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