短編BL

まこ

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一ヶ月毎の勝負

一ヶ月毎の勝負③

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山田くんが攻められるシーンがあるので、苦手な方はご注意下さい。(完全逆転はありません)

嫉妬/耳責/くすぐり/羞恥/前立腺責/潮吹/拘束/乳首責/焦らし/へそ責/挿入有/甘々

攻→山田/視点
受→森本

◇ ◆

「山田くん、あの…僕の事抱いてくれませんか?」

森本くんとお付き合いを始めて数ヶ月が経った頃、久しぶりにお誘いを受けた。

見た目は森本くんに系統が似ている可愛い系の男子生徒。小柄な体型に大きな瞳は、俺の好みのタイプ。しかし、付き合ってからはどれほどタイプだった子でも興味が出ることはない。

「…ごめんね。俺もうそういうのやめたんだ」

丁寧に断るも、見かけによらず中々にがっついてくるタイプだった。

「え…別に二回目求めたりしないし、恋人になりたい訳じゃないよ!だからお願い!お願いお願いお願い!」

「ごめんね…じゃあ俺行くから」

「…っ、待って!」

ガシッと手を掴まれて顔が近付いてきたので反射的に避けると、バランスが取れずにそのまま押し倒される様な形になった。

人通りが少ない場所で話しかけられたとは言え、学校の敷地内でこんな状態を見られたらおそらく勘違いされるだろう。

「…大丈夫?何度も言うけどごめんね」

体を起こして顔を近付けないように相手の子も起こしてやると、泣きそうになりながらその子は去っていった。

「…はぁ、初対面…かは知らないけどいきなりキスしようとするとか中々凄い子だな」

俺はポソリとそう呟いて、いつも通りの日常へ戻った。その現場を見られていたと知ったのはその日の放課後。森本くんが俺の家に遊びに来た時だった。


◇ ◆


「…?森本くん、どうしたの。…ちょ、」

家へ着くなり、森本くんは真顔で俺を押し倒したかと思えば、自分からはあまりしてこないキスを降らせてくれた。

(何だか今日は自分から来てくれる子が多いな)

そう思いながら、一生懸命俺の上に覆い被さってキスをしてくれる恋人を抱き締めた。暫く深いキスが続けられた後、ワイシャツのボタンが外された。

いつもはこんなに自分から行動しない森本くんに驚きながら、じっと顔を見ると、眉を下げてとても悲しそうな表情をしている事に気付いた。

「…待って。どうしたの?何かあった?」

ボタンを外している手に自分の手を重ねて問い掛けると、ポロっと一粒の涙が溢れた。

「え?泣いてるの?…どうし、」

「何押し倒されてんだよ」

「え?」

本日初めての言葉は、とても冷たくて、悲しそうで、そして少しの怒りの感情が混ざった声色だった。

「…学校で今日、品川くんに押し倒されてたじゃん。あの子可愛いもんな」

(あー…見られてたのか。ていうかあの子品川くんって言うんだ。知らなかった)

俺が無言だからか、森本くんは更に眉を顰めると、ボタンを外す作業を再開した。

全てボタンが外れると、はだけさせられてインナーを捲り上げて胸へキスされた。

(へぇ。ヤキモチ妬いたらこんな風になるんだこの子)

貴重な姿が愛しくて暫く好きにさせていると、胸を舐めながら手は俺のベルトへ移動してカチャカチャと音を立てて外していく。

「──お前は俺だけ見てればいいんだよ」

むすっとした表情でそう呟く森本くんは、ヤキモチ全開でかなり可愛かった。

(…わぁ、独占欲の塊じゃん)

昔はそれが苦手で恋人を作る気になれなかったが、今は真逆。もっともっと独占欲剥き出しにして俺を求めてほしいと思ってしまった。

「いつも無駄に喋るくせに、後ろめたい事があると無言なんだ?お前相変わらず性格悪いな」

「あはは、ごめんね。ヤキモチ妬く森本くんが可愛過ぎてつい見惚れちゃった」

「はぁ?……ヤキモチ妬く訳ねーじゃん。お前が堂々と浮気するからお仕置きだよ」

「へぇ…そっかぁ」

相変わらず素直じゃない恋人を愛しく思いながら、俺のズボンを脱がそうとする手を掴んで体勢を逆転させた。

「っ!」

ドサリと森本くんをベッドに押し倒して覆い被さると、この子の大好きなキスをした。

「んぅ」

怒っているからか、キスをしている最中でも珍しく体を離そうと押し返してくるので、両手首を掴んで頭の横で押さえつけた。

「ヤキモチじゃないの?」

「…ん、まずは謝れよ。浮気してごめんなさいって。一応…つ、……き合ってんだから」

何処で照れてんだよと思う所でモゴモゴと言いにくそうにする姿を見てついムラっときた。

「分かった。勘違いさせてごめんね。けど安心して、ちゃんと断ったから。そしたら顔近付けてきたから避けようとしてこけちゃってさ。俺もまだまだだよ~」

「…!」

ニヤニヤしながらそう伝えると、カァッと一気に赤くなった顔。

「ごめんね、不安にさせちゃったみたいで。俺森本くんしか見えてないから安心して?…今日それをたっぷりと体に教えてあげるからね」

逃げようとした体を押さえつけながら耳元でそう告げると、ビクンと激しく俺の体の下で跳ねたのが分かった。

「…っ、」

相変わらず敏感な耳を優しく刺激してやると、ググッと手に力が入り、必死に逃げようとしている体。

「…ヤキモチ、可愛かったよ?」

「だ、から…違うっ」

「へぇ、違うの?自分からキスしてプンプン怒ってたくせに」

「ひ……っ!?…やっ……ぁぁぁ……」

吐息が掛かるように囁いながら優しく耳を舐めると、いつも通りの反応を見せてくれた。

「相変わらず耳弱いよね。…ヤキモチ妬いたの認めてくれたら少し手加減してあげるけど?」

「違…っ、違う…!ぁ…やめっ……」

「そっかそっか、違うの?」

耳を責めて少しずつ力が抜けてきたのを確認して、押さえつけていた両手を頭上で一纏めにして片手で押さえつけると、小さな音を立ててバタバタと暴れ出した。

「ほら、もっとちゃんと抵抗しないと。片手で楽に押さえられちゃうよ?」

耳の穴へ舌を差し込むと、ビクッと跳ねて更に力が抜けたのが分かった。

「ぅぁ……離し、て…っ」

「じゃあ認める?俺の事、結構好きだよね森本くんって」

「…る、さい!…ほっとけよ…お前は、どうなんだよ…」

「俺は森本くんの事、かなり好きだよ」

「……ん、」

素直に気持ちを告げると、強がりつつも嬉しそうにする表情が見えて更に欲情した。

(あー…可愛い…)

そう思いながら耳を責めると、やだやだと力無く呟いて俺の下でビクビク反応している。

「森本くんの口からも好きって聞きたいな」

「……っ」

「じゃあ素直にさせちゃおうかな」

「!?待って…やめて!手離せ!!」

俺のする事が分かったのかさっきよりも強い力で暴れ出した。それでも俺よりかは力が弱いので相変わらず片手で押さえ込む事が出来たので構わずに空いている手を服の中へ差し込むと、ビクンと一段と大きな反応を見せてくれた。

「はは、可愛い。脇腹弱いもんね」

サワサワと優しく片手でくすぐると、背中をのけ反らせて暴れる体。顔は真っ赤に染まり、フルフルと力無く首を振っている。

「早く言わないとこっちもくすぐっちゃうよ?今日ヤキモチ妬いたんだよね」

「ひゃぁ……やめ、やめてっ……手ぇ、離して…っ」

脇腹からこの子が苦手な脇へゆっくりと指を進めようとすると、ジタバタと激しく暴れ出した。

「そんなに暴れても無駄だよ」

少しずつ上へ移動した指で、コショコショと胸の横をくすぐると脇腹よりも激しい反応が返ってきた。

「あれ、ここも好きなの?可愛い」

「ひゃぅっ…やだ!やめ…っ、くすぐったい…そこやだっ、やだやだやだ!!」

「へぇ」

「ひゃあああ!離し…っ、あはっ、……離せ、離せってばぁ!!」

(やっば、可愛い…)

優しく同じ箇所をくすぐるとポロポロ泣きながらやだやだと叫び出した。

「森本くん、ヤキモチ妬きましたって言わないと一番弱い所、触っちゃうよ?」

「やめ…っ!妬いてないっ…違うからっ、自惚れんなよっ……」

「はいはい、分かったよ。じゃあ質問変えるね、俺のこと好き?」

「な……っ」

「いつもイク時に情熱的に言ってくれるじゃん。…ね、今聞きたいな」

トコトコと胸の横からこの子の一番弱い脇へ指を歩かせると、全力で腕を下げようとしたのでこちらも力を込めて押さえ込んだ。

「待っ……やめて!そこ嫌だ!!触んな!!」

「好きって言ってくれたら触んないよ?」

素直じゃないこの子が快感に呑まれる前にその言葉を言うはずはないのは分かっていたので、意地悪くそう言ってやると、きゅっと唇を噛み締めたのが見えた。

「言ってごらん?」

「……つ、付き合って…んだから、…分かるじゃん!言わせんなよ…っ」

この子からしたら頑張った方だが、純粋にいじめたい気持ちが勝ったので脇へ移動させて指を立ててやると、ビクンと激しく体が揺れた。

「…ぅああっ!やめ…っ!そこは…まじでやめてっ…あ、あ、ははは!っぅう、やだぁぁ…」

「こう触るともっと苦手だもんね」

クスクス笑いながら弱い触り方を徹底してやると、ブンブンと首を振って乱れてくれた。

「やだぁぁっ!あはははっ…ぅ、ぁぁっ…だめっ、やば、いっ…それやだ…!無理ぃっ…離せ…離してっ」

コショコショと5本の指で窪みや背中側の辺りも触ってやると、泣きながら叫び出して激しく体が揺れた。

「あはは、可愛い」

「ひゃぁっ…だめっ…!離せ…っ」

指を軽く立てて窪みを穿るように触れると、大口を開けて首を振っている。

「森本くん、すごいビクビクしてるよ」

「ぁはっ…あははは!やめっ…お願いそこやだぁぁ!」

「上半身は何処も敏感だもんね。こことか…ここも全部」

スルリと指を滑らせて脇腹を突くとビクンと激しく体が跳ねた。

「ぃあああッ!!」

ツンツンと人差し指で脇腹や胸の横、そしてもう一度腋に触れると相当くすぐったいのか暴れる力が強くなった。

「突くの苦手そうだね。でもこうやったら感じるもんね。どっちが好き?」

触れるか触れないかの強さで肌へ指を乗せ、ゆっくりと脇から脇腹を往復すると、大口開けて乱れていた顔に少しの快感が混ざった。

「やめっ…ぁはぁ…!あっ…ぁはっ、ンン、だめっ」

段々と快感が混ざった声になり、目もトロンとし始めて口元も緩み、眉もすっかりと下がってしまった。

「……可愛い、気持ちいね」

半開きになった唇にキスをすると、森本くんから絡めてくれた舌。

「んんぅぅ……っ」

脇から脇腹を優しく往復する様に指を滑らせると、塞いだ口から小さく漏れる声。

「好きだよ、森本くん。大好き…君だけが好きだよ」

唇を離して小さく伝えると、コクコクと泣きながら頷いてくれた。

「…森本くんも言って?」

「……っ俺は、あ、とで…言うから…もっと、キスして…もっと言って…」

「…はいはい分かったよ」

強請られるままに何度も愛を囁いてキスをすると、俺の体に当たる森本くんのモノ。ズボンの上からでも分かる程に大きくなっていた。

「凄い大きくなってるね」

「るせ……バカ…」

両手を押さえていた手を解放して下へ移動すると、ベルトを外して下着ごとズボンを脱がしてやった。

先端からは先走りが溢れ出したそこはとてもいやらしく主張しており、解放された手で顔を覆いながら恥ずかしそうにする姿はかなり唆られた。

「可愛い」

「…あんま見んな…!とっとと入れろよ…ッ」

「じゃあ入れるから自分で足大きく開いて?俺ローションの準備とかするから」

「な…っ」

ニヤニヤしながらそう言ってやると、耳まで真っ赤にしながら足を開いてくれた。近くに置いていたローションを手に取りながら観察していると、ヒクヒクと収縮している蕾。

「もっと開いてくんないと入れれない」

「てめ……」

「何?文句あるならしないよー?」

「相変わらず性格悪いな…」

「あはは、そんな俺の事大好きなくせに」

「……っ」

悔しそうに俺を睨みつけながら大きく開いてくれた足。羞恥なのか太腿は震えており、先端からは更に先走りが溢れ出していた。

「力抜いててね」

ローションをたっぷりとつけた指を挿入すると、すんなりと入る指。

「また一人で解してたの?」

「……っ」

素直に足は大きく広げたままで居ながらも、プイッと顔を背けるのが可愛くて一発で前立腺を擦ってやると、きゅぅぅっと指が締め付けられた。

「ぁ…っ、」

「一人で解してたの?…もしかして誰かに入れられた、とか?それならお仕置きしなきゃいけないなぁ」

「…ッン!あっ……ぁぁっ」

「答えて?…一人でしてたの?」

「…っるせ、もぉ…まじでっうるさい…バカ、ばかっ」

「あはは、ちゃんと答えないならお仕置き続行するよ」

「……ひぁぁっ」

前立腺だけを狙って優しく擦ると腰が跳ねてぎゅっとシーツを握り締めて耐える森本くん。

「…した、してたからぁ…入れて…もう無理…っ」

「いい子だね」

指を増やしてグリグリと前立腺を擦りながら、硬くなった二つの玉をくすぐると指の締め付けが強くなった。

「んん…っ!ん、」

震える足に優しくキスしながら指を動かすと、体全体に力が入り始め、少しずつ伸びる足首。

(中だけでイケるかな)

そう思いながらグリグリとナカを掻き回す指を早めると、甘い声と共に腰が何度も跳ねてピンと足首が伸びて指の締め付けも強まった。

「ぁっ、やっ……やだ、ぁぁっ」

いつもならここまでくるとイッているので、まだナカでのイキ方が分からない様子。強請ってくるまで待ちながら指で摘むように刺激した。

「ぁ…?ねぇ……っ、ねぇ、山田くんっイケ、ないっイケない…っまえ、前触って…!」

イケない事に混乱しているのか、自分で触る事もせずに俺へ強請り、ポロポロ泣いている。

「前って何処?」

「…意地悪、しないでっ…イキ、たいっ、山田くん!山田く…っ、ぁぁぁぁあっ!!」

グリグリと指を動かすとガクンと大きく体を跳ねさせながらシーツを握り締めて耐える体。全身に鳥肌が立ちながらもイケない苦しさで暴れており、顔は情けないくらいに悲しそうな表情だった。

流石にこれは可哀想かなと思いつつも、別に拘束しているわけでもないので続けていると、本格的に泣き始めてしまった。

「はいはい、泣かない泣かない」

「…っ、……イカ、せてっ…イキたいぃ……」

「自分で触ってみたら?」

「!」

そこで自由な体だったと思い出したのか、羞恥も感じずに自分で自身を扱き始めた。

(可愛いー…森本くんのオナニー)

「ぁっ…あ、ぁっ…」

声を漏らしながら必死に上下して今にも絶頂を迎えるというタイミングで指を引き抜き、オナニーしている手首を掴んでやめさせた。

「あ…っ?な、…何!?」

「オナニーはおしまいね」

「え…?やだ!!やだ、離して!」

「今からたっぷり愛してあげるね」

「…っ?」

寝転んでいた体を起こしてやり、準備を整えて俺のモノを森本くんへ当てがった。

「ひゃっ」

初めての座った状態での挿入に不安なのか、オナニーを忘れて俺にしがみついてきた。入れやすいように軽く尻を左右に拡げて挿入すると、慣らした甲斐もありすんなりと挿入出来た。

「ぁぁ…っ、深い…深い、山田くっ…」

「うん。座位は初めてだけど凄い気持ち良い。痛かったり怖いとかない?」

「んっ……怖、いっ、からまだ…動かないで…っ」

「うん。平気になるまでこうしてようね」

抱き締めたままキスすると、背中に回った手に力がこもった。嬉しそうにキスする表情はとても綺麗でずっと見ていられる。

「…森本くん。好きだよ」

「ん、んっ……俺、も……っ」

深くキスを交わしたながら、時折愛の言葉を囁いていると、ぎゅうっと締め付ける力が強くなった。

「…山田、くん。もう平気…動いて…」

「うん」

体を支えたままゆっくりと腰を動かすと、甘い声が耳元で聞こえてきた。森本くんの香りが気持ちを昂ぶらせて、早くも俺も余裕がない。汗ばんだ体を支えながら好きな箇所を突くように動かした。

「…ぁ、っ、そこ…そこ、好きっ」

ぎゅぅぅっと締め付けが激しくなると、素直に申告してくれた。

「うん…締め付け凄いし中もかなりあったかい」

「っ、そういうの、やめて…っ恥ずかしい…やだ」

「ん…ごめんね」

「…キス、して…」

トロトロになった表情で強請られれば拒絶なんて出来る筈もなく、沢山キスをしながら腰を動かした。

「…っ俺、」

「ん?」

「…学校、でっ…山田くんが他の人と居るの見て…っすごく、むかついた…っ!しかも、俺と、似てるって言われてる相手だったから余計…っ…俺の方が山田くんの事好きなのに…、誰にも触れさせたくないっ…好き、すっごく好き……だからもうそういう意地悪、はしないでっ」

ぎゅうっとしがみついて涙をポロポロ溢しながらそう訴える姿は我慢出来ない位に可愛い。締め付けが激しくなったからか、それとも俺のが今の言葉ででかくなったのか分からないが、中はとても窮屈で。力を抜くとすぐにでもイッてしまいそうになった。

「…意地悪したわけじゃないよ。本当に、バランス崩してああなっただけで。俺も森本くん以外に興味ないし、絶対に君以外に触れさせない。今後はあんな事ならないように気を付けるから許して。……大好きだよ」

「ん…っうん、触って…イキたい…」

「うん」

「ぁ…っ、…イク…山田くん…っ好きだよ、大好き…っずっと好きぃ…」

森本くんの大きく主張した自身を握り、ゆっくりと扱いてやると、先程我慢した分も大きく体を揺らしながら絶頂した。俺の腹に吐き出された白濁液は中々止まらなくて、その長さと同じ分中の締め付けも続き、俺も中で絶頂した。

「…はぁ」

しがみついてクタリと力尽きた森本くんを支えながらポンポンと背中を撫でると、触れるだけのキスをくれた。

「……お前、本当にエッチの時は意地悪だよな」

「森本くんが可愛すぎるからね。ヤキモチ最高だったよ」

「…性格悪。俺が同じ状況になっててもお前は何も思わなさそうだよな」

「はぁ?…んなわけないでしょ。相手が誰であろうとぶっ飛ばすよ」

「…へぇ、意外」

「俺も森本くんの事めちゃくちゃ好きだしね。…はい、降りて」

ずっと繋がったままでたまに動かれると反応してしまうので体勢を変えようとすると、それに気付いた森本くんはニヤリと笑った。

「?」

「たまには山田くんも俺に鳴かされろよ」

「は?…っん、」

絶頂した直後の気怠さで抵抗出来ずにいると、押し倒されて騎乗位の状態へ持って行かれた。

「ちょ…っ」

「んん…っ、またでかくなった。可愛い山田くん」

「ぁ…っ、ちょっと抜いて…っ待って、動かないで!」

締め付けられて上下されると再び大きくなる俺のモノ。イッたばかりのそれには刺激が強くてビクッと跳ねるも、お構いなしに動き続ける森本くん。

「あ…っ!ちょ、ちょっと…待っ、」

「はは、すげーレア。山田くんこそくすぐりって効いたりすんの?」

「はぁ?…も、本当退いて。後でめちゃくちゃ返す……ふっはは、やめ…っ」

脇腹をくすぐられると、最後まで言葉を伝える前に笑いが出た。

「ぅあっ…あはは!森本、くんっ…やめて、くすぐったいっ…あははっ」

「…その顔すげー間抜けで面白い」

「うるさいなぁ…ちょっと…もぉっ…ンン、イク、待って…イクっ、出るから、動き、止めて…ッ」

「いいよ。イッても。俺が中でイクまでやっちゃうー?」

「…っ、…んっ」

ビクンと体を痙攣させながら二度目の絶頂を迎えるも、森本くんはニヤニヤしたまま腰を動かし続けた。ついでに太腿もくすぐってくるので上手く抵抗が出来ずにされるがままになってしまった。

「あはっはは、ちょっと…やめっ…イッたって…抜いて…!手止めて…ッ」

「俺の事いじめた罰。暫くこのままね」

自分でコントロールして弱い箇所を外して動いているので、森本くんはまだまだ元気に腰を上下させてきた。

「あっ……やばい、本当…!やばい、漏れそうっ、やめて!やめっ…」

「まじで?…へぇ。潮吹き出来るんじゃない?」

「え…?嘘、待っ…森本くんが吹きなよっ…ぁ、…くそ…んんん……~~ッ、」

ぎゅっと目を瞑り、体が反応するままに吐き出すと、初めての潮吹きをした。もうゴムの意味もなさない状態になりつつ、何度も呼吸を繰り返すと漸く俺の上から退いてくれた。

「はは、ざまーみろ。潮吹きまでして可愛いねー山田くーん」

「……るさい…」

何度もイカされて動けないのでそっぽ向くと、ちゅっと音を立てて耳へキスされた。

「んん…っ」

ビクッと反応を示すと、キラキラとした瞳になったので慌てて逃げようとするも、何故か元気いっぱいの森本くんに覆い被さられた。

「もぉ…何、退いてよっ」

「いや、山田くんも耳弱いんだと思うと可愛くてさ」

「ひ…ぁ、」

「……好き」

「ん…っ」

「だーーいすき山田くん」

「も…何で今言うの…聞いた時に言ってよ…」

「山田くんは俺の事好きー?」

「めちゃくちゃ好きだよ…」

「あはは、流石に照れねーか」

「森本くんみたいに意地っ張りじゃないしね」

「別に俺も意地っ張りではねーよ。ただ…恥ずかしい、だけ」

「…もう。本当突然可愛くなるのやめてって…」

絶頂後の敏感な体が治り、体の反応が薄くなってきたからつまらなくなったのか森本くんは俺の上から降りて服を整え始めた。

(…俺の事いじめておいて終わりだと思ってんだ)

そう思いながらじっと見つめていると、動けずに居る俺の事を綺麗にし始めた。これはこれで嬉しいが、情けない気持ちが勝ってかなり悔しい。

「あはは、何か新鮮だな。うわ、ゴムどっろどろ。エロすぎ山田くーん」

存分に揶揄いながらも、後処理してくれた森本くんは手を洗いに洗面台へ行った。

「…絶対許さない」

少しずつ回復してきた体を起こしてタオルを握り締めた。


◇ ◆


「いやいやいや!いつもあれで終わりじゃん!何でまだ続けんの!?」

手を洗って戻ってきた森本くんは、ぐったりとした演技をする俺を揶揄いに近付いてきたので、一瞬の隙を狙って押し倒してタオルで両手を縛り付けた。すると焦ったように暴れ出す。

「すっげー腹立ったから」

「うおお…ご、ごめんごめん。山田くんってプライド高い性悪男だもんな」

「今の状況でよくそんなこと言えるね。ていうかそんな人が彼氏って事は君も変人になるよ」

両手を下ろせないように固定してやり、さっき整えていた服を再びはだけさせた。

「ご、ごめんって…!謝ったしもう良くない!?」

「さっき中でイクまでやっちゃうー?って言ってくれたから、させてもらうね?」

「……い、イキました。だから…もう…!」

「好きな所避けてたくせに。まぁ俺もすぐには復活出来ないから、それまでは君の体好きにさせてもらうよ」

シャツのボタンを全て外し、インナーの上から優しく胸をなぞると、ピクンと小さく体を揺らした。

「そういえば今日は胸触ってあげてなかったよね。ごめんね」

「んん…っ、いい…!いいからぁ…ッ」

乳首の周りをクルクルとなぞっていると、ぷくりとインナーが膨らみ出した。

「…森本くん、可愛い乳首が勃ってきたよ?」

「黙れ!!お前が触るからだろ!!」

「えー?まだ周りしか触ってないんだけど?」

「くっそてめぇ…さっきまでやめてー森本くぅんーとかほざいてたくせに!!」

「はぁ?そんな口聞いたらこの状況悪化すると思わないの?」

主張して分かりやすくなった乳首を爪でカリカリと引っ掻いてやると、ビクンと大袈裟に体が跳ね、頬が染まった。

「ぁ…っ!あ、っ」

森本くんは薄い服の上から触る方が感じるようなので、優しく両方の乳首を愛撫してやった。ジタバタ暴れる足に跨り、大した動きが出来ないようにすると、息を荒くして俺を見つめてくる。

「も…いいってぇ…」

「それは俺が決める」

「んん…っやだぁ…やだ、っはぁ……」

乳頭を優しく擽ったりなぞったりしていると、折角綺麗に履いたズボンは再び膨らみを取り戻した。

「脱がしてぇ……汚れちゃう…っ」

珍しく素直におねだりしてくれたので特に何も言わずに下着ごと脱がしてやった。

「元気になるの早いね」

「……だって…」

「だってなーに?」

「好きな人に触られたら…どんな時でも…感じる、し…」

「…素直だね」

「うん。俺、素直だろ?だからもう終わろう?」

(…こいつ)

素直になった理由が分かってしまえば優しくしようと思う気持ちもなくなった。

「そういう素直さは要らない。…けど、森本くんにしたらそれでもよく頑張った方だから言葉でいじめるのはやめたげるね」

「…ひゃっ!?ちょちょっ……ひゃぁっ!!」

インナーを捲り上げて膨れた乳首へキスをした後、脇腹へ指を持って行って優しくくすぐると激しい声が返ってきた。

「あっ、あ…ぁぁぁ!!待って…んはっあはっ…あぁぁっ…やめ、やめ、てッ」

舌先で乳首を転がしながら脇腹を揉んでみると、強い反応が返ってくる。ビクビクと腰を跳ねさせながら真っ赤になる姿は可愛い。

「ん」

乳首を優しく咥えて吸うと甘い声が混ざり、軽く甘噛みすると俺の体に濡れた股間が当たる。

「噛むなぁ…っだめ、それやだぁぁぁっ」

「これ?」

フニフニと優しく乳首に歯を立てると背中をのけ反らせて答えてくれた。

(指で触る時はあんまり激しいの好きじゃないのに噛むのは好きなんだ)

ちゅっと音を立てて吸ったりしながら油断した所で歯を立てたりして遊んでいると、次第に先走りの量が多くなってきた。

(言葉で責めるのはあんまり好きそうじゃないから言わないけど…すっごいなぁ)

下を見ながらそう思いつつ、脇腹から指を移動させて胸の横をくすぐると更に洪水が起こる。

「そ、こッ……やめて!無理!無理っ…無理だからぁっ…」

「はいはいここね」

「しゃ、べんなぁっ」

ダメ出しが多いが気にせずに愛撫を続けると、そろそろ限界なのかポロポロ泣きながら俺の名前を呼び始めた。

「イキ、たぃぃ…山田くん…っもうだめ…お願いっ…触って…もぉ上はやだぁ…ッ」

「俺がまだ完全復活出来てないからダメ」

指を脇へ移動させると更に激しく暴れ出して泣き叫んでいるが、気にせずにもう片方の乳首を愛撫した。

「胸…やだぁぁあ!!」

イキたくなるからか、乳首の攻めから必死に逃げようとするので、片手で摘んで優しく捏ねると声が激しくなった。

(すごい声大きいなぁ)

そんな事を思いながら両乳首と片方の脇を愛撫すると、シーツには凄いシミが溢れていた。

「もぉぉっ…やめて!やめてぇっ!!お願いっ無理っ、イキたい!焦らすな変態バカァァァッ」

(めちゃくちゃ余裕なくしてんじゃん)

面白い姿を眺めながらしつこく嫌だと叫ぶ上半身を責めると、全力で暴れて逃げまくる。

「逃げれないから大人しくしてたら?疲れるだけだよ」

「はぁ…っ…山田くん、お願いぃ…も…焦らさないでっ」

「む・り」

「うっぜぇぇ…てめぇ…ッ」

「うざいとか言う悪い子にはお仕置きしなきゃね」

「もう十分お仕置きじゃねーか…」

乳首を解放して腹部へ顔を近付けると、必死に腰を捩り始めた。

「確かお腹…というかお臍も弱かったよね」

「やめて!!やめて…っ」

「あはは、その焦った顔可愛い」

臍へキスを落とすとブンブン首を振ってやめてという声が聞こえてきた。ビクビクと痙攣する腹部を感じながら臍の周りを舌でなぞり、腰を撫でた。

「あっ…やめ…嫌だぁぁぁあ!!」

嫌がるのを無視して臍の穴へ舌を入れるとビクッと大きく跳ねる腰。唾液を含ませて奥まで舌先で弄ってやると何度も背を反らして反応を示してくれた。

脇腹を優しくくすぐりながら舌を臍へ軽く押しつけると、ぎゅうっと体全体に力が入り必死に堪えている表情。舌を抜いて周りを舐めたり全体を覆うようにキスしたりしていると、再び洪水状態の森本くんの股間。フルフルと自身は震えて視覚的にかなりエロい。

じゅっと音を立てて臍を吸い上げながら脇腹をくすぐっていた手を洪水して濡れたくっている裏筋に持って行った。

人差し指で裏筋やカリの部分を触ると、上からはかなり甘い声が聞こえてきた。

何度も裏筋を往復しながら二つの玉を手の平で包み込んで揉み込んだり、唇で臍を刺激すると、ピクンと自身が揺れた。限界を訴えるように先端からは透明な液が滴っている。

「ふぁぁ……っ」

とろっとろになった顔で甘い言葉を吐きながら息をする姿を見て、完全に俺も復活した。

最後に指を湿らせてクリクリと臍の穴を掻き回すと、ひゃあっと高い声を上げながら腰をびくつかせた。

いやらしく水音を響かせながら臍に入れた指を回すと、恍惚な表情で俺を見つめる瞳。

「可愛い」

「っふ…ぁぁ…もぉ…許してぇ……」

「よし。復活したから、中でイケるように頑張ろうか」

「え…?も、やだ!やだぁぁ!」

足を大きく開かせてもう一度ゴムを装着し、自身を当てがうと疲れたと叫びながら逃げるために腰を振っている。それを押さえつけながら挿入すると、先程よりも熱い体内。

(やっぱり焦らしたらこの子すごい敏感なるよなぁ)

腰を打ち付けて奥を擦ると、太腿に力が入り、足が閉じ始めた。膝を支えながら何度か奥を突くと強い締め付けが襲う。

(イッてんの?よく分かんないな)

「ひッ……ぁ!あッ……そこ、だめ…やっぁ、」

愛の告白がないのでイッてないと判断して何度も弱い箇所を擦ってみると、悲鳴に近い甘い声が響く。

「イケそう?」

「い、けっ…ないっ…たす、けっ…んはぁっ…ぁ!無理、体ぁっ…おかし、ッ、こわっ…い、山田くっ…山田くん…っ…」

「ごめん、いじめすぎたね。おいで」

腕を解くと、すぐに俺の首へ回る手。その手は震えており、体もガクガクと痙攣しているので動きを止めて落ち着くのを待った。

「山田くん…キス…して、」

「うん」

おねだりされるがままにキスすると、必死に絡めてくれる舌。

「もう…いじめ、ないで…っごめん、なさい…っ許してぇ……」

「もう俺の事攻めない?」

「攻めないぃ…っ多分、許してぇぇ…」

この状態でよく多分なんて言えるなと思いながらも、体は限界そうなのでキスしながら森本くん自身を扱いてやると、すぐにビクビクと跳ねて絶頂間際に見せる反応。

「イク…っ、山田くん…っ好き…!好き、すっ……んん!?」

イク間際で根元を掴んでみると、その手を離させようと力無い手が伸びてきた。

「てめ…っざけんなよ、離せ…っイカせろよっ」

「じゃあ俺のさぁ……」

──下の名前呼んでイッて?

「は……?何、言って……」

「呼んだ事ないじゃん。ね、呼んでみて?」

根元を掴んだままグリグリと先端を擦ってみると、やめろと叫びながら手を止めようと力無い手が妨害してきた。もちろん力が弱いので全く意味はなしていないが。

「~~……ッ!…ん、ぅぅっ苦しい、苦し…っ」

「ね、呼んでみて?──くん」

「な…ッ、ばかぁ…やめ、」

クスッと笑いながら森本くんの下の名前を呼んでみると、激しい締め付けと真っ赤になった顔を返してくれた。

「…可愛い、俺の名前も呼んでよ。付き合って結構経ったし、これからは下の名前で呼び合わない?」

「ん、んぅ…っ」

ユサユサと小さく腰を動かし、先端を人差し指でカリカリと引っ掻くと、我慢も限界なのか、ボロボロ泣きながら小さな声で俺の名前を呼んだ。

「…──っくん、…好き、…ッ、好きです…イカ、せて、お願い…っ、大好き」

「…よく出来ました」

キスをして根元の手を解くと、お互い同じタイミングで絶頂した。

「じゃあ森本くんも…潮吹きしようね」

「へ…?嘘…っぁ!いァァッ!?」

達した後で俺もかなり疲れてはいるが、さっきの仕返しも兼ねて奥をグリグリと刺激しながら、ヒクヒクと震える自身に手をかけた。

「やっ!あっ……うそ、待っ……ひゃあああ!!」

俺の手を止めようと伸びてくるも、相変わらず添えられて程度で邪魔にはならない。達したばかりの敏感な先端を指の腹で擦ると、面白い程に跳ねる体。痛くならないようにローションを追加しようかと思ったが、ぐっしょり濡れているので問題なさそうだった。

「ひぁぁぁあ!!ぃあっ、何…やだぁぁ!変っ…出ちゃう!出ちゃうからっやめて、やめっ」

「いいよ、出してよ。森本くんから出たものなら何でも愛してあげるよ」

腰をグッと押し付けて強い締め付けが襲ったタイミングで鈴口を刺激すると、森本くんは絶叫しながら背中をのけ反らせて勢いよく潮吹きをしてくれた。

手にかかった森本くんの体液を眺めながら、くたっと力尽きた体を支えて腰を打ち付けた。

「し、つっこ…いんだよッ…もっ、イッ、無理ッ、む"ッ…りだか、らぁぁっ!!」

「でも中ではイケてないでしょ?…俺も結構きついけど頑張るよ?」

「無理っ、はっぁ!ぁぁぁぁ!!やだぁぁぁっ!!」

部屋には暫く激しい声と肌のぶつかり合う音が響いた。


◇ ◆


「結局中だけの刺激じゃ無理だったね」

「ぶっ殺すぞ黙っとけ」

「そんなに怒らないでよ。そもそも森本くんが俺をいじめたから悪いんじゃん」

「森本くん!」

「え?」

「今俺の事また森本くんって呼んだ!下の名前で呼び合うのはどうなったんだよ!」

「…あー、そうだったね」

「今呼べよ」

「えぇ…」

賢者タイムでぐったりしている俺の所へやってきては、じっと見つめてくる。

「……っ」

さっきは意地悪も含まれていたので呼べたが、いざ呼ぶとなると気恥ずかしい。

「…ね、呼んでよ」

「……ま、また今度…ね」

近くに用意していた水を飲みながらそう言うと、森本くんも少し恥ずかしそうにしながらもぎゅっと抱き付いてきた。

「…名前呼ばれたの嬉しかったから、山田くんが呼べるようになったら呼んでほしい。二人の時だけでいいから」

「…」

そんな顔で言われると、喜ばせてあげたくなるけども。擦り寄ってくる森本くんを抱き締めて頭を撫でながら小さく名前を呼んでみると、情事中にしか見せない可愛い笑顔を見せてくれた。

「嬉しい、大好き…」

そう言って最後に俺の名前を囁きながら、ちゅっと触れるだけのキスが贈られた。

end.
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