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③ (三原×希望/番外編/聖奈様より)
とある昼下がり①
「おい、またアイツやられてるぜ」
「あー、三原さん担当の子ね。今度は何やらかしたんだか」
どいつもこいつも冷ややかな嘲笑の目とニヤニヤした顔を向けながら、俺の前を悠々と通り過ぎていく。今すぐにでもそいつらに噛みついて殴り倒してやりたいが、今の俺に出来ることはあらん限りの殺気を含めた目で睨むこととうめき声を上げることぐらいだ。
「…ぐ、うぅ…!んぐぅ…っ!!」
今俺はこの施設で一番人通りの多い食堂を出た所すぐの廊下に、まるで銅像のように『設置』されている。さながら道路脇のオブジェの如く、立派な台座の上に全裸のM字開脚で拘束され堂々と飾られているのだ。
「ふぅ…っ!うぐ…っ、ん、んんっ…!!」
こんな悪趣味極まりない晒し者にされているだけでもこれ以上ない恥辱なのだが、俺をこんな姿にしたあのクソ悪魔である三原は動けない俺に対し、更に意地の悪い仕掛けを加えていきやがった。
(…っ、あの野郎、かなり強力なやつ、塗りやがって…!)
台座に繋がれてもなおバタバタと暴れる俺をもっと無様な見世物にする為に、なんと陰茎と乳首にたっぷりと筆で媚薬を塗り込んだ挙げ句『皆に暴言を吐いちゃいけないからね』と空気穴の空いた赤いギャグボールを口に噛ませてきたのだ。文字通り手も足も出せず言葉も封じられた俺は、お昼時というこの息抜き時間を過ごす職員達の娯楽になるかの如く、ひとり苦痛を味わわされていた。
「おやおや、こんな格好でたくさんの人に見られてるというのにビンビンに火照って透明なお漏らしまでしちゃって。よっぽど恥ずかしいのが好きな変態さんなのかなぁ?」
今ちょうど食堂から出てきた名前も知らないコイツは、俺を横目で見ながら素通りする奴が多い中、わざわざ正面に立ち止まって俺の身体を気持ち悪く舐めるように眺めてきた。目を背けるのも負けたみたいで悔しくて、勿論そんな態度を取ろうとも今の俺には滑稽でしかないのは分かっているのだが、グッと噛まされたギャグボールに力を入れて強気の態度を示してやると、クスッと目を細めてニタニタ笑いを返してきた。
「…ッ!!ぐぅッ!ん、んんぅっ」
「あはは、そんな目で睨まなくたっていいじゃないか。あんまりガチャガチャ暴れても体力を消耗するだけだよ?…ふふっ、そんな反抗的な態度を取るぐらいだったら必死に腰をガクガクさせておねだりでもしたらいいのに。そしたら誰かその震えてる可愛いモノに触ってくれるかもよ?」
嫌でも媚薬でずっと火照らされ放置されている身体は時間が経つごとに刺激が欲しくて欲しくて堪らなく疼き、先走りをとめどなく流して台座の上に水溜りを作る程にまでなっている。その事実に見て見ぬふりをしつつ未だ消えていない羞恥心に揺さぶられ、反抗的な態度を取る俺とは逆に、もう限界寸前を示すようにぷるぷると震えて脈打つ俺自身は誰かも分からねーコイツにすら刺激を下さいとおねだりをするかの如く涙をとぷとぷと流し続けていた。そんなちぐはぐな俺が心底面白いのか、目の前で視姦し続けるコイツはまたもクスクスと笑いながら挑発の言葉を投げかける。
「可哀想なキミのことを本当はいっぱい触って、くちゅくちゅ扱いてあげて、乳首もくりくりしてあげたいけど、三原さんに触るなって書かれてちゃ仕方ないよね。あの三原さんの言いつけを破ったらどうなるか皆知ってるから、こんな誰でもすぐキミのことをいじめられる場所に置いてくれてるのに絶対誰も触らないでしょ?ま、キミに出来ることはせいぜい早く許してもらえるように心から祈ることだね。バイバイ!」
結局俺をからかうだけからかいやがって、爽やかに手を振って去っていった名無しのスーツ野郎を最後まで睨みつけながらギャグボールを噛み締めた俺はまた、先程までと同じように食堂前を飾る卑猥なオブジェとしての役割を果たすだけの存在に戻る。
ーーそう、実は三原が残していった細工はもう一つあるのだ。本来ならタイトルや作者名を掲げるであろう台座の全面部分にホワイトボードをご丁寧に掲げ、『僕はまた逃げ出そうと企んだばかりでなく、三原さんの手に噛みついて怪我をさせてしまいました。お仕置きとして媚薬放置中ですので、くれぐれも触らないで下さい。』と、ふざけるのも大概にしろよとキレ散らかしたくなるようなメッセージをでかでかと書いていったのである。
(そりゃ度々逃げ出そうとしたのも、アイツの手に思いっきり噛みついて怪我させたのも間違いない事実ではあるんだけどさ…!)
けど、けどこんな酷い仕打ちにまでしなくったっていいだろ!と今の惨め極まりない状況を改めて思い知らされると、自分が悪いと分かっていても沸々と無限にやり場のない怒りと悔しさが込み上げてくる。
…本当はこんな反抗的な感情よりも、素直に謝るような顔を表に出しときゃ良いのにって事は俺も薄々気づいてはいるのだが、やっぱり俺自身のちっぽけなプライドが中々そうはさせないみたいだ。
(クッソ、せめて媚薬さえ無けりゃ…!あの悪魔っ、乳首にまでしっかり塗り込みやがって…っ!絶対、絶対許さねー…!)
無理やり台座に乗せられて繋がれた時は、絶対にコイツの思い通りになってやるもんかと、通りすがりの奴にどんな煽られ方をしてもどんな目を向けられようとも確固たる無視を決める決意をしていたのだが。そんな脆くて弱い意志なんて簡単に壊せるよと言わんばかりにじわじわと敏感な箇所に塗り込まれた媚薬は、身体と心を確実に、そして強烈に侵食していく。
→
「あー、三原さん担当の子ね。今度は何やらかしたんだか」
どいつもこいつも冷ややかな嘲笑の目とニヤニヤした顔を向けながら、俺の前を悠々と通り過ぎていく。今すぐにでもそいつらに噛みついて殴り倒してやりたいが、今の俺に出来ることはあらん限りの殺気を含めた目で睨むこととうめき声を上げることぐらいだ。
「…ぐ、うぅ…!んぐぅ…っ!!」
今俺はこの施設で一番人通りの多い食堂を出た所すぐの廊下に、まるで銅像のように『設置』されている。さながら道路脇のオブジェの如く、立派な台座の上に全裸のM字開脚で拘束され堂々と飾られているのだ。
「ふぅ…っ!うぐ…っ、ん、んんっ…!!」
こんな悪趣味極まりない晒し者にされているだけでもこれ以上ない恥辱なのだが、俺をこんな姿にしたあのクソ悪魔である三原は動けない俺に対し、更に意地の悪い仕掛けを加えていきやがった。
(…っ、あの野郎、かなり強力なやつ、塗りやがって…!)
台座に繋がれてもなおバタバタと暴れる俺をもっと無様な見世物にする為に、なんと陰茎と乳首にたっぷりと筆で媚薬を塗り込んだ挙げ句『皆に暴言を吐いちゃいけないからね』と空気穴の空いた赤いギャグボールを口に噛ませてきたのだ。文字通り手も足も出せず言葉も封じられた俺は、お昼時というこの息抜き時間を過ごす職員達の娯楽になるかの如く、ひとり苦痛を味わわされていた。
「おやおや、こんな格好でたくさんの人に見られてるというのにビンビンに火照って透明なお漏らしまでしちゃって。よっぽど恥ずかしいのが好きな変態さんなのかなぁ?」
今ちょうど食堂から出てきた名前も知らないコイツは、俺を横目で見ながら素通りする奴が多い中、わざわざ正面に立ち止まって俺の身体を気持ち悪く舐めるように眺めてきた。目を背けるのも負けたみたいで悔しくて、勿論そんな態度を取ろうとも今の俺には滑稽でしかないのは分かっているのだが、グッと噛まされたギャグボールに力を入れて強気の態度を示してやると、クスッと目を細めてニタニタ笑いを返してきた。
「…ッ!!ぐぅッ!ん、んんぅっ」
「あはは、そんな目で睨まなくたっていいじゃないか。あんまりガチャガチャ暴れても体力を消耗するだけだよ?…ふふっ、そんな反抗的な態度を取るぐらいだったら必死に腰をガクガクさせておねだりでもしたらいいのに。そしたら誰かその震えてる可愛いモノに触ってくれるかもよ?」
嫌でも媚薬でずっと火照らされ放置されている身体は時間が経つごとに刺激が欲しくて欲しくて堪らなく疼き、先走りをとめどなく流して台座の上に水溜りを作る程にまでなっている。その事実に見て見ぬふりをしつつ未だ消えていない羞恥心に揺さぶられ、反抗的な態度を取る俺とは逆に、もう限界寸前を示すようにぷるぷると震えて脈打つ俺自身は誰かも分からねーコイツにすら刺激を下さいとおねだりをするかの如く涙をとぷとぷと流し続けていた。そんなちぐはぐな俺が心底面白いのか、目の前で視姦し続けるコイツはまたもクスクスと笑いながら挑発の言葉を投げかける。
「可哀想なキミのことを本当はいっぱい触って、くちゅくちゅ扱いてあげて、乳首もくりくりしてあげたいけど、三原さんに触るなって書かれてちゃ仕方ないよね。あの三原さんの言いつけを破ったらどうなるか皆知ってるから、こんな誰でもすぐキミのことをいじめられる場所に置いてくれてるのに絶対誰も触らないでしょ?ま、キミに出来ることはせいぜい早く許してもらえるように心から祈ることだね。バイバイ!」
結局俺をからかうだけからかいやがって、爽やかに手を振って去っていった名無しのスーツ野郎を最後まで睨みつけながらギャグボールを噛み締めた俺はまた、先程までと同じように食堂前を飾る卑猥なオブジェとしての役割を果たすだけの存在に戻る。
ーーそう、実は三原が残していった細工はもう一つあるのだ。本来ならタイトルや作者名を掲げるであろう台座の全面部分にホワイトボードをご丁寧に掲げ、『僕はまた逃げ出そうと企んだばかりでなく、三原さんの手に噛みついて怪我をさせてしまいました。お仕置きとして媚薬放置中ですので、くれぐれも触らないで下さい。』と、ふざけるのも大概にしろよとキレ散らかしたくなるようなメッセージをでかでかと書いていったのである。
(そりゃ度々逃げ出そうとしたのも、アイツの手に思いっきり噛みついて怪我させたのも間違いない事実ではあるんだけどさ…!)
けど、けどこんな酷い仕打ちにまでしなくったっていいだろ!と今の惨め極まりない状況を改めて思い知らされると、自分が悪いと分かっていても沸々と無限にやり場のない怒りと悔しさが込み上げてくる。
…本当はこんな反抗的な感情よりも、素直に謝るような顔を表に出しときゃ良いのにって事は俺も薄々気づいてはいるのだが、やっぱり俺自身のちっぽけなプライドが中々そうはさせないみたいだ。
(クッソ、せめて媚薬さえ無けりゃ…!あの悪魔っ、乳首にまでしっかり塗り込みやがって…っ!絶対、絶対許さねー…!)
無理やり台座に乗せられて繋がれた時は、絶対にコイツの思い通りになってやるもんかと、通りすがりの奴にどんな煽られ方をしてもどんな目を向けられようとも確固たる無視を決める決意をしていたのだが。そんな脆くて弱い意志なんて簡単に壊せるよと言わんばかりにじわじわと敏感な箇所に塗り込まれた媚薬は、身体と心を確実に、そして強烈に侵食していく。
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