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第四話 後輩たちの言い分
54※
どういうことかと訴えるような瞳がじっとりと俺を見つめ、淡々と論破されていく。
「どうでもいいけど、俺にかっこつけないでくれませんかねぇ。昨日鼻水垂らしてたの見てるし、先輩の寝汚なさとか割との頻度で実感してますよ。二次元じゃあるまいしさ、あんたに夢見てねーわ。問題ナシ」
どうも三初は、俺が見栄えや印象を意識して拒絶するのが気に食わないらしい。
いや言ってることはわかるが、気持ちの問題だって言っているのがわからないのかカンペキ超人め。気持ち言ってねぇけどよ!
かといって意識している理由なんて言えない俺に構わず、三初は文句を言いながらヌルヌルと屹立を扱き始める。
「ちょっ話しながら触、ん……っひ、あ……っ」
「というか、綺麗なチンコでも所詮チンコでしょ?」
「お、お前王子みてェな顔して夢も希望もねぇことを言いやがって……! っふ……ッくぅ……っ」
淡々と正論を言ってきやがる。
なんてやつだ。相変わらず竹を割ったような性格で、俺に対する自分の欲望にはクソ正直な男である。
そんな三初は足を閉じようと奮闘する俺を鼻で笑って、育て上げた俺の勃起からスルリと手を離した。
「仕方ないなぁ。じゃあ先輩が俺の舐めてください」
「なんでだよッ」
「ワガママ言うからに決まってますけど。俺は昨日シャワー浴びましたしあんま汗かかないし、折衷案?」
「どこ折衷したらそうなんだっ、普通に手を使えっ」
「やですよ気分的に」
「気分的に!?」
双方スッキリできる素敵な案を気分的に却下され、なぜか俺がしゃぶる方向に持っていかれた。意味がわからねぇ。
ギシッ、とベッドを軋ませて俺の体に馬乗りになる三初が、目の前に取り出した陰茎を差し出す。
一応、イケメンはどこまでもイケメン。
だが見慣れたそれを自ら口腔内に迎え入れるのかと思うと、躊躇してしまう。
けれど三初は俺の顎を掴み、さっさと口を開けるよう促してきた。
「はいあーん」
「く、ぅ……お、俺がイキたいって話じゃ、ねぇのかよ」
「あぁ、そういえばまだ舐めて感じるようには躾てなかったなぁ……ごめんね? ま、乳首仕上がったしそっちもちょっとずつ教えてあげますよ」
「なにがごめんねだよ未来永劫そんなこと知らずに老衰で死ぬんだよ俺は……ッ! くそ、いつか殴る……っ」
せせら笑いながらそんなことを言われても、男の生殖器をしゃぶって感じるようになんか、なるわけがない。
クソ、このフリーダム愉快犯め……!
たった三ヶ月でア✕ルセックスにハマった上に乳首調教されただけでも人生設計狂ってるってのに、この先まだ俺を恥ずかしい生き物にする気かよ……!
そうは思っていても、マウントを取られた状態で口に出す愚行は犯せないのだ。
たいへん遺憾ではあるが三初がイイ笑顔で俺を見下ろしているならば、ガオガオとは逆らえない。
「上手くできたらちゃんとイかせてあげるから。ね?」
「っ……ふ」
……とりわけ甘ったるい声で誘われると、すっかり抵抗する気が削げてしまう。
俺は三初の背後で足をモジつかせて、そのセリフで想像した未来への期待を、なんとか頭から追い出した。
「……ん……」
渋々と舌を伸ばし、まだ勃起しきっていないモノの先端をペロリと舐める。
掴まれていた顎が離された。
自らソロソロと手を伸ばし柔らかな一物を支え、舌で濡らしていく。
三初は色白で毛が細いからか体臭も薄く、確かに濃厚な香りはない。
だからなのか嫌な気分にはならず、むしろもう少しと好奇心が頭をもたげた。先端部分を舐めながら咥え、滑らかな粘膜を引き出していく。
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