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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました
205★エリカから、おねだりいただきました
しおりを挟む慎ましやかなエリカからの結構な金額が動くおねだりに、アルファードは溜まらなく嬉しくなった。
〔かっかわいい、可愛いエリカ
守護獣となったグリフォンで
新たな騎士団を作りたいなんて……
たまらない
グリフォンを守護獣にする者は
滅多にいない
その貴重なグリフォンで
騎士団を作るとは………
魔法騎士団の中でも
俺のお気に入りだけで作れとは……
くすくす…たまらないな
母上以外の側室の関係者でも…
グリフォン騎士団に入りたくて
頭を下げてくるだろうなぁ~………
その前に、俺にエリカ、オスカーに
マクルーファ、キデオンにレギオン
アラン達はグリフォンに乗るから…
これは騎士達の選考に苦労しそうだな
ここは、オスカーとマクルーファに
人事をまかせよう
出来れば、弟のアルバードも
こっちに引っ張りたい
それに、アレの義弟になる
カンパネラ伯爵の次男と三男も
グリフォンに乗せたい
そうすれば、アレを持て余しても
絶対に離婚はしない
くすくすエリカのお陰で、アレの
離婚を心配しないですみそうだ
ここは、大々的に新しい魔法騎士団の
上位としてグリフォン騎士団の
設立を発表するかぁ~………
父上に、お願いしておけば良いしな
たぶん、他の騎士団に入っている
弟達からも、横槍が入りそうだけど………
いや、近衛騎士団とかは絶対に
ゴリ押しで、グリフォンを貸して
欲しいと言いそうだが………
まっそれは、その時考えるとしよう
それにしても、言葉を喋る
グリフォンか……
守護獣として《契約》した時に
エリカの魔力回路に
繋がったんだろうなぁ~
桁違いの魔力量を持つ
エリカだから出来る能力だな
これで行くと、距離は関係無い
みたいだな?
神官達や魔法使い達が
聖女をただひたすら
崇める気持ちがわかる気がするな〕
内心で色々と素早く計算してから、アルファードはにっこり笑ってエリカに言う。
「エリカの言う通り
グリフォン騎士団を設立しよう
父上には、私から言っておく
そこで、オスカー、マクルーファと
協力して、貴族や他の騎士団への
根回しと発表を頼む」
アルファードに許可を貰ったエリカは、嬉しそうにアルファードに抱きつく。
そして、おねだりをした後に父や兄にしていた行動を無意識で取ってしまう。
先ほどの行為を超えて………。
それは、アルファードに抱きついてから首に手を回して、両方の頬にキスして御礼を言うという。
「ありがとう、アル」
その直後、すぐに真っ赤なトマトになってしまうエリカだった。
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