異世界では人並みに幸せになれますように

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頭がグルグルしているのに、私が目覚めてからも又大変だった。



メイドが部屋から出て行ってから直ぐにお父様？お母様？お兄様？が部屋に飛び込んで来て
ギューギューに抱きしめられた、愛子の時にはされた事も無かったからどうして良いのか分からず
頭がパニックになった為にまた私はそこで意識が無くなりかけた。


直ぐにお医者様を呼び診察を受け、


「もう暫く辛いかもだけど、もう大丈夫だからね、良く寝て、食べて栄養を付けるんだよ」

と言われた。



お父様？お母様？お兄様？はお医者様に、

「落ち着きなさい！貴方達がそんなんでは落ち着く事も出来ないでしょうが！」

と叱られて私以上に大変だったみたいだ。



その後お父様？も、お母様？も、お兄様？も落ち着き
私も熱が出たり身体が思う用に動かない為に目覚めた後も大変だったけど、
お医者様の言う通り暫くしたら落ち着き色々と考える時間が出来たのである。



先ずは自分の事

今の私はまず名前は
アムルリア・テレジョン
この前のお誕生日の時に3歳でお祝いしてもらってる記憶があるから3歳であってると思う
手が小ちゃくて足も短か、、、
まぁ～ウン！とにかく子供で髪の色は肩より少し長い銀色
目の色はクリっと丸い形の金色で
ウン　初めて鏡を見た時には驚いた誰だコレ！ってアムルリアでは当たり前の容姿なんだけどね。


「あぁ～あぁ～いぃ～いぃ～あみゅりゅりぃあ」


声は高音の子供ならではの声、チョットアニメ声に近い？
滑舌はこれから直すと言う事で、、、


目覚めた時に私をギューギューに抱きしめて来たのがお父様、お母様、お兄様だったみたいで、

特にお兄様大好きっ子で何時も後をついて回ってたみたいだ、
構って貰うと凄い嬉しくて本当に大好きって記憶が有る。


お父様、お母様の事は、、、何だろこの記憶?何か違うって思ってる記憶？
嫌いって訳では無いけど、チョット遠慮と言うか何なのかわからないけど、
何か違うって思いが強く感じる。


それと池に落ちたせいかもしれないけど、水が怖くなってる、その為にお風呂が怖いって！
昨日初めてお風呂に入れたんだけど、それまでは身体を拭いてもらうだけだったので、
やっとお風呂に入れるーって思ったのに、ギャン泣きしてしまった、
私の愛子の気持ちよりも、アムルリアの気持ちの方が水に対しては勝ってしまったみたいだ。


それと階段！部屋を出て少し歩く練習を初めたのだけど、アムルリアの部屋は２階で廊下を歩いている時に階段を見た時足が竦んで歩けなくなった、この時はギャン泣きしなかったけど、
プルプルと震える私を見てお兄様が凄い慌てて部屋に連れて帰ってくれた、
その時はアムルリアの気持ちよりも、愛子の気持ちの方が勝ってしまったみたいだ。


これからは、愛子の気持ちとアムルリアの気持ちで好きな物嫌いな物、
好きな事嫌いな事で考え無いといけないのかも知れない。