傷物英雄、義手義足となり真の勇者を目指す
人族と魔族の争いの末に秩序が保たれている世界。
統率の執れた動きをするが個体は脆弱、稀に英雄と呼ばれる強個体が現れることがあり、極稀に魔王に匹敵する勇者と呼ばれる強個体が現れることがある人族。
魔王を筆頭にした少数精鋭の死四天将。数一〇体の強個体の魔人、そして有象無象を数多揃えて数の暴力に打って出る魔族。
しかし、現在において魔族が長年の悲願を成し遂げようとしている。
それは、人族に英雄が少なく、さらには勇者が長い間現れていないからでもあり、最も活躍していた英雄が敗れたからだ。
左腕と右足を失った英雄は、その日から傷物英雄と呼ばれるようになった。
――これは、そんな傷物英雄が新たな手足を手にし、心の勇者を目指す物語。
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