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弱みを握られて
弱みを握られて①
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脅されて犯されちゃう話。最後は軽く快楽堕ち。
擽り/羞恥/筆/焦らし/電気あんま?/玩具/顔射/前立腺責/本番有
攻→羽柴先生
受→潤/視点
◇ ◆
「これ、山崎くんだよね?」
放課後、日直の仕事で一人教室に残っていた俺に声をかけてきたのは女子から人気がある爽やかな副担任の羽柴先生だった。
確認の言葉と共に見せられたのは、スマホの画面。そこに写っていたのは、若い男とラブホテルに入ろうとしている俺の写真だった。
一瞬だけ言葉を失ったが、爽やかな顔とは真逆のニヤついた教師の顔を見て腹が立ったので俺は強い眼差しで睨み返した。
「だんまり?この人誰?山崎くん、まだ高校生なんだしこんなホテルなんて行っちゃだめでしょ?」
一緒に写真に写っている男は、インターネットのゲームで知り合ったとても優しい大学生の男の人。
ゲーム内で話す内に仲良くなり、実際会ったのは結構前。そこからはリアルの友達よりも仲良くなって何度も何度も遊びに行った。
ラブホテルに誘ったのは俺からで、それはただの好奇心。実際にそういうホテルに入ってみたかっただけで、何もしていない。
だが、二人でそんな所に入っていく=そういうこと。中で何があったかなんて証明のしようがないわけで。
「この人の事は調べたけど、かなりいい大学に通ってるみたいじゃん。高校生を連れ込んだなんて知られたら、大変な事になるだろうね」
その言葉に、頬に伝う汗。なんて返事していいか分からずに唇を噛み締めると、先生は俺の耳元で小さく囁いた。
「--黙っててあげるから、俺とも行こうよ」
断れるはずもない俺は、無言のまま拳を握り締めた。
◇ ◆
「ちゃんと来てくれて嬉しいよ」
声をかけられた日はそのまま解散となり、指定されたのは休日の昼間。言われた通り約束の場所に訪れると、そこには私服で爽やかに微笑む先生。
「脅されてんだから来るしかないじゃん」
「脅すなんて言い方は良くないなぁ」
車の助手席に乗せられた俺は、そのまま先生と軽いドライブをする事になった。
車内の空気は最悪で、ただ嬉しそうに話す先生と、完全無視を決め込む俺。今から連れていかれる場所を考えると怖くて堪らないが、それを知られるのも嫌で必死に強気に振る舞った。
「着いたよ」
到着したのは、俺がお試しで行ったホテルとはランクが違うとてもお洒落な外観のホテル。手を引かれてロビーへ入ると、かなりの金額が表示されていた。
「ね、山崎くん。何処の部屋がいい?」
「…」
「そっか、だんまりなら俺が決めるね」
見る気も起こらないのでずっと俯いていると、手続きを済ませた先生に恋人繋ぎをされ、そのまま部屋へ連れていかれた。
中に入ると外観通りとても綺麗な内装。この前行ったホテルとは全く違う事に驚いた。
(来るならこんな奴じゃなくて将来出会うであろう可愛い恋人と来たかったわ)
そう思っても、もう後戻りは出来ない。荷物を置いてソファに座ると、先生も隣へ腰掛けた。
「俺さ、ずっと山崎……じゃなくて、潤くんの事気に入ってたんだ。だからずーっとこの人と仲良くするのムカついてた」
「…?」
「ずっと…潤くんの事監視してたんだ。だからホテルに入って行った時、めちゃくちゃ腹立ったよ」
ぎゅっと抱き締められて耳元でそんな恐怖な言葉を囁かれると、恐ろしくて堪らない。
(こいつ、ストーカーかよ)
そう思っても、振り払う事なんて出来なくて。俺はただ無言で先生の温もりに耐えた。
「ね、何処までしたの?最後までした?」
「…してねーよ。俺がただホテルに興味あるから入りたいっつっただけ。あの人はそんな俺の願いを叶えてくれただけだから、何もしないで」
「本当かな?エッチなホテルに入って何もないわけないよね?」
「…信じなくてもいいけど、俺が言った事は本当だから」
「そっか。大好きな潤くんだから信じてあげる。俺が潤くんの初めてになれるんだね」
抱き締められていた体が離れると、頬を染めて興奮した表情を向けられた。
どれだけ女子に好かれていようと、事実爽やかで格好良くても、今の俺にとってコイツは気持ち悪くて仕方ない。
「…好きだよ。初めて見た時一目惚れしたんだ。こんなに可愛い天使が居るなんて思わなかった。生徒に興味なんてなかったんだけどな。じゃあベッド行こうか」
蕩けた表情の先生に引っ張られてベッドに連れて行かれるとドサリと押し倒された。
「…はぁ、可愛い。ね、潤くんは何処が弱いの?」
覆い被さってくる教師が耳元でそう訊ねてくるが、自分の弱い場所なんて分かるはずもない。というか知りたくないしあって欲しくない。
「経験ないから分かんないか。じゃあ俺が一つずつ探してあげる。お洋服、脱がせてあげるから万歳して」
そっぽ向いたまま言われた通りに万歳すると、優しく服を脱がされた。
(乱暴に剥いでくれた方がいいんだけど)
変に丁寧にされると余計嫌だ。そう思ったが話しかけるのも嫌で無言で居ると、ちゅっと首筋にキスされた。
「チッ…」
「舌打ちじゃなくて可愛い声聞きたいんだけど」
カプリと首筋を甘噛みされても、ちょっと擽ったいなとしか思えない。
こんな事ならあの時、あの人に抱いてもらってた方が良かった。
「…チッ、うざい……」
甘い反応を見せない俺とこんな事をして何が楽しいのか。舌打ちと悪態しか吐かない俺をゆっくりと丁寧に攻める先生に苛々した。
「いいから静かにしてて」
首筋から鎖骨へ移動し、そこも甘噛みされても何も思わない。何度も舌打ちするのも面倒で癪だったが黙っていると、先生の手が脇腹辺りに触れた。
「…あっ」
その瞬間、自分でも驚く位に甘い声が出た。
「…ん?どうしたの」
俺が反応を示したからか、あっさりと鎖骨から離れた先生は優しく両手を脇腹に添えると、サワサワと撫で始めた。
「ぁ…っ!ちょ……っ」
「ふふ、擽ったい?」
「やめ…っ、…ん…」
添えられた手を掴んでもマウントポジションの様な形に持って行かれた今の状況では上手く引き離す事が出来なかった。
「ひゃ……んん…」
優しく脇腹を揉まれると、自分じゃない声が出た。微かなBGMだけが流れている部屋の中で、自分の声が響き渡り頬が染まる。
「やめ…!やっ……」
「脇腹苦手?擽ったい?」
擽ったいとは違う、ゾワゾワしたような感覚。なんて伝えたら良いか分からずにただ体を捩ってやだやだと首を振った。
「…その反応は擽ったいだけじゃなさそうだね」
すぅっと脇腹にあった手が上へ動くと、優しく胸の横辺りを撫でた。
「!!」
ビクンと体が跳ねて全力で阻止しようとすると、両手を一纏めにされて頭上でシーツに押し付けられた。
「腕も細いね。片手で余裕で押さえれちゃうや」
「やめて…っ!あっ……!」
サワサワと肌を撫でる手が動き出すと、ビクッと激しく跳ねる体。バタバタと手足を動かしても大した抵抗は出来ずにダイレクトに愛撫の刺激が脳へ送られた。
(やばい…擽ったいような、気持ち良いような…)
今まで感じた事のないような刺激に暴れても、逃げる事は叶わなかった。
「可愛い。…ね、潤くん。両方触りたいから自分の力で万歳出来る?」
「…多分無理。擽ったいから手下ろすと思う」
「そっか、残念。5分耐えてくれたら上半身だけで終わってあげようと思ったのに」
その言葉を聞いて、ピクッと眉が動いた。恐らく今の状況を楽しみたいだけだろうが、俺にとっては大きなチャンスでもある。
本当に解放してくれるか分からないが試してみる価値はある。
「…3分にして」
「いいよ。万歳出来る?下ろしたら好きにするよ?」
「3分だけなら何とか。ただし、耐えれたら本当に解放しろよ。教師なんだから、嘘吐くなよ」
「うん、勿論。じゃあ3分俺と勝負ね?」
「…うん。とっとと来いよ」
「分かった」
ニヤニヤ笑いながらスマホを用意した先生は、時間をセットすると俺の肌に手を添えた。
「潤くん。こちょこちょこちょ」
「んん……ッ、やめろ…っ」
「手震えてるよ?3分も我慢出来る?」
嫌がらせの如く耳元でボソボソと囁かれるとそれすらも変な感覚に変わる。ぞわっとした感覚に首を振りながら必死に耐えていると、手はこちょこちょと脇腹を擽った。
「…---ッ、く……」
「手下がってきてるよ?」
「るせーな…だまれ…っ」
「その顔やばぁ…いじめたくなるわ」
「ひゃあっ……あ!あッ」
こちょこちょと両サイドから脇腹を擽られると思いっきり抵抗しそうになったが、何とか持ち堪えて万歳をキープした。
「鳥肌すごい。真っ赤な顔で我慢しちゃって可愛い」
「ぁはぁ…!あっ…やめっ……もっと、ゆっくり、してぇ…っ」
「勝負中にそんな事出来ると思う?」
「あっ、あッ…!ぁはっ…やっ、やめっ…」
「擽ってるだけなのにそんなエッチな反応しないでよ…もっといじめたくなるじゃん?」
脇腹から胸元へ移動した手は、キュッと乳首を摘むと優しく捏ね回した。
「あっ!!やめろ!!」
気持ち良さもあるが、それ以上に触られると恥ずかしくて声を荒げるとニマニマと腹立たしい顔で乳首を捏ね回してくる。
「…っぁ、…やだ…!」
「ここ固くなってきてるよ?こちょこちょされるの気持ち良かった?」
「違…!違うからっ…やめて…!」
「やめて欲しかったらあと1分耐えようね?」
乳首を捏ねたり優しく爪で引っ掻いたりと慣れない刺激を与えられると、頭上にある手はプルプルと震え出した。
(あと、1分…!頑張れる!頑張れる!)
目を固く閉じて必死に頭の中で大丈夫だと唱えると、胸への刺激が変わった。
生温かいものが乳首に触れると、ちゅっと吸い上げられ、指は胸の横に添えられて優しく擽られた。
「ひっぁぁぁ!!」
我慢出来ない刺激に、胸元にある先生の頭を叩くとピピピ、とスマホから音が鳴った。
「残念。あとほんの数秒だったのにね」
「てめ……」
「じゃあ進めていくね。下も全部脱いで?…言う事聞かないと、どうなるか分かってるよね?」
スマホを操作して見せつけてきたのは、脅しに使われたラブホテルの写真。グッと唇を噛み締めて睨み付けると、俺から少し離れた所で傍観するニヤける先生。
その顔が腹立たしくて堪らなくて、プイと顔を背けながら自分のベルトに手をかけた。
いつもなら何も思わない作業なのに、人前でベルトを外してチャックを外すのが堪らなくて恥ずかしい。
震える手でズボンを下ろすと姿を見せたのは何故か少し反応した俺自身と、それを纏う灰色の下着。
「!」
それを見てブワッと顔が熱くなり、ズボンを戻そうとすると手を押さえつけられた。
「あれ?ちょっと濡れてる?もしかして漏らしちゃった?」
「んなわけねーだろ!離せ…!やめろっ!」
「脱げって言ったよね?早くやれよ」
「…くっそ」
真っ赤になったまま冷えてくれない顔を晒しながら、ズボンを足から取り払い、下着姿になった。
「後で全部脱いでもらうけど、濡らした下着も唆られるね。潤くん、パンツは履いたままでいいから足広げて?」
羞恥からなのか、視界が涙で潤んでくるも先生は行為をやめようとはせず、ただじっと俺を見つめて足を開くのを待っている。
「潤くん?」
「るさい…黙れよ」
顔を背けたまま、足を開いた。下着を履いていても関係なく今の格好は恥ずかしい。そう思えば思うほど、何故か下着が苦しくなっていく。
「可愛い……反応してるよ?何でかな?ここシミが濃くなってるよ」
ツンとシミが濃くなった先端部分を下着の上から触られるとビクッと体が跳ねて、恥ずかしさで足を閉じた。
「足閉じたらダメ。大きく開いて?」
「じゃあ…さわ、んな……」
「それは無理な相談だなぁ。ほら、早く開いて」
「……」
羞恥に震えながら足を開くと、その間に入ってきた先生の体。より近くでそこを見られると恥ずかしくてどうしても足が震えた。
「可愛いよ。ここも震えてる…恥ずかしい?」
「…はず、いに…決まってんだろ…」
「へぇ…耳まで真っ赤にしちゃって…やば。後でもっと恥ずかしい事してあげるからね?」
「これ以上やめろ…っ!もういいだろ!!」
「だーめ。まだ始まったばっかりなんだからさ」
俺の痴態を見ながらうっとりする先生は、スマホを操作すると俺にカメラを向けた。
「は…?何、やめっ…」
咄嗟に手で股間を隠すと、悪魔はニヤけた顔で呟いた。
「ピースしてカメラ目線ちょうだい?勿論恥ずかしい所は隠しちゃダメ」
「な、に言って……」
「いいの?あの大学生に迷惑かけても。写真一つであの子は終わっちゃうかもねぇ?」
「………」
確かに俺が頼んだけど高校生とラブホテルに行くあの人も悪かったんだ。「大人になってからね」とか、断る理由は山程あったはず。
あの人も同罪なんだ。だから、別に俺がここまであの人を守る必要なんてないはずなのに。
--なのに。
「ん、良い子だね」
俺は涙が零れ落ちるのを堪えながら、指でピースサインを作ってカメラの方を向いた。
何度も撮影音が響く中、俺は唇を噛み締めた。
「はぁ…やば、可愛い……次は万歳してエッチな腋でも見せてよ……」
学校内で人気を博し、人柄的にも持て囃された先生とは思えない発言にドン引きしながらも、俺は言われた通りに万歳した。
震える体と、結局零れ落ちてしまった涙は止まらないが、何故か下着は苦しいまま。湿り気のあるそこは気持ち悪くて、今にも脱いでしまいたかった。
「はい…最高に可愛かったよ。ありがとう」
俺にとっては長すぎる時間は漸く終わり、グズグズと鼻を啜りながら泣いていると、あやす様に頭を撫でられた。
「泣いてるくせに、こっちはビンビンだなんてとんだ淫乱っ子ちゃんだね」
「……黙れ」
「ふふ、そういう強気な所も最高。次はご褒美にいい事してあげる」
「ぁ……っ」
「潤くんのここ、あったかい。すごくシミも深いけど…恥ずかしい事が快感だった?」
「やぁ……それ、やめ…っ」
クルクルと下着の上から先端を擽られると堪らない気持ち良さに体が跳ねた。初めて人から触れられる箇所。自分で触るよりも何倍も気持ち良かった。
下着の上から軽く触られただけでこうなるなんて…もし、直接触られたら--。
「っ、…ん、ン、---っ、」
自分の口からは堪えられなかった切ない吐息が漏れた。恥ずかしい、でも気持ち良い。
どうせ抵抗出来ないならいっそ、完全に身を委ねてみようか。
そう思っても、先生の顔が視界に入ると理性がそれを阻止する。
「やめろ…触んな、ぁっ…」
「蕩けた声出しといてよく言うよ。まだ少し触っただけだよ?」
「ひゃぁ!!」
カリッと爪で優しく引っ掻かれると、シミが更に広がった。
「あーあ、また濡れちゃった」
「それっ、やっ!ぃぁッ!」
「男は先っぽが気持ち良いからね。潤くんもトロトロじゃん、顔もここも」
下着の上から形をなぞる様に動く指は、先端を擽ったり引っ掻いたり、裏筋を擦ってみたりと色んな動きを見せる。
「ぁ、やぁっ……あ、だめっ」
指が少しでも動く度に跳ねる腰は制御出来ず、ベッドが軋む音が響く。目の前がフワフワとした感覚に陥ると、体がどんどんと強張っていった。
(やばい…このまま続けられると…イク)
出したいけど出したくない。堕ちたいけど堕ちたくない。真逆の感情が頭を駆け巡る中、ぎゅっとシーツを握り締めるとふと刺激が止んだ。
→
擽り/羞恥/筆/焦らし/電気あんま?/玩具/顔射/前立腺責/本番有
攻→羽柴先生
受→潤/視点
◇ ◆
「これ、山崎くんだよね?」
放課後、日直の仕事で一人教室に残っていた俺に声をかけてきたのは女子から人気がある爽やかな副担任の羽柴先生だった。
確認の言葉と共に見せられたのは、スマホの画面。そこに写っていたのは、若い男とラブホテルに入ろうとしている俺の写真だった。
一瞬だけ言葉を失ったが、爽やかな顔とは真逆のニヤついた教師の顔を見て腹が立ったので俺は強い眼差しで睨み返した。
「だんまり?この人誰?山崎くん、まだ高校生なんだしこんなホテルなんて行っちゃだめでしょ?」
一緒に写真に写っている男は、インターネットのゲームで知り合ったとても優しい大学生の男の人。
ゲーム内で話す内に仲良くなり、実際会ったのは結構前。そこからはリアルの友達よりも仲良くなって何度も何度も遊びに行った。
ラブホテルに誘ったのは俺からで、それはただの好奇心。実際にそういうホテルに入ってみたかっただけで、何もしていない。
だが、二人でそんな所に入っていく=そういうこと。中で何があったかなんて証明のしようがないわけで。
「この人の事は調べたけど、かなりいい大学に通ってるみたいじゃん。高校生を連れ込んだなんて知られたら、大変な事になるだろうね」
その言葉に、頬に伝う汗。なんて返事していいか分からずに唇を噛み締めると、先生は俺の耳元で小さく囁いた。
「--黙っててあげるから、俺とも行こうよ」
断れるはずもない俺は、無言のまま拳を握り締めた。
◇ ◆
「ちゃんと来てくれて嬉しいよ」
声をかけられた日はそのまま解散となり、指定されたのは休日の昼間。言われた通り約束の場所に訪れると、そこには私服で爽やかに微笑む先生。
「脅されてんだから来るしかないじゃん」
「脅すなんて言い方は良くないなぁ」
車の助手席に乗せられた俺は、そのまま先生と軽いドライブをする事になった。
車内の空気は最悪で、ただ嬉しそうに話す先生と、完全無視を決め込む俺。今から連れていかれる場所を考えると怖くて堪らないが、それを知られるのも嫌で必死に強気に振る舞った。
「着いたよ」
到着したのは、俺がお試しで行ったホテルとはランクが違うとてもお洒落な外観のホテル。手を引かれてロビーへ入ると、かなりの金額が表示されていた。
「ね、山崎くん。何処の部屋がいい?」
「…」
「そっか、だんまりなら俺が決めるね」
見る気も起こらないのでずっと俯いていると、手続きを済ませた先生に恋人繋ぎをされ、そのまま部屋へ連れていかれた。
中に入ると外観通りとても綺麗な内装。この前行ったホテルとは全く違う事に驚いた。
(来るならこんな奴じゃなくて将来出会うであろう可愛い恋人と来たかったわ)
そう思っても、もう後戻りは出来ない。荷物を置いてソファに座ると、先生も隣へ腰掛けた。
「俺さ、ずっと山崎……じゃなくて、潤くんの事気に入ってたんだ。だからずーっとこの人と仲良くするのムカついてた」
「…?」
「ずっと…潤くんの事監視してたんだ。だからホテルに入って行った時、めちゃくちゃ腹立ったよ」
ぎゅっと抱き締められて耳元でそんな恐怖な言葉を囁かれると、恐ろしくて堪らない。
(こいつ、ストーカーかよ)
そう思っても、振り払う事なんて出来なくて。俺はただ無言で先生の温もりに耐えた。
「ね、何処までしたの?最後までした?」
「…してねーよ。俺がただホテルに興味あるから入りたいっつっただけ。あの人はそんな俺の願いを叶えてくれただけだから、何もしないで」
「本当かな?エッチなホテルに入って何もないわけないよね?」
「…信じなくてもいいけど、俺が言った事は本当だから」
「そっか。大好きな潤くんだから信じてあげる。俺が潤くんの初めてになれるんだね」
抱き締められていた体が離れると、頬を染めて興奮した表情を向けられた。
どれだけ女子に好かれていようと、事実爽やかで格好良くても、今の俺にとってコイツは気持ち悪くて仕方ない。
「…好きだよ。初めて見た時一目惚れしたんだ。こんなに可愛い天使が居るなんて思わなかった。生徒に興味なんてなかったんだけどな。じゃあベッド行こうか」
蕩けた表情の先生に引っ張られてベッドに連れて行かれるとドサリと押し倒された。
「…はぁ、可愛い。ね、潤くんは何処が弱いの?」
覆い被さってくる教師が耳元でそう訊ねてくるが、自分の弱い場所なんて分かるはずもない。というか知りたくないしあって欲しくない。
「経験ないから分かんないか。じゃあ俺が一つずつ探してあげる。お洋服、脱がせてあげるから万歳して」
そっぽ向いたまま言われた通りに万歳すると、優しく服を脱がされた。
(乱暴に剥いでくれた方がいいんだけど)
変に丁寧にされると余計嫌だ。そう思ったが話しかけるのも嫌で無言で居ると、ちゅっと首筋にキスされた。
「チッ…」
「舌打ちじゃなくて可愛い声聞きたいんだけど」
カプリと首筋を甘噛みされても、ちょっと擽ったいなとしか思えない。
こんな事ならあの時、あの人に抱いてもらってた方が良かった。
「…チッ、うざい……」
甘い反応を見せない俺とこんな事をして何が楽しいのか。舌打ちと悪態しか吐かない俺をゆっくりと丁寧に攻める先生に苛々した。
「いいから静かにしてて」
首筋から鎖骨へ移動し、そこも甘噛みされても何も思わない。何度も舌打ちするのも面倒で癪だったが黙っていると、先生の手が脇腹辺りに触れた。
「…あっ」
その瞬間、自分でも驚く位に甘い声が出た。
「…ん?どうしたの」
俺が反応を示したからか、あっさりと鎖骨から離れた先生は優しく両手を脇腹に添えると、サワサワと撫で始めた。
「ぁ…っ!ちょ……っ」
「ふふ、擽ったい?」
「やめ…っ、…ん…」
添えられた手を掴んでもマウントポジションの様な形に持って行かれた今の状況では上手く引き離す事が出来なかった。
「ひゃ……んん…」
優しく脇腹を揉まれると、自分じゃない声が出た。微かなBGMだけが流れている部屋の中で、自分の声が響き渡り頬が染まる。
「やめ…!やっ……」
「脇腹苦手?擽ったい?」
擽ったいとは違う、ゾワゾワしたような感覚。なんて伝えたら良いか分からずにただ体を捩ってやだやだと首を振った。
「…その反応は擽ったいだけじゃなさそうだね」
すぅっと脇腹にあった手が上へ動くと、優しく胸の横辺りを撫でた。
「!!」
ビクンと体が跳ねて全力で阻止しようとすると、両手を一纏めにされて頭上でシーツに押し付けられた。
「腕も細いね。片手で余裕で押さえれちゃうや」
「やめて…っ!あっ……!」
サワサワと肌を撫でる手が動き出すと、ビクッと激しく跳ねる体。バタバタと手足を動かしても大した抵抗は出来ずにダイレクトに愛撫の刺激が脳へ送られた。
(やばい…擽ったいような、気持ち良いような…)
今まで感じた事のないような刺激に暴れても、逃げる事は叶わなかった。
「可愛い。…ね、潤くん。両方触りたいから自分の力で万歳出来る?」
「…多分無理。擽ったいから手下ろすと思う」
「そっか、残念。5分耐えてくれたら上半身だけで終わってあげようと思ったのに」
その言葉を聞いて、ピクッと眉が動いた。恐らく今の状況を楽しみたいだけだろうが、俺にとっては大きなチャンスでもある。
本当に解放してくれるか分からないが試してみる価値はある。
「…3分にして」
「いいよ。万歳出来る?下ろしたら好きにするよ?」
「3分だけなら何とか。ただし、耐えれたら本当に解放しろよ。教師なんだから、嘘吐くなよ」
「うん、勿論。じゃあ3分俺と勝負ね?」
「…うん。とっとと来いよ」
「分かった」
ニヤニヤ笑いながらスマホを用意した先生は、時間をセットすると俺の肌に手を添えた。
「潤くん。こちょこちょこちょ」
「んん……ッ、やめろ…っ」
「手震えてるよ?3分も我慢出来る?」
嫌がらせの如く耳元でボソボソと囁かれるとそれすらも変な感覚に変わる。ぞわっとした感覚に首を振りながら必死に耐えていると、手はこちょこちょと脇腹を擽った。
「…---ッ、く……」
「手下がってきてるよ?」
「るせーな…だまれ…っ」
「その顔やばぁ…いじめたくなるわ」
「ひゃあっ……あ!あッ」
こちょこちょと両サイドから脇腹を擽られると思いっきり抵抗しそうになったが、何とか持ち堪えて万歳をキープした。
「鳥肌すごい。真っ赤な顔で我慢しちゃって可愛い」
「ぁはぁ…!あっ…やめっ……もっと、ゆっくり、してぇ…っ」
「勝負中にそんな事出来ると思う?」
「あっ、あッ…!ぁはっ…やっ、やめっ…」
「擽ってるだけなのにそんなエッチな反応しないでよ…もっといじめたくなるじゃん?」
脇腹から胸元へ移動した手は、キュッと乳首を摘むと優しく捏ね回した。
「あっ!!やめろ!!」
気持ち良さもあるが、それ以上に触られると恥ずかしくて声を荒げるとニマニマと腹立たしい顔で乳首を捏ね回してくる。
「…っぁ、…やだ…!」
「ここ固くなってきてるよ?こちょこちょされるの気持ち良かった?」
「違…!違うからっ…やめて…!」
「やめて欲しかったらあと1分耐えようね?」
乳首を捏ねたり優しく爪で引っ掻いたりと慣れない刺激を与えられると、頭上にある手はプルプルと震え出した。
(あと、1分…!頑張れる!頑張れる!)
目を固く閉じて必死に頭の中で大丈夫だと唱えると、胸への刺激が変わった。
生温かいものが乳首に触れると、ちゅっと吸い上げられ、指は胸の横に添えられて優しく擽られた。
「ひっぁぁぁ!!」
我慢出来ない刺激に、胸元にある先生の頭を叩くとピピピ、とスマホから音が鳴った。
「残念。あとほんの数秒だったのにね」
「てめ……」
「じゃあ進めていくね。下も全部脱いで?…言う事聞かないと、どうなるか分かってるよね?」
スマホを操作して見せつけてきたのは、脅しに使われたラブホテルの写真。グッと唇を噛み締めて睨み付けると、俺から少し離れた所で傍観するニヤける先生。
その顔が腹立たしくて堪らなくて、プイと顔を背けながら自分のベルトに手をかけた。
いつもなら何も思わない作業なのに、人前でベルトを外してチャックを外すのが堪らなくて恥ずかしい。
震える手でズボンを下ろすと姿を見せたのは何故か少し反応した俺自身と、それを纏う灰色の下着。
「!」
それを見てブワッと顔が熱くなり、ズボンを戻そうとすると手を押さえつけられた。
「あれ?ちょっと濡れてる?もしかして漏らしちゃった?」
「んなわけねーだろ!離せ…!やめろっ!」
「脱げって言ったよね?早くやれよ」
「…くっそ」
真っ赤になったまま冷えてくれない顔を晒しながら、ズボンを足から取り払い、下着姿になった。
「後で全部脱いでもらうけど、濡らした下着も唆られるね。潤くん、パンツは履いたままでいいから足広げて?」
羞恥からなのか、視界が涙で潤んでくるも先生は行為をやめようとはせず、ただじっと俺を見つめて足を開くのを待っている。
「潤くん?」
「るさい…黙れよ」
顔を背けたまま、足を開いた。下着を履いていても関係なく今の格好は恥ずかしい。そう思えば思うほど、何故か下着が苦しくなっていく。
「可愛い……反応してるよ?何でかな?ここシミが濃くなってるよ」
ツンとシミが濃くなった先端部分を下着の上から触られるとビクッと体が跳ねて、恥ずかしさで足を閉じた。
「足閉じたらダメ。大きく開いて?」
「じゃあ…さわ、んな……」
「それは無理な相談だなぁ。ほら、早く開いて」
「……」
羞恥に震えながら足を開くと、その間に入ってきた先生の体。より近くでそこを見られると恥ずかしくてどうしても足が震えた。
「可愛いよ。ここも震えてる…恥ずかしい?」
「…はず、いに…決まってんだろ…」
「へぇ…耳まで真っ赤にしちゃって…やば。後でもっと恥ずかしい事してあげるからね?」
「これ以上やめろ…っ!もういいだろ!!」
「だーめ。まだ始まったばっかりなんだからさ」
俺の痴態を見ながらうっとりする先生は、スマホを操作すると俺にカメラを向けた。
「は…?何、やめっ…」
咄嗟に手で股間を隠すと、悪魔はニヤけた顔で呟いた。
「ピースしてカメラ目線ちょうだい?勿論恥ずかしい所は隠しちゃダメ」
「な、に言って……」
「いいの?あの大学生に迷惑かけても。写真一つであの子は終わっちゃうかもねぇ?」
「………」
確かに俺が頼んだけど高校生とラブホテルに行くあの人も悪かったんだ。「大人になってからね」とか、断る理由は山程あったはず。
あの人も同罪なんだ。だから、別に俺がここまであの人を守る必要なんてないはずなのに。
--なのに。
「ん、良い子だね」
俺は涙が零れ落ちるのを堪えながら、指でピースサインを作ってカメラの方を向いた。
何度も撮影音が響く中、俺は唇を噛み締めた。
「はぁ…やば、可愛い……次は万歳してエッチな腋でも見せてよ……」
学校内で人気を博し、人柄的にも持て囃された先生とは思えない発言にドン引きしながらも、俺は言われた通りに万歳した。
震える体と、結局零れ落ちてしまった涙は止まらないが、何故か下着は苦しいまま。湿り気のあるそこは気持ち悪くて、今にも脱いでしまいたかった。
「はい…最高に可愛かったよ。ありがとう」
俺にとっては長すぎる時間は漸く終わり、グズグズと鼻を啜りながら泣いていると、あやす様に頭を撫でられた。
「泣いてるくせに、こっちはビンビンだなんてとんだ淫乱っ子ちゃんだね」
「……黙れ」
「ふふ、そういう強気な所も最高。次はご褒美にいい事してあげる」
「ぁ……っ」
「潤くんのここ、あったかい。すごくシミも深いけど…恥ずかしい事が快感だった?」
「やぁ……それ、やめ…っ」
クルクルと下着の上から先端を擽られると堪らない気持ち良さに体が跳ねた。初めて人から触れられる箇所。自分で触るよりも何倍も気持ち良かった。
下着の上から軽く触られただけでこうなるなんて…もし、直接触られたら--。
「っ、…ん、ン、---っ、」
自分の口からは堪えられなかった切ない吐息が漏れた。恥ずかしい、でも気持ち良い。
どうせ抵抗出来ないならいっそ、完全に身を委ねてみようか。
そう思っても、先生の顔が視界に入ると理性がそれを阻止する。
「やめろ…触んな、ぁっ…」
「蕩けた声出しといてよく言うよ。まだ少し触っただけだよ?」
「ひゃぁ!!」
カリッと爪で優しく引っ掻かれると、シミが更に広がった。
「あーあ、また濡れちゃった」
「それっ、やっ!ぃぁッ!」
「男は先っぽが気持ち良いからね。潤くんもトロトロじゃん、顔もここも」
下着の上から形をなぞる様に動く指は、先端を擽ったり引っ掻いたり、裏筋を擦ってみたりと色んな動きを見せる。
「ぁ、やぁっ……あ、だめっ」
指が少しでも動く度に跳ねる腰は制御出来ず、ベッドが軋む音が響く。目の前がフワフワとした感覚に陥ると、体がどんどんと強張っていった。
(やばい…このまま続けられると…イク)
出したいけど出したくない。堕ちたいけど堕ちたくない。真逆の感情が頭を駆け巡る中、ぎゅっとシーツを握り締めるとふと刺激が止んだ。
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