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第三話 概ね普通の先輩後輩
18(side三初)※
「ぁっ、ぁう……っやめろ……ッ」
そうして調教された乳首への刺激と連動して緩く勃ち上がる肉茎を、もう片方の手で柔らかく扱いてやる。
まだ半端な調教でも、下手くそで不慣れなくせにビッチな体は両方を気持ちいいと認識して余計に甘く喘いだ。
「乳首グリグリされて気持ちぃの? ヤバイですね、先輩。ほら、俺の手が先輩のはしたない汁でビチャビチャですよ。どうしてくれんの?」
「気持ち、よくなっ、あっぃ、う、言うな、いやだ……っ」
「なんで嫌なんですか。尻にあんなおっきいの挿れて腹膨らませて、胸弄られて扱かれるの好きですよね。好きじゃないと勃起しないですよね」
わざと煽るような言葉を選んで、羞恥を引き出す。
マゾヒストの気がある先輩は赤くなった顔を左右に振って否定するが、手の中で硬度を増すモノがなによりの証拠だ。
けれど脆い強情を張ることに関しては一級品の、素直じゃない先輩でもあるわけで。
「あ、ぁ、ン……! っきじゃねぇ、すきじゃねぇ、っよ」
「くく、へぇ……? 好きじゃないんですか」
案の定、意地を張った先輩はグチョグチョと粘着質な音を響かせて扱かれながらも、ツンとそっぽを向いてキツく目を瞑った。
あーあ。だからそういうのが俺には逆効果だって、いつになったらわかんのかねぇ。これだから御割先輩はアホなんだ。
「それじゃあ仕方ないな」
「ぁ、ぅ……っ?」
ニヤリと口角をあげて、両方の手を止めてやった。
間抜けに目を開いた先輩が、無意識のまま物欲しそうに横目で見返す。
「好きじゃないならやめましょうか。気持ちよくないなら、申し訳ないですし」
「はっ、み、三初、テメェ珍しく聞き分けが……」
「そりゃあ俺はイイ後輩ですから。さ、中の出してあげるから尻あげて? バスタオル敷きましょう」
「ぅ……っそ……そうかよ……」
ベッドの足元に放置してあった厚手のバスタオルを取り、赤ん坊がおしめを変えるような格好でクソガキよろしくへの字に口を曲げている先輩の元へ戻る。
なにが不服なのかは、未だ拘束されているために自慰もできず育てるだけ育てられた不完全燃焼の一物にあるんだろうけど……ちゃんと素直にならなきゃ。
ダメだよな。
言わなきゃわかんないってことね。
プルプルと震えて足を開く先輩がチラチラと見てくるのも、完全無視。
内腿で股間を擦ろうとするふしだらな足をパシン、と叱って、自分の尻が見えるように視線の動線を作ってやった。
「ぁ、ッつ、く……ッ!」
叩かれた先輩は驚きと痛みで微かに呻くが、もちろん総スルー。
こういうのはわかった上で見せるのが効果的だ。
ってのは俺の持論ね?
今からなにをされるのか。先輩みたいなタイプにはわからせて、それを俺が口に出すと、死にたくなるくらい恥ずかしい。っていうのもお察しの通り持論。
研究熱心だから。主に先輩の反応について。
プラグの先端を掴み、足を軽く押さえる。
「抜きますよ、先輩。ちゃんと手伝ってくださいね?」
「……ン」
あれまぁ、ご機嫌斜めだな。
眉間にシワを寄せてコックリと愛想なく頷いた先輩は、唇の端を噛み、ままならない様子だ。
ダァメ。いつも嫌だ嫌だって言ってるだけで気持ちよくしてもらえると思ったら大間違いだから、適度に厳しくしますよ。
初めは言ってみると強引なものだったかもしれないが、今になるといいっこなしだ。
というかあれは御割犬が悪いと思う。
あれだけ無自覚で煽ってきて脱がれたら、そりゃ俺はムラムラする。
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