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第七話 先輩マゾと後輩サドの尽力
17(side三初)※
「んッ…ふッぅ……んッ、んん……ッ!」
痛めつけたお詫びにズチュ、ズチュ、と柔らかな体内を角度を変えて擦ると、先輩は口に咥えたローターをガチガチと鳴らして歯噛みした。
つけっぱなしのゴムの中に白濁液が溜まっている。
そこに新たな蜜をこぼすものだから、汚れないように蓋をしている意味がない。
だがそうしてしまうほど、先輩は内臓を好き勝手に抉られて感じる男である。
はは、どうしようもねぇな。
今まで普通に女と付き合って挿れて腰振ってた男が、ケツに他人のち✕✕ハメられてイクほど感じてんだ。
気づいてねぇの?
あんた終わってるって。
俺とバイバイできない体になってるんですよ。この先、一生。
意味わかってんのかね。
わかってないだろうけど、もうなっちゃったんだから諦めてどうぞ。くくく。
「っみふぁ、んぇ……っ、ぇぅ……っ」
「なんですか?」
「んぐ、ぅ…ッ」
お互いに声を潜めて囁く空間だろうが、俺は先輩の言葉にならない喘ぎ混じりの甘えを聞き逃さない。
普通の先輩後輩じゃありえない癖だ。
そういうこともどうせ気づいていないだろうから、俺はちゃんと返事をする。
「も、ふぃ……っみはぅぇ、んらぁ……っ」
「なに言ってんのかわかりませーん」
「ゔぅッ……!」
わざとらしい返事の仕方をすると、先輩は襞をうねらせ、俺のを離さないとばかりに締めつけながらギラギラと睨みつけてきた。
ストイックに鍛え上げた体を俺にいいように改造されて迫力なんて皆無のくせに。
それでも視線で、表情で、体で、「俺をちゃんと見ろ」と伝えてくる。先輩はいつでもストレートだ。
あんたは俺しか見てないもんね。
……ま、俺だって誰かさんしか興味ないんだけど。
それは断固気づかせない。
や、俺のそういうのとかゲロキモくて狙撃されるでしょ。俺に。
「あーらら……本当どうしようもない駄犬野郎ですねぇ。そんなに我慢できないなら内側から腹ん中突き破ってあげましょうか? それとも乳首イジメ抜いて恥ずかしい大きさにしてほしい? 先輩」
「ッぐ、っ、ふ、っ……!」
「ほらちょっと抓って潰しただけでち✕✕から涎垂らす。あーあー手足背中でガチ拘束して俺のピアスで先っぽ延々ずぼずぼしたらクソ気持ちいいんだろうなー。公共施設のトイレじゃできないなー。残念だなー」
「ゔう、っゔぅ……っ」
「フッ、想像で乳首勃起できんのあんたくらいですよ。今日帰る時ね。女みたいに胸隠さないと、恥ずかしくて上着脱げないかもね」
前立腺をピンポイントでゴツゴツと小刻みにつつきながら乳首をこねつつ、耳元で嫌がる言葉を吐き続けると、先輩は羞恥で焦げそうなくらい見えている肌全部を紅潮させて身悶える。
それも全部わかっててやっている。
まあ俺はちゃーんと先輩の好みをわかってますから? 飼い主なんで。
痛くて恥ずかしいのは全部大好きでしょ。無理矢理系も命令系も好き。
抵抗できないよう追い詰められた上で抵抗するのも好き。ってより性分。
先輩は真性タイプのマゾじゃない。
尊厳を無視されるだけや痛いだけだと意地っ張りと負けず嫌いを発揮するので感じない。ただ傲慢に命令されるより「できるでしょ? やって?」と挑戦的に煽られたい。
面倒な嗜好に合わせてスリルをプレゼントする俺はなんて優しい彼氏なのやら。
そもそも先輩の嗜好を開花させたのは俺だけど、って正論はゴミ箱にどうぞ。素質の問題でしょ。
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