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【番外編】大不正解(東儀×神楽)
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ぐちゅ。
己の体に捩じ込まれた竜太のものに神楽は内蔵を圧迫される息苦しさに耐えながら短く浅い呼吸を繰り返した。正常位の格好で思いの外簡単に竜太を受け入れた神楽の体はそれでも結合部分が悲鳴をあげ、痛みを伴うほど竜太のものを締め付けるが、その締め付けさえも自身を昂らせる材料だと言わんばかりに竜太は恍惚とした表情で神楽を見下ろす。
「ええ眺めやな…」
痛みか快楽か、神楽は苦しげに顔を歪ませるが、それでも竜太の愛撫に素直に反応してやるつもりはないと鋭い視線で睨み返す。竜太に与えられる甘い痺れに屈服などしないというように、それは挑発的なものだった。
堕ちるな、堕ちるな…。
神楽は自分に言い聞かせる。
「…とっとと抜けよ…」
「そういう素直やないとこ変わってないんやな……ほんま、かわええ…」
暴かれる体に悪態をつけば、それすらも竜太の劣情を煽り立て腰を動かすと神楽は一気に脳天まで走る痺れに体を仰け反らせた。
「ひぁっ!!な、なにしやがっ…あっ!!はっ…あ、ゃ…あつ…」
「ここ、擦られんのアキ好きやったよなぁ?」
「ひっ、ん!!ゃ、やめっ…あっ、んん…」
竜太に与えられる刺激をいくら回避しようとも、過去に躾られた身体は無慈悲にもそれを許してくれず。前立腺を容赦なく突かれれば嬌声は唇を割り、ねだるように神楽の腰を揺らす。
「あ、ゃ…や、だっ、あぁ…ん、んんっ…」
毒されるまま体の脇にある竜太の腕に無意識に腕を絡ませると神楽は一瞬、安心したように目尻を下げた。
「ふっ、煽んなって…」
「ぅあっ!!ああっ!!ゃ、離せっ…」
それに気をよくした竜太は昂る神楽のものを手で強く握ると神楽は悲鳴をあげ体を大きく跳ねさせた。
「昔はドライでイケたよな?」
「ゃ…やめ、ぃゃだっ…あっあっあぁぁっ!!」
根本を握り締められ射精を禁じられたまま中を擦られ絶頂すると、その強すぎる痺れに体を小刻みに震わせた。その様子に満足気に嗤う竜太は弛緩しベッドに沈む神楽の腰を掴み繋がったままのもので容赦なくピストンを再開させると、神楽は体を仰け反らせ縋るようにシーツを握り締めもがいた。
「あっ!…ゃ、いゃっ…あっぁ、むり…ふぁ…ぁんん…」
「甘い声が漏れとるよ?今度は一緒にイこぉな…?」
「ゃっ…ぁ、あっあぁぁ…くっ、ぁ、あぁぁっ!!」
最奥を穿ち熱を帯びた白濁を中に放った瞬間、押さえ込んでいた神楽のものを解放させると勢いよく精を放ち神楽は気怠い体をベッドに沈めたまま肩や背中を大きく上下させながら短く浅い呼吸を繰り返す。常ならば白い肌が今は紅潮しているため、神楽自身が腹に吐き出した白濁が映え、虚ろな表情とともに竜太の情欲を煽る。
「…もう、しな…ぃ……」
煽られるままに鎖骨や胸にキスを降らしていた竜太は鋭さを取り戻しつつある瞳を見下ろした。
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