25 / 82
お城奪還編
第25話 行き先
しおりを挟む
「こっ、これを見てほしいのです」
シナモンが懐から出した財布を見たバレリアは、右掌を向け制止する。
「だーーからーー。 お金の問題じゃないってば」
少し面倒臭そうな表情で、シナモンに声をかけるバレリア。
だが、シナモンの答えは意外なものだった。
チャリーーーン……
手に持った財布をひっくり返すと、中からは銅銭が数枚、地面へと落ちる。
そして財布を上下に振り、これ以上中身が無い事を暗に示すシナモン。
「見ての通り、一文無しなのです」
強気な態度のシナモンは、少し睨みつけるような表情でバレリアの目を見る。
「なっ…… おっ、お金はアタシも持ってないぞ!」
「そうじゃないのです!」
「そうじゃないって…… じゃ何なんだよ」
シナモンの行動の意図が分からずに、少ししかめた表情で返答するバレリア。
「さっき、バレリア様は言いましたです。 助けたって!」
「えっ? あぁ。 助けただろ?」
「全然助かってないのです!」
「へっ?」
シナモンの強気な態度に、バレリアは呆気にとられた様子だ。
「確かに、危ない所をしのいでくれたです。 でも……」
少し気不味そうな表情を曇らせるシナモン。
しかし、意を決したように話を続けた。
「路銀も無く、行くアテもなく。 食料も残り二日分なのです」
「はぁ……」
「それもこれも、全部バレリア様のせいなのです!」
「なんでだよ! どこがどーなったら、アタシのせいになるんだよ!」
突然、罪を着せられたバレリアは、驚きと呆れが入り混じった表情に変わる。
そんな事には気にも止めず、シナモンは言葉を続けていく。
「路銀も、あの方達の身分証も、ザーマスが持ってったのです」
「だから、助けてやったろ?」
「でっ、でも、奪い返す前に、バレリア様が逃しちゃったです」
「えっ…… えぇぇぇぇ……」
バレリアも事情は多少理解した。
だがシナモンの強気な姿勢に、段々と自分が悪いような気持ちになるのを感じた。
「はーっはっはっは。 お主の負けじゃな? バレリア」
二人のやり取りを聞いていたワンは、笑いながらバレリアの肩をポンポンと叩く。
そしてシナモンの首から下げている、不思議な形の首飾りへと視線を移した。
それは$マークと¥マークを組み合わせたような、不思議な形。
「お嬢さんの首から下げておるのは?」
「えっ? これですか? これは……」
口籠るシナモンの様子を見て、ワンは言葉を続けた。
「察するに、お嬢さんはウルスラ家の者じゃな?」
「ウルスラって、あの巨大商業都市の? そうなの?」
ワンの言葉を聞いて、バレリアが問いかける。
「…………」
押し黙るシナモンへ、バレリアは呆れたように声をかけた。
「アタシの正体は気にするのに、自分は明かさないってのは駄目でしょ?」
「……たしかになのです。 そうなのです。 私はウルスラ家の者なのです」
少し気不味そうに答えるシナモン。
その様子を見ていたワンは、シナモンへ提案する。
「うむ。 お嬢さんがウルスラ家の者であるならば、ワシらが何とかしてやろう」
「ほっ、本当なのですか?」
「あっ、主様!!」
バレリアはワンが承諾した事に、少し抵抗の意思を示していた。
「しかし、先程も言ったように、ワシらも先を急ぐ身じゃ」
ワンは目を少し細め、少し遠くに居る人影達へと視線を向ける。
「差し当たって、あの者達の行く先だけを提供してやろう」
「行く先? どこかあるですか?」
「うむ。 食料は二日分はあるんじゃったな?」
「はいです。 でも路銀も身分証も……」
シナモンが言葉に詰まると、ワンは右手で制しながら話を続ける。
「ここから先に二日程行くと、集落跡がある。 地図はあるかの?」
「はいです。 これなのです」
シナモンが提示した地図に、ワンは印を示す。
「ここに居る、アルという男に事情を話すとええじゃろ」
「主様。 大丈夫なんですか?」
「なに。 あやつなら何とかしてくれるじゃろ」
ワンはそう言うと、シナモンに聞こえないようにバレリアに耳打ちする。
「……多分」
「何か言ったですか?」
「えっ? いやぁ。 何でも無いわい」
シナモンの問いかけに、ワンは誤魔化すように返答すると
「道中、ワシらが通ってきた道には、ゼニールの兵はおらんかった」
そしてバレリアの肩をポンポンと叩き、言葉を続ける。
「ワシらの道中でそなた等の追手が居た場合は、バレリアが何とかしてくれるじゃろ」
「なっ……」
「それくらいはええじゃろ」
「はぁ…… 分かりました……」
渋々ながら了承するバレリアの姿を見て、シナモンが気不味そうに声をかける。
「あっ…… あの、ありがとなのです」
「んっ? まぁ仕方無いよなぁ。 任せてよ」
「はいです。 ところで、聞きたい事があるのですが」
そう言うと、シナモンはワンへと視線を向ける。
「アル…… という人はお知り合いなのですか? もしそうなら……」
そう言うと、シナモンは手荷物をガサガサと漁る。
そして、小さい空の竹簡と携帯用の筆を取り出すと
「何か伝言があるなら、お伝えするです。 それと…… 紹介状的なのも……」
本当の目的は紹介状欲しさなのであろうが、シナモンは伝言を買って出る。
「ふむ。 ワシは特に無いけども」
「なっ、ないですか? バレリア様は?」
「えっ? アルに? うーーん…… 特に無いけど……」
腕を組み、少し思案するバレリアの様子を見て、シナモンは少し不安になる。
そんなシナモンの様子をよそに、バレリアはブツブツと呟く。
「そうか…… レイちゃんも居るし」
小さな声でそう呟くと、「貸してっ」と言ってシナモンから竹簡を受け取る。
そして、サラサラと文字を書き、それを再びシナモンへと手渡した。
「んじゃ、適当によろしく言っておいてよ!」
「はっ、はいなのです……」
「あっ!そうそう」
「なんです?」
「集落跡にはレイちゃんっていう、とっても可愛い子がいるからさ!」
そう言うと、バレリアは少しニヤけた表情に変わる。
「その子とは仲良くするようにね! アルはどうでも良いけど」
「えっと…… わっ、わかったのです……」
状況が良く理解出来ないシナモンは、少し不安になってきていた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
シナモンがアストリナ貴族達の元へ戻り、状況を説明していく。
ワンとバレリアは少し離れた場所から、その様子を見守っていた。
「しかし、【数字の烙印】というのは凄いのぉ」
ワンは白く長い髭を触りながら、バレリアへと話しかける。
「改まって…… どういう事です?」
「んっ? あの子の事じゃ」
ワンは少し離れた場所に居るシナモンへと視線を送る。
「あの子って…… シナモンって言ってましたっけ?」
「んむ。 恐らく、あの子は【烙印】持ちじゃ」
「えっ? 全然そんな感じしなかったですけど……」
ワンの言葉を聞いて、バレリアは少し驚いた様子を見せていた。
「まぁ女の子じゃからのぅ。 どのような能力かは、分からんが……」
そう言うと、再び長い髭を触りながらバレリアへと話かける。
「【数字の烙印】は、多かれ少なかれ【烙印の者】を惹きつけるというのは、真のようじゃの」
「そんな能力があるんですか? アタシは聞いた事無いけど……」
ワンの発言を聞いて、バレリアは更に驚いた様子を見せる。
「まぁ、能力という訳ではないが……」
ワンは、チラリとバレリアへと視線を送る。
「お主やレイ、皆がワシの元に集っていたのも…… そういう事なのかもしれんのぅ」
「まぁ…… 言われてみれば…… そっか…… 確かにそうかも……」
バレリアは昔を思い出すように、空を少し見上げていた。
「おっ、そろそろ行くようじゃの」
ワンの言葉で、バレリアはシナモン達へと視線を向ける。
「気をつけろよぉーー! レイちゃんによろしくなぁ」
バレリアは笑顔で手を振りながら、一行へと声をかけた。
「はいなのです! ありがとございましたです」
シナモンは両手を大きく振りながら答える。
その後ろに控えている貴族たちは、揃えたように皆で深々と頭を下げていた。
一行が集落跡へと向かうのを、その場で見送るワンとバレリア。
シナモン達の姿が小さくなると、ワンはバレリアへと声をかけた。
「そろそろ、ワシらも行くかの?」
そう言い、ワンはヒョイッと馬へと跨る。
しかし、バレリアは馬の手綱をワンへと手渡し返答する。
「すみません。 少しだけ待ってください」
バレリアがそう告げると、視線を街道沿いの木々が生い茂る付近へと移す。
「おいっ! 居るんだろ? そろそろ出てきなよ」
ガサガサガサッ…………
バレリアが声をかけると、茂みの中から一人の人影が現れる。
それはダーマスとの戦闘で傷を負った、小柄な剣士の姿だった。
シナモンが懐から出した財布を見たバレリアは、右掌を向け制止する。
「だーーからーー。 お金の問題じゃないってば」
少し面倒臭そうな表情で、シナモンに声をかけるバレリア。
だが、シナモンの答えは意外なものだった。
チャリーーーン……
手に持った財布をひっくり返すと、中からは銅銭が数枚、地面へと落ちる。
そして財布を上下に振り、これ以上中身が無い事を暗に示すシナモン。
「見ての通り、一文無しなのです」
強気な態度のシナモンは、少し睨みつけるような表情でバレリアの目を見る。
「なっ…… おっ、お金はアタシも持ってないぞ!」
「そうじゃないのです!」
「そうじゃないって…… じゃ何なんだよ」
シナモンの行動の意図が分からずに、少ししかめた表情で返答するバレリア。
「さっき、バレリア様は言いましたです。 助けたって!」
「えっ? あぁ。 助けただろ?」
「全然助かってないのです!」
「へっ?」
シナモンの強気な態度に、バレリアは呆気にとられた様子だ。
「確かに、危ない所をしのいでくれたです。 でも……」
少し気不味そうな表情を曇らせるシナモン。
しかし、意を決したように話を続けた。
「路銀も無く、行くアテもなく。 食料も残り二日分なのです」
「はぁ……」
「それもこれも、全部バレリア様のせいなのです!」
「なんでだよ! どこがどーなったら、アタシのせいになるんだよ!」
突然、罪を着せられたバレリアは、驚きと呆れが入り混じった表情に変わる。
そんな事には気にも止めず、シナモンは言葉を続けていく。
「路銀も、あの方達の身分証も、ザーマスが持ってったのです」
「だから、助けてやったろ?」
「でっ、でも、奪い返す前に、バレリア様が逃しちゃったです」
「えっ…… えぇぇぇぇ……」
バレリアも事情は多少理解した。
だがシナモンの強気な姿勢に、段々と自分が悪いような気持ちになるのを感じた。
「はーっはっはっは。 お主の負けじゃな? バレリア」
二人のやり取りを聞いていたワンは、笑いながらバレリアの肩をポンポンと叩く。
そしてシナモンの首から下げている、不思議な形の首飾りへと視線を移した。
それは$マークと¥マークを組み合わせたような、不思議な形。
「お嬢さんの首から下げておるのは?」
「えっ? これですか? これは……」
口籠るシナモンの様子を見て、ワンは言葉を続けた。
「察するに、お嬢さんはウルスラ家の者じゃな?」
「ウルスラって、あの巨大商業都市の? そうなの?」
ワンの言葉を聞いて、バレリアが問いかける。
「…………」
押し黙るシナモンへ、バレリアは呆れたように声をかけた。
「アタシの正体は気にするのに、自分は明かさないってのは駄目でしょ?」
「……たしかになのです。 そうなのです。 私はウルスラ家の者なのです」
少し気不味そうに答えるシナモン。
その様子を見ていたワンは、シナモンへ提案する。
「うむ。 お嬢さんがウルスラ家の者であるならば、ワシらが何とかしてやろう」
「ほっ、本当なのですか?」
「あっ、主様!!」
バレリアはワンが承諾した事に、少し抵抗の意思を示していた。
「しかし、先程も言ったように、ワシらも先を急ぐ身じゃ」
ワンは目を少し細め、少し遠くに居る人影達へと視線を向ける。
「差し当たって、あの者達の行く先だけを提供してやろう」
「行く先? どこかあるですか?」
「うむ。 食料は二日分はあるんじゃったな?」
「はいです。 でも路銀も身分証も……」
シナモンが言葉に詰まると、ワンは右手で制しながら話を続ける。
「ここから先に二日程行くと、集落跡がある。 地図はあるかの?」
「はいです。 これなのです」
シナモンが提示した地図に、ワンは印を示す。
「ここに居る、アルという男に事情を話すとええじゃろ」
「主様。 大丈夫なんですか?」
「なに。 あやつなら何とかしてくれるじゃろ」
ワンはそう言うと、シナモンに聞こえないようにバレリアに耳打ちする。
「……多分」
「何か言ったですか?」
「えっ? いやぁ。 何でも無いわい」
シナモンの問いかけに、ワンは誤魔化すように返答すると
「道中、ワシらが通ってきた道には、ゼニールの兵はおらんかった」
そしてバレリアの肩をポンポンと叩き、言葉を続ける。
「ワシらの道中でそなた等の追手が居た場合は、バレリアが何とかしてくれるじゃろ」
「なっ……」
「それくらいはええじゃろ」
「はぁ…… 分かりました……」
渋々ながら了承するバレリアの姿を見て、シナモンが気不味そうに声をかける。
「あっ…… あの、ありがとなのです」
「んっ? まぁ仕方無いよなぁ。 任せてよ」
「はいです。 ところで、聞きたい事があるのですが」
そう言うと、シナモンはワンへと視線を向ける。
「アル…… という人はお知り合いなのですか? もしそうなら……」
そう言うと、シナモンは手荷物をガサガサと漁る。
そして、小さい空の竹簡と携帯用の筆を取り出すと
「何か伝言があるなら、お伝えするです。 それと…… 紹介状的なのも……」
本当の目的は紹介状欲しさなのであろうが、シナモンは伝言を買って出る。
「ふむ。 ワシは特に無いけども」
「なっ、ないですか? バレリア様は?」
「えっ? アルに? うーーん…… 特に無いけど……」
腕を組み、少し思案するバレリアの様子を見て、シナモンは少し不安になる。
そんなシナモンの様子をよそに、バレリアはブツブツと呟く。
「そうか…… レイちゃんも居るし」
小さな声でそう呟くと、「貸してっ」と言ってシナモンから竹簡を受け取る。
そして、サラサラと文字を書き、それを再びシナモンへと手渡した。
「んじゃ、適当によろしく言っておいてよ!」
「はっ、はいなのです……」
「あっ!そうそう」
「なんです?」
「集落跡にはレイちゃんっていう、とっても可愛い子がいるからさ!」
そう言うと、バレリアは少しニヤけた表情に変わる。
「その子とは仲良くするようにね! アルはどうでも良いけど」
「えっと…… わっ、わかったのです……」
状況が良く理解出来ないシナモンは、少し不安になってきていた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
シナモンがアストリナ貴族達の元へ戻り、状況を説明していく。
ワンとバレリアは少し離れた場所から、その様子を見守っていた。
「しかし、【数字の烙印】というのは凄いのぉ」
ワンは白く長い髭を触りながら、バレリアへと話しかける。
「改まって…… どういう事です?」
「んっ? あの子の事じゃ」
ワンは少し離れた場所に居るシナモンへと視線を送る。
「あの子って…… シナモンって言ってましたっけ?」
「んむ。 恐らく、あの子は【烙印】持ちじゃ」
「えっ? 全然そんな感じしなかったですけど……」
ワンの言葉を聞いて、バレリアは少し驚いた様子を見せていた。
「まぁ女の子じゃからのぅ。 どのような能力かは、分からんが……」
そう言うと、再び長い髭を触りながらバレリアへと話かける。
「【数字の烙印】は、多かれ少なかれ【烙印の者】を惹きつけるというのは、真のようじゃの」
「そんな能力があるんですか? アタシは聞いた事無いけど……」
ワンの発言を聞いて、バレリアは更に驚いた様子を見せる。
「まぁ、能力という訳ではないが……」
ワンは、チラリとバレリアへと視線を送る。
「お主やレイ、皆がワシの元に集っていたのも…… そういう事なのかもしれんのぅ」
「まぁ…… 言われてみれば…… そっか…… 確かにそうかも……」
バレリアは昔を思い出すように、空を少し見上げていた。
「おっ、そろそろ行くようじゃの」
ワンの言葉で、バレリアはシナモン達へと視線を向ける。
「気をつけろよぉーー! レイちゃんによろしくなぁ」
バレリアは笑顔で手を振りながら、一行へと声をかけた。
「はいなのです! ありがとございましたです」
シナモンは両手を大きく振りながら答える。
その後ろに控えている貴族たちは、揃えたように皆で深々と頭を下げていた。
一行が集落跡へと向かうのを、その場で見送るワンとバレリア。
シナモン達の姿が小さくなると、ワンはバレリアへと声をかけた。
「そろそろ、ワシらも行くかの?」
そう言い、ワンはヒョイッと馬へと跨る。
しかし、バレリアは馬の手綱をワンへと手渡し返答する。
「すみません。 少しだけ待ってください」
バレリアがそう告げると、視線を街道沿いの木々が生い茂る付近へと移す。
「おいっ! 居るんだろ? そろそろ出てきなよ」
ガサガサガサッ…………
バレリアが声をかけると、茂みの中から一人の人影が現れる。
それはダーマスとの戦闘で傷を負った、小柄な剣士の姿だった。
0
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる