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第45話
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「なあ、イーギ。お前、サボってたりとかしてねえよな?それか、分かってて教えてない、とかやってねえよな?」
「いやぁ、信じてくれよ。ホントに見つかんないんだって、姫が。」
姫がいると踏み、下町を散策したり、店に入って道行く人を観察してたりしたら、いつの間にか街灯が眩しくなっていた。現在の俺達は、3軒目の店で観察をしていた。
「こんなに粘ったんだぞ?姫の一人や二人、テレパシーさえ使ってればヨユーで見つかるってもんだろ。なのにおめえって奴は・・・。」
「いやいや、ちゃんと仕事してるって。こりゃ何か姫側に原因があるはずだぜ。」
「人のせいにすんじゃねーよ。」
「だったらこの状況を俺に押し付けるなっての・・・。」
イーギが俺にグチを言ってきて、イーギも姫探しがバカバカしく思えてきたことが分かったので、俺は
イーギに、
「今日はムリだろ。帰るか。」
と言って、イーギと店を出た。
ホテルに向かいながら、俺はグチを漏らした。
「ったく、どーすっか。俺の予定だと、今日中には見つかってるはずなんだがなぁ。」
「てか、身分の高い奴が庶民の生活に興味があるってこと自体、十分に疑わしくねえか?いっそのこと、姫の宿泊先を探し出して、そこに乗り込む方が手っ取り早くね?」
「バカ言え。それじゃ、姫をどうやって持ち去るんだよ?宿泊先から持ちだしたら、大騒ぎになるだろ?」
「持ち・・・え?」
「ああ、言い忘れてたな。俺のプランは姫に自己紹介したら、拘束してさっさと国まで持っていくことだ。多分これが一番早いと思うぜ。」
「・・・一応言っておくが、相手は姫だぜ?マジの王族だぜ?イカレてんのか?」
「いやさ、逆に考えてみろよ。王族の拘束と配送なんてパワーワード、俺達の世界でできると思うか?こんな貴重な体験、やらなきゃもったいないだろ。」
「んなことは体験しなくていいんだよ!ひょっとしてお前、アレか?バレなきゃ犯罪じゃないとか思ってるクチか?」
「犯罪歴に加わらなければ、別によくねえか?」
「コイツ、斜め上を行きやがった!」
そんな感じでイーギが
「その計画は止めとけって!」
などと言ってたりして、なんやかんやしゃべりながら歩いてると、ふとある路地裏の暗闇に目がいった。
「・・・ん?」
そこにいたのは、複数人の集団だった。何かを取り囲んでいるようだった。夜目が利いているせいなのか、俺だけにしか見えていないようだ。よく見てみると、取り囲んでいるものが人間だということが分かった。
「イーギ、あの奥にいる奴ら、何か怪しくねえか?」
「ん?・・・おっ、ホントだ。それじゃ、いっちょ善行でも積むとすっか。」
悪魔らしからぬ発言をした悪魔とともに、俺達はその集団に近づいていき、俺はそいつらに話しかけた。
「おうおう、物騒なことしてんな、お前ら。」
「物騒だぁ?俺達、道案内してるだけなんだけど。変な言いがかりつけてんじゃねえよ。」
こう言われたら、なんて返せばいいんだ?・・・暴力か?
そんなことを考えていると、イーギが助け舟を出してきた。
「君たち、ここいらじゃ道案内を何度もやってることで名が知られているそうじゃないか、え?」
「そうか、じゃあお前らにも道案内してやるよ。病院にな!」
そう言って、集団の一人が前に立っていた俺の顔面にパンチを入れてきた。
「・・・ハァ。」
特に設定を考えるほどでもない不良の集まりを撃退してから、俺は囲まれていた人に近づき、声をかけた。
「おい、大丈夫か?」
「あなた、私で対処できることを二度代行して、恩を売ったつもり?」
「は?二度?初対面じゃ・・・」
そう言いかけて、俺は話している相手の顔をもう一度見た。
アレ?コイツって、どっかで見たような・・・?
「・・・あああああ!」
「ちょ、ちょっと、静かにしなさいよ!」
つながった、全部つながった!
「え!?お前なの!?」
「だから、静かにしてって言ってるじゃない!」
コイツ、姫じゃん!
「いやぁ、信じてくれよ。ホントに見つかんないんだって、姫が。」
姫がいると踏み、下町を散策したり、店に入って道行く人を観察してたりしたら、いつの間にか街灯が眩しくなっていた。現在の俺達は、3軒目の店で観察をしていた。
「こんなに粘ったんだぞ?姫の一人や二人、テレパシーさえ使ってればヨユーで見つかるってもんだろ。なのにおめえって奴は・・・。」
「いやいや、ちゃんと仕事してるって。こりゃ何か姫側に原因があるはずだぜ。」
「人のせいにすんじゃねーよ。」
「だったらこの状況を俺に押し付けるなっての・・・。」
イーギが俺にグチを言ってきて、イーギも姫探しがバカバカしく思えてきたことが分かったので、俺は
イーギに、
「今日はムリだろ。帰るか。」
と言って、イーギと店を出た。
ホテルに向かいながら、俺はグチを漏らした。
「ったく、どーすっか。俺の予定だと、今日中には見つかってるはずなんだがなぁ。」
「てか、身分の高い奴が庶民の生活に興味があるってこと自体、十分に疑わしくねえか?いっそのこと、姫の宿泊先を探し出して、そこに乗り込む方が手っ取り早くね?」
「バカ言え。それじゃ、姫をどうやって持ち去るんだよ?宿泊先から持ちだしたら、大騒ぎになるだろ?」
「持ち・・・え?」
「ああ、言い忘れてたな。俺のプランは姫に自己紹介したら、拘束してさっさと国まで持っていくことだ。多分これが一番早いと思うぜ。」
「・・・一応言っておくが、相手は姫だぜ?マジの王族だぜ?イカレてんのか?」
「いやさ、逆に考えてみろよ。王族の拘束と配送なんてパワーワード、俺達の世界でできると思うか?こんな貴重な体験、やらなきゃもったいないだろ。」
「んなことは体験しなくていいんだよ!ひょっとしてお前、アレか?バレなきゃ犯罪じゃないとか思ってるクチか?」
「犯罪歴に加わらなければ、別によくねえか?」
「コイツ、斜め上を行きやがった!」
そんな感じでイーギが
「その計画は止めとけって!」
などと言ってたりして、なんやかんやしゃべりながら歩いてると、ふとある路地裏の暗闇に目がいった。
「・・・ん?」
そこにいたのは、複数人の集団だった。何かを取り囲んでいるようだった。夜目が利いているせいなのか、俺だけにしか見えていないようだ。よく見てみると、取り囲んでいるものが人間だということが分かった。
「イーギ、あの奥にいる奴ら、何か怪しくねえか?」
「ん?・・・おっ、ホントだ。それじゃ、いっちょ善行でも積むとすっか。」
悪魔らしからぬ発言をした悪魔とともに、俺達はその集団に近づいていき、俺はそいつらに話しかけた。
「おうおう、物騒なことしてんな、お前ら。」
「物騒だぁ?俺達、道案内してるだけなんだけど。変な言いがかりつけてんじゃねえよ。」
こう言われたら、なんて返せばいいんだ?・・・暴力か?
そんなことを考えていると、イーギが助け舟を出してきた。
「君たち、ここいらじゃ道案内を何度もやってることで名が知られているそうじゃないか、え?」
「そうか、じゃあお前らにも道案内してやるよ。病院にな!」
そう言って、集団の一人が前に立っていた俺の顔面にパンチを入れてきた。
「・・・ハァ。」
特に設定を考えるほどでもない不良の集まりを撃退してから、俺は囲まれていた人に近づき、声をかけた。
「おい、大丈夫か?」
「あなた、私で対処できることを二度代行して、恩を売ったつもり?」
「は?二度?初対面じゃ・・・」
そう言いかけて、俺は話している相手の顔をもう一度見た。
アレ?コイツって、どっかで見たような・・・?
「・・・あああああ!」
「ちょ、ちょっと、静かにしなさいよ!」
つながった、全部つながった!
「え!?お前なの!?」
「だから、静かにしてって言ってるじゃない!」
コイツ、姫じゃん!
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