楽園と信じたその場所で、鬼畜攻めされました。

まこ

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(気持ち良いけどお湯だけ出られても)

そう思いながらただ突っ立っていると、吹き出し口の横が開き、小さなブラシの様な物がいくつも現れた。

「ん…」

シャワーが止まると、次はソープが噴射されて少しずつ体全体が泡立っていった。

すると、動き出したブラシが上半身へくっつき、優しく擦る様に動き出した。

「!?」

コシュコシュと泡立って動くブラシは脇腹や腰、腹部、そして脇を洗い出した。

(うわ…やっば。これすげーくすぐったいかも)

一度そう感じてしまえば、この部屋自体がくすぐりマシーンなんじゃないかとしか思えなくなった。

「…ふ、…ふふっ」

体をくねらせて少しでもくっついたブラシから逃げようとするが、手足首に固定された枷がそれを許さない。

丁寧に脇の窪みを擦られると強い不快感が襲い、一気に笑い声が出そうになった。

(くっそなんだよこれ…)

温かいシャワーは止まり、泡だらけの体は滑りが良くなる一方でブラシが動く度にくすぐったくて堪らない。繋がった鎖が音を立てるが、それ以上に自分の口から出る堪えきれない吐息が大きく響いた。

「は…ぅ」

ブラシは脇から移動してくれたので少し安堵が生まれたが、それも束の間。次は優しく触れるか触れないかの強度で胸の突起を擦り始めた。

「ぅ…!」

小さく漏れる自分の声。くしゅくしゅと泡立てて動くブラシは的確に乳首を擦り始めた。

「ぁ…!?」

少しずつ勃ち上がってしまい、更にブラシの刺激が強く感じた。クルクルと円を描く様に動くと、感じたくなかった感覚が股間へ走る。

(はぁ…? やっばぁ…)

暫く拘束されていた日々だったので、全く自己処理をしておらず、若さ故か胸を触られただけで反応を示してしまった。

「…ッ、」

胸の洗浄が続けられると、数分経つ頃には股間は立派に成長して泡と混ざって先走りが滴った。

体全体を震わせていると、ブラシは上半身から下半身へと移動した。

際どい鼠蹊部や尻、太腿、膝裏や脹脛や脛へ当てがわれるとコシュコシュと左右に擦られた。

立派に主張した股間へは刺激はなく、ただ細かい所を洗浄しているだけの動きだがくすぐったさが混ざりそれだけで十分強い刺激になった。

(…くっそ、抜きてぇ…)

ブラシが動く度に強くなる熱を解放したい気持ちに表情を歪めていると、再びソープからシャワーへ切り替わり、身体中についていた泡が洗い流された。

その頃、ふと前を見るとニコニコと笑うスーツ男の姿が見えた。

「綺麗になりましたか?希望くん」

「…見れば分かんだろ。おかげさまで綺麗になったっつーの…」

「ふふ、そんなに股間を大きくさせながら睨まれても…怖くないですよ」

「黙れ」

「希望くん。俺にそんな口聞いていいと思ってんの?」

「…」

「君が心まで綺麗になるまで、もう少し続けますね」

「は…?」

スーツが何か操作したかと思えば、再び吹き出し口が動き出した。先程のブラシとは違い、今度は人の手の様な物が無数に体へ纏わりつく。

「おい…やめろよスーツ野郎!」

そう叫んで目の前にいるスーツを睨み付けようとすると、既に姿は見えなくなっていた。

小さな手はこちょこちょと明らかな動きで肌を撫で始めた。その瞬間、激しい不快感が襲い、反射的に体が暴れ出す。

(やばいやばい)

先程強く反応を示した脇を始め、胸の横や脇腹、そして背中や腹部へ伸びてくる手は優しく傷つけない様にゆっくりとゆっくりと俺の肌を撫でた。

「ぐ…っ」

頭の中はくすぐったいという気持ちしかない。必死に体を捩らせても弱い箇所をゆっくりと探ってくる動きに体が一気熱くなった。

折角洗い流して綺麗になった体からは汗が吹き出し、額からは違う種類の汗も流れた。

(くすぐったい、くすぐったい、無理、無理、無理)

必死に逃げようと暴れると、天井と床に固定されている鎖が音を奏でる。ギリギリと必死に歯を食い縛りながら笑いを吹き出さないように努めていると、優しい指の動きは変化し、わしゃわしゃと少し強めな動きに変化した。

「ぅっ……、ぐ…ンん……ッ」

折角少しずつ慣れてきた刺激も、触れられ方が変わればまた一に逆戻り。必死に耐えて噛み締めている口元は次第に開き始めて苦しそうな吐息が出る。

「……っ」

今までにない程に体全体に力を込めていると、手の動きはつついて少しグリグリと穿る様なものに変化した。

「あっ…!?あ、ぁっ!──ひ、っふ…あはははは!!」

その動きに変わった瞬間、力を込める事が出来なくなり、ついに自分の口からは盛大な笑い声が漏れた。

「あはぁっ…ははは!やめて!やっ、あ゙っ!!」

ガンガンと鎖が音を立て、シャワールームには激しい笑い声と共にその音が響く。

さっきまですぐに変化していた動きは、中々変わってくれる事はなく、ひたすら肌を突かれた。

(何で…っ!?やばい、慣れないこの動きっ、やばい!やばい!早くっ…早く違う動きになれ!!)

そんな思いも虚しく、突く動きが続けられた。笑い転げていると段々息も続かなくなり、開きっぱなしの口からは唾液が滴った。

お腹も苦しくなり、もう無理だと思って泣きながら助けてと訴えても強さは激しくなる一方。ガクガクと震え出した足を嘲笑うかの様に、手は追加された。

「も゙…っ、やめ…でっ……止めっ…」

切れ切れになりながらも制止を求めると、足元へ伸びてきた手は臀部や膝裏、太腿から鼠蹊部、そして膝を優しくなぞり出した。

上半身へのつつく動きとは異なる刺激に更に精神的に追い詰められた。

(やばい…くすぐったい、苦しい、今、何して…んだろう)

笑い続けて酸素が薄くなり頭がふわふわしてきた頃、鼠蹊部をくすぐっていた手が股間へと伸びてきた。

「ひはぁっ、あ、あっ、ははッ…やめ、てっ…止めて…おねがっ、」

捩る力もない程に疲れ果てた体に伸びてきた手は先走りを溢れさせている先端をくすぐり出した。

「あ゙ッ……あ!あっ…ぁぅぅ……」

何故か勃起したままの俺自身にはいくつかの手が伸びてきて、先端から裏筋、そして二つの玉まで余す事なく愛撫してくる。

くすぐったくて気持ち良い刺激にボロボロと涙を溢していると、先端を撫でる手がクリクリと鈴口を弄る動きへと変わった。

「~~ッッ!!…や、アぁっ……」

一気に訪れた絶頂への兆しにフワフワとしていた目の前にはチカチカと光が舞い始めた。

(気持ち良い、くすぐったい、ダメだ、もう何も考えられない…!)

ブルっと身震いをして射精に備えると、自身を刺激していた手だけが止まり、くすぐる手が激しく機能し始めた。

「あはぁっ!!あぁぁぁっ…ひ、はッ!んはははっ…やめ、やめてっ…お願、っこれ…やばい…も、おかし、くっなっちゃ、…やめて!ひゃはははぁぁ……ッ」

絶頂したい気持ちも強いが、それ以上に全ての手を止めてほしい。なりふり構わず叫び続けると、漸く視界にはスーツ男が見えた。

ニヤニヤと笑った顔は、平常時なら腹立たしいが、そんな事言っていられない位に余裕がない俺は、必死に許しを乞うた。

「だ…っず、げでぇっ…もぉぉ、止めでぇっ……」

「随分弱っちゃったね」

スーツが喋ると同時にピタリと手は止まり、俺は滝の様な汗を流しながら必死に酸素を吸い込んだ。勢いが強すぎて咽せて咳き込むと更に涙も生成され、顔は涙と汗で汚れた。

「あらあら、折角綺麗にしたのに上も下もぐっちょぐちょ。これじゃあ部屋に案内する事は出来ないなぁ」

扉が開いてスーツがこちらへ来ると、ドロドロに汚れた頬を撫でた。

「涎も垂らしちゃって。君、いくつだっけ?恥ずかしいね」

「…っ、許し、て……もぉ、お願いします…っ」

「へぇ、まだ一時間も経ってないのに別人みたいになったねぇ」

クスクスと煽る言葉を吐きながら笑うスーツに反抗する程、俺も強くはない。必死に許してもらえるように泣きじゃくると、よしよしと頭を撫でられた。

表情はとても柔らかくて、安堵の気持ちを抱くと、次の瞬間スーツが放った言葉に地獄へ突き落とされた。

「犯罪者が簡単に許してもらえると思うなよ?ここはお前みたいなクズを徹底的に懲らしめるために作られた施設。…今日からお前はどれだけ泣き叫ぼうが逃げらんない。死んだ方がマシだと思う位に遊んでやるから楽しみにしてなよ」

スーツ男の顔に似合った無邪気な可愛らしい笑顔に、──俺は絶望した。

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