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第七話 先輩マゾと後輩サドの尽力
16(side三初)※
◇ ◇ ◇
上映中は人気が極端に少ない館内のトイレ。
その更に一番出口から遠い側ともなれば、他に使用している客は無に等しい。
だからこそ、一度達してスイッチの入った駄犬のはしたないケツを慰めるのに、ちょうどいい隠れ蓑なわけだが。
「んッ……んッ……ん、ッふ……」
静まり返ったトイレ内にギッ、ギッと便座の軋む音と肌がぶつかり合う破裂音、艶かしい桃色の吐息が混ざり合って反響する。
下着とパンツをひん剥いて便座に座らせた先輩は、俺が犯しやすいよう自ら大きく開いた脚を抱えて、そうそう人様に見せない恥部を無防備に晒していた。
そのはしたない口に自分のモノをねじ込み、肉を巻き込みながら強引に根元まで埋めては引いてゆっくりと犯す。
こういうとこのトイレの個室って、壁にぶつかると結構音が響くんだよね。
悲鳴やら怒号が聞こえるわけじゃあるまいし、壁に手足がぶつかる音がしたところで人が来たりはしない。
けどあんまり激しく動けないな。
結構、やりにくい場所だ。
だからこの体勢じゃないと誰か入ってきたらバレますけどどうします? と聞いてみたら、先輩は自分から両足を抱えて「……挿れろよ」と真っ赤な顔で上目遣いにオネダリ、おっと睨んできた。
じゃあやめる、とは言わない御割心をいかに訳すか。
答え。家やホテルまでは我慢できない。今すぐ欲しい。ってこと。簡単でしょ?
もちろんクスクス笑って承諾する。
自爆用に等しい先輩のスイッチが入ると、押しをゆるめるだけで意地っ張りな狂犬の羞恥心を上塗りできるのだ。
わざと指を三本、乱暴に突っ込んで、中に入っていたローターを引き抜いた。
引き抜いたローターを入れていたゴムをやぶき、ローションだらけのキレイなローターを先輩のへの字口に突っ込む。
口枷の代わりね。
落としたらやめる、って言ってある。
鳴きたがりをいじめつつ衆人バレを回避しながら顎の力も鍛えていこう。合理的。
「ふッ……ゔ、ん……ッ、ん……」
おかげで俺に犯されているたいへん魅力的な駄犬の鳴き声は吐息が抜けてくぐもり、存分に喘げない哀れなものだ。
口端から溢れる唾液を時々舐めたり吸い取ってやると、顔にも口にも出さないが中が嬉しがる。
挿れたぶんだけしっかり包み込む締めつけのいい肉穴がギューギュー絡みつくのでいちいちわかりやすい。
「ふっ……ホント、イイ体」
「ッゔ…ッん、……んッ」
右の乳首を指先でこねながら左の乳首を強く捻ってやると、とろけていた表情が苦痛に歪み、先輩は顰め面で首をすくめた。
痛い? まぁ痛いか。
俺が感度上げまくったから人並みより敏感になってる説もあるなぁ。
痛みも羞恥心も快感に変換する無理矢理大好き芸人の先輩は、お望みどおりに虐めてやるほど虐めがいのある声で鳴く。
だーいぶイイ顔。
もっと痛めつけたくなる。
なのに先輩だけは、相手の都合なんてお構いなしに痛みで支配したがる俺に、ギリギリの境界線を越えさせない。
くく、あんたって罪だね。生存本能、バグらせてあげたくなるだろ?
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