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訓練シリーズ
先輩と訓練③
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拘束/擽り/耳責(ASMR)/玩具/ローションガーゼ/連続絶頂/尿道責
攻→桜花+七彩
受→柚木/視点
◇ ◆
「柚木くん。今日はオフだよね。予定は入れてる?」
食事を終えて食堂を出ようとした時、普段用事がある時しか話しかけてこない桜花先輩に声をかけられた。
「いえ、特にありません」
「そう。じゃあ悪いんだけど、少し話があるから来てくれるかな」
「はい」
クルリと背を向けて歩き出す桜花先輩の後ろ姿を見ながらついていくと、どんどんと訓練部屋の方へ向かっていき、少しずつ嫌な感覚になった。
(何でこっちの方に向かってんだろ)
そう思っても途中で問い掛ける勇気もなく、ただ無言でついて行った。
到着したのはやはり訓練部屋で、扉を開けて中へ入ると先輩はクルリとこちらを向いた。
「この前、由麗くんへの件で罰を与えたけど、どうだった?」
「……はい。七彩と由麗に軽く責められましたが、特に問題ありませんでした」
もちろん嘘だ。苦手な責め方をされ、正直かなりキツかった。二度と受けたくないと思うほどに。
俺が視線を少し逸らして答えると「そう。じゃあ俺が最後にチェックしてあげる。服を全部脱いでそこの台に寝なさい」と、指示された。
「……」
下を向いて躊躇っていると、視線だけの圧が送られてきた。それに耐えきれずに纏っていた衣類を脱いで台の方へ行き寝転んだ。
大の字に拘束出来る台に寝転んだ俺は、両手を左右に広げた状態で固定された。
「足はこうしようか」
足を開かせると、先輩は手際良くボンテージテープで縛り上げた。太腿と足首をぐるぐると真っ赤なテープで固定され、形でいうとM字開脚の状態。
先輩に向かって思いっきり股間を晒す姿が恥ずかしくて体を動かしてみても、体勢を変える事は出来なかった。
「柚木くんのこんな姿見るの、昔訓練した時以来だね。任務も完璧だし、あの時から随分立派に成長してくれて嬉しいよ。──けどこの前、七彩くんに報告させたんだけどこっちの責めは苦手だって聞いたんだ。当時訓練した時、そこを責めるの失念していたみたいで。ごめんね」
「い、いいですけど、あの、…恥ずかしいです。俺、この前七彩にしてもらってもう平気ですから」
この流れは、確実に尿道責めされるパターンじゃないか。この前の辛さが蘇り、意味もなく暴れてみても、先輩は着実に準備を進めている。
「じゃあ柚木くんが克服出来るまで、たっぷり刺激してあげるね」
「…っ、ん…」
股間にたっぷりとローションを垂らされ、ゆっくりと上下されると全く反応を示していなかった俺自身が少しだけ勃ち上がった。
近頃、散々みんなに責められて意識が保てなくなったのか、相手が先輩だからか。とりあえずこのままではまずい。
目を閉じて意識を集中させようとすると、「遅くなりましたぁー」と七彩が部屋に入ってきた。
「お疲れ様です、七彩くん。ついさっき始めたばかりなので問題ないですよ」
「はいー。宜しくお願いしますー」
ニヤニヤとした顔でこちらへやってくると、俺の近くにしゃがみ込んだ。
「お前…この事、聞いてたの?」
先輩に聞こえないように問い掛けると、ニコッと微笑む七彩が耳元で返事をした。
「うん。昨日の夜、桜花先輩が部屋に来てさぁ。流石に桜花先輩の手前、手ぇ抜けないしー、覚悟してね?」
逃げられない状況で、もう何も出来ることがない俺はゆっくりと目を閉じた。
「じゃあ始めるね、柚木くん」
すっかりと勃ち上がった股間を緩く扱く先輩の手は優しく親指の腹で先端を撫でる。
「……っ」
小さく吐息を漏らして体を捩らせると、七彩は優しく首筋を擽ってきた。
「!!…あっ」
二人の指は優しく俺の弱い箇所を撫でる。その刺激が我慢出来ずに暴れると、小さく拘束台が揺れた。
「すぐには入れないから安心してね。ちゃんとトロトロにしてからにするから」
先端から離れた指は自身の付け根や鼠蹊部に触れた後、尻を擽ってきた。
「~~っ!!」
サワサワと尻を撫でられると擽ったくて暴れてしまい、それを見てクスッと笑った二人。先輩は継続して尻を撫でながら、七彩は二の腕を撫で始めた。
「あっ…」
脇に近い所を触られ、咄嗟に防御するように腕を動かすと、七彩は「すげー力入った」と笑った。
「やめ…っ、指……!動かすなっ」
「えー?どうしよっかなー」
人差し指と中指をトコトコを歩かせながら二の腕から脇に近付いてくる指。
「やめっ、やめ…!待って…待って…っ!」
少しずつ近付けくる指が怖くて必死に腕を動かすも、閉じることは出来ずに七彩の指は脇の窪み辺りに到達した。
「んんっ」
その瞬間に苦手な刺激が走り、足巻き付いたテープはギチッと音を立て、腕を固定したベルトは小さく音を立てた。
「凄く鳥肌立ってるね」
桜花先輩も人差し指でくるくると尻を擽り出したので、ぎゅっと唇を噛んで刺激に耐えるも、どうしても我慢出来ずに上擦った声が漏れた。
「んん…!や……っ」
「顔真っ赤で可愛いー」
「るっせーな…っ」
「ふふ。お口も可愛くしてあげる」
ツツ、と脇から胸元へ移動した指は、くるくると乳首の周りをなぞり始めた。ほんの一瞬だけちょんと触れられるとピクンと跳ね、恥ずかしさで顔が赤らんだ。
「胸も好きだよねー。もう主張してるよー?」
「んっ……ぅ」
きゅっと摘まれると、腰が疼き、少し股間へ熱が送られる。それが恥ずかしくてモゾモゾと動ける範囲で動くと、次は桜花先輩の指が大胆に動き出した。
「柚木くん、こっち少し大きくなったよ。胸は気持ち良い?」
「…っ、ちが…気持ち良く、ない…ですっ」
「そっか。それならもっと頑張るね」
尻を撫でた後、鼠蹊部をなぞり、そして勃ち上がった股間へやってきた。こちょこちょと擽る手つきで二つの玉を撫で上げた。
「──ッ、」
丁度玉の付け根辺りを触られると擽ったいような気持ち良い様な変な感覚になり、大袈裟に体が反応した。
「ここも硬くなってきてるけど気持ち良くないんだもんね」
二つ共包み込む様に握ると、揉む様に動かされた。
「ひ…っ、ぅ…ッ、やめ…!」
微かに先端から溢れる先走りが自身を濡らし、それに気付いた先輩はもう片方の手でそれを拭う様に先端を撫でた。
「溢れてきてるよ?まだ気持ち良くない?」
「…っ、んん、」
揉み込みながら先端を人差し指で擽られると足が震え出し、少しずつ追い詰められる。七彩の前で認めるのが恥ずかしくてフルフルと首を横へ振ると「そっか」と先輩は楽しそうに呟いた。
「七彩くんが居るから恥ずかしいのかな?」
「……別に、そういうわけじゃありません…」
「そうは見えないけどな。恥ずかしい気持ちにならないように、こうしてあげるね」
「…え?」
そう言われた直後、俺の視界は真っ暗になった。目元に被せられたアイマスク。ピッタリとフィットして一切光は入らない。
「何も分かんないくらいにしてあげるから、後で素直な言葉聞かせてね?」
次は耳にイヤホンが装着され、二人の声はぼんやりとしか聞こえなくなった。視界を塞がれた事により、恥ずかしさは多少軽減したがそれ以上に敏感になってしまいそうなので怖い。すると。
「──ッッ!?」
イヤホンからは何やら嫌な音が聞こえてきて、それだけでビクッと腰が跳ねた。聞こえてきたのは耳を舐めるようなASMR。初体験だが、結構腰にくる。
「や……!これ…やですっ、先輩、耳、取って下さい…!ぁ…取って、取って…!!」
そう叫ぶと、少し音量が上がり、より聞こえやすくなってしまった。ゾワゾワっと体を駆け巡る感覚に暴れると、次に与えられたのは──。
「ひゃあっ!? あはっ…やめっ……!ぁはははは!やめて!!やめっ、先輩っ先輩、ひぁああ!!」
声が我慢出来ないほどの擽ったい感覚。二人の声は聞こえないし、姿も見えないので何処から刺激がくるか分からない。一箇所ではなく、様々な場所を撫でる二人の指は堪らなくくすぐったい。
「ぁはははっ!!やめっ、やめて!!ダメ…!先輩っ、いや!やですっ、擽ったい!!離して…!ひははははっ、あはははぁぁ!!」
二人の声は耳舐めの音でかき消されているので、どんな反応をしてるのかが分からない。必死に暴れて悶えていると、先日七彩に使ったであろう耳かきが足を引っ掻いた。
「──ッ!?」
足を丸めようとすると、グイッと足の親指を掴まれて土踏まずの辺りを擽られた。
「いっ、あ"、ひゃはぁ…っ、あはっ…はは」
少しでも逃れようと足をばたつかせ、そちらに意識を集中させていると、次は脇の下を擽られた。
「あっ、…やめ…!やははは!待っ、触んなっ、やっ、あああ!!あはっ、ひゃぁぁっ」
さっきの場所を移動していなければ、上半身に居るのは七彩だと思うので少し荒めの口調で制止を求めると、脇を擽る指が強さを増した。
「~~ッ!!ぃあっ、あは、ははっ!あははははは!やめろ!やめろばかっ、七彩ッ、やめ、」
どれだけ叫んでも止まらない指にパニックになりながらも、強制的に与えられるくすぐりに生理的に涙が溢れ出した。
(やばい、キツい)
慣れない様に足も土踏まずだけではなく指の付け根や踵を引っ掻き、上半身の指は脇から脇腹を優しく往復した。
「いやっ…ぁはははは!きついっ、無理…!離せ…っ、やめ、やめてっ、ひははははは!」
暫くくすぐり攻撃が続いた後、イヤホンを片方だけ外された。
「柚木くん。やめてやめてって言う割に下はビンビンだよ?」
耳元で囁いたのは桜花先輩だった。
「ぁ…っ、あ、やめっ…」
片方は舐められた音を送られ続け、もう片方は恥ずかしい言葉を囁かれた。
「しかもさっき俺にやめろって命令したよね。そういうのダメだと思うよ」
「すみっ、ませ…なな、せだとっ、思っ…ぁっ、やめ、やめて下さいっ」
ネットリと言葉で追い詰めながら脇を擽られると上手く言葉も出せなくて。泣きながら懇願した。
「随分蕩けちゃったね。擽られるの好きだもんね」
「好き、じゃないです……っ、我慢、出来ない…!やめてっ、お願い、しますっ、せめて…休憩、させてっ下さいっ」
「んー、どうしようかな。トロトロにしておかないと、一番苦手な責めに耐えれないんじゃない?」
サワサワと両脇を優しく擽られながら言われると我慢出来なくてガタガタ体を暴れさせた。
(くすぐったい!!やばい!!)
慣れさせないために脇から胸の横へ指を移動させると、優しく突く様に刺激された。
「ひぁ──ッ!! ま、っ……ぁぁぁあ!!無理っ、それやめっ…あ、あッ、~~ぅぅ、」
「もう何処触っても弱そうだね。くすぐるのやめてほしい?」
「やめっ、て、ほしぃっ、です…やだ!もうやだっ、やめて、やめっ……!!」
「分かった。随分可愛くなったし、次に進めるね」
その言葉を合図にピタリと刺激が止んだ。ほっとしたのも束の間、次はきゅっと自身を掴まれた。
(くすぐりよりは…ましだ。マシ。大丈夫。大丈夫)
次にくるのは恐らく尿道への責め。かなり辛かったが、早く終わらせたい。
アイマスクの中でぎゅっと目を固く閉じると、送られた刺激はこれまた初めてのものだった。
「────ッ!?あ"ッ、」
「柚木くん、知ってたっけ?ローションをたっぷり含ませたガーゼをね、こうやって先っぽに当てて左右に動かしてあげると気持ち良いらしいよ。今から暫く塞いじゃうから、出せるものは出しておこうね」
「~~!! ──ッ、うあ"ぁあああっ!!」
先端を包み込んだガーゼが動かされると、真っ暗な世界に光が散った。存在は知っていたが、されるのは初めて。
今まで以上に耐えれない刺激に暴れてもガーゼは優しく先端を刺激し続けた。
激しく足に力が入ると、それを和らげる様に足の裏を擽られてそれも辛い。口からはひっきりなしに声が漏れた。
「はっ、ぁっ、あ、ぁぁあッ、」
「すごい力だね。でもそんなに簡単には拘束は取れないし、頑張ろうか」
「──ッひぁぁぁぁぁ!!」
ローションを追加されて更に滑りの良くなったガーゼは、痛いくらいに刺激を生み出した。続けられると少しずつ訪れる絶頂感。
ぎゅうっと足の指に力を入れて絶頂に備えても、あと一歩の所で発散出来ない。
先端だけじゃイケないのは知ってるが、俺は前に散々体に覚え込まされたのでイケるはずなのだが。
「イキたい?くすぐっただけでまだ完全に感度上がってないから無理じゃないかな?」
「ひっ、あッ、やめっ、ぁ、っ──んん、ん!ん!」
「そんなにバタバタしてもだーめ。何してほしいか言ってごらん?」
「イキ、たっ、い、イキ──ッ、ひぁぁぁぁぁ!!」
「イキたいんだね。何処をどうしてほしい?」
「さわっ、て、ちゃんっ、と、触って…くださっ、」
「何処を?」
「ぃああああああ!!」
激しく音を立てながらガーゼが動かされると上手く言葉が出ない。恥ずかしい気持ちもあるが、刺激が強すぎておねだりが出来ない。
「言わないなら続けるね」
わざと言わせない様にガーゼを激しく動かした先輩からは、小さくクスッと笑う声がした。
「~~ッ、ぁ"、あぁっ、や──ッ、め、てッ」
目の前が真っ白になり始め、今にも限界で意識が朦朧とした時、もう片方についていたイヤホンとアイマスクが取り除かれた。
「ダメだよ、意識はちゃんと保ってね」
「はぁ……っ、ぁ……先輩、やだ…もう、許して……!やめて、やめてぇ……っ」
涙をポロポロ流しながら懇願すると、ニッコリと笑う先輩と目が合った。
「意識戻って良かった。勝手に寝ようとしたらダメだよ?」
「──ひあぁぁぁぁぁあああ!!」
俺の表情を見た先輩はすぐにガーゼの動きを再開させた。
「うん。いい反応だね」
出せない辛さと、強すぎる刺激に泣いていると、すっかり存在を忘れていた七彩が顔を見せた。
「ぁっ、あ、あっ、ななっ、助け…っ、イキたっ、」
縋る様に見つめると、七彩は無表情でこちらへやってきた。
「ごめんねー。そんな可愛い顔でおねだりされてもダメだよー。桜花先輩怖いんだもん」
そう言いながらも明らかにニヤニヤしてるので、今の俺の痴態を楽しんでいるんだろう。ギリッと歯を食い縛って睨み付けると、手に持っていたローターを見せつけてきた。
「これ使って、もっと敏感になろっか」
カチッと小さく音立ててスイッチが入ると、ローターは振動を始めた。
「ぁっ……!? んんッ、はぁ…っもぉ、」
ローターはぷっくり勃ち上がった乳首に当てがわれた。
「~~ッッ!!んっ、ひぁぁ、あっ、」
乳首への刺激が加わり、少しだけ絶頂の兆しが見えた。
「柚木くん。イキたい?」
「い、きたっ……、ですっ、先輩…っ」
「よく頑張ったね。イこうか」
トロリとローションを追加されると、ガーゼを動かしながらゆっくりと竿を扱いてもらえた。
「──っあ、…ンン、ん~~~ッッ!!」
直接的な刺激にすぐに絶頂を迎えると、ガーゼには大量の白濁液がかかった。蕩けた視界でそれを眺めながら気持ち良さに浸っていると、ガーゼは無情にも再び動き出した。
「──ッ!?ひ、ぁぁぁぁぁあ!!」
達したばかりの先端にはキツすぎて絶叫すると、七彩のローターの振動も強くなった。
「や"っ、め、せんぱっ……七彩っ、今、むりっ、──あ、またっ、イッ、ぅ、ぁ、ンン、んんっ、やぁぁ…っ」
ビクビクと痙攣して二度目の欲を放っても刺激はまだ止まる様子がない。
(やばい、このままじゃイキっぱなしになる)
必死に全身に力を込めて耐えようとしても、食い縛った歯がカチカチと鳴り、拘束したテープが少しだけ音を立てるだけ。快感を逃す事は出来ずに何度も強制的に射精させられた。
「うん、いい顔になってきたね」
何回絶頂したか分からない程にイッた後、桜花先輩は俺の顎を持ち上げた。
力が入らなくてトロンとした表情で見つめると、口の端から溢れた唾液を拭き取ってくれた。
「涎まで垂らしちゃって可愛いね。さっきイカせてっておねだりしてくれたし、次はこっちからイカせてあげるからね」
もうイキたいはずもないが、疲れ果てて何も言うことが出来なかった。
桜花先輩は尿道用の玩具を手に取ると、ツプリと先端に当てがった。
何度もイッて機能しないはずの俺自身は少し揉まれただけである程度硬さを取り戻し、濡れたくっている事もあり簡単に受け入れていく。
「──ッ、んんぅ……」
かなり強い刺激を受け続けたからか、受け入れる時に以前程の辛さはない。認めたくないが、何故か少し気持ち良いとさえ思う。
ゆっくりと挿入された玩具は簡単に奥まで刺さり、俺の先端からは持ち手部分だけが顔を出していた。
「意外とあっさり入ったね。蕩けてるおかげかな」
「ふ、ぁぁ…っ」
トントンと玩具を動かされると、直接響く快感。
俺の様子を確認しながらノックしたり、軽く上下させたりする先輩の顔は相変わらず澄ましていた。
(あー…やばい、頭溶けそう)
トロトロになった思考で先輩を見つめていると、突然中で強い衝撃が走った。
「──ひぁ、っ、」
「前、七彩くんも使ったと思うけど電気が流れるやつだからランダムに設定しておくね」
「ぁ、ぁぁあ、ぁっ、ぁ、っ、ぁ、」
もうちゃんとした言葉を出せずに、ただ言葉にならない悲鳴を上げると、先輩は七彩と同じく小さなローターを手に取った。
これ以上何をする気なんだろうと思って眺めていると、弱々しく振動するローターは裏筋に当てられ、ゆっくりと動き出した。
外からも刺激され、ビクンと体をしならせると、激しい痙攣が起きた。
「すごいね。もしかしてイッたのかな」
不思議そうにしながら問いかけられるも、自分でも何が起きたのか分からない。もう何も考えることが出来ずにされるがままになっていると、桜花先輩のローターは下へ降りていき、力無く収縮する後孔の周りを遊び出した。
「ゃ、ぁぁっ、あ……」
皺を伸ばすようにローターで擽られると、少しだけ羞恥が生まれた。
「大丈夫だよ。前にたくさん触ったから、中は触らないよ」
周りを遊んでいたローターが少し上へ移動すると、前に七彩と由麗に触られた部分を撫でた。会陰と教えられたその部分に振動が走る。
「ひゃぁぁ…!ぁあっ、いやっ、そこやだっ、やっ、」
「体は気持ち良さそうだけどね」
カチカチとスイッチを操作した先輩は、ローターの振動を強めると更に高まる快感。そしてそのタイミングで尿道に電気が走り、体はビクンとのけ反った。
足はガクガク震え、もう体は限界を訴えた。しかし、あまりの強い快感か気持ち良すぎて、もっと強くしてほしいと願う本能が見えた。
(気持ちい………)
頭の中がふわふわとして、もう抵抗する力もなくなった頃、乳首にローターを当てていた七彩が「可愛いー…」と呟いた。
「柚木ぃー顔やばー。何その顔。初めて見たかも。今までで一番蕩けてんじゃん。気持ちいの?」
「ん、んっ……気持ち、ぃ…気持ちぃ……」
「うわぁーやばぁ。口の中も熱そう」
片手でローターを操作しながら、もう片方の手が口の中へ入れられると、俺はその指をゆっくりと咥えた。七彩の指が優しく上顎辺りをなぞると、それもまた気持ち良くて離さないように指をしゃぶった。
「あったかぁ…その咥え方エロいんだけど」
クチュクチュと口内を掻き回されながら、桜花先輩の玩具の刺激も強すぎて、完全に意識が快感だけに集中した。
「──柚木くん、今拷問されたら情報吐いたりしない?大丈夫?」
「ん、柚木ぃ。ちょっと試してみようか。名前、教えて?」
口の中から指が引き抜かれると、二人から名前を問いかけられた。
(名前……)
よく自分も問いかけてきた質問。ぼんやりとした頭で自分の立場を思い出すと、完全に本能だけだった思考に理性が戻ってきた。
「…っ、言いません」
「お、いいじゃん。完全に堕ちてはないんだ」
「それなら合格。──最後は玩具の強度を一番強くして刺激して終わろうね。七彩くんは好きにしてくれていいですよ」
「はぁい」
「ぃ"っ、んやぁぁぁぁあ!!」
言葉通り桜花先輩はローターも電気も最大に設定し、頭がおかしくなりそうな快感がガンガンと襲う。
七彩はローターは放置したまま、嬉しそうに俺の脇腹を擽ってきた。
「!? やめっ、何しすんっ、ひははははは!ぁぁっ、むりっ、今やめろっ…ぁはは!あっ、ぁぁぁあ"!!」
「えー?だって柚木くすぐり大好きじゃーん。こちょこちょこちょ~」
「好きっ、な、わけっ、あるかっ、…ぁはっ、やははははは!!──っあ!?先輩、そこっ、やっ、だぁぁ!!」
七彩のくすぐりに気を取られていると、グリグリと押すように会陰を刺激され、それにより俺は出さずに絶頂した。
「あ、今のは流石にイッたね」
先輩も分かる程に盛大に痙攣した体は、止まらない刺激に震えた。
「ぃぁぁあ!!取っ、て、取っ──、あっ、くすぐっ、たぃぃっ、離せ、もぉ、わかっ、ない、おかしぃっ、やめれ、やめっ、ぃはははっ、ぁ、──!!」
二人の全く異なる刺激に頭は追いつかず、その後も何度も出さずに絶頂を繰り返した。
◇ ◆
解放されたのは縛り付けられて約2時間が経った頃だった。意識を手放そうとすると強制的に起こされ、結局ノンストップで攻められ続けた。
「最後もう無理かなって時に質問しても、絶対口を割らなかったね。流石柚木くんだよ」
よしよしと頭を撫でられると、昔に戻った感覚になり、少しだけ嬉しかった。
今はもう殆ど褒められることなんてない年齢になったが、昔はこの人に褒められる度に嬉しくて自信に繋がったっけ。
拘束を解いてもらい、綺麗にしてもらっている最中に先輩に甘えるように体を寄せた。
「尿道責めはどうだった?」
「──あ」
そういえば、最初にされた時より痛みも恐怖もなかったかもしれない。体を敏感にさせられてたし辛いは辛かったけども。
「意外と平気だったかもしれません」
「そう。それなら良かった。俺の訓練漏れの所為で何かあった時に耐えれないとかなったら悪いし」
「はい…ありがとうございました」
今日、実際に同じ責めを受けてみたが、恐怖はすっかりなくなった。次にまたされるとなってもあまり苦手意識は生まれないだろう。
(やっぱ桜花先輩の攻めは勉強になるなぁ)
苦手意識ではなく、克服するために訓練してくれる所が尊敬する。俺が逆の立場ならきっと更なる苦手意識だけを植え付ける事になっていた気がする。
「しっかり意識もあるみたいだし、あとは自分で綺麗にしてね。お疲れ様でした。お休みの日にごめんね、ありがと」
「はい。ありがとうございました」
体を離すと、桜花先輩は部屋を出て行った。それを見た七彩は俺の体を拭きながら呟いた。
「桜花先輩ってドライだよねー」
「そう?俺としてはあれくらいの方がいいけど」
「俺が居なかったら、今一人で体拭いてんでしょ?さみしくない?」
「? 別に。それに今日、苦手だと思ってた攻めが克服出来たから感謝してる」
「へぇ。凄いなー。今日、正直柚木堕ちると思ってたよ」
「桜花先輩の前で堕ちたらそれこそこの後徹底的にされるだろうからそっちの方が怖いしな」
終わった後、ずっと甘やかされると変な感情が芽生えるかもしれないので、俺は訓練のあとはこれくらいあっさりしてる方がいい。
風見先輩と七彩みたいな関係も素敵ではあるが、自分には必要ないと思っている。
七彩に手伝ってもらいながら体を綺麗にすると、服を着ていつも通りの自分に戻った。
「次の課題は一切感じないようにすることだな」
「えぇ、まだ頑張んの? 俺は絶対無理ー。別に感じても情報吐かなきゃいいじゃん」
「そりゃそうだけど、感じないようになれば一番いいだろ」
「そうだけどー俺は無理だから諦めるー。ねー、今からお昼ご飯食べに行こーよー」
「いいよ」
かなり体は疲れてはいたが、一つ自分の中で弱点を克服出来た気がして嬉しかった。
(七彩も任務で失敗しなきゃいいけど)
そう思いながら、俺達は部屋を後にした。
end.
攻→桜花+七彩
受→柚木/視点
◇ ◆
「柚木くん。今日はオフだよね。予定は入れてる?」
食事を終えて食堂を出ようとした時、普段用事がある時しか話しかけてこない桜花先輩に声をかけられた。
「いえ、特にありません」
「そう。じゃあ悪いんだけど、少し話があるから来てくれるかな」
「はい」
クルリと背を向けて歩き出す桜花先輩の後ろ姿を見ながらついていくと、どんどんと訓練部屋の方へ向かっていき、少しずつ嫌な感覚になった。
(何でこっちの方に向かってんだろ)
そう思っても途中で問い掛ける勇気もなく、ただ無言でついて行った。
到着したのはやはり訓練部屋で、扉を開けて中へ入ると先輩はクルリとこちらを向いた。
「この前、由麗くんへの件で罰を与えたけど、どうだった?」
「……はい。七彩と由麗に軽く責められましたが、特に問題ありませんでした」
もちろん嘘だ。苦手な責め方をされ、正直かなりキツかった。二度と受けたくないと思うほどに。
俺が視線を少し逸らして答えると「そう。じゃあ俺が最後にチェックしてあげる。服を全部脱いでそこの台に寝なさい」と、指示された。
「……」
下を向いて躊躇っていると、視線だけの圧が送られてきた。それに耐えきれずに纏っていた衣類を脱いで台の方へ行き寝転んだ。
大の字に拘束出来る台に寝転んだ俺は、両手を左右に広げた状態で固定された。
「足はこうしようか」
足を開かせると、先輩は手際良くボンテージテープで縛り上げた。太腿と足首をぐるぐると真っ赤なテープで固定され、形でいうとM字開脚の状態。
先輩に向かって思いっきり股間を晒す姿が恥ずかしくて体を動かしてみても、体勢を変える事は出来なかった。
「柚木くんのこんな姿見るの、昔訓練した時以来だね。任務も完璧だし、あの時から随分立派に成長してくれて嬉しいよ。──けどこの前、七彩くんに報告させたんだけどこっちの責めは苦手だって聞いたんだ。当時訓練した時、そこを責めるの失念していたみたいで。ごめんね」
「い、いいですけど、あの、…恥ずかしいです。俺、この前七彩にしてもらってもう平気ですから」
この流れは、確実に尿道責めされるパターンじゃないか。この前の辛さが蘇り、意味もなく暴れてみても、先輩は着実に準備を進めている。
「じゃあ柚木くんが克服出来るまで、たっぷり刺激してあげるね」
「…っ、ん…」
股間にたっぷりとローションを垂らされ、ゆっくりと上下されると全く反応を示していなかった俺自身が少しだけ勃ち上がった。
近頃、散々みんなに責められて意識が保てなくなったのか、相手が先輩だからか。とりあえずこのままではまずい。
目を閉じて意識を集中させようとすると、「遅くなりましたぁー」と七彩が部屋に入ってきた。
「お疲れ様です、七彩くん。ついさっき始めたばかりなので問題ないですよ」
「はいー。宜しくお願いしますー」
ニヤニヤとした顔でこちらへやってくると、俺の近くにしゃがみ込んだ。
「お前…この事、聞いてたの?」
先輩に聞こえないように問い掛けると、ニコッと微笑む七彩が耳元で返事をした。
「うん。昨日の夜、桜花先輩が部屋に来てさぁ。流石に桜花先輩の手前、手ぇ抜けないしー、覚悟してね?」
逃げられない状況で、もう何も出来ることがない俺はゆっくりと目を閉じた。
「じゃあ始めるね、柚木くん」
すっかりと勃ち上がった股間を緩く扱く先輩の手は優しく親指の腹で先端を撫でる。
「……っ」
小さく吐息を漏らして体を捩らせると、七彩は優しく首筋を擽ってきた。
「!!…あっ」
二人の指は優しく俺の弱い箇所を撫でる。その刺激が我慢出来ずに暴れると、小さく拘束台が揺れた。
「すぐには入れないから安心してね。ちゃんとトロトロにしてからにするから」
先端から離れた指は自身の付け根や鼠蹊部に触れた後、尻を擽ってきた。
「~~っ!!」
サワサワと尻を撫でられると擽ったくて暴れてしまい、それを見てクスッと笑った二人。先輩は継続して尻を撫でながら、七彩は二の腕を撫で始めた。
「あっ…」
脇に近い所を触られ、咄嗟に防御するように腕を動かすと、七彩は「すげー力入った」と笑った。
「やめ…っ、指……!動かすなっ」
「えー?どうしよっかなー」
人差し指と中指をトコトコを歩かせながら二の腕から脇に近付いてくる指。
「やめっ、やめ…!待って…待って…っ!」
少しずつ近付けくる指が怖くて必死に腕を動かすも、閉じることは出来ずに七彩の指は脇の窪み辺りに到達した。
「んんっ」
その瞬間に苦手な刺激が走り、足巻き付いたテープはギチッと音を立て、腕を固定したベルトは小さく音を立てた。
「凄く鳥肌立ってるね」
桜花先輩も人差し指でくるくると尻を擽り出したので、ぎゅっと唇を噛んで刺激に耐えるも、どうしても我慢出来ずに上擦った声が漏れた。
「んん…!や……っ」
「顔真っ赤で可愛いー」
「るっせーな…っ」
「ふふ。お口も可愛くしてあげる」
ツツ、と脇から胸元へ移動した指は、くるくると乳首の周りをなぞり始めた。ほんの一瞬だけちょんと触れられるとピクンと跳ね、恥ずかしさで顔が赤らんだ。
「胸も好きだよねー。もう主張してるよー?」
「んっ……ぅ」
きゅっと摘まれると、腰が疼き、少し股間へ熱が送られる。それが恥ずかしくてモゾモゾと動ける範囲で動くと、次は桜花先輩の指が大胆に動き出した。
「柚木くん、こっち少し大きくなったよ。胸は気持ち良い?」
「…っ、ちが…気持ち良く、ない…ですっ」
「そっか。それならもっと頑張るね」
尻を撫でた後、鼠蹊部をなぞり、そして勃ち上がった股間へやってきた。こちょこちょと擽る手つきで二つの玉を撫で上げた。
「──ッ、」
丁度玉の付け根辺りを触られると擽ったいような気持ち良い様な変な感覚になり、大袈裟に体が反応した。
「ここも硬くなってきてるけど気持ち良くないんだもんね」
二つ共包み込む様に握ると、揉む様に動かされた。
「ひ…っ、ぅ…ッ、やめ…!」
微かに先端から溢れる先走りが自身を濡らし、それに気付いた先輩はもう片方の手でそれを拭う様に先端を撫でた。
「溢れてきてるよ?まだ気持ち良くない?」
「…っ、んん、」
揉み込みながら先端を人差し指で擽られると足が震え出し、少しずつ追い詰められる。七彩の前で認めるのが恥ずかしくてフルフルと首を横へ振ると「そっか」と先輩は楽しそうに呟いた。
「七彩くんが居るから恥ずかしいのかな?」
「……別に、そういうわけじゃありません…」
「そうは見えないけどな。恥ずかしい気持ちにならないように、こうしてあげるね」
「…え?」
そう言われた直後、俺の視界は真っ暗になった。目元に被せられたアイマスク。ピッタリとフィットして一切光は入らない。
「何も分かんないくらいにしてあげるから、後で素直な言葉聞かせてね?」
次は耳にイヤホンが装着され、二人の声はぼんやりとしか聞こえなくなった。視界を塞がれた事により、恥ずかしさは多少軽減したがそれ以上に敏感になってしまいそうなので怖い。すると。
「──ッッ!?」
イヤホンからは何やら嫌な音が聞こえてきて、それだけでビクッと腰が跳ねた。聞こえてきたのは耳を舐めるようなASMR。初体験だが、結構腰にくる。
「や……!これ…やですっ、先輩、耳、取って下さい…!ぁ…取って、取って…!!」
そう叫ぶと、少し音量が上がり、より聞こえやすくなってしまった。ゾワゾワっと体を駆け巡る感覚に暴れると、次に与えられたのは──。
「ひゃあっ!? あはっ…やめっ……!ぁはははは!やめて!!やめっ、先輩っ先輩、ひぁああ!!」
声が我慢出来ないほどの擽ったい感覚。二人の声は聞こえないし、姿も見えないので何処から刺激がくるか分からない。一箇所ではなく、様々な場所を撫でる二人の指は堪らなくくすぐったい。
「ぁはははっ!!やめっ、やめて!!ダメ…!先輩っ、いや!やですっ、擽ったい!!離して…!ひははははっ、あはははぁぁ!!」
二人の声は耳舐めの音でかき消されているので、どんな反応をしてるのかが分からない。必死に暴れて悶えていると、先日七彩に使ったであろう耳かきが足を引っ掻いた。
「──ッ!?」
足を丸めようとすると、グイッと足の親指を掴まれて土踏まずの辺りを擽られた。
「いっ、あ"、ひゃはぁ…っ、あはっ…はは」
少しでも逃れようと足をばたつかせ、そちらに意識を集中させていると、次は脇の下を擽られた。
「あっ、…やめ…!やははは!待っ、触んなっ、やっ、あああ!!あはっ、ひゃぁぁっ」
さっきの場所を移動していなければ、上半身に居るのは七彩だと思うので少し荒めの口調で制止を求めると、脇を擽る指が強さを増した。
「~~ッ!!ぃあっ、あは、ははっ!あははははは!やめろ!やめろばかっ、七彩ッ、やめ、」
どれだけ叫んでも止まらない指にパニックになりながらも、強制的に与えられるくすぐりに生理的に涙が溢れ出した。
(やばい、キツい)
慣れない様に足も土踏まずだけではなく指の付け根や踵を引っ掻き、上半身の指は脇から脇腹を優しく往復した。
「いやっ…ぁはははは!きついっ、無理…!離せ…っ、やめ、やめてっ、ひははははは!」
暫くくすぐり攻撃が続いた後、イヤホンを片方だけ外された。
「柚木くん。やめてやめてって言う割に下はビンビンだよ?」
耳元で囁いたのは桜花先輩だった。
「ぁ…っ、あ、やめっ…」
片方は舐められた音を送られ続け、もう片方は恥ずかしい言葉を囁かれた。
「しかもさっき俺にやめろって命令したよね。そういうのダメだと思うよ」
「すみっ、ませ…なな、せだとっ、思っ…ぁっ、やめ、やめて下さいっ」
ネットリと言葉で追い詰めながら脇を擽られると上手く言葉も出せなくて。泣きながら懇願した。
「随分蕩けちゃったね。擽られるの好きだもんね」
「好き、じゃないです……っ、我慢、出来ない…!やめてっ、お願い、しますっ、せめて…休憩、させてっ下さいっ」
「んー、どうしようかな。トロトロにしておかないと、一番苦手な責めに耐えれないんじゃない?」
サワサワと両脇を優しく擽られながら言われると我慢出来なくてガタガタ体を暴れさせた。
(くすぐったい!!やばい!!)
慣れさせないために脇から胸の横へ指を移動させると、優しく突く様に刺激された。
「ひぁ──ッ!! ま、っ……ぁぁぁあ!!無理っ、それやめっ…あ、あッ、~~ぅぅ、」
「もう何処触っても弱そうだね。くすぐるのやめてほしい?」
「やめっ、て、ほしぃっ、です…やだ!もうやだっ、やめて、やめっ……!!」
「分かった。随分可愛くなったし、次に進めるね」
その言葉を合図にピタリと刺激が止んだ。ほっとしたのも束の間、次はきゅっと自身を掴まれた。
(くすぐりよりは…ましだ。マシ。大丈夫。大丈夫)
次にくるのは恐らく尿道への責め。かなり辛かったが、早く終わらせたい。
アイマスクの中でぎゅっと目を固く閉じると、送られた刺激はこれまた初めてのものだった。
「────ッ!?あ"ッ、」
「柚木くん、知ってたっけ?ローションをたっぷり含ませたガーゼをね、こうやって先っぽに当てて左右に動かしてあげると気持ち良いらしいよ。今から暫く塞いじゃうから、出せるものは出しておこうね」
「~~!! ──ッ、うあ"ぁあああっ!!」
先端を包み込んだガーゼが動かされると、真っ暗な世界に光が散った。存在は知っていたが、されるのは初めて。
今まで以上に耐えれない刺激に暴れてもガーゼは優しく先端を刺激し続けた。
激しく足に力が入ると、それを和らげる様に足の裏を擽られてそれも辛い。口からはひっきりなしに声が漏れた。
「はっ、ぁっ、あ、ぁぁあッ、」
「すごい力だね。でもそんなに簡単には拘束は取れないし、頑張ろうか」
「──ッひぁぁぁぁぁ!!」
ローションを追加されて更に滑りの良くなったガーゼは、痛いくらいに刺激を生み出した。続けられると少しずつ訪れる絶頂感。
ぎゅうっと足の指に力を入れて絶頂に備えても、あと一歩の所で発散出来ない。
先端だけじゃイケないのは知ってるが、俺は前に散々体に覚え込まされたのでイケるはずなのだが。
「イキたい?くすぐっただけでまだ完全に感度上がってないから無理じゃないかな?」
「ひっ、あッ、やめっ、ぁ、っ──んん、ん!ん!」
「そんなにバタバタしてもだーめ。何してほしいか言ってごらん?」
「イキ、たっ、い、イキ──ッ、ひぁぁぁぁぁ!!」
「イキたいんだね。何処をどうしてほしい?」
「さわっ、て、ちゃんっ、と、触って…くださっ、」
「何処を?」
「ぃああああああ!!」
激しく音を立てながらガーゼが動かされると上手く言葉が出ない。恥ずかしい気持ちもあるが、刺激が強すぎておねだりが出来ない。
「言わないなら続けるね」
わざと言わせない様にガーゼを激しく動かした先輩からは、小さくクスッと笑う声がした。
「~~ッ、ぁ"、あぁっ、や──ッ、め、てッ」
目の前が真っ白になり始め、今にも限界で意識が朦朧とした時、もう片方についていたイヤホンとアイマスクが取り除かれた。
「ダメだよ、意識はちゃんと保ってね」
「はぁ……っ、ぁ……先輩、やだ…もう、許して……!やめて、やめてぇ……っ」
涙をポロポロ流しながら懇願すると、ニッコリと笑う先輩と目が合った。
「意識戻って良かった。勝手に寝ようとしたらダメだよ?」
「──ひあぁぁぁぁぁあああ!!」
俺の表情を見た先輩はすぐにガーゼの動きを再開させた。
「うん。いい反応だね」
出せない辛さと、強すぎる刺激に泣いていると、すっかり存在を忘れていた七彩が顔を見せた。
「ぁっ、あ、あっ、ななっ、助け…っ、イキたっ、」
縋る様に見つめると、七彩は無表情でこちらへやってきた。
「ごめんねー。そんな可愛い顔でおねだりされてもダメだよー。桜花先輩怖いんだもん」
そう言いながらも明らかにニヤニヤしてるので、今の俺の痴態を楽しんでいるんだろう。ギリッと歯を食い縛って睨み付けると、手に持っていたローターを見せつけてきた。
「これ使って、もっと敏感になろっか」
カチッと小さく音立ててスイッチが入ると、ローターは振動を始めた。
「ぁっ……!? んんッ、はぁ…っもぉ、」
ローターはぷっくり勃ち上がった乳首に当てがわれた。
「~~ッッ!!んっ、ひぁぁ、あっ、」
乳首への刺激が加わり、少しだけ絶頂の兆しが見えた。
「柚木くん。イキたい?」
「い、きたっ……、ですっ、先輩…っ」
「よく頑張ったね。イこうか」
トロリとローションを追加されると、ガーゼを動かしながらゆっくりと竿を扱いてもらえた。
「──っあ、…ンン、ん~~~ッッ!!」
直接的な刺激にすぐに絶頂を迎えると、ガーゼには大量の白濁液がかかった。蕩けた視界でそれを眺めながら気持ち良さに浸っていると、ガーゼは無情にも再び動き出した。
「──ッ!?ひ、ぁぁぁぁぁあ!!」
達したばかりの先端にはキツすぎて絶叫すると、七彩のローターの振動も強くなった。
「や"っ、め、せんぱっ……七彩っ、今、むりっ、──あ、またっ、イッ、ぅ、ぁ、ンン、んんっ、やぁぁ…っ」
ビクビクと痙攣して二度目の欲を放っても刺激はまだ止まる様子がない。
(やばい、このままじゃイキっぱなしになる)
必死に全身に力を込めて耐えようとしても、食い縛った歯がカチカチと鳴り、拘束したテープが少しだけ音を立てるだけ。快感を逃す事は出来ずに何度も強制的に射精させられた。
「うん、いい顔になってきたね」
何回絶頂したか分からない程にイッた後、桜花先輩は俺の顎を持ち上げた。
力が入らなくてトロンとした表情で見つめると、口の端から溢れた唾液を拭き取ってくれた。
「涎まで垂らしちゃって可愛いね。さっきイカせてっておねだりしてくれたし、次はこっちからイカせてあげるからね」
もうイキたいはずもないが、疲れ果てて何も言うことが出来なかった。
桜花先輩は尿道用の玩具を手に取ると、ツプリと先端に当てがった。
何度もイッて機能しないはずの俺自身は少し揉まれただけである程度硬さを取り戻し、濡れたくっている事もあり簡単に受け入れていく。
「──ッ、んんぅ……」
かなり強い刺激を受け続けたからか、受け入れる時に以前程の辛さはない。認めたくないが、何故か少し気持ち良いとさえ思う。
ゆっくりと挿入された玩具は簡単に奥まで刺さり、俺の先端からは持ち手部分だけが顔を出していた。
「意外とあっさり入ったね。蕩けてるおかげかな」
「ふ、ぁぁ…っ」
トントンと玩具を動かされると、直接響く快感。
俺の様子を確認しながらノックしたり、軽く上下させたりする先輩の顔は相変わらず澄ましていた。
(あー…やばい、頭溶けそう)
トロトロになった思考で先輩を見つめていると、突然中で強い衝撃が走った。
「──ひぁ、っ、」
「前、七彩くんも使ったと思うけど電気が流れるやつだからランダムに設定しておくね」
「ぁ、ぁぁあ、ぁっ、ぁ、っ、ぁ、」
もうちゃんとした言葉を出せずに、ただ言葉にならない悲鳴を上げると、先輩は七彩と同じく小さなローターを手に取った。
これ以上何をする気なんだろうと思って眺めていると、弱々しく振動するローターは裏筋に当てられ、ゆっくりと動き出した。
外からも刺激され、ビクンと体をしならせると、激しい痙攣が起きた。
「すごいね。もしかしてイッたのかな」
不思議そうにしながら問いかけられるも、自分でも何が起きたのか分からない。もう何も考えることが出来ずにされるがままになっていると、桜花先輩のローターは下へ降りていき、力無く収縮する後孔の周りを遊び出した。
「ゃ、ぁぁっ、あ……」
皺を伸ばすようにローターで擽られると、少しだけ羞恥が生まれた。
「大丈夫だよ。前にたくさん触ったから、中は触らないよ」
周りを遊んでいたローターが少し上へ移動すると、前に七彩と由麗に触られた部分を撫でた。会陰と教えられたその部分に振動が走る。
「ひゃぁぁ…!ぁあっ、いやっ、そこやだっ、やっ、」
「体は気持ち良さそうだけどね」
カチカチとスイッチを操作した先輩は、ローターの振動を強めると更に高まる快感。そしてそのタイミングで尿道に電気が走り、体はビクンとのけ反った。
足はガクガク震え、もう体は限界を訴えた。しかし、あまりの強い快感か気持ち良すぎて、もっと強くしてほしいと願う本能が見えた。
(気持ちい………)
頭の中がふわふわとして、もう抵抗する力もなくなった頃、乳首にローターを当てていた七彩が「可愛いー…」と呟いた。
「柚木ぃー顔やばー。何その顔。初めて見たかも。今までで一番蕩けてんじゃん。気持ちいの?」
「ん、んっ……気持ち、ぃ…気持ちぃ……」
「うわぁーやばぁ。口の中も熱そう」
片手でローターを操作しながら、もう片方の手が口の中へ入れられると、俺はその指をゆっくりと咥えた。七彩の指が優しく上顎辺りをなぞると、それもまた気持ち良くて離さないように指をしゃぶった。
「あったかぁ…その咥え方エロいんだけど」
クチュクチュと口内を掻き回されながら、桜花先輩の玩具の刺激も強すぎて、完全に意識が快感だけに集中した。
「──柚木くん、今拷問されたら情報吐いたりしない?大丈夫?」
「ん、柚木ぃ。ちょっと試してみようか。名前、教えて?」
口の中から指が引き抜かれると、二人から名前を問いかけられた。
(名前……)
よく自分も問いかけてきた質問。ぼんやりとした頭で自分の立場を思い出すと、完全に本能だけだった思考に理性が戻ってきた。
「…っ、言いません」
「お、いいじゃん。完全に堕ちてはないんだ」
「それなら合格。──最後は玩具の強度を一番強くして刺激して終わろうね。七彩くんは好きにしてくれていいですよ」
「はぁい」
「ぃ"っ、んやぁぁぁぁあ!!」
言葉通り桜花先輩はローターも電気も最大に設定し、頭がおかしくなりそうな快感がガンガンと襲う。
七彩はローターは放置したまま、嬉しそうに俺の脇腹を擽ってきた。
「!? やめっ、何しすんっ、ひははははは!ぁぁっ、むりっ、今やめろっ…ぁはは!あっ、ぁぁぁあ"!!」
「えー?だって柚木くすぐり大好きじゃーん。こちょこちょこちょ~」
「好きっ、な、わけっ、あるかっ、…ぁはっ、やははははは!!──っあ!?先輩、そこっ、やっ、だぁぁ!!」
七彩のくすぐりに気を取られていると、グリグリと押すように会陰を刺激され、それにより俺は出さずに絶頂した。
「あ、今のは流石にイッたね」
先輩も分かる程に盛大に痙攣した体は、止まらない刺激に震えた。
「ぃぁぁあ!!取っ、て、取っ──、あっ、くすぐっ、たぃぃっ、離せ、もぉ、わかっ、ない、おかしぃっ、やめれ、やめっ、ぃはははっ、ぁ、──!!」
二人の全く異なる刺激に頭は追いつかず、その後も何度も出さずに絶頂を繰り返した。
◇ ◆
解放されたのは縛り付けられて約2時間が経った頃だった。意識を手放そうとすると強制的に起こされ、結局ノンストップで攻められ続けた。
「最後もう無理かなって時に質問しても、絶対口を割らなかったね。流石柚木くんだよ」
よしよしと頭を撫でられると、昔に戻った感覚になり、少しだけ嬉しかった。
今はもう殆ど褒められることなんてない年齢になったが、昔はこの人に褒められる度に嬉しくて自信に繋がったっけ。
拘束を解いてもらい、綺麗にしてもらっている最中に先輩に甘えるように体を寄せた。
「尿道責めはどうだった?」
「──あ」
そういえば、最初にされた時より痛みも恐怖もなかったかもしれない。体を敏感にさせられてたし辛いは辛かったけども。
「意外と平気だったかもしれません」
「そう。それなら良かった。俺の訓練漏れの所為で何かあった時に耐えれないとかなったら悪いし」
「はい…ありがとうございました」
今日、実際に同じ責めを受けてみたが、恐怖はすっかりなくなった。次にまたされるとなってもあまり苦手意識は生まれないだろう。
(やっぱ桜花先輩の攻めは勉強になるなぁ)
苦手意識ではなく、克服するために訓練してくれる所が尊敬する。俺が逆の立場ならきっと更なる苦手意識だけを植え付ける事になっていた気がする。
「しっかり意識もあるみたいだし、あとは自分で綺麗にしてね。お疲れ様でした。お休みの日にごめんね、ありがと」
「はい。ありがとうございました」
体を離すと、桜花先輩は部屋を出て行った。それを見た七彩は俺の体を拭きながら呟いた。
「桜花先輩ってドライだよねー」
「そう?俺としてはあれくらいの方がいいけど」
「俺が居なかったら、今一人で体拭いてんでしょ?さみしくない?」
「? 別に。それに今日、苦手だと思ってた攻めが克服出来たから感謝してる」
「へぇ。凄いなー。今日、正直柚木堕ちると思ってたよ」
「桜花先輩の前で堕ちたらそれこそこの後徹底的にされるだろうからそっちの方が怖いしな」
終わった後、ずっと甘やかされると変な感情が芽生えるかもしれないので、俺は訓練のあとはこれくらいあっさりしてる方がいい。
風見先輩と七彩みたいな関係も素敵ではあるが、自分には必要ないと思っている。
七彩に手伝ってもらいながら体を綺麗にすると、服を着ていつも通りの自分に戻った。
「次の課題は一切感じないようにすることだな」
「えぇ、まだ頑張んの? 俺は絶対無理ー。別に感じても情報吐かなきゃいいじゃん」
「そりゃそうだけど、感じないようになれば一番いいだろ」
「そうだけどー俺は無理だから諦めるー。ねー、今からお昼ご飯食べに行こーよー」
「いいよ」
かなり体は疲れてはいたが、一つ自分の中で弱点を克服出来た気がして嬉しかった。
(七彩も任務で失敗しなきゃいいけど)
そう思いながら、俺達は部屋を後にした。
end.
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