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孝利は、平日の深夜、仕事に出るようになった。
今日は金曜日。この家に来てから、丁度一週間だった。明日で、今月も終わり。孝利の仕事は、今夜で一応は一区切りつきそうだった。
クリスマスが終わったら、すぐに正月の飾りつけと、孝利の年末スケジュールはびっしりだったが。
お弁当をと思ったけれど、食べてる暇がないほど忙しいそうで、帰ったら食べるから、朝食を軽く用意してほしいと言った。そして、食べたら昼頃まで眠るのだ。その後は、おやつと夕ご飯を食べて出勤。自分は、淋しくないつもりだったが、アンはリズムが変わったことを敏感に察知して、少し落ち着きがなかった。
体力を使う仕事。孝利は、指示だけするのではなく、自ら高いところの仕事をしているようで。安全策は取っているらしいが、落ちはしないかと心配していた。今まで、怪我無くやってきたのだろうから、無用な心配ともいえたが。
やはり、孝利が夜いないと、自分もなんだか「留守番」の意識が高くなり、眠れずにいた。まさかこんなマンションの高層階に、泥棒もないだろう。セキュリティーは厳重だ。
「アンー。遊んでやるから、おもちゃとってきな。」
もっぱら、遊び相手はアンだ。アンは、まるで犬のように、猫じゃらしを咥えてくることを覚えた。それが面白くて、十回ほど投げてやる。大きいとはいえ、まだまだ子猫。遊び足りないと、脛に頭突きしてくる。普段は、床暖房の入った床で、ぬくぬくゴロゴロ過ごしているから、少しでも運動になればと思っているが、正直その床が爪で傷つくのが怖くて、あまり長くは遊ばないようにしていた。
カチャリ・・・。
玄関のロックが外れる音がして、孝利が帰ってきた。
「おかえりなさい。寒かったでしょう?お風呂できてますよ。」
時間を見計らって、朝、風呂を沸かすのも日課になっていた。
「おつかれさま。」
と、コートを預かり、ハンガーにかける。
「ただいま。・・・変わりない?ご飯何?」
お腹が空いているようで。
「オムレツか、目玉焼きです。あと、サラダとカップスープと、ご飯かトースト。」
「今日はご飯の気分。あと、目玉焼きはレアにして。」
注文に、いそいそと孝利が用意したエプロンをつけようとした。すると、お風呂、一緒に入る?と問うてきた。
「俺がいない間に、一人でしてる?それとも、溜まってる?」
「あ・・・溜まって・・・ます。」
孝利を相手に嘘がつけなかった。最期にしてもらったのは、孝利の部屋で、舐められて以来だ。その後は、自分でしようとしてみたが、与えられた快感の記憶が強すぎて、物足りないままイケずに終わっていた。
「・・・荷物、届いたでしょう?ローション入ってるから、持っておいで。お風呂でしてあげよう。・・・指、入れていいかな?」
指・・・入れるって、お尻だよね。アレ、しなくていいのかな、浣腸。
固まっていると、孝利が不思議そうな顔をした。
「気持ちよくしてあげるよ?嫌?」
「あ、気持ちいいのは・・・好きです。そうじゃなくて、トイレ・・・。」
トイレ、で分かってくれたようで。孝利は、あぁそうか、と首を傾げた。
「浣腸?初めて?」
「すごく小さいころに、病院でされたことはあるんですけど、自分ではしたことなくて。怖いっていうか・・・。」
「してあげようか?」
指、を入れるには、した方がいいと思う。いや、そもそも指なんて入れられちゃっていいのかな。
「あの・・・指、って痛くない?」
「・・・と思う。あ、爪。ヤスリかけておこうね。」
言いながら孝利は、洗面所の方へと行ってしまった。その間に、まずは浣腸をする覚悟を決めろと言うことだ。
「うえー・・・。こわいよ・・・。」
普通に市販されてるし、便秘の人は使ってる人もいるだろうから、怖いものではないのだろうが。初めてのようなものだし、不安感が強い。
そうこうしているうちに、孝利が戻ってきた。
「どうする?・・・お風呂なんだし、手は洗えば済むことだから、とりあえずなしでやってみる?」
「なしで・・・できるもんなんですか?」
できるならそうしたい。というか、指を入れられたいのか自分は!
泣きそうな顔をしていると思う。
「刺激するからね。もし、中にたまってたら、刺激で急な便意が来て、トイレ間に合わない、なんてこともあるみたいだよ?」
間に合わない?
「それって、お風呂で出ちゃうってこと?」
まぁそう。と孝利は頷いた。片付け大変そうだよねぇ、と。
「しかも、してるとこ、俺に見られちゃうわけだ。
どう思う?」
そういうプレイの趣味はないなぁ、とまた孝利が笑う。
「・・・します・・・。」
してほしいんじゃない。これは総合的に判断した結論なの!と、自分に言い聞かせる。
決してしてほしいんじゃないと。
けれど、孝利はトイレに一緒に入る気満々の様子で。
「見たいな。タマの恥ずかしいところ。」
ねぇ、タマいいでしょう?とトイレに押し込められる。
「持ってくるから、そこで待ってて。」
もしかして、孝利がお尻に?これから指を入れようって言うんだから、それに比べたら、浣腸の薬液を注入するくらい、たやすいことなのかもしれないが。
「・・・やだ。」
目が潤んでいるのがわかる。恥ずかしい。なんで自分は動けずに、大人しく言うことを聞いているんだろう。これじゃまるでペットだ。
恋人なんじゃなかったの?
なんで「マテ」させられてるの?
ほどなくして、孝利がピンク色の球状のものを持ってやってきた。ほら、と手のひらを開いて見せられる。
「この液をお尻に入れると、三分くらいでお腹が動いて、出したくなるみたい。五分くらいは我慢した方が、キレイに出せるみたいだよ。」
さぁ、してみようか、とデニムを脱ぐように言われる。
「まって、まだ心の準備できてない・・・。」
「大丈夫。すぐ済むみたいだから、こわがらないで?」
「・・・出してるところは見ないよね?」
涙がこぼれそうになっていた。
「見ないよ。そういうプレイは趣味じゃない。これは、初めてだからしてあげるだけ。あとは覚えて自分でするんだよ。」
孝利の言葉に、少しホッとして、おずおずとズボンを降ろす。すると、孝利がパンツに手をかけた。
「あっ!」
するんと脱がされてしまい、声が上がる。
「かわいい。壁に手をついて、少し前かがみになってくれる?・・・うん。いいね。ここもピンク色だ。」
言いながら、指先でなぞられた。
「やだ。汚いです。」
「言ったでしょう?洗えば済むことだって。それに、タマのココ、かわいいよ。ちょっとぴくぴくしてる。期待してるの?」
「浣腸に期待はできないです。緊張してるんです。」
「こわくないよ。」
そううそぶいて、孝利はパッケージを破いた。中から取り出したそれのキャップを便座の蓋に置く。
「入れるね。力抜いてて。」
そっと細いものが差し込まれた。それだけなのに、異物感はそうとうで。
「痛くない?」
頷くと、じゃぁ薬入れようね、と孝利が耳元に囁いた。
それに気を取られているうちに、ぷちゅーと音がして、中に冷たい薬液が注がれた。
「つめた・・・い。」
「ごめんね。もうちょっとで全部入るから。」
今度の時は少し温めてから使おうか、などど、のんきなことを言っている。
薬液を入れ終わり、管が抜かれると、下着を上げていいよ、と孝利が言った。
「あれ?半立ち・・・?」
「え?うそぉ・・・。」
下着を上げようとした手を止められる。股間をまじまじと見られて、また泣きそうになった。そこは少しだけ立ち上がりかけていた。
「なんでこんなので?」
「タマは変態だなぁ。」
孝利に言われたくない。
「あ、やばい。お腹痛くなってきたかも。」
「ほんと?お腹痛くなるんだ?ごめん。知らなかったから。」
そんなのはどうでもいい。
「あのっ、出したいかも。孝利さんドア閉めて!」
「まだ二分と経ってないよ。がまんがまん。」
お尻の中が冷たい。どうしたって変な感じに加え、便意も来た。
うそ!こんなに早いの?
我慢なんてできない!
堪えられなかった薬液が、つーっと漏れ出た。
「も、だめ!漏れちゃう!漏れちゃうからぁ!」
大急ぎで孝利を追い出すと、便座に座る、それと同時に、ぷしゃぁっと入れられた薬液が排泄される。お腹はどんどん痛くなり、吐き気を催した。きゅるきゅるとお腹が鳴いたかと思うと、すごい勢いで、お腹の中ものが出てきた。
「いった・・・。」
これはキツイ。
でも、入っていたものの量を考えると、これをせずに孝利の指を受け入れることなどできなかった。
絶対汚してた。最悪、風呂場でこの状態だ。良かったというべきか・・・。
止まるまで吐き出して、お腹をさすりながらトイレから出る。すると、ソファーで待っていた孝利が、走り寄ってきた。
「大丈夫?・・・お腹痛くなるなんて・・・。」
「大丈夫じゃないけど、大丈夫です。」
腹痛はなんとか収まっていた。
「ネットで調べた。お腹痛くなる人多いみたい。ごめんね。」
見ると、テーブルにタブレットが置いてある。トイレに籠っている間に調べたのだろう。
「もう大丈夫なのかな?」
頷くと、少し休んでからお風呂入ろうね、と頭を撫でられた。
なでなでされて、少し怒っていた気持ちも和らいでくる。
これじゃほんとに、アンの扱いと変わらないじゃないか。
手を引かれて、ソファーに座る。すると、テーブルには出しっぱなしの手紙が一通置いてあった。
「あ、それ・・・同窓会の?」
「あぁ・・・うん。でも、毎年、正月の三日なんだよ。七日くらいまで正月気分でいてくれたらいいんだけど、結構ディスプレイ変わるから、仕事が増え始める時期で・・・行けないな。返事出さなきゃ。」
欠席で、か。なんだか淋しい気持ちになってしまった。
「僕と、アンがいますよ。」
「アンはともかく、里帰りしないの?」
「親はまだ、ハウスキーパーのつもりでここに置いてるんだし・・・帰る理由ないですよ。」
言うと、孝利は、そうか、と頷いた。
「恋人になりましたなんて、言えないものね。」
そう。しかもこれは期間限定の恋人だ。半年だけの。
終わるまでに、えっちなことをどこまで済ませるんだろう。
最期までしちゃって、後悔・・・しないかな・・・。
とりあえず、今日は本番じゃないけれど。
「そろそろお風呂、入ってみる?」
頷いて、孝利の後に従った。
「あっ・・・んん・・・んぅ・・・っ。」
風呂場に、なまめかしい喘ぎ声が響く。鼻から抜ける声が高くて、まるで、自分の声じゃないみたいだ。
ローションをたっぷりと纏ったペニスを、孝利がしごく。それだけで、達してしまいそうなほど気持ちが良かった。もう、先走りなのか、ローションなのかわからないくらいに濡れそぼっている。もう少し、と思ったところで、孝利がローションのボトルを取るのが見えた。とぷ、と尻を濡らされる。
「ひぁ・・・。」
少し冷たいそれに悲鳴を上げるが、すぐに肌になじんだ。
つん、と秘部をつつかれて、体がすくむ。
「楽にしててね。」
痛くないと思うから。と、指の先がほんの少し潜り込んだ。
「んくぅ・・・。」
「痛い?」
泣き声を上げると、孝利はすぐに指を抜いた。
「すごく、変な感じだけど・・・痛くは・・・。」
ない。
「本当?我慢してない?」
「してます。・・・早くイかせて・・・。」
「だーめ。感じてる時の方が、痛くないみたいだから。」
それ、何の知識だよぉ・・・。
じゃぁもう一回ね、とヌルつくそこに、指を差し込まれる。今度は、さっきよりも少し深い。指の先が、肛門をくぐり、直腸に触れたのが分かった。
「あ・・・ぁ・・・。」
「痛くない?」
孝利は、また同じように聞いてくるが・・・。
中途半端な刺激で、イケそうで行けないペニスから、糸が滴った。
「感じてるね。もう少し入れるね。探してあげる。タマのいいとこ。」
ぬぷぷ、と指が潜り込み、腹側を圧迫しながら何かを探っている。しばらくそうしてまんべんなくお腹の中をまさぐられた。すると、ある一点、妙な感じのところがあることに気が付いた。
「ふぁ・・・。」
「あぁ。ここだね。・・・少し感触違うかも。難しいなぁ。」
言いながら、そこばかりを強弱をつけて押してくる。
「あっ・・・ん・・・ふ・・・くう・・・うっ・・・あぁ!」
く、と押し込まれて悲鳴が上がった。この感覚、じわじわと腰を溶かすような・・・快感。そう。快感だ。強く押されると、鋭い刺激となって、射精感を煽る。
「や、だ。へん・・・へんな感じ。イキそう。」
バスタブのふちにつかまらされて、膝ががくがくと震えだす。腿に力がこもる。つま先を、きゅっと丸めていないと、快感の波にさらわれそうだった。
でもまだ・・・イっていいって言われてない。
プルプルしながら耐えていると、孝利が耳元でそんなにイイ?と聞いてきた。コクコクと頷く。ペニスが腹にくっついて、ピンと上を向いている。それが、中を押されるたびに跳ねるのだ。
「も、むり、触りたい!触りたいよぉ!」
「いいよ。」
やっとお許しが出て、体を支える右手でペニスを掴む。しごくのと、中を圧迫する指がシンクロした。
「あっ!うぁ!なかだめ!だめだめ!んっんぁ・・・あぁぁ!」
ぴしゃぁっと、精液が胸まで飛んだ。こんな激しい快感の下で出すのは初めてだった。くた、と力が抜ける。湯船に沈むと、粘液がお湯に解けずに、ふわりと浮いた。
「あらら、やりすぎちゃったかな?」
それに、力なく頷いて、はぁはぁと呼吸を整える。風呂場にいるのに、唇が渇いてカサカサだった。何度も舐めて潤す。
「どう?すごかった?指、二本だともっと気持ちいいみたいだよ。おもちゃなんか使ったら、後だけでイっちゃうかも。」
気持ちいいことは大好きだけど、それはちょっと怖い。
指一本で、この快感だ。どうなってしまうか見当もつかなかった。
「立てる?あぁ、シャワーで流せばいいか。ほら、胸までヌルヌルだ。洗ってあげる。」
まだ、力を失っていないペニスに触れられ、びくっと体が震える。
「あ、まだ、触らないで・・・。」
「敏感になってる?」
頷くと、そっと鈴口を拭ってくれ、中に残った精液を絞り出すようにしごいた。
「あっ・・・あぅ・・・。」
「タマ・・・かわいい。」
ちゅ、ちゅ、と頬に後ろからキスされて、耳を齧られる。
あー、もうだめ。
まだ全身敏感だ。これ以上されたら、また・・・。
「孝利さん、もうだめ。腰抜けてるし、のぼせてるし・・・。」
「んふふ。じゃぁほら、立って。シャワー浴びて出よう。」
言われて、でも、ちら、と孝利の股間を見る。立ってないはずがなかった。
僕のお尻に指入れて、立っちゃうなんて、変態だ・・・。
「ん・・・する?」
「のぼせてるんでしょう?いいから出よう?」
「うん・・・。」
でも、歩きにくそう。孝利は、そんなそぶりを顔に出さないで、ほら、と立たせてくれる。
してほしそう・・・。
じっと、屹立に視線をやっていると、入れてほしいの?と問われた。
「そ、それはダメ!まだ・・・無理・・・。」
孝利はくすくす笑うと、お湯の栓を抜いた。徐々になくなっていく、汚れたお湯。孝利は、バスタブのふちに腰かけると、じゃぁローションで。と差し出してきた。
「試してみたかったんだよね。気持ちよかった?」
頷くと、してみて?と微笑まれた。
孝利は、ローションを使ってヌルヌルとしごくと、割と早く達してしまった。相当我慢していたのだろう。
自分は今、リビングのソファーにぐったり横になって、右手には水のペットボトル。額には濡らしたタオルが置かれていた。
完全にのぼせて、具合が悪い。孝利はバツが悪そうに、キッチンで何か作っていた。
「朝ごはん、タマも食べるよね?」
「あ、もうちょっと休んだら・・・。」
作ってくれているのだろうか。孝利が、料理もできそうなのはなんとなくわかっていた。だから本当は、ハウスキーパーなんていらないこともわかっていた。
はじめから・・・恋人にするつもりで・・・?
でも、父親には、半年、と期限を切られている。
気持ちいい孝利の指、手・・・。大好きだけど。
これって篭絡とか言うんじゃなかったっけ?
なんて簡単に好きにさせられちゃったんだろう・・・。
好き・・・?
夜、孝利のいない家で、ずっと想っていた。早く帰ってこないかなって。おかげで寝不足だし、睡眠リズムは狂ってくるし・・・。寝て、起きたら帰ってくるってわかっているのに、ご飯食べたら、寝室に籠ってしまう。そうしたら、起こさないように、静かにしていようと思うから、また一人。買い物に行ったりして気を紛らわせて入るけれど、何の役にも立ってない。
逢いたい。逢いたい。
早く出てきて。
でも、出てきておやつと夕ご飯を食べたら、また仕事に出てしまう。
そんなすれ違いの生活。話し相手もなく、時々アンと遊ぶだけ。
淋しくて。淋しくて。
おかしくなりそうだった。
だから今日だって、あんなにあっさり、言うことを聞いて・・・。喜ぶことをしてあげたかったから。
ご主人様を待ってるペットの気持ちって、こんななのかな。
少し・・・辛い・・・。
今日は金曜日。この家に来てから、丁度一週間だった。明日で、今月も終わり。孝利の仕事は、今夜で一応は一区切りつきそうだった。
クリスマスが終わったら、すぐに正月の飾りつけと、孝利の年末スケジュールはびっしりだったが。
お弁当をと思ったけれど、食べてる暇がないほど忙しいそうで、帰ったら食べるから、朝食を軽く用意してほしいと言った。そして、食べたら昼頃まで眠るのだ。その後は、おやつと夕ご飯を食べて出勤。自分は、淋しくないつもりだったが、アンはリズムが変わったことを敏感に察知して、少し落ち着きがなかった。
体力を使う仕事。孝利は、指示だけするのではなく、自ら高いところの仕事をしているようで。安全策は取っているらしいが、落ちはしないかと心配していた。今まで、怪我無くやってきたのだろうから、無用な心配ともいえたが。
やはり、孝利が夜いないと、自分もなんだか「留守番」の意識が高くなり、眠れずにいた。まさかこんなマンションの高層階に、泥棒もないだろう。セキュリティーは厳重だ。
「アンー。遊んでやるから、おもちゃとってきな。」
もっぱら、遊び相手はアンだ。アンは、まるで犬のように、猫じゃらしを咥えてくることを覚えた。それが面白くて、十回ほど投げてやる。大きいとはいえ、まだまだ子猫。遊び足りないと、脛に頭突きしてくる。普段は、床暖房の入った床で、ぬくぬくゴロゴロ過ごしているから、少しでも運動になればと思っているが、正直その床が爪で傷つくのが怖くて、あまり長くは遊ばないようにしていた。
カチャリ・・・。
玄関のロックが外れる音がして、孝利が帰ってきた。
「おかえりなさい。寒かったでしょう?お風呂できてますよ。」
時間を見計らって、朝、風呂を沸かすのも日課になっていた。
「おつかれさま。」
と、コートを預かり、ハンガーにかける。
「ただいま。・・・変わりない?ご飯何?」
お腹が空いているようで。
「オムレツか、目玉焼きです。あと、サラダとカップスープと、ご飯かトースト。」
「今日はご飯の気分。あと、目玉焼きはレアにして。」
注文に、いそいそと孝利が用意したエプロンをつけようとした。すると、お風呂、一緒に入る?と問うてきた。
「俺がいない間に、一人でしてる?それとも、溜まってる?」
「あ・・・溜まって・・・ます。」
孝利を相手に嘘がつけなかった。最期にしてもらったのは、孝利の部屋で、舐められて以来だ。その後は、自分でしようとしてみたが、与えられた快感の記憶が強すぎて、物足りないままイケずに終わっていた。
「・・・荷物、届いたでしょう?ローション入ってるから、持っておいで。お風呂でしてあげよう。・・・指、入れていいかな?」
指・・・入れるって、お尻だよね。アレ、しなくていいのかな、浣腸。
固まっていると、孝利が不思議そうな顔をした。
「気持ちよくしてあげるよ?嫌?」
「あ、気持ちいいのは・・・好きです。そうじゃなくて、トイレ・・・。」
トイレ、で分かってくれたようで。孝利は、あぁそうか、と首を傾げた。
「浣腸?初めて?」
「すごく小さいころに、病院でされたことはあるんですけど、自分ではしたことなくて。怖いっていうか・・・。」
「してあげようか?」
指、を入れるには、した方がいいと思う。いや、そもそも指なんて入れられちゃっていいのかな。
「あの・・・指、って痛くない?」
「・・・と思う。あ、爪。ヤスリかけておこうね。」
言いながら孝利は、洗面所の方へと行ってしまった。その間に、まずは浣腸をする覚悟を決めろと言うことだ。
「うえー・・・。こわいよ・・・。」
普通に市販されてるし、便秘の人は使ってる人もいるだろうから、怖いものではないのだろうが。初めてのようなものだし、不安感が強い。
そうこうしているうちに、孝利が戻ってきた。
「どうする?・・・お風呂なんだし、手は洗えば済むことだから、とりあえずなしでやってみる?」
「なしで・・・できるもんなんですか?」
できるならそうしたい。というか、指を入れられたいのか自分は!
泣きそうな顔をしていると思う。
「刺激するからね。もし、中にたまってたら、刺激で急な便意が来て、トイレ間に合わない、なんてこともあるみたいだよ?」
間に合わない?
「それって、お風呂で出ちゃうってこと?」
まぁそう。と孝利は頷いた。片付け大変そうだよねぇ、と。
「しかも、してるとこ、俺に見られちゃうわけだ。
どう思う?」
そういうプレイの趣味はないなぁ、とまた孝利が笑う。
「・・・します・・・。」
してほしいんじゃない。これは総合的に判断した結論なの!と、自分に言い聞かせる。
決してしてほしいんじゃないと。
けれど、孝利はトイレに一緒に入る気満々の様子で。
「見たいな。タマの恥ずかしいところ。」
ねぇ、タマいいでしょう?とトイレに押し込められる。
「持ってくるから、そこで待ってて。」
もしかして、孝利がお尻に?これから指を入れようって言うんだから、それに比べたら、浣腸の薬液を注入するくらい、たやすいことなのかもしれないが。
「・・・やだ。」
目が潤んでいるのがわかる。恥ずかしい。なんで自分は動けずに、大人しく言うことを聞いているんだろう。これじゃまるでペットだ。
恋人なんじゃなかったの?
なんで「マテ」させられてるの?
ほどなくして、孝利がピンク色の球状のものを持ってやってきた。ほら、と手のひらを開いて見せられる。
「この液をお尻に入れると、三分くらいでお腹が動いて、出したくなるみたい。五分くらいは我慢した方が、キレイに出せるみたいだよ。」
さぁ、してみようか、とデニムを脱ぐように言われる。
「まって、まだ心の準備できてない・・・。」
「大丈夫。すぐ済むみたいだから、こわがらないで?」
「・・・出してるところは見ないよね?」
涙がこぼれそうになっていた。
「見ないよ。そういうプレイは趣味じゃない。これは、初めてだからしてあげるだけ。あとは覚えて自分でするんだよ。」
孝利の言葉に、少しホッとして、おずおずとズボンを降ろす。すると、孝利がパンツに手をかけた。
「あっ!」
するんと脱がされてしまい、声が上がる。
「かわいい。壁に手をついて、少し前かがみになってくれる?・・・うん。いいね。ここもピンク色だ。」
言いながら、指先でなぞられた。
「やだ。汚いです。」
「言ったでしょう?洗えば済むことだって。それに、タマのココ、かわいいよ。ちょっとぴくぴくしてる。期待してるの?」
「浣腸に期待はできないです。緊張してるんです。」
「こわくないよ。」
そううそぶいて、孝利はパッケージを破いた。中から取り出したそれのキャップを便座の蓋に置く。
「入れるね。力抜いてて。」
そっと細いものが差し込まれた。それだけなのに、異物感はそうとうで。
「痛くない?」
頷くと、じゃぁ薬入れようね、と孝利が耳元に囁いた。
それに気を取られているうちに、ぷちゅーと音がして、中に冷たい薬液が注がれた。
「つめた・・・い。」
「ごめんね。もうちょっとで全部入るから。」
今度の時は少し温めてから使おうか、などど、のんきなことを言っている。
薬液を入れ終わり、管が抜かれると、下着を上げていいよ、と孝利が言った。
「あれ?半立ち・・・?」
「え?うそぉ・・・。」
下着を上げようとした手を止められる。股間をまじまじと見られて、また泣きそうになった。そこは少しだけ立ち上がりかけていた。
「なんでこんなので?」
「タマは変態だなぁ。」
孝利に言われたくない。
「あ、やばい。お腹痛くなってきたかも。」
「ほんと?お腹痛くなるんだ?ごめん。知らなかったから。」
そんなのはどうでもいい。
「あのっ、出したいかも。孝利さんドア閉めて!」
「まだ二分と経ってないよ。がまんがまん。」
お尻の中が冷たい。どうしたって変な感じに加え、便意も来た。
うそ!こんなに早いの?
我慢なんてできない!
堪えられなかった薬液が、つーっと漏れ出た。
「も、だめ!漏れちゃう!漏れちゃうからぁ!」
大急ぎで孝利を追い出すと、便座に座る、それと同時に、ぷしゃぁっと入れられた薬液が排泄される。お腹はどんどん痛くなり、吐き気を催した。きゅるきゅるとお腹が鳴いたかと思うと、すごい勢いで、お腹の中ものが出てきた。
「いった・・・。」
これはキツイ。
でも、入っていたものの量を考えると、これをせずに孝利の指を受け入れることなどできなかった。
絶対汚してた。最悪、風呂場でこの状態だ。良かったというべきか・・・。
止まるまで吐き出して、お腹をさすりながらトイレから出る。すると、ソファーで待っていた孝利が、走り寄ってきた。
「大丈夫?・・・お腹痛くなるなんて・・・。」
「大丈夫じゃないけど、大丈夫です。」
腹痛はなんとか収まっていた。
「ネットで調べた。お腹痛くなる人多いみたい。ごめんね。」
見ると、テーブルにタブレットが置いてある。トイレに籠っている間に調べたのだろう。
「もう大丈夫なのかな?」
頷くと、少し休んでからお風呂入ろうね、と頭を撫でられた。
なでなでされて、少し怒っていた気持ちも和らいでくる。
これじゃほんとに、アンの扱いと変わらないじゃないか。
手を引かれて、ソファーに座る。すると、テーブルには出しっぱなしの手紙が一通置いてあった。
「あ、それ・・・同窓会の?」
「あぁ・・・うん。でも、毎年、正月の三日なんだよ。七日くらいまで正月気分でいてくれたらいいんだけど、結構ディスプレイ変わるから、仕事が増え始める時期で・・・行けないな。返事出さなきゃ。」
欠席で、か。なんだか淋しい気持ちになってしまった。
「僕と、アンがいますよ。」
「アンはともかく、里帰りしないの?」
「親はまだ、ハウスキーパーのつもりでここに置いてるんだし・・・帰る理由ないですよ。」
言うと、孝利は、そうか、と頷いた。
「恋人になりましたなんて、言えないものね。」
そう。しかもこれは期間限定の恋人だ。半年だけの。
終わるまでに、えっちなことをどこまで済ませるんだろう。
最期までしちゃって、後悔・・・しないかな・・・。
とりあえず、今日は本番じゃないけれど。
「そろそろお風呂、入ってみる?」
頷いて、孝利の後に従った。
「あっ・・・んん・・・んぅ・・・っ。」
風呂場に、なまめかしい喘ぎ声が響く。鼻から抜ける声が高くて、まるで、自分の声じゃないみたいだ。
ローションをたっぷりと纏ったペニスを、孝利がしごく。それだけで、達してしまいそうなほど気持ちが良かった。もう、先走りなのか、ローションなのかわからないくらいに濡れそぼっている。もう少し、と思ったところで、孝利がローションのボトルを取るのが見えた。とぷ、と尻を濡らされる。
「ひぁ・・・。」
少し冷たいそれに悲鳴を上げるが、すぐに肌になじんだ。
つん、と秘部をつつかれて、体がすくむ。
「楽にしててね。」
痛くないと思うから。と、指の先がほんの少し潜り込んだ。
「んくぅ・・・。」
「痛い?」
泣き声を上げると、孝利はすぐに指を抜いた。
「すごく、変な感じだけど・・・痛くは・・・。」
ない。
「本当?我慢してない?」
「してます。・・・早くイかせて・・・。」
「だーめ。感じてる時の方が、痛くないみたいだから。」
それ、何の知識だよぉ・・・。
じゃぁもう一回ね、とヌルつくそこに、指を差し込まれる。今度は、さっきよりも少し深い。指の先が、肛門をくぐり、直腸に触れたのが分かった。
「あ・・・ぁ・・・。」
「痛くない?」
孝利は、また同じように聞いてくるが・・・。
中途半端な刺激で、イケそうで行けないペニスから、糸が滴った。
「感じてるね。もう少し入れるね。探してあげる。タマのいいとこ。」
ぬぷぷ、と指が潜り込み、腹側を圧迫しながら何かを探っている。しばらくそうしてまんべんなくお腹の中をまさぐられた。すると、ある一点、妙な感じのところがあることに気が付いた。
「ふぁ・・・。」
「あぁ。ここだね。・・・少し感触違うかも。難しいなぁ。」
言いながら、そこばかりを強弱をつけて押してくる。
「あっ・・・ん・・・ふ・・・くう・・・うっ・・・あぁ!」
く、と押し込まれて悲鳴が上がった。この感覚、じわじわと腰を溶かすような・・・快感。そう。快感だ。強く押されると、鋭い刺激となって、射精感を煽る。
「や、だ。へん・・・へんな感じ。イキそう。」
バスタブのふちにつかまらされて、膝ががくがくと震えだす。腿に力がこもる。つま先を、きゅっと丸めていないと、快感の波にさらわれそうだった。
でもまだ・・・イっていいって言われてない。
プルプルしながら耐えていると、孝利が耳元でそんなにイイ?と聞いてきた。コクコクと頷く。ペニスが腹にくっついて、ピンと上を向いている。それが、中を押されるたびに跳ねるのだ。
「も、むり、触りたい!触りたいよぉ!」
「いいよ。」
やっとお許しが出て、体を支える右手でペニスを掴む。しごくのと、中を圧迫する指がシンクロした。
「あっ!うぁ!なかだめ!だめだめ!んっんぁ・・・あぁぁ!」
ぴしゃぁっと、精液が胸まで飛んだ。こんな激しい快感の下で出すのは初めてだった。くた、と力が抜ける。湯船に沈むと、粘液がお湯に解けずに、ふわりと浮いた。
「あらら、やりすぎちゃったかな?」
それに、力なく頷いて、はぁはぁと呼吸を整える。風呂場にいるのに、唇が渇いてカサカサだった。何度も舐めて潤す。
「どう?すごかった?指、二本だともっと気持ちいいみたいだよ。おもちゃなんか使ったら、後だけでイっちゃうかも。」
気持ちいいことは大好きだけど、それはちょっと怖い。
指一本で、この快感だ。どうなってしまうか見当もつかなかった。
「立てる?あぁ、シャワーで流せばいいか。ほら、胸までヌルヌルだ。洗ってあげる。」
まだ、力を失っていないペニスに触れられ、びくっと体が震える。
「あ、まだ、触らないで・・・。」
「敏感になってる?」
頷くと、そっと鈴口を拭ってくれ、中に残った精液を絞り出すようにしごいた。
「あっ・・・あぅ・・・。」
「タマ・・・かわいい。」
ちゅ、ちゅ、と頬に後ろからキスされて、耳を齧られる。
あー、もうだめ。
まだ全身敏感だ。これ以上されたら、また・・・。
「孝利さん、もうだめ。腰抜けてるし、のぼせてるし・・・。」
「んふふ。じゃぁほら、立って。シャワー浴びて出よう。」
言われて、でも、ちら、と孝利の股間を見る。立ってないはずがなかった。
僕のお尻に指入れて、立っちゃうなんて、変態だ・・・。
「ん・・・する?」
「のぼせてるんでしょう?いいから出よう?」
「うん・・・。」
でも、歩きにくそう。孝利は、そんなそぶりを顔に出さないで、ほら、と立たせてくれる。
してほしそう・・・。
じっと、屹立に視線をやっていると、入れてほしいの?と問われた。
「そ、それはダメ!まだ・・・無理・・・。」
孝利はくすくす笑うと、お湯の栓を抜いた。徐々になくなっていく、汚れたお湯。孝利は、バスタブのふちに腰かけると、じゃぁローションで。と差し出してきた。
「試してみたかったんだよね。気持ちよかった?」
頷くと、してみて?と微笑まれた。
孝利は、ローションを使ってヌルヌルとしごくと、割と早く達してしまった。相当我慢していたのだろう。
自分は今、リビングのソファーにぐったり横になって、右手には水のペットボトル。額には濡らしたタオルが置かれていた。
完全にのぼせて、具合が悪い。孝利はバツが悪そうに、キッチンで何か作っていた。
「朝ごはん、タマも食べるよね?」
「あ、もうちょっと休んだら・・・。」
作ってくれているのだろうか。孝利が、料理もできそうなのはなんとなくわかっていた。だから本当は、ハウスキーパーなんていらないこともわかっていた。
はじめから・・・恋人にするつもりで・・・?
でも、父親には、半年、と期限を切られている。
気持ちいい孝利の指、手・・・。大好きだけど。
これって篭絡とか言うんじゃなかったっけ?
なんて簡単に好きにさせられちゃったんだろう・・・。
好き・・・?
夜、孝利のいない家で、ずっと想っていた。早く帰ってこないかなって。おかげで寝不足だし、睡眠リズムは狂ってくるし・・・。寝て、起きたら帰ってくるってわかっているのに、ご飯食べたら、寝室に籠ってしまう。そうしたら、起こさないように、静かにしていようと思うから、また一人。買い物に行ったりして気を紛らわせて入るけれど、何の役にも立ってない。
逢いたい。逢いたい。
早く出てきて。
でも、出てきておやつと夕ご飯を食べたら、また仕事に出てしまう。
そんなすれ違いの生活。話し相手もなく、時々アンと遊ぶだけ。
淋しくて。淋しくて。
おかしくなりそうだった。
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少し・・・辛い・・・。
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