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中編
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(まずいっ…裸のエミリーを見てもちんこが少しも勃たなかった。むしろ縮んだ気すら…
このオープンな性の世界で、セックスが出来ないなんて社交が出来ないようなもんだ。
結婚しているならいざ知らず、特定の相手がいない未婚の貴族が、特段の理由もなく性交友が出来ないなんて…
俺…ED?いや、前世では全部は挿入は出来なかったけれど勃っていたはず…アルヴィンがED?
いやゲームにそんな設定はなかった。ガンガンやりまくってた…
ということは…精神的なEDか…
嫁の浮気を知ったからか?それともデカいとか下手くそとか…な発言から?
なんとか勃たせなきゃ…病院?魔法?避妊の魔法があるんだから勃起の魔法もある?
魔法って俺使えねぇじゃん。コリン?コリンなら魔導士だし…いや…話せないよ…むむ
そういえば、前世で前立腺を弄ったらちんこが勃つとか言ってたな…)
追い詰められた俺は冷静さを失っていた。
鍵をかけることも忘れ、全裸でベッドに横になると、ローションを指にかけ、肛門に指を入れた。
(やべっ…簡単に入るもんなんだな…なんか、ムズムズするな…前立腺てどこら辺だろう。もう少し中に挿れてみるか…)
自分の肛門に集中していた俺はガチャガチャと扉が開く音に気付かなかった。
*
「アルヴィン?」
突然電気が点灯するとともに声をかけられ、頭の中が真っ白になった。肛門から指を引き抜くことも、後ろを振り向くことも出来ない。膝を立て指を突っ込んだお尻を突き出したまま、ただ固まり息を潜めていた。
(気のせいだ。誰もいない…空耳だ…)
口から心臓が飛び出そうなほど鼓動がはげしくなった。耳の中をどくどくという音が鳴り響く。
「アルヴィン?」
いつのまにか俺の横にはコリンがいた。目を見開いて俺のことを見ている。
(もうダメだ…)
動揺した俺は俯き枕の中に顔を埋めた。痛いほど視線が突き刺さってくる。俺はそのまま時が過ぎるのを待つことにした。
(誤魔化そう…俺は空気…そう…)
「アルヴィン?」
腕を掴まれた。
(うっ…やはり隠せないか…)
「…おっ⁉︎コリンか?もう終わったのか?早くないかい?エミリーもびっくりしてるぞ!………………すまん。お願いだから何も言わずに少し後ろを向いてくれないか…」
お尻を出したまま一気に捲し立てたが、誤魔化しきれないと俺は悟った。
訝しみながらもコリンは素直に後ろを向いてくれたので、俺は着替えようと…
(後ろ向いてくれてない…)
正面から目があってしまった。
「……」
「……」
「これには理由があって…」
「わかった…何も言うな…俺に任せろ…」
コリンは真剣な瞳で頷いてきた。
(さすがだ…優秀な魔導士はさっきの状況だけで、俺がEDだとわかってくれたのか…そして今EDの治療を自分でしていることも…
手伝ってもらうのは恥ずかしいけれど、自分でやるよりも人に任せたほうが良いだろう。
コリンならエミリーとアナルセックスもしているし、肛門に指を入れることも躊躇しないだろう)
「本当は自分で出来たらよかったんだけど、じゃあコリン頼む…」
俺はこくんと頷いた。
*
(昼から友人アルヴィンの様子がおかしい。いつもならエミリーを挟んだライバルとしてもっとギラギラしているのに、どこか自信なさそうにおろおろしているし…服を脱ぐのも、裸を見るのも恥ずかしそうにしている…
極め付けはエッチな途中で断念したことだろう。あれだけ巨根でちんこに自信があるアルヴィンがちんこを隠して、しかも挿入せずにやめるなんて…
いつもならしつこいくらいにエミリーに挿入してたのに…)
「ごめん、エミリー。アルヴィンの様子おかしいから、俺みてくるわ。今日は中止にしよ」
「ええーーっ⁉︎」
気がつけば批判の声を上げるエミリーを置いて飛び出ていた。
(なぜだろう。恥ずかしそうに顔を赤く染めたアルヴィンの姿が頭から離れない…)
コリンは胸をドキドキさせながら足早にアルヴィンの部屋を目指した。アルヴィンの部屋の電気は消えていたが中から人のいる気配がした。
(帰ってきている?泥棒?鍵は…空いてる…おかしい…何かあったのかもしれない…)
ドアを開け、電気をつけながら名前を呼んだ。
「アルヴィン?」
名前を呼んだ瞬間、アルヴィンのあられもない姿が目に飛び込んできた。コリンは目に映るものが何なのか頭の中で理解出来なかった。
「アルヴィン?」
アルヴィンのそばに近寄って声をかけた。
(えっ?顔はよく見えないけれどアルヴィンだよな…アルヴィンがアナルを弄っている?えっ?どうして?どんな顔で弄っているんだろう…)
「アルヴィン?」
アルヴィンの腕を掴んだ。
アルヴィンは枕の中に顔を埋め、こちらを見ようとしない。
じっと見続けていると、アルヴィンが一気に捲し立ててきたけれど、コリンはアルヴィンの後ろ姿から目が離せなかった。
(アルヴィンてこんなエロい身体していたのか…なんだこのむちむちのお尻、滑らかな腰つき、誘ってんのか…あっ…誘っていたのか…
もしかして、さっき逃げ出したのも…エミリーとエッチする俺の姿を見たくなくて?それで一人でアナルを弄っていたのか…
やべぇ。かわいすぎる…コイツこんなにかわいかったっけ…
アルヴィンて俺よりガタイもよくてちんこもかなり大きいけれど…こんなに健気でかわいかったんだな…)
「これには理由があって…」
恥ずかしそうに顔を赤くして俯くアルヴィン。
(あぁ、俺に抱いてほしくて…でも言い出せなくて自分で自分を慰めていたのか…もしかして、今までも?なんと健気で…いじらしい…こんな愛らしい生き物初めて見た…)
「わかった…何も言うな…俺に任せろ…」
このオープンな性の世界で、セックスが出来ないなんて社交が出来ないようなもんだ。
結婚しているならいざ知らず、特定の相手がいない未婚の貴族が、特段の理由もなく性交友が出来ないなんて…
俺…ED?いや、前世では全部は挿入は出来なかったけれど勃っていたはず…アルヴィンがED?
いやゲームにそんな設定はなかった。ガンガンやりまくってた…
ということは…精神的なEDか…
嫁の浮気を知ったからか?それともデカいとか下手くそとか…な発言から?
なんとか勃たせなきゃ…病院?魔法?避妊の魔法があるんだから勃起の魔法もある?
魔法って俺使えねぇじゃん。コリン?コリンなら魔導士だし…いや…話せないよ…むむ
そういえば、前世で前立腺を弄ったらちんこが勃つとか言ってたな…)
追い詰められた俺は冷静さを失っていた。
鍵をかけることも忘れ、全裸でベッドに横になると、ローションを指にかけ、肛門に指を入れた。
(やべっ…簡単に入るもんなんだな…なんか、ムズムズするな…前立腺てどこら辺だろう。もう少し中に挿れてみるか…)
自分の肛門に集中していた俺はガチャガチャと扉が開く音に気付かなかった。
*
「アルヴィン?」
突然電気が点灯するとともに声をかけられ、頭の中が真っ白になった。肛門から指を引き抜くことも、後ろを振り向くことも出来ない。膝を立て指を突っ込んだお尻を突き出したまま、ただ固まり息を潜めていた。
(気のせいだ。誰もいない…空耳だ…)
口から心臓が飛び出そうなほど鼓動がはげしくなった。耳の中をどくどくという音が鳴り響く。
「アルヴィン?」
いつのまにか俺の横にはコリンがいた。目を見開いて俺のことを見ている。
(もうダメだ…)
動揺した俺は俯き枕の中に顔を埋めた。痛いほど視線が突き刺さってくる。俺はそのまま時が過ぎるのを待つことにした。
(誤魔化そう…俺は空気…そう…)
「アルヴィン?」
腕を掴まれた。
(うっ…やはり隠せないか…)
「…おっ⁉︎コリンか?もう終わったのか?早くないかい?エミリーもびっくりしてるぞ!………………すまん。お願いだから何も言わずに少し後ろを向いてくれないか…」
お尻を出したまま一気に捲し立てたが、誤魔化しきれないと俺は悟った。
訝しみながらもコリンは素直に後ろを向いてくれたので、俺は着替えようと…
(後ろ向いてくれてない…)
正面から目があってしまった。
「……」
「……」
「これには理由があって…」
「わかった…何も言うな…俺に任せろ…」
コリンは真剣な瞳で頷いてきた。
(さすがだ…優秀な魔導士はさっきの状況だけで、俺がEDだとわかってくれたのか…そして今EDの治療を自分でしていることも…
手伝ってもらうのは恥ずかしいけれど、自分でやるよりも人に任せたほうが良いだろう。
コリンならエミリーとアナルセックスもしているし、肛門に指を入れることも躊躇しないだろう)
「本当は自分で出来たらよかったんだけど、じゃあコリン頼む…」
俺はこくんと頷いた。
*
(昼から友人アルヴィンの様子がおかしい。いつもならエミリーを挟んだライバルとしてもっとギラギラしているのに、どこか自信なさそうにおろおろしているし…服を脱ぐのも、裸を見るのも恥ずかしそうにしている…
極め付けはエッチな途中で断念したことだろう。あれだけ巨根でちんこに自信があるアルヴィンがちんこを隠して、しかも挿入せずにやめるなんて…
いつもならしつこいくらいにエミリーに挿入してたのに…)
「ごめん、エミリー。アルヴィンの様子おかしいから、俺みてくるわ。今日は中止にしよ」
「ええーーっ⁉︎」
気がつけば批判の声を上げるエミリーを置いて飛び出ていた。
(なぜだろう。恥ずかしそうに顔を赤く染めたアルヴィンの姿が頭から離れない…)
コリンは胸をドキドキさせながら足早にアルヴィンの部屋を目指した。アルヴィンの部屋の電気は消えていたが中から人のいる気配がした。
(帰ってきている?泥棒?鍵は…空いてる…おかしい…何かあったのかもしれない…)
ドアを開け、電気をつけながら名前を呼んだ。
「アルヴィン?」
名前を呼んだ瞬間、アルヴィンのあられもない姿が目に飛び込んできた。コリンは目に映るものが何なのか頭の中で理解出来なかった。
「アルヴィン?」
アルヴィンのそばに近寄って声をかけた。
(えっ?顔はよく見えないけれどアルヴィンだよな…アルヴィンがアナルを弄っている?えっ?どうして?どんな顔で弄っているんだろう…)
「アルヴィン?」
アルヴィンの腕を掴んだ。
アルヴィンは枕の中に顔を埋め、こちらを見ようとしない。
じっと見続けていると、アルヴィンが一気に捲し立ててきたけれど、コリンはアルヴィンの後ろ姿から目が離せなかった。
(アルヴィンてこんなエロい身体していたのか…なんだこのむちむちのお尻、滑らかな腰つき、誘ってんのか…あっ…誘っていたのか…
もしかして、さっき逃げ出したのも…エミリーとエッチする俺の姿を見たくなくて?それで一人でアナルを弄っていたのか…
やべぇ。かわいすぎる…コイツこんなにかわいかったっけ…
アルヴィンて俺よりガタイもよくてちんこもかなり大きいけれど…こんなに健気でかわいかったんだな…)
「これには理由があって…」
恥ずかしそうに顔を赤くして俯くアルヴィン。
(あぁ、俺に抱いてほしくて…でも言い出せなくて自分で自分を慰めていたのか…もしかして、今までも?なんと健気で…いじらしい…こんな愛らしい生き物初めて見た…)
「わかった…何も言うな…俺に任せろ…」
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