異世界では人並みに幸せになれますように

bokutinkei

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119(青髪の男視点)

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本当に此奴は好き勝手生きている奴だ。


「あー今日は何奴で遊んでやろうか、なぁー?」


はっ?俺とお前を一緒にするなよ。


「俺は言われた通りに仕事をするだけだ」
表情を変えずに俺は茶髪の男に言った。


「チッ!面白くねぇーなぁー此処じゃー何しても文句を言う奴何ていねぇーんだぜ、
 もっと楽しもーや!」


チラッと目線だけ茶髪の顔に視線を向けると下衆びた顔が笑っているのが見えた。


本当に此奴は何をするか分からない俺は茶髪の男に解ら無い用に溜息を付いた。


すると茶髪の男は足を早める何だ?と思っていると前から子供が歩いて来ていた。


俺は不味い!と思ったがもう遅かった。


「おいおい、チンタラ歩いてんじゃあねぇーよ邪魔なんだよ!」


「あの、、、でも、、、食事を運ばないといけなくて、、、」


「ハァ!聞こえねぇーよ!何だって?」


「あの、、、食事を、、、」


何で奴はあんな子供にまで絡んでんだ!
俺はその子供を知っているこの神殿で1番幼い子供だ名前は確か、、、ルナだったか。


不味いな奴は遊び道具を探していた。

俺は止めなくてはいけないと思い、急いでルナと茶髪の男の所に走った。


危なげにルナが食事を運んでいると隣りの男が何やらニヤニヤとしている、
此れは何かする気か?と思っているなと思っているうちにスッとルナに近づき足を欠けた。


しまったと思うのと同時にルナは大きな音と共にガシャーンと大きな音を立て床に転んだ。


此奴やりやがったな!と同時に男はルナを怒鳴りつけルナを放った。


ルナは打ち付けた身体で御免なさいと男に謝っていたが男は許すはずも無く、
足を上げて今度はルナを蹴ろうとしていた。


これ以上は駄目だと思い止め用とした時にスッと目の前に何かが通りそれは男に寄って今度はその目の前の何かを蹴っていた。


目の前を通った何かは壁に当たり床に落ち倒れた。


何が起きたか解らずに俺は少しの間動けずにいたが直ぐに隣に居た男が動揺する様に怒鳴り声を上げたので、
倒れたものを見ると小さな女の子だった。


ルナ寄りも小さな子供?何故此処に?と思った瞬間に背後から凄い殺意を感じ冷や汗が出る。


すかさず男を止め男から遠ざけルナと小さな子供を救った。


これ以上傷付けてはいけない。


ルナと小さな子供を抱え取り敢えず牢に連れて行きルナの母親に預けたが、
あの殺意は何だったのかと思ったがその時小さな子供の顔を見て驚いた。


何故此処にこの子が居るんだ!?
まさかあの殺意は、、、と考え再び背中にジワった冷や汗が出た。


まずいまずいまずい!まずいぞ!!
俺は今の状況をどうにかしないといけない!と思い頭をフル回転させたのだった。



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