誰かこの暴君を殴ってくれ!

木樫

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閑話 嫉妬×監禁×自堕落=最低カレシ

06(side三初)※微



「ふぁ……ッ」

 チュポ、と先端を引き抜くと、情けない声を漏らす。

 なのでもう一本追加して狭い腸内に、今度は勢いよく石鹸水を注入すると、哀れな悲鳴が上がって下腹部がググッと丸みを帯びた。

 御割は筋肉質な体をしているので、鍛えられた腹部は、見た目にはそれほど大きく膨れてはいない。

 しかしこの量だと膨満感は酷く、排泄も長くは我慢できないはずだ。

「ヒッ……ひっぃ……っだ、誰なンだ、よ……? く、そ……っ、ゲホッ……」

 相当な恐怖を感じているだろうに、御割は三初ではない可能性を捨てきれず、歯を食いしばって排泄を耐えている。

(おーおー……強がっちゃってまぁ……かわい)

 内臓が圧迫されて呼吸がしづらく、大きな声は出せない。

 一晩かけてじっくりと拡張された後孔は、このように人としての尊厳をだしに、強引に締めつけを戻されていた。

 こうして鍛えることで、二輪挿しやら長時間の多少無茶なプレイをしても、ちゃんと元通りになるよう仕込んでいるのだ。

「っふ……気持ち悪い、……っ触ンな……っ、ぁ……ッ」

 ペチ、と下腹部に手を置くと、御割は必死に威嚇し、貞淑を保とうとする。

 普通に考えればここは三初の家なので三初以外有り得ないが、間森先輩の前科があるので、勝手に勘違いしているのだろう。

(スッゲェ脂汗かいて。ま……一応俺以外には、懐かないのね)

 トイレに行かせろとも助けてくれとも言わずに威嚇ばかりする御割に、ふぅん、と優越感が胸を占める。

 どうにも気分がよくなってしまい、三初は御割の健気な窄まりに、四本の指をグチュッ、と突き入れた。

「ッや、やめろ……ッ、やめ、っ漏れる……っ」

 もちろん御割からは咽び泣きそうな制止がかかるが、手遅れだ。

 グチョッグチョッ、とグロテスクな音を立てながら内部の温水を楽しむように掻き回すと、御割の声は「ぁっあぁぁ……っ!」と明確な泣き声に変わる。

 最高にイイ声じゃないか。
 だからこそ、やめてあげられない。

「ダメだ、だめ、だめだめ、そこおかしい、触んな、触んなっ嫌だ、っ嫌だ、嫌だっ」

 体内の石鹸水は結合部のわざと作った隙間からビチャッ、ゴポッと失禁したように溢れ出した。

 どれだけ必死に指に襞を絡みつけても、速度をあげて抽挿を繰り返すだけで、面白いように石鹸水が吹き出す。

「嫌っ、嫌だぁやめろ、やめろって、っひぃ、ぁッいや、中おかしいん、だよ、ッぁぁ……っ」

 御割の嫌だはもっとと同義だが、今だけはそうもいかないだろう。

 相手が誰かわからないからだ。
 三初が相手でなければ、マゾヒストである彼の快感にはならない。

(よし、もう全部出たかなー)

「ひ、っ、ぁえ……ッあ……っも、誰だテメェ……クソ……っ」

 ジュポッ、と四本の指を引き抜く。

 数十秒程度腸壁を激しく扱いてやっただけで、御割はピクピクと小刻みに痙攣し、泣きそうな声で呻くだけとなった。

 昨晩しっかりと腸内洗浄をしたせいで濁った石鹸水とローションの残滓しか出てこなかったが、強制的に漏らさせるのはなかなか楽しい。


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