異世界では人並みに幸せになれますように

bokutinkei

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晩ご飯の時にお父様に改めて謝ると
お父様も私に謝ってきたどうしてだろう?と思っていると、


「アムルを泣かせたから、
 母様と一緒に凝らしめてあげたからね」
とお兄様がとても良い笑顔で言ってきた。


お母様も凄く良い笑顔で頷いていた。


私は誤解を解くのに凄く苦労したけど、
心ではお父様には悪いけど、
お母様、お兄様の気持ちに何か、、、暖かくなった。


晩ご飯が終わりお兄様に部屋へ送ってもらった。


結局外に出る許可を取り忘れてしまった。


その日の夜ベットの中で色々と今日の事を考えてしまって中々眠れずにいた。


もしお父様が許してくれなかったら、
もしお父様、お母様とお兄様に嫌われてしまっていたら、、、
そんな事を考えると本当に怖くなる。


私はアムルリアであってアムルリアでは無いんだからと何度も思うのに、
時々忘れてしまって後で後悔してしまう。


「きおつけなきゃいけないな、いつきらわれるかわかんないんだもん、、、はぁ~」


眠れ無いので窓際に行き外を眺めた。


足の包帯はメリーが巻き直してくれたので動きやすい、
何であんなに動き難かったんだろう?アリアは頑張りすぎたんだろうね、
あの時は、、、多分?まぁー良いか、ふふっ。


「そらきれいだなぁ~」
そういえばラルクが部屋に来てくれた時もこんな感じの空だったなぁ。


「ラルクげんきかなぁ~あれからあってない、、、」
呼んでも良いかな?大丈夫かな?


「うぅーん、、、よんでみよう!ラルク~ラルク~ラ~ル~ク~、、、」


駄目かな?っと思っていると部屋がキラキラと光出してラルクが現れた。


「アムル呼んだか」


「ラルク!」
私はラルクに抱き付いた。


ラルクは尻尾をブンブンと振って私の頬をペロッと舐めた。


「元気になって良かったな心配したんだぞ、
 私が力を注がねばもっと酷くなっていたかも知れないんだぞ。

 人の子は弱い無理はするな」
そう言うと又ペロッと私の頬を舐めた。


「うん、しんぱいかけてごめん、
 そんなにひどくはなかったとおもうんだけどなぁ~?
 でもしんぱいしてくれたんだね、ありがとうラルク」


「ああ」


「でも、、、チカラってなに?ラルクのチカラ?んっ?」


「アムルには説明していなかったな私の力の事を、
 私が聖獣なのは知っているな、、、」


私は頷きながら色々とラルクから力の事を教えてもらった、
神殿を直した力もその1つみたいだった。


「せいじゅうさまってすごいね!そんなすごいチカラをわたしつかっていいの?」


「アムルは私の愛しい者だ力をアムルに使うのは当たり前だ、それ以外に何に使うのだ?」


えっと、、、ラルクは聖獣なので余り顔の変化が分かりづらいけど、
?というポカンッという顔をしているのは何となく分かった。


「ラルクとこうしてはなせるのもすごいことなのに、いまのラルクは、、、
 おおきいワンチャンみたいだね」


「犬では無い!」


素早くラルクの突っ込み?が入った。











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