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第一章
いざギルドへ
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なんやかんやの面倒な手続きがあると思ったけど、そんなものは無くギルドに着き早々に登録作業が出来てギルドカードなるものを手に入れた。
こんな町では冒険者になるって人が珍しいらしい。それに最初のランクGというのは、犯罪者リストなる物に乗ってさえいなければ、誰でもなれるとの事だった。
ランクを上げるには依頼を一定数こなすか、何か功績を出すか。
発展している町ではこうはいかない場合もあるとの事で、ある意味ラッキーだった。
《名前・年齢・出身地・職業》
出身地と職業はわからなかったため、聞くと出身地はこの町で良いんだって。
【サクビラ】と言うのがこの町の名前らしい。
職業はとりあえず【フリー】でいいらしい。そこから職を身についたらフリーから名前を変えても良いのだとか。
そんなわけで、これで俺も冒険者だ。
《ランク》G
《名前》ヒデ
《年齢》17歳
《装備》スウェット
《武器》なし
《職業》フリー
それにしても自分を観察すると、非常に残念な状態ではある。1日でも早くなんとかしなくてはならないな。
こんな状態でも受けることの出来るクエストを探し、【庭の掃除】【家具の配送】【花壇の手入れ】と3つをクリアし、21k。ジュースが1kで買えたから日本円で言えば、100分の1という感じだと覚えておく。
そう思うと半日働いて約2千円ってなると随分安いな。Gランクと言うのは、冒険者というよりも雑用係りって感じじゃないのか。
それと、以前から気になっていたがベックさんに直接聞くのは気まずいので、ギルドの受付のお姉さんに宿代を聞いたところ一泊30kとの事。この稼ぎじゃマイナスじゃん⋯⋯
しばらくベックさんの所で甘えさせてもらい、しっかり稼げるようになってから払うとしよう。
全く関係ないけど、受付のお姉さんは綺麗な人だった。
ギルドを後にした俺は、こちらに来てから初めての食事を食べることにした。昨日は食べる余裕もなかったし、クエストが終わるまでお金も無かったしな。夕食のメニューは、パン・野菜スープ・肉・サラダ。で、5k。やはり田舎だからか物価は安い。
残り15kでは流石に武器は買えないだろうし、行くだけ疲れるからこのまま宿屋へと戻る。
宿屋に着くとカウンターにはベックさんが出迎えてくれた。
「おう。おかえり! 随分と遅かったがどうだった?」
「はい。無事ギルドで冒険者登録を終えて、Gランククエストを3つ終えて夕食を食べて戻って来ました」
「そーかい。それは良かったな。Gランクでは安いクエストしか無いからしばらくは、厳しいだろうが頑張れよ」
「わかりました。1日でも早くランクを上げて、お金を払いますね」
会話を終えて借りている部屋に向かう。
昨日から借りている部屋は、そのまま使えるようにしてもらえるとの事でしばらくはここが拠点となると思う。
部屋につきシャワーを浴び、疲れもあってすぐにベッド入り寝ることにした。部屋でやることもないしね。
おやすみなさいZzz
こんな町では冒険者になるって人が珍しいらしい。それに最初のランクGというのは、犯罪者リストなる物に乗ってさえいなければ、誰でもなれるとの事だった。
ランクを上げるには依頼を一定数こなすか、何か功績を出すか。
発展している町ではこうはいかない場合もあるとの事で、ある意味ラッキーだった。
《名前・年齢・出身地・職業》
出身地と職業はわからなかったため、聞くと出身地はこの町で良いんだって。
【サクビラ】と言うのがこの町の名前らしい。
職業はとりあえず【フリー】でいいらしい。そこから職を身についたらフリーから名前を変えても良いのだとか。
そんなわけで、これで俺も冒険者だ。
《ランク》G
《名前》ヒデ
《年齢》17歳
《装備》スウェット
《武器》なし
《職業》フリー
それにしても自分を観察すると、非常に残念な状態ではある。1日でも早くなんとかしなくてはならないな。
こんな状態でも受けることの出来るクエストを探し、【庭の掃除】【家具の配送】【花壇の手入れ】と3つをクリアし、21k。ジュースが1kで買えたから日本円で言えば、100分の1という感じだと覚えておく。
そう思うと半日働いて約2千円ってなると随分安いな。Gランクと言うのは、冒険者というよりも雑用係りって感じじゃないのか。
それと、以前から気になっていたがベックさんに直接聞くのは気まずいので、ギルドの受付のお姉さんに宿代を聞いたところ一泊30kとの事。この稼ぎじゃマイナスじゃん⋯⋯
しばらくベックさんの所で甘えさせてもらい、しっかり稼げるようになってから払うとしよう。
全く関係ないけど、受付のお姉さんは綺麗な人だった。
ギルドを後にした俺は、こちらに来てから初めての食事を食べることにした。昨日は食べる余裕もなかったし、クエストが終わるまでお金も無かったしな。夕食のメニューは、パン・野菜スープ・肉・サラダ。で、5k。やはり田舎だからか物価は安い。
残り15kでは流石に武器は買えないだろうし、行くだけ疲れるからこのまま宿屋へと戻る。
宿屋に着くとカウンターにはベックさんが出迎えてくれた。
「おう。おかえり! 随分と遅かったがどうだった?」
「はい。無事ギルドで冒険者登録を終えて、Gランククエストを3つ終えて夕食を食べて戻って来ました」
「そーかい。それは良かったな。Gランクでは安いクエストしか無いからしばらくは、厳しいだろうが頑張れよ」
「わかりました。1日でも早くランクを上げて、お金を払いますね」
会話を終えて借りている部屋に向かう。
昨日から借りている部屋は、そのまま使えるようにしてもらえるとの事でしばらくはここが拠点となると思う。
部屋につきシャワーを浴び、疲れもあってすぐにベッド入り寝ることにした。部屋でやることもないしね。
おやすみなさいZzz
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