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◆短編(1話)
幼馴染の双子にくすぐられる話
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拘束/擽り/手コキ?
攻→慎・仁
受→ナオ/視点
◇ ◆
「おはよー、ナオ」
「おはよ、ナオくん」
「おはよ」
朝、登校していると隣の家に住む幼馴染の双子・慎と仁に声をかけられた。
爽やかで顔が整っている二人は学校ではかなり人気が高く、他校生からもよく声をかけられる。そんな二人と居ると平凡な自分が隣に居るのは少し恥ずかしさを感じるが、逃げた所で何故か追いかけてくるので今日も三人で登校する事にした。
「今日で試験の結果全部返ってくるな。勝負の事、ちゃんと覚えてる?」
嬉しそうにニコニコした顔でそう言うのは兄の慎。試験毎に俺に勝負を挑んできては惨敗して悔しがって泣く可愛い部分もある。
「覚えてるよ。負けたら勝った方の言う事聞くんだろ?毎回負けてるくせによく挑んでくるよな」
「今回の俺は一味違うからぁ」
自信満々な所もいつもと同じ。はいはい、と流している内に学校へ着くと、三人ともバラバラのクラスなのでまたなと言って別れた。
そして全く負ける気のしなかった試験に数点差で負けたと知ったのはお昼休みの事だった。
「うわーマジか。初めて負けた」
「やったー!嬉しい!なぁ、今日家に来てよ。早速俺の言うこと聞いてほしいんだけど!」
「あーいいよ」
どうせアイス奢ってとか簡単な事だろうと思い、俺は了承した。
「仁も一緒に居てもいいー?」
「うん、いーよ。三人でゲームでもしようぜ。んじゃ、学校終わったら家行くわ」
「はーい!また放課後な」
この時の慎の顔はやけにニヤけていたが、俺は特に気にする事なく放課後を迎えた。
◇ ◆
「は?」
「だーからー、これ付けてって言ったの!」
家へ着くなり言われたのは、ファーが付いた手枷を付けろ、だった。
「は?何で?」
「負けたら言う事、聞くんだろー?」
「…いや、聞くとは言ったけど何する気だよ」
あまりの慎のニヤけ顔に流石に焦りを覚えて拒否すると、後ろにいた仁も近付いてきた。いつもクールで表情の変わらない仁の口元が少しだけ上がっており、嫌な予感がした。
「ナオくん、男に二言はねーよな?」
「…」
何となく仁には弱い俺は、無言で手を差し出した。両手首に付けられた手枷に困惑していると、床に寝るように言われた。
二人が何がしたいのか理解出来ず、言われるがままに床に仰向けに寝転ぶと、慎が俺の手首を座っている仁の腰へ回すと、手枷をチェーンで繋いだ。
万歳して床に寝転んだ俺に跨る慎はとても嬉しそうだった。腕を下ろす事も出来ず、完全に身動きの取れない状況に内心焦りまくる。
「…いや、二人ともする気?俺の事襲う気?男なんだけど…」
「確かにナオは可愛いけど男なのは知ってるよ?だってここについてんじゃん」
ニヤニヤ笑いながら慎がズボンの上から股間を撫でると、反射的にビクッと体が跳ねた。
「可愛い、びっくりしたぁ?」
「…腹立つわお前」
「お前とか言っちゃいけませーん」
慎がそう言うと、俺のシャツのボタンを外していく。
「やっぱり襲う気じゃねーか」
恥ずかしいのを悟られないように言うが、その言葉にはスルーを決め込み、中へ着ていたシャツの中へ手を入れた。
少し冷たい指先に小さく反応すると、ニヤッと笑った慎が脇腹をこちょこちょとくすぐり出した。
「んんッ!?」
ビクッと体が跳ねると、満足気に笑いながら指を滑らせる。
「ぁ…ちょ…っ!何すんっ…んんっ」
「あはは。ナオ可愛い」
「やめ…!バカっ、やめろっ!」
思いっきり暴れたくても腕が固定されているので上手く動く事が出来ず、ただ体を捩る事くらいしか出来なかった。それを見て小さく笑いながら仁も俺を見下ろしながら服の上からつつくように腋を擽ってきた。
「~~ッッ、んん…!」
「ナオくん、ビクビクしてる。くすぐったい?」
「やめ…っく、ぅ…」
「ずっとナオくんのことくすぐってみたかったんだ。前にクラスの奴らに擽られて笑ってたナオくんを見た時、可愛くて仕方なくてさ」
確かにたまにじゃれあいで友達に擽られた事があったが、見られていたとは思わなかった。
「あの時みたいに可愛く笑って。ナオ」
「あん時の笑顔すげー可愛かったんだよ」
二人がかりで擽られると耐える事が難しく、思わず吹き出してしまいそうになりながらも、必死に体に力を込めて我慢した。
「んっ、んん…ぅぁ…っは、ぁ…!」
「なぁ、声我慢してるんだと思うけどさ。なんか声エロいよ?喘いでんの?」
「んな訳ねーだろ!バカ!…あっ?ひゃ…ぁははっやだっ、待って!やめろっ」
ついツッコミを入れるために口を開くと、待ってましたと言わんばかりにくすぐる指が激しくなり、我慢出来ずに声が笑いに変換された。
「ひゃははは!待って!待っ、ぁははは!ダメダメ!!やめっ、」
「ほら、ナオ。こちょこちょ~」
「やっ、めろぉぉ…っ、バカっ、ダメだって…!」
「ナオくん可愛い。いつも童顔でみんなにからかわれてるから、性格はクール装ってるもんな。笑顔見せりゃいいのに」
「るせ…っ!ほんとっ、やめて…ひ、はははっ」
耐えきれずに暴れ出すも、意外とガッチリとした手枷は外れる事はなく、どんどん追い詰められていく。
「俺も直接さーわろ」
スルリと仁の指がシャツの間を通ると、直接に腋へ触れた。
「ひゃっ!」
それだけでくすぐったくなり、俺が恥ずかしい反応を示すと、二人とも顔を見合わせてニヤニヤと笑い合っていた。
「ナオくん汗かいてる」
汗で変に滑りが良くなった腋に、仁の指が這う。人差し指で円を描くようになぞったり、窪みをつついたりする動き全てに反応してしまう。
「やめっ、ぁははは!やだって!くすぐったいぃ!!」
「そりゃくすぐってるからな。当たり前だろ」
「上半身は仁に任せて、俺はこっち失礼しまーす」
「あ…?待って、慎っ!だめっ、そっちだめ!」
俺に背を向ける形で慎が足へ座り直すと、スポンと靴下を取り去り、足の裏へ指をセットした。
「待っ…!ひぁッ…!ひゃはははは!いやァァ!ぁはははははははっっ!!」
「足の裏弱いんだな~」
「流石に学校じゃ足の裏はくすぐれねーもんな」
足をばたつかせても体重をかけられているため動かす事が出来ず、ダイレクトに刺激が送られる。
「ぁーッ!!ははははは!!!やめろっ、まじでやめろっっ!!」
「ナオくん、こっちも忘れんなよ」
「ひぁぁっ!仁も…!やめて!やめてぇぇ!!」
「かーわいい」
二人が少し興奮したように笑いながら、足裏と腋への攻撃は続いた。その時、自分でも考えもしなかったことが起こる。
「なぁ、ナオくん。俺達に無理矢理擽られて興奮したの?」
「…っ、はぁ?何が…っ」
一旦止まった刺激に息を整えていると、ニヤニヤした仁がそんな事を言ってきた。すると、仁の言葉を理解した慎がもう一度座り直して俺の方を向いた。
「…ナオ、エッロ。ズボン膨れてる」
「はっ!?」
バッとズボンを見ると、立派に反応した自身で膨れ上がっており、一気に顔が熱くなった。
「うそ…っ、はっ?…待って!見ないで!待て待て待て待て!ありえない!ちょ、退け慎!!!」
「わぁ、こんなに焦ったナオ初めて~どれどれ、見てやるよ」
「ぎゃぁぁ!ふざけんな!やめろ!やめろ!!」
カチャカチャとベルトを外しにかかると、チャックを外してズボンをずり下ろした。
「うわぁぁぁっっ!!!」
現在もたまにスーパー銭湯に行ったりするが、勿論勃った状態のそこを見られた事はない。必死に閉じようとするも、俺よりも力の強い慎には叶わずに思いっきり足を開かされた。
「おぉ、勃ってるところ初めて見た。すげー濡れてる」
「あ…っ、バカ…!触んなぁ…ッ」
ツツ、と人差し指で下着越しに自身の形をなぞられると恥ずかしい声が漏れた。
「感じてんな、ナオくん」
それを見た仁も指を移動させ、胸の周りをなぞり出した。
「ふぁ…っ、!?ど、何処触ってんだよ…!」
「ナオくんの乳首」
「んんっ、くすぐったい…!やめぇ…っ」
「乳首は開発しないと擽ったくね?…すげー良さそうだけど開発済?」
「んなわけねーだろ…っ!お前らと違って…俺、モテないんだからっ」
二人の敏感な場所への刺激に羞恥で涙が溢れ出した。
「だってお前に興味を示す奴らは俺らが手ぇ回してきてたし」
「そうそう。ナオくんは俺達のだから。ずっとお前の事可愛がってやりたかった」
二人の言葉が理解出来るほど、今の俺には余裕がない。二人の意地悪な指にジタバタ暴れながら、俺はただ耐えるしか出来なかった。
「ひゃぁあッ…だめっ、だって!待っ、…んはぁっ!」
勃ち上がって先端の場所が先走りで濡れ始めた下着に指を這わす慎は意地悪で。カリカリと先端ばかりを狙って刺激してくる。
「ぁっ、んん…っ、変な声出るってぇ…まじでやめろバカァァ…っ」
ビクビクと恥ずかしい位に跳ねながら制止を求めるも、追い詰めるように先端を爪で擽り、竿の部分を扱いてくる。
仁は仁で爪でカリカリと乳首を引っ掻いたり、周りをなぞったり、強弱を付けながら弄ってくる。
「~~ッ、離し、てっやばいっ、やばいからぁ…!」
「イキそう?」
「イッていいよ、ナオくん」
「誰がっ、人前でイクかよ…!!アホ!!」
誰かの前でイクなんてありえない。俺は必死に力を込めて絶頂だけは阻止した。
すると、胸の刺激が変わり、こちょこちょと胸の横をくすぐる動きになると、俺は一気に力が抜けた。
「ひゃぁっ!?やめっ、ぁはははは!!ばかぁ!くすぐんなって!!」
力が抜けると、絶頂を堪えるのも難しくて、そのタイミングでニヤニヤ笑いながら先端を引っ掻き、扱く動きを早くされた。
「ぁぁあッッ!ぁはぁっ、だめ!ほんとっ…あっ、やだっ、イク、だめ、やめて…っ!んんんッッ!!!」
ビクンと大きく腰を逸らしながら、下着の中で勢い良く欲を吐き出すと、二人ともおぉ、とそれを眺めており、余計羞恥が襲った。
必死に我慢した分、吐き出す時間も長く、出し終えた頃には俺はグッタリとしていた。
「ごめんな。下着汚れちゃったな」
近くにあるティッシュで下着を拭いてくれる慎だが、達した後なのもあり、あまりにくすぐったくて俺はバタバタと足をばたつかせた。
「くすぐったぃぃ…やめて慎…!!」
「イッた後は敏感なるもんな」
クスクス笑う二人に文句を言う気力もない俺は、荒い息を吐き続けた。
◇ ◆
「ごめんってナオ~」
「ごめんごめんそんな怒んなよ」
「うるせー!バカ!!怒るに決まってんだろ!」
腕を解いてもらい、直様帰る支度を始めた俺に、二人は申し訳なさそう…でもない謝罪をした。
「ナオ」
「…何」
「俺達ずっとナオの事好きだった」
「…はぁ?」
「だから、ついいじめちゃった。ごめんな?」
「…ば、ばか」
二人の嘘のない瞳に見つめられると途端に顔が熱くなった。
「…また三人でしよう?今度は…最後まで」
最後の慎の本気か冗談か分からない言葉に俺は混乱してしまった。男同士であり得ないと思う気持ちと、ずっと憧れでもあった二人からの告白にどうしようもなく心臓が高鳴った。
「ば…バカ!」
「考えておいて、本気だから」
「…っ、分かったよ。と、とりあえず帰る…っ」
「ん、また明日な。ナオ」
「ナオくん。また明日」
二人の言葉に軽く頷いて、俺は火照った顔を隠しながら帰宅した。
end.
攻→慎・仁
受→ナオ/視点
◇ ◆
「おはよー、ナオ」
「おはよ、ナオくん」
「おはよ」
朝、登校していると隣の家に住む幼馴染の双子・慎と仁に声をかけられた。
爽やかで顔が整っている二人は学校ではかなり人気が高く、他校生からもよく声をかけられる。そんな二人と居ると平凡な自分が隣に居るのは少し恥ずかしさを感じるが、逃げた所で何故か追いかけてくるので今日も三人で登校する事にした。
「今日で試験の結果全部返ってくるな。勝負の事、ちゃんと覚えてる?」
嬉しそうにニコニコした顔でそう言うのは兄の慎。試験毎に俺に勝負を挑んできては惨敗して悔しがって泣く可愛い部分もある。
「覚えてるよ。負けたら勝った方の言う事聞くんだろ?毎回負けてるくせによく挑んでくるよな」
「今回の俺は一味違うからぁ」
自信満々な所もいつもと同じ。はいはい、と流している内に学校へ着くと、三人ともバラバラのクラスなのでまたなと言って別れた。
そして全く負ける気のしなかった試験に数点差で負けたと知ったのはお昼休みの事だった。
「うわーマジか。初めて負けた」
「やったー!嬉しい!なぁ、今日家に来てよ。早速俺の言うこと聞いてほしいんだけど!」
「あーいいよ」
どうせアイス奢ってとか簡単な事だろうと思い、俺は了承した。
「仁も一緒に居てもいいー?」
「うん、いーよ。三人でゲームでもしようぜ。んじゃ、学校終わったら家行くわ」
「はーい!また放課後な」
この時の慎の顔はやけにニヤけていたが、俺は特に気にする事なく放課後を迎えた。
◇ ◆
「は?」
「だーからー、これ付けてって言ったの!」
家へ着くなり言われたのは、ファーが付いた手枷を付けろ、だった。
「は?何で?」
「負けたら言う事、聞くんだろー?」
「…いや、聞くとは言ったけど何する気だよ」
あまりの慎のニヤけ顔に流石に焦りを覚えて拒否すると、後ろにいた仁も近付いてきた。いつもクールで表情の変わらない仁の口元が少しだけ上がっており、嫌な予感がした。
「ナオくん、男に二言はねーよな?」
「…」
何となく仁には弱い俺は、無言で手を差し出した。両手首に付けられた手枷に困惑していると、床に寝るように言われた。
二人が何がしたいのか理解出来ず、言われるがままに床に仰向けに寝転ぶと、慎が俺の手首を座っている仁の腰へ回すと、手枷をチェーンで繋いだ。
万歳して床に寝転んだ俺に跨る慎はとても嬉しそうだった。腕を下ろす事も出来ず、完全に身動きの取れない状況に内心焦りまくる。
「…いや、二人ともする気?俺の事襲う気?男なんだけど…」
「確かにナオは可愛いけど男なのは知ってるよ?だってここについてんじゃん」
ニヤニヤ笑いながら慎がズボンの上から股間を撫でると、反射的にビクッと体が跳ねた。
「可愛い、びっくりしたぁ?」
「…腹立つわお前」
「お前とか言っちゃいけませーん」
慎がそう言うと、俺のシャツのボタンを外していく。
「やっぱり襲う気じゃねーか」
恥ずかしいのを悟られないように言うが、その言葉にはスルーを決め込み、中へ着ていたシャツの中へ手を入れた。
少し冷たい指先に小さく反応すると、ニヤッと笑った慎が脇腹をこちょこちょとくすぐり出した。
「んんッ!?」
ビクッと体が跳ねると、満足気に笑いながら指を滑らせる。
「ぁ…ちょ…っ!何すんっ…んんっ」
「あはは。ナオ可愛い」
「やめ…!バカっ、やめろっ!」
思いっきり暴れたくても腕が固定されているので上手く動く事が出来ず、ただ体を捩る事くらいしか出来なかった。それを見て小さく笑いながら仁も俺を見下ろしながら服の上からつつくように腋を擽ってきた。
「~~ッッ、んん…!」
「ナオくん、ビクビクしてる。くすぐったい?」
「やめ…っく、ぅ…」
「ずっとナオくんのことくすぐってみたかったんだ。前にクラスの奴らに擽られて笑ってたナオくんを見た時、可愛くて仕方なくてさ」
確かにたまにじゃれあいで友達に擽られた事があったが、見られていたとは思わなかった。
「あの時みたいに可愛く笑って。ナオ」
「あん時の笑顔すげー可愛かったんだよ」
二人がかりで擽られると耐える事が難しく、思わず吹き出してしまいそうになりながらも、必死に体に力を込めて我慢した。
「んっ、んん…ぅぁ…っは、ぁ…!」
「なぁ、声我慢してるんだと思うけどさ。なんか声エロいよ?喘いでんの?」
「んな訳ねーだろ!バカ!…あっ?ひゃ…ぁははっやだっ、待って!やめろっ」
ついツッコミを入れるために口を開くと、待ってましたと言わんばかりにくすぐる指が激しくなり、我慢出来ずに声が笑いに変換された。
「ひゃははは!待って!待っ、ぁははは!ダメダメ!!やめっ、」
「ほら、ナオ。こちょこちょ~」
「やっ、めろぉぉ…っ、バカっ、ダメだって…!」
「ナオくん可愛い。いつも童顔でみんなにからかわれてるから、性格はクール装ってるもんな。笑顔見せりゃいいのに」
「るせ…っ!ほんとっ、やめて…ひ、はははっ」
耐えきれずに暴れ出すも、意外とガッチリとした手枷は外れる事はなく、どんどん追い詰められていく。
「俺も直接さーわろ」
スルリと仁の指がシャツの間を通ると、直接に腋へ触れた。
「ひゃっ!」
それだけでくすぐったくなり、俺が恥ずかしい反応を示すと、二人とも顔を見合わせてニヤニヤと笑い合っていた。
「ナオくん汗かいてる」
汗で変に滑りが良くなった腋に、仁の指が這う。人差し指で円を描くようになぞったり、窪みをつついたりする動き全てに反応してしまう。
「やめっ、ぁははは!やだって!くすぐったいぃ!!」
「そりゃくすぐってるからな。当たり前だろ」
「上半身は仁に任せて、俺はこっち失礼しまーす」
「あ…?待って、慎っ!だめっ、そっちだめ!」
俺に背を向ける形で慎が足へ座り直すと、スポンと靴下を取り去り、足の裏へ指をセットした。
「待っ…!ひぁッ…!ひゃはははは!いやァァ!ぁはははははははっっ!!」
「足の裏弱いんだな~」
「流石に学校じゃ足の裏はくすぐれねーもんな」
足をばたつかせても体重をかけられているため動かす事が出来ず、ダイレクトに刺激が送られる。
「ぁーッ!!ははははは!!!やめろっ、まじでやめろっっ!!」
「ナオくん、こっちも忘れんなよ」
「ひぁぁっ!仁も…!やめて!やめてぇぇ!!」
「かーわいい」
二人が少し興奮したように笑いながら、足裏と腋への攻撃は続いた。その時、自分でも考えもしなかったことが起こる。
「なぁ、ナオくん。俺達に無理矢理擽られて興奮したの?」
「…っ、はぁ?何が…っ」
一旦止まった刺激に息を整えていると、ニヤニヤした仁がそんな事を言ってきた。すると、仁の言葉を理解した慎がもう一度座り直して俺の方を向いた。
「…ナオ、エッロ。ズボン膨れてる」
「はっ!?」
バッとズボンを見ると、立派に反応した自身で膨れ上がっており、一気に顔が熱くなった。
「うそ…っ、はっ?…待って!見ないで!待て待て待て待て!ありえない!ちょ、退け慎!!!」
「わぁ、こんなに焦ったナオ初めて~どれどれ、見てやるよ」
「ぎゃぁぁ!ふざけんな!やめろ!やめろ!!」
カチャカチャとベルトを外しにかかると、チャックを外してズボンをずり下ろした。
「うわぁぁぁっっ!!!」
現在もたまにスーパー銭湯に行ったりするが、勿論勃った状態のそこを見られた事はない。必死に閉じようとするも、俺よりも力の強い慎には叶わずに思いっきり足を開かされた。
「おぉ、勃ってるところ初めて見た。すげー濡れてる」
「あ…っ、バカ…!触んなぁ…ッ」
ツツ、と人差し指で下着越しに自身の形をなぞられると恥ずかしい声が漏れた。
「感じてんな、ナオくん」
それを見た仁も指を移動させ、胸の周りをなぞり出した。
「ふぁ…っ、!?ど、何処触ってんだよ…!」
「ナオくんの乳首」
「んんっ、くすぐったい…!やめぇ…っ」
「乳首は開発しないと擽ったくね?…すげー良さそうだけど開発済?」
「んなわけねーだろ…っ!お前らと違って…俺、モテないんだからっ」
二人の敏感な場所への刺激に羞恥で涙が溢れ出した。
「だってお前に興味を示す奴らは俺らが手ぇ回してきてたし」
「そうそう。ナオくんは俺達のだから。ずっとお前の事可愛がってやりたかった」
二人の言葉が理解出来るほど、今の俺には余裕がない。二人の意地悪な指にジタバタ暴れながら、俺はただ耐えるしか出来なかった。
「ひゃぁあッ…だめっ、だって!待っ、…んはぁっ!」
勃ち上がって先端の場所が先走りで濡れ始めた下着に指を這わす慎は意地悪で。カリカリと先端ばかりを狙って刺激してくる。
「ぁっ、んん…っ、変な声出るってぇ…まじでやめろバカァァ…っ」
ビクビクと恥ずかしい位に跳ねながら制止を求めるも、追い詰めるように先端を爪で擽り、竿の部分を扱いてくる。
仁は仁で爪でカリカリと乳首を引っ掻いたり、周りをなぞったり、強弱を付けながら弄ってくる。
「~~ッ、離し、てっやばいっ、やばいからぁ…!」
「イキそう?」
「イッていいよ、ナオくん」
「誰がっ、人前でイクかよ…!!アホ!!」
誰かの前でイクなんてありえない。俺は必死に力を込めて絶頂だけは阻止した。
すると、胸の刺激が変わり、こちょこちょと胸の横をくすぐる動きになると、俺は一気に力が抜けた。
「ひゃぁっ!?やめっ、ぁはははは!!ばかぁ!くすぐんなって!!」
力が抜けると、絶頂を堪えるのも難しくて、そのタイミングでニヤニヤ笑いながら先端を引っ掻き、扱く動きを早くされた。
「ぁぁあッッ!ぁはぁっ、だめ!ほんとっ…あっ、やだっ、イク、だめ、やめて…っ!んんんッッ!!!」
ビクンと大きく腰を逸らしながら、下着の中で勢い良く欲を吐き出すと、二人ともおぉ、とそれを眺めており、余計羞恥が襲った。
必死に我慢した分、吐き出す時間も長く、出し終えた頃には俺はグッタリとしていた。
「ごめんな。下着汚れちゃったな」
近くにあるティッシュで下着を拭いてくれる慎だが、達した後なのもあり、あまりにくすぐったくて俺はバタバタと足をばたつかせた。
「くすぐったぃぃ…やめて慎…!!」
「イッた後は敏感なるもんな」
クスクス笑う二人に文句を言う気力もない俺は、荒い息を吐き続けた。
◇ ◆
「ごめんってナオ~」
「ごめんごめんそんな怒んなよ」
「うるせー!バカ!!怒るに決まってんだろ!」
腕を解いてもらい、直様帰る支度を始めた俺に、二人は申し訳なさそう…でもない謝罪をした。
「ナオ」
「…何」
「俺達ずっとナオの事好きだった」
「…はぁ?」
「だから、ついいじめちゃった。ごめんな?」
「…ば、ばか」
二人の嘘のない瞳に見つめられると途端に顔が熱くなった。
「…また三人でしよう?今度は…最後まで」
最後の慎の本気か冗談か分からない言葉に俺は混乱してしまった。男同士であり得ないと思う気持ちと、ずっと憧れでもあった二人からの告白にどうしようもなく心臓が高鳴った。
「ば…バカ!」
「考えておいて、本気だから」
「…っ、分かったよ。と、とりあえず帰る…っ」
「ん、また明日な。ナオ」
「ナオくん。また明日」
二人の言葉に軽く頷いて、俺は火照った顔を隠しながら帰宅した。
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