3 / 31
第3話:キリカの願い
しおりを挟む
いつも通りのバジリオ。
期待の眼差しを向けるキリカ。
困惑顔のハヅキ。
三者三様のリアクションを見せているが、皆が椅子に腰掛けて、バジリオが魔法で出した最高品質の水を飲んでいる。
あまりの美味しさに、ハヅキは口をつけてから水を二度見するほどだ。
「……それで、何用なんですかね?」
最初に口を開いたのはバジリオだった。
何も言わずとも話し出すだろうと思ってはいたが、無駄に時間を労するのも勿体ないと思い、水を向けたのだ。
そして、キリカがその誘いに乗って話し始める。
「私は、あなたに故郷を救って欲しいと思いここまで来ました」
「俺に? 助けて欲しいだと?」
「はい」
どちらかといえば強面に入るだろうバジリオの目を、まっすぐに見つめるキリカ。
その様子をハヅキが緊張した面持ちで見つめている。
「……俺は見ての通りの傷物だ。人族から見捨てられた、傷物英雄。今はこんな辺鄙なところで独り暮らし、移動だってままならん。俺みたいなのを訪ねるよりも、こいつみたいな実力者を集めた方がいいんじゃないのか?」
バジリオはハヅキを指してそう口にする。
初対面であるにも関わらず断言したのには訳がある。
刀を主武装とする南の小大陸、名前をジバーグと呼ぶのだが、その地に暮らす戦闘民族は大陸の一騎当千に値すると言われている。
ハヅキが戦闘民族であるならば、今のバジリオを雇うよりも同郷の人族を探す方が効率がよいと考えた。
「あいにく、私は一人でこの地に来ている。同郷の知り合いはおらず、それに私は雑種だ」
「雑種?」
「純粋な戦闘民族ではない。故に、あなたが思うような実力を有していない」
「……そうは思わんがな」
気配を感じることで、バジリオは相手の実力を自分と比較することができる。
ハヅキの実力は、英雄の一歩手前、といったくらいだろうと推測していた。
「……まあいいさ。それに話が逸れてしまったな。俺ではあんたらの助けになることはできない」
「できます」
バジリオが断ろうと口にした言葉を、キリカは真っ向から否定する。
「……それを決めるのはあんたじゃない、俺だ」
「いえ、バジリオ様なら助けられる」
「何を根拠にそんなことを──」
「私の機構義手と機構義足があれば、バジリオ様は英雄になれます」
バジリオが言い終わる前に、キリカが言葉を被せてくる。
聞き覚えのない言葉にバジリオは首を傾げてしまう。
「機構義手に、機構義足? なんだそりゃ?」
「バジリオ様のご意見はごもっとも。ですので、見ていただいた方が早いでしょう」
そう言って腰に下げていた鞄に手を入れると、その大きさからは想像できないサイズの道具が出てきた。
「なるほど、魔法鞄か」
異空間にものを収納して持ち運ぶことができる魔道具の一つ、魔法鞄。
見た目の大きさ以上の容量が入るだけではなく、ものによっては時間経過すらも止められるものがあり、長旅はもちろん、バジリオは戦争でもよく見かけていた。
個人的に欲しいと思ったこともあったが、常に前線に立つバジリオには武器だけを持たせろと他の英雄に言われてからは、欲すること自体を止めていた代物だ。
「これは、私が作り出した機構義手も機構義足です。これをバジリオ様の新たな左腕と右足にしていただきたいのです」
「……何を言っているんだ? 俺の新しい左腕と、右足だと?」
「はい」
ここに至り、バジリオは初めて困惑を顔に刻んだ。
バジリオが生きてきた年月はそう長くない。それでも英雄としてもてはやされていた頃は最新技術に触れる機会も多くあった。
だが、そんなバジリオでも機構義士という言葉に聞き覚えはなく、機構義手や機構義足も当然聞いたことはない。
ましてや、失われた腕や足の代わりになる道具があるなどとは想像もしていなかった。
「これは、私が開発した機構装具と言います。本来の腕や足の機能以上に、使用者に合わせた調整が可能な道具なのです」
「……あんたは、俺にそんな得たいの知れないものを使わせて、自分の村を救って欲しいと、そう言っているのか?」
「はい」
「……俺に実験台になれってのか?」
「違います。これは、絶対に成功すると確信を持っていますから」
いきなり現れて勝手を言い続けるキリカに呆れながらも、バジリオは少なからず機構装具に興味を抱いていた。
キリカが言う通り、本当に腕や足の代わりとして機能するならば、バジリオの生活は一変するだろう。
もしかすると、徐々に薄れていた魔族への憎しみが再び湧き出すかもしれない。
「……だが、それを俺が使えるという保証はないぞ?」
「使えます。機構装具は、使用者の魔力を使用して動く道具ですから」
「俺は元戦士だぞ?」
「先ほどの魔法を見させていただきました。あれだけのことができるのであれば、機構装具を使いこなすことも可能でしょう!」
「……あれくらい、誰でもできるだろうに」
ぶつぶつと呟いているバジリオだが、その気持ちは機構装具を使う方向に傾いていた。
そして、キリカの最後の一言がバジリオに決断させる。
「この機構装具があれば──バジリオ様は勇者になれるでしょう!」
「……勇者か」
英雄を越えた存在、勇者になれるかもしれない。
それは英雄と呼ばれていた頃に切望し、どれだけ望んでも手が届かなかった頂でもある。
本当になれるのかどうかは分からない。
ただ、キリカの提案に乗ってみてもいいかと思えるようにはなっていた。
結局、「勇者になれる」というその一言が、バジリオに機構装具を使用する決断を下させた。
期待の眼差しを向けるキリカ。
困惑顔のハヅキ。
三者三様のリアクションを見せているが、皆が椅子に腰掛けて、バジリオが魔法で出した最高品質の水を飲んでいる。
あまりの美味しさに、ハヅキは口をつけてから水を二度見するほどだ。
「……それで、何用なんですかね?」
最初に口を開いたのはバジリオだった。
何も言わずとも話し出すだろうと思ってはいたが、無駄に時間を労するのも勿体ないと思い、水を向けたのだ。
そして、キリカがその誘いに乗って話し始める。
「私は、あなたに故郷を救って欲しいと思いここまで来ました」
「俺に? 助けて欲しいだと?」
「はい」
どちらかといえば強面に入るだろうバジリオの目を、まっすぐに見つめるキリカ。
その様子をハヅキが緊張した面持ちで見つめている。
「……俺は見ての通りの傷物だ。人族から見捨てられた、傷物英雄。今はこんな辺鄙なところで独り暮らし、移動だってままならん。俺みたいなのを訪ねるよりも、こいつみたいな実力者を集めた方がいいんじゃないのか?」
バジリオはハヅキを指してそう口にする。
初対面であるにも関わらず断言したのには訳がある。
刀を主武装とする南の小大陸、名前をジバーグと呼ぶのだが、その地に暮らす戦闘民族は大陸の一騎当千に値すると言われている。
ハヅキが戦闘民族であるならば、今のバジリオを雇うよりも同郷の人族を探す方が効率がよいと考えた。
「あいにく、私は一人でこの地に来ている。同郷の知り合いはおらず、それに私は雑種だ」
「雑種?」
「純粋な戦闘民族ではない。故に、あなたが思うような実力を有していない」
「……そうは思わんがな」
気配を感じることで、バジリオは相手の実力を自分と比較することができる。
ハヅキの実力は、英雄の一歩手前、といったくらいだろうと推測していた。
「……まあいいさ。それに話が逸れてしまったな。俺ではあんたらの助けになることはできない」
「できます」
バジリオが断ろうと口にした言葉を、キリカは真っ向から否定する。
「……それを決めるのはあんたじゃない、俺だ」
「いえ、バジリオ様なら助けられる」
「何を根拠にそんなことを──」
「私の機構義手と機構義足があれば、バジリオ様は英雄になれます」
バジリオが言い終わる前に、キリカが言葉を被せてくる。
聞き覚えのない言葉にバジリオは首を傾げてしまう。
「機構義手に、機構義足? なんだそりゃ?」
「バジリオ様のご意見はごもっとも。ですので、見ていただいた方が早いでしょう」
そう言って腰に下げていた鞄に手を入れると、その大きさからは想像できないサイズの道具が出てきた。
「なるほど、魔法鞄か」
異空間にものを収納して持ち運ぶことができる魔道具の一つ、魔法鞄。
見た目の大きさ以上の容量が入るだけではなく、ものによっては時間経過すらも止められるものがあり、長旅はもちろん、バジリオは戦争でもよく見かけていた。
個人的に欲しいと思ったこともあったが、常に前線に立つバジリオには武器だけを持たせろと他の英雄に言われてからは、欲すること自体を止めていた代物だ。
「これは、私が作り出した機構義手も機構義足です。これをバジリオ様の新たな左腕と右足にしていただきたいのです」
「……何を言っているんだ? 俺の新しい左腕と、右足だと?」
「はい」
ここに至り、バジリオは初めて困惑を顔に刻んだ。
バジリオが生きてきた年月はそう長くない。それでも英雄としてもてはやされていた頃は最新技術に触れる機会も多くあった。
だが、そんなバジリオでも機構義士という言葉に聞き覚えはなく、機構義手や機構義足も当然聞いたことはない。
ましてや、失われた腕や足の代わりになる道具があるなどとは想像もしていなかった。
「これは、私が開発した機構装具と言います。本来の腕や足の機能以上に、使用者に合わせた調整が可能な道具なのです」
「……あんたは、俺にそんな得たいの知れないものを使わせて、自分の村を救って欲しいと、そう言っているのか?」
「はい」
「……俺に実験台になれってのか?」
「違います。これは、絶対に成功すると確信を持っていますから」
いきなり現れて勝手を言い続けるキリカに呆れながらも、バジリオは少なからず機構装具に興味を抱いていた。
キリカが言う通り、本当に腕や足の代わりとして機能するならば、バジリオの生活は一変するだろう。
もしかすると、徐々に薄れていた魔族への憎しみが再び湧き出すかもしれない。
「……だが、それを俺が使えるという保証はないぞ?」
「使えます。機構装具は、使用者の魔力を使用して動く道具ですから」
「俺は元戦士だぞ?」
「先ほどの魔法を見させていただきました。あれだけのことができるのであれば、機構装具を使いこなすことも可能でしょう!」
「……あれくらい、誰でもできるだろうに」
ぶつぶつと呟いているバジリオだが、その気持ちは機構装具を使う方向に傾いていた。
そして、キリカの最後の一言がバジリオに決断させる。
「この機構装具があれば──バジリオ様は勇者になれるでしょう!」
「……勇者か」
英雄を越えた存在、勇者になれるかもしれない。
それは英雄と呼ばれていた頃に切望し、どれだけ望んでも手が届かなかった頂でもある。
本当になれるのかどうかは分からない。
ただ、キリカの提案に乗ってみてもいいかと思えるようにはなっていた。
結局、「勇者になれる」というその一言が、バジリオに機構装具を使用する決断を下させた。
0
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる