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第七話 先輩マゾと後輩サドの尽力
18(side三初)※
「ぅぅっ、ぅ……ッン、っ」
「こら。ちゃんと咥えてください」
「~~~ッ、ンぐッ、ゴホッ……ッ」
あんまりな言い分に反抗期を刺激された先輩が文句を言おうとローターを口から落としそうになったので、思い切り押し込んでやった。ほーら優しい優しい。
ローターが喉奥に当たってえずくのも気にせず、ドロドロの穴を大きなストロークで犯す。
「ふっ……う、っ…ゔっ…うっ……!」
呼吸が詰まって内壁が収縮し、先輩の優秀な肉穴は俺の屹立の全体を包み込み、器用にしゃぶりつく。
「はっ……えろい中」
まったく、いい子に育っちゃってまあ。
不器用な先輩は俺の目的を理解できずとも言えば愚直にこなすので、こうしてどんどん名器の床上手になっていく。
ローターもだいぶ奥に呑み込んでいたので、トレーニングは成果を上げたらしい。
内心ほくそ笑み、首筋を舌で舐める。若干しょっぱい。ほんの冗談で、汗も甘いかと思ったが。
括約筋の拡げ方と、根元まで全部呑み込む方法はまず教えた。
息の吐き方とかベストな角度。
けれど筋肉質な肉はバカ正直に締めるだけで尻を動かして誘うのは下手だったから、ちょいとトレーニング。
おかげで先輩の中はこ慣れて、どんどん抱かれるのが上手くなっていく。
ふっ、無自覚に床上手だよ。
未だに意地っ張りで初モノの生娘みたいなことばっかり言うくせに、先輩は相当、男にとって気持ちいいカラダに施術済みなのだ。
「うッ…うッ…ンぅ、ぅぅ……ッ」
チュク、とこっそり見えないところにキスマークを付けて離れると、先輩は顔を横へ逸らしつつ、トロンと熱っぽく溶けた目で俺を睨む。
自分から足を開いて抱かれているくせに反抗的な態度を取ってみせる。
ただの虚勢だが、俺には逆効果。
突き上げる速度を上げ、浅い部分を前立腺を交えて繰り返し穿つ。
「ヒッ…! ひ…ッぃ、ひッ……!」
それだけで、甘い粘膜は荒い呼吸に合わせてビクビクビク……ッ、と痙攣した。
普段は何者にも組み敷かれそうにない正しく〝狂犬〟な先輩が、呼吸困難の患者のように身震いし、貯水タンクに頭を擦りつけて悶え狂う。
ふっふっと荒れる呼吸。
声を我慢しただけ中がギチ、と収縮してキツい。やらし。
狭い穴にガッツリ捩じ込んで小刻みに肉をぶつけるたび、震えて、悶えて、喘いで、足や指の先をガクガクぐねりながら全身で感じる先輩。
あらら。そんなに頭押しつけたらコブができそうだ。それはダメ。
俺のモノに勝手な扱いは、いくら恋人でもいけないと思う。ね。当然。
ガツガツと犯しながら、そっと頭の後ろに手を入れた。
ついでに優しく髪を撫でる。
手をクッション代わりにして、コブにならないようにしただけ。
「は…っぅ…んっ……」
「ふ、頭痛いでしょ」
「ヴッ……!」
そのまま髪を鷲掴んで、無理矢理頭を上げさせて目を合わせた。
ブチブチッと数本抜けた。痛そー。
「前触ってないのに、中だけでダメになってんの? 便所で声殺してケツ犯されて? ゴムたぽたぽにするつもりですか? 違う? ってことはメスイキしてぇんだ。へぇ……」
「ふぅ……っふ、ぅ……っ」
「あんた、恥ずかしいオトナですね」
「~~~~ッ、ンンッ……!」
嘲るように嘲笑を混ぜて吐き捨てると、先輩の目の奥が泣きそうに潤む。
だが、それでも俺を睨むことはやめない。むしろ強く睨めつける。
眉根を寄せて、鋭く挑む。
羞恥で真っ赤に顔を火照らせているくせに、逸らすこともしない。
意固地で、一途で、折れない人。
あぁ──この泥臭くてがむしゃらな反抗心がたまらない。
「…………最高」
ゾク……ッ、と心臓が狂った。
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