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第三章
だから言ったのに
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泳いでて気づいたけど、絶対にパワーアップしている。
元の世界では25mがギリギリ泳げる程だったのに、今は50m以上泳げている。
しかも、戦闘の時は水中に潜るけど、一分以上は潜れている。
前にも実感したけど、泳ぎにも影響していたか。
親戚のおばちゃんに会うたび「大きくなったね~。今いくつになったの?」って聞いてくるけど、気づかないうちに人は成長するんだな。
そんなことを考えながら泳いでいると、今までより三倍くらい大きな黒いタコと目が合う。
バカヤロー。そんな目で見るなよ。照れちゃうだろ!
っと、思いながらお得意のソードアローを飛ばす。
『ぐおっ⋯⋯』
自分のソードアローをもろに食らった。
なんだやっぱりスキルも成長してるじゃないか!
俺の周りの水も歓迎してくれてるのか赤く染まっていく⋯⋯
あ、これヤバイやつだ。
経験者だからわかる。だって水面に浮かんで天井を見ることしか出来ないもん⋯⋯
「ばっっっかじゃないですか!!?」
と、罵声を浴びせられながら、口にポーションを突っ込まれた。
ごくごくごく。と、ポーションを半分ほど飲み、痛みが無くなる事を確認する。
「言いましたよね! ねぇ? 言いましたよね!!」
⋯⋯
⋯⋯⋯⋯
「⋯⋯はい」
めっちゃキレてるやん。
「説明は後です! 下がってて下さい!」
そういうと、スキルの反動で空中に飛び出し、タコの脳天にナイフを突き刺す。
そのまま、ブスッ! ブスッ! と、何度も何度も突き刺し続け、タコが沈んでいく。
何あれ?めっちゃこえーよ⋯⋯
ユキってあんなに怖い子だったの?
タコが完全に沈んだ所を確認すると、
「あっち!」と、小さな陸地を指差して泳いでて行く。
それに続いて俺も陸地を無言で目指す。
あ~あ。怒られるよ⋯⋯
最悪だ。
ビンタされないように言葉には気を付けよう⋯⋯
元の世界では25mがギリギリ泳げる程だったのに、今は50m以上泳げている。
しかも、戦闘の時は水中に潜るけど、一分以上は潜れている。
前にも実感したけど、泳ぎにも影響していたか。
親戚のおばちゃんに会うたび「大きくなったね~。今いくつになったの?」って聞いてくるけど、気づかないうちに人は成長するんだな。
そんなことを考えながら泳いでいると、今までより三倍くらい大きな黒いタコと目が合う。
バカヤロー。そんな目で見るなよ。照れちゃうだろ!
っと、思いながらお得意のソードアローを飛ばす。
『ぐおっ⋯⋯』
自分のソードアローをもろに食らった。
なんだやっぱりスキルも成長してるじゃないか!
俺の周りの水も歓迎してくれてるのか赤く染まっていく⋯⋯
あ、これヤバイやつだ。
経験者だからわかる。だって水面に浮かんで天井を見ることしか出来ないもん⋯⋯
「ばっっっかじゃないですか!!?」
と、罵声を浴びせられながら、口にポーションを突っ込まれた。
ごくごくごく。と、ポーションを半分ほど飲み、痛みが無くなる事を確認する。
「言いましたよね! ねぇ? 言いましたよね!!」
⋯⋯
⋯⋯⋯⋯
「⋯⋯はい」
めっちゃキレてるやん。
「説明は後です! 下がってて下さい!」
そういうと、スキルの反動で空中に飛び出し、タコの脳天にナイフを突き刺す。
そのまま、ブスッ! ブスッ! と、何度も何度も突き刺し続け、タコが沈んでいく。
何あれ?めっちゃこえーよ⋯⋯
ユキってあんなに怖い子だったの?
タコが完全に沈んだ所を確認すると、
「あっち!」と、小さな陸地を指差して泳いでて行く。
それに続いて俺も陸地を無言で目指す。
あ~あ。怒られるよ⋯⋯
最悪だ。
ビンタされないように言葉には気を付けよう⋯⋯
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