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第1話「転生しました」
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俺の名は、木場玲翔。
高校2年生だ、今日は朝課外がない為にいつもより遅めに家を出ている。
登校中、ふと前を見ると高校に行く途中でいつも通る工事現場。普段であれば、朝課外がある為工事の安全のためかおじさん達が体操をしている姿しか見た事が無かったのだが、今日は俺が遅く出ていたため、普段では見られない建設現場の作業工程というものが見られる。辺りに響くドリル音。ここには、近々マンションが立てられるそうだ。
「兄ちゃん避けろ!!!」
「ん?」
オッサンが緊迫した様子で叫んだかと驚いて頭上を見ると鉄骨が降ってきた。
「え…」
「───────!────っ!!」
俺の意識は、ごついオッサンが近づいてくる所で刈り取られた。
────────。
気が付くと、そこは何も無い空間が広がっていた。
突如音がしたので前を見ると、穴みたいなものがそこにあった。
眩い光が迸り、何事!?と思いながら驚いているとそこに居たのは綺麗な女性だった。何故か女性から眩い光が放たれているのは気のせいだと思いたい。てか目が死ぬほど痛い。
「あのー、どなたかは存じ上げませんが取り敢えずその光どうにかなりませんか?太陽光直に浴びせられている気がして目に悪そうなので」
「あっ、すいません!人と話す時はいつも光を放っていたもので…、あなたは木場 玲翔さんで間違いありませんか?」
「え…あ、はい。合ってます」
俺が返事をすると、女性は話を続ける。
「申し訳ございません、日本での貴方はもうお察しの通りお亡くなりになっています」
「あ、やっぱりそうなんですか?徐々に記憶が蘇ってきたので薄々そうなのかなとは思っていましたが…」
そう、最初の方こそ拉致かな?とかドッキリか?とか考えてはいたが、よくよく思い出してみると鉄骨が落ちてきたことを覚えている。あの場面から察するに身体中鉄骨に突き刺さるか押し潰れたかで死んだのだろう。
「不幸にも17歳という若さで亡くなられたので私としては、玲翔さんには異世界に転生して欲しいのです」
「異世界ですか…、そこはどういう所なのですか?」
「剣と魔法の世界です!玲翔さんの世界で言う所のRPGみたいなものですね、Lvやジョブ、スキルや称号があり自己努力でどこまでも強くなれる世界です。逆に言えば努力しないと駄目な両極端な世界ですが…。」
ふむふむ…。これなんてラノベ?と言いたくなるほど現実味の薄い感じがする。だが、死んだことは事実だしすぐに転生できると言ったメリットがある為俺的にはぜひ頼みたい所だ。不安半分、興味半分と言ったところではあるが。
「なるほど、因みに俺の強さとかってどうすれば分かりますか?」
「あ、ステータスと唱えてくれれば表示されるはずですよ!」
「ステータス」
────────────────
名前:木場玲翔
種族:人間
ジョブ:無し
Lv:1
HP:20
MP:30
力 :10
耐久:10
魔力:5
器用:10
敏捷:10
《スキル》
・無し
《固有スキル》
・自動翻訳
《称号》
・異世界から来たもの
────────────────
うん、知ってた。俺弱いからね。
テンプレならここで、強力なスキルを持っていたり異常なステータス表示だったりするのだが一切ない。
「あのー…、何か特典とかって貰えませんか?」
「あ、忘れてました。そうですねぇ、ではコレとコレとコレを。」
目の前に机を出してきてその上に物を置いていく女性。
「お金と布袋?と剣ですか?」
「お金の方は一週間ほど食うに困らない額です。布袋の方はアイテムボックスと言いまして、物を収納出来る便利な鞄みたいなものです。希少価値は収納容量が3キロで1番低い価値のものです。」
世知辛い世の中だ。まぁ、でもしょうがないと思う。そんなにチート共が湧きすぎても世界バランス的にどうかとも思うし、かと言って思わないところもある訳では無い。この世界の価値基準的に現在スキルが無い者でも努力すれば身につくという話だが…。
「有難く頂戴致します。流石に無一文では厳しかったので…。」
「では、そろそろ転生の時間です。因みにですが、容姿はほとんどそのままにしております。ご武運を」
「え!それってどういう…てか神様の名前は~!?」
「女神エリスです。また会いましょう」
俺は、女神様が開いた穴に吸い込まれると意識を飛ばされた。テンプレかよ…。
高校2年生だ、今日は朝課外がない為にいつもより遅めに家を出ている。
登校中、ふと前を見ると高校に行く途中でいつも通る工事現場。普段であれば、朝課外がある為工事の安全のためかおじさん達が体操をしている姿しか見た事が無かったのだが、今日は俺が遅く出ていたため、普段では見られない建設現場の作業工程というものが見られる。辺りに響くドリル音。ここには、近々マンションが立てられるそうだ。
「兄ちゃん避けろ!!!」
「ん?」
オッサンが緊迫した様子で叫んだかと驚いて頭上を見ると鉄骨が降ってきた。
「え…」
「───────!────っ!!」
俺の意識は、ごついオッサンが近づいてくる所で刈り取られた。
────────。
気が付くと、そこは何も無い空間が広がっていた。
突如音がしたので前を見ると、穴みたいなものがそこにあった。
眩い光が迸り、何事!?と思いながら驚いているとそこに居たのは綺麗な女性だった。何故か女性から眩い光が放たれているのは気のせいだと思いたい。てか目が死ぬほど痛い。
「あのー、どなたかは存じ上げませんが取り敢えずその光どうにかなりませんか?太陽光直に浴びせられている気がして目に悪そうなので」
「あっ、すいません!人と話す時はいつも光を放っていたもので…、あなたは木場 玲翔さんで間違いありませんか?」
「え…あ、はい。合ってます」
俺が返事をすると、女性は話を続ける。
「申し訳ございません、日本での貴方はもうお察しの通りお亡くなりになっています」
「あ、やっぱりそうなんですか?徐々に記憶が蘇ってきたので薄々そうなのかなとは思っていましたが…」
そう、最初の方こそ拉致かな?とかドッキリか?とか考えてはいたが、よくよく思い出してみると鉄骨が落ちてきたことを覚えている。あの場面から察するに身体中鉄骨に突き刺さるか押し潰れたかで死んだのだろう。
「不幸にも17歳という若さで亡くなられたので私としては、玲翔さんには異世界に転生して欲しいのです」
「異世界ですか…、そこはどういう所なのですか?」
「剣と魔法の世界です!玲翔さんの世界で言う所のRPGみたいなものですね、Lvやジョブ、スキルや称号があり自己努力でどこまでも強くなれる世界です。逆に言えば努力しないと駄目な両極端な世界ですが…。」
ふむふむ…。これなんてラノベ?と言いたくなるほど現実味の薄い感じがする。だが、死んだことは事実だしすぐに転生できると言ったメリットがある為俺的にはぜひ頼みたい所だ。不安半分、興味半分と言ったところではあるが。
「なるほど、因みに俺の強さとかってどうすれば分かりますか?」
「あ、ステータスと唱えてくれれば表示されるはずですよ!」
「ステータス」
────────────────
名前:木場玲翔
種族:人間
ジョブ:無し
Lv:1
HP:20
MP:30
力 :10
耐久:10
魔力:5
器用:10
敏捷:10
《スキル》
・無し
《固有スキル》
・自動翻訳
《称号》
・異世界から来たもの
────────────────
うん、知ってた。俺弱いからね。
テンプレならここで、強力なスキルを持っていたり異常なステータス表示だったりするのだが一切ない。
「あのー…、何か特典とかって貰えませんか?」
「あ、忘れてました。そうですねぇ、ではコレとコレとコレを。」
目の前に机を出してきてその上に物を置いていく女性。
「お金と布袋?と剣ですか?」
「お金の方は一週間ほど食うに困らない額です。布袋の方はアイテムボックスと言いまして、物を収納出来る便利な鞄みたいなものです。希少価値は収納容量が3キロで1番低い価値のものです。」
世知辛い世の中だ。まぁ、でもしょうがないと思う。そんなにチート共が湧きすぎても世界バランス的にどうかとも思うし、かと言って思わないところもある訳では無い。この世界の価値基準的に現在スキルが無い者でも努力すれば身につくという話だが…。
「有難く頂戴致します。流石に無一文では厳しかったので…。」
「では、そろそろ転生の時間です。因みにですが、容姿はほとんどそのままにしております。ご武運を」
「え!それってどういう…てか神様の名前は~!?」
「女神エリスです。また会いましょう」
俺は、女神様が開いた穴に吸い込まれると意識を飛ばされた。テンプレかよ…。
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