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125★相変わらず、ブレないヤンデレ達です
しおりを挟むジーク君の危ない発言に、私は、意識から排除していたお尻にあたる感触と、その存在感の意味を実感しましたよ(号泣)。
そうあたっていたのは、ダリューン君のアレでした。
真っ赤になった私は……つい俯いてしまい自分のあられもない姿を見てしまい……とっさに…手で隠そうとしたんですが………左右から伸びてきた手に阻まれてしまいました。
思わず抗議するために顔を上げると………。
黒いオーラを纏ったアルス君とジーク君とハルト君の顔が…叫ばなかった私を…内心で…偉いと思いました。
「アリア、意識がある状態で…
ヘルムート様にされたコトを……
オレ達が再現してあげるよ
勿論…全員でね
夫の順位の通りに……」
ここで逆らったら、乙女じゃなくなると思った私は、黙って頷きました。
羞恥心と恐怖心で震えながら、私は耐えましたよ。
……え~え…泣きながら頑張りましたよ(もう号泣するしかなかった)。
…ここで…気絶たら…怖い想像しか浮かばなかったんですもの………。
その結果……恥ずかしい声をいっぱいあげて…快感を感じました。
もう、純粋な乙女とはいえない私です。
涙でぐしゃぐしゃになった私に、ジーク君がヒールをかけてくれました。
泣いて腫れたまぶたも、ちょっと荒れた肌も元通りに………。
足をがっつり掴まれて大きく広げさせられたので、ちょっと筋肉痛になるかなぁ~って思っていたけど、ヒールのお陰で大丈夫だと思いました。
緊張が緩んだセイで私は寝落ちして………気が付けばベットに逆戻りしています。
眠っていた私が起きた原因は、甘い匂いのセイでした。
どうやら、おやつタイムらしいです。
匂いの元は、熱々のアップルパイ?でした。
目覚めた私に、にこにこしている彼らです。
うっ…あの時…何度もイッた私を思い出しているんでしょうか?
なんか、また、泣きたくなってしまいます。
でも、ここで泣いたら負けです。
頑張っておやつを食べようと思います。
だって、フェンリルを召喚したいんですもの。
その為には体力を……おやつにそんな効力は無いと知っていても…なんとなくですけどね。
でも、食べる前に着替えをする必要があります。
何時もブレ無い彼らによって、ベットの中の私は、全裸でしたから………。
涙目で抗議の視線を向けると………。
ダリューン君がイイ笑顔で言います。
「寝るときは、裸の方が
疲れがとれるって
聞いていたから………
それに、アリアの裸体を
見たいからさ……
その後の…目覚めて
真っ赤になって
恥ずかしがるところも…
涙目になるところも……
たまらなく可愛いからね」
「………」
うっうっブレ無いヤンデレっぷりに、私はドン引きです。
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